令和元年11月20日 創造応用ⅠS 探究活動(9回目)

創造科学科3期生(2年)理系選択者は各班に分かれて研究活動をおこなった。

<数学>

数学の探究活動は、個人での活動となった。次回の授業でミニ発表会を行うために、データ数は少なくとも、一度データをとり、それについて分析し、まわりにそれを伝えるという経験をするための準備を行った。

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<都市工学>

まず、古民家風の和食店の同じ模型を2つ作る。のれんのあるなし、小物の配置等で差を作り、どちらに入店しようと思うかアンケートで尋ねる。というのがこれからの作業である。今日から模型制作に取りかかった。生徒たちは、自分たちが思っていたよりも制作が難しいことに気がついたようである。和食店の壁やドアを完成させることができた。

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<物理>

今回は,2つの実験を行った。一つ目は、光源に各色のフィルターをかけた状態で、波長による光の強さの距離依存性の違いを測定した。異なる部分だけでなく、共通した傾向もみられた。2つめの実験として、光源からの距離を保ったままソーラーパネルに光を当て続け、ソーラーパネルの温度変化と発電量の関係を測定した。

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<化学>

化学の探究活動は、今年も参加することに決めた電気化学会での発表要旨を作成し、学会で発表する内容を検討して実験を進めた。現段階では、泥の採集場所による起電力の違いに着目し、起電力に影響を与える原因を突き止めて、どのような泥を負極に用いれば良いのかを最終的に考察する方向で話がまとまった。実験結果は仮説通りにはならず、今後再実験を行って、さらに考察を深めていく予定である。

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<生物>

これまでのグリーンヒドラの生態を観察する中で、新たな疑問が出てきたため、実験データと疑問の整理、今後の展開を整理する時間とした。現在行っている実験としては、

①白化ヒドラへのクロレラの移植

②グリーンヒドラの出芽限界の観察

③グリーンヒドラの極限状態(エサを与えない)での生態観察

単独培養におけるグリーンヒドラと白化個体の出芽のペースに差があることに気づいたため、共生させた場合にどのような影響があるのかを調べようと、今週より新たに④の実験を加えた。

④グリーンヒドラと白化個体の共生実験

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カテゴリー: SGH(学科3期生), 創造科学科3期生   パーマリンク

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