令和元年12月18日「私たちの難民問題」

先週に引き続き、1年生普通科グローバルリサーチⅠ受講生(1年)1名と創造科学科生4期生(1年)1名がジャーナリストの宇田有三さんの「ミャンマー難民の今」と題したセミナーに参加した。ミャンマーの歴史から、現在の国内情勢について詳細な話がありました。ロヒンギャ難民問題は複雑な宗教、民族上の対立を解決するのは難しく、アウンサンスーチーさんの活躍を期待するしかなく、今後も混迷が続く可能性が高いという内容だった。

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〈生徒感想〉

本日、先週と同様に神戸市青少年会館においてわたしたちの難民問題という講演会に参加し、今回はミャンマーにおいて長年難民問題について取材を続けていらっしゃるフォトジャーナリストの宇田有三さんのお話を聞きました。まず初めにロヒンギャの問題とその原因となっているミャンマーの問題について詳しく説明していただきました。私はニュースなどでロヒンギャに関する問題についてたくさん見たり聞いたりしていたので、たくさん予習ができていたり、予備知識を持っていると自分では思っていましたが、知らなかった ことがたくさんあったり、ロヒンギャは民族ではないことなど、たくさん認識のズレが あり学ぶことが多く、内容の濃い1時間半となりました。また、その後のお話ではロヒンギャの問題がミャンマーの歴史的な政治の問題に深く関わっていることや、日本での報道が深くなされていないことも知りました。今回の講演会を通して学んだことは、物事は何事も視野を広げて見なければならないということです。私たち日本人は、ロヒンギャはロヒンギャだけの問題だけだと思っていますが実際はミャンマーの軍事政権時代の問題が深く関わっています。しかし私たちは今ある問題にだけ目を向けて、本当の原因に目を向けようとしていません。日本や世界のことを知るため、そして正しい判断をするためにはもっと自分の視野を広げることが大切だと分かりました。この2回の講演会が今後の自分の研究テーマについて考える素晴らしいきっかけになったと思います。今回学んだことをしっかりと今後の探求活動や人生に活かしていきたいと思います。

カテゴリー: SGH(学科4期生), グローバルリサーチ, 創造科学科4期生   パーマリンク

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