KIITOギャラリーAにおいて、普通科グローバルリサーチⅠ受講生(1年)3名と創造科学科4期生(1年)3名が、神戸市・(公財)神戸国際協力交流センター主催「第4回神戸コミュニティフォーラム」に参加した。神戸市内に住む在日外国人と一般市民、学生が「Creating Multicultural Spaces(多文化に出会える場所づくりを考えよう)」をテーマに英語で議論し、発表を行った。
〈生徒感想〉
今回このコミュニティフォーラムに参加するにおいて、私は最初不安を感じていました。なぜかというと私は英語が苦手だからです。申し込む時も、こんな英語ができない私が参加しても大丈夫なのかと不安に思い参加するのを迷っていました。ですが先生にそういう人ほど参加して英語に触れてみるといい、と言われ参加を決めました。今回のテーマは「多文化に出会える場所づくりを考えよう」。「創造」の活動で多文化に触れたりしている私たちにとって、得意なテーマです。最初は自己紹介から始まり、英語ばかりの環境に置かれたことがあまりなかった私は緊張しながら自己紹介をしました。ドキドキしながら神戸で自分が1番好きな場所として長田を挙げ、コロッケの話をしたときに隣にいた家族が興味を示してくれました。興味を示してくれたこともそうですが、自分の英語が通じたことにとても嬉しく思いました。ディスカッションをしているうちに私がなんと英語で説明したらいいのかわからなくて困っているときに横にいた女の子が「私日本語少しわかるよ!」と、説明を手伝ってくれました。そして説明が終わったときに「なるほど!すごくいいアイデア!」と言ってもらえ、そこでも喜びを感じました。今回コミュニティフォーラムに参加して、自分の必死な英語でもみんな理解しようとしてくれ、そして伝わるということに気づきました。今まで海外の方には綺麗な発音じゃなきゃ伝わらないんじゃないか。何を言っているのかわからなくて、呆れられたらどうしようと不安に思っていた気持ちが和らぎ、英語を使うということに抵抗を感じなくなった気がします。もっと英語で自分の意見を正確に伝えたい。そう思う気持ちが強くなりました。そのためには「語彙力を増やすこと」が今後の私の課題だと思います。ディスカッションが終わった後に葺合高校の方にどんな勉強をしているのか聞きました。「単語を覚えてる!」とあまりにシンプルな答えに私たちは驚きました。ですがそんなシンプルなことが自分の意見を伝えるにおいて大切なことなんだと気づき、英語を勉強する意欲が湧きました。今回参加して本当によかったと思います!
私は神戸コミュニティフォーラムに参加し、“多文化共生ができるまちづくり”について英語でディスカッションと発表を行った。会場には葺合高校の生徒をはじめ、いろいろな学校の人や神戸に住んでいる外国人が沢山参加していた。私は“積極的にいろいろな人とコミュニケーションをとる”という目標を立てて参加した。今まで参加したフォーラムなどより話し合い中は積極的に話し合いに参加することができ、前に出て皆の前で発表することができたのは良かったし、今後の自信にもつながった。しかし、終わった後、パーティーのなかでは高校生同士でのコミュニケーションはとったものの、周りにいる外国人の方々に自分から話しに行くことができなかったのが反省点だ。次にこのようなものに参加する際にはもっと幅広いいろいろな人たちと積極的にコミュニケーションをとっていきたいと思う。
今日は神戸コミュニティフォーラムへ参加しました。多文化に出会える場所づくりを考えよう、という議題で、英語を用いてディスカッションしました。自分の意見を英語でまとめることがとても難しかったですが、班内の小さな単位では相手にも助けられなんとかコミュニケーションを取れたように感じます。しかし、全体発表では不甲斐ない結果に終わりました。自分の英語力の欠如を痛感すると共に、ほかの学校の英語のレベルの高さを知る機会になりました。特に、葺合高校の英語力、特に発音は素晴らしかったように感じます。普段の授業の英語科目の割合がそもそも多いらしく、日常から英語に触れることの大切さを改めて実感しました。自分の今後の意識を変えるきっかけになる、とても良い経験になったと思います。さて、自分の成長も感じることが出来ました。百人単位の聴衆を前に、いつもより緊張が少なかったように感じます。英語で話すことで他への意識が少なかっただけかもしれませんが、少し嬉しく思いました。