令和元年11月16日ボランティア「梶岡潤一監督講演会」

兵庫県立美術館ミュージアムホールにおいて、普通科生徒1名と創造科学科4期生(1年)3名が、兵庫県国際交流協会民間国際交流事業助成事業「上映会&梶岡潤一監督講演会」に参加し、生徒は撮影などのボランティアを行った。生徒は短編映画「インパール1944」を観賞し、この映画について梶岡監督から講演を聞いた。この短編映画は、神戸で育ち、イギリスで日英の和解活動に自分の人生の最期を捧げた故・平久保正男氏(英国OBE受勲者)の人生を題材にしたフィクションドラマである。生徒にとってはあまり知識がない内容だったが、太平洋戦争や戦争の和解について知る機会となった。

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令和元年11月16日 関西学院大学総合政策学部リサーチ・フェア2019

関西学院大学三田キャンパスにおいて、創造科学科4期生(1年)社会科学分野2班の3名が、同大学総合政策学部主催「リサーチ・フェア2019」に参加し、大学生や大学院生とともに研究の成果を発表した。発表会後、関西学院大学総合政策学部の卒業生でコンサル会社の人事担当や市会議員の方々から大学の学びや就職、仕事についてお話を伺うことができた。

発表タイトル:「長田区をアートの力で活性化~本町筋商店街におけるランタンづくりワークショップ~」

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〈生徒感想〉

発表本番では緊張して早口になったところもあったが、精一杯の力を出し切れたと思う。発表時間15分と今までよりも長く、時間配分も難しかった。その後の質疑応答では研究の改善点などのご指摘を多く受けた。研究前の下調べの大切さや、イベント後の人数調査など私たちの考えもしなかったことを教えていただいた。この質疑応答で自分たちの研究がまだまだ浅いということも分かった。今回の研究発表は私たちを大きく成長させてくれたと思う。結果、残念ながら受賞はできなかったが今後につながる大きなものを得られたように感じる。発表後には関学のOG・OB会にも参加させていただいた。たくさんの職種の方のお話を聞くことができて良かった。特に印象に残っているのは、「今、提出ぎりぎりに慌てて課題をしている人は将来、残業ばかりする人になる」という話だ。今回の発表の準備も時間があまりなく、ぎりぎりになってしまっていた私たちにぴったりの話題だった。学校生活でも気をつけようと思う。

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令和元年11月15日創造基礎B FW「がまっち」打ち合わせ

studio kiichiとこうべまちづくり会館において、マッチをテーマに活動している創造科学科4期生(1年)8班の生徒5名が、㈱喜市代表取締役の片山喜市郎氏にがま口のマッチ収納財布「がまっち」を提案した。マッチを収納する機能性とkiichiの革製品をミックスした試作品の作成を片山氏に依頼した。

〈生徒感想〉

今日はstudio kiichiさんへフィールドワークへ行き、革製品や私たちが作ろうとしている「がまっち」について提案しました。まず、kiichiで作っている様々な商品を見せて頂きました。がま口の中にもう1つがま口が入っている親子がま口財布、神戸タータンを使った財布など、「がまっち」にも使えそうな、アイデアや工夫を凝らした商品が数多くあり、とても興味深かったです。そして、仕入れてくる皮についてもおしえていただきました。牛の部分によっても伸縮性が違うこと、端の方は形がガタガタなため使えないこと、の2点があるため革製品は比較的値段が高くなるなど、知らないことを多く学ばせていただきました。次に、がまっちについてプレゼン、討論を行いました。私たちは、マッチが湿気や水に弱いという特性の対策として、がまっちに水に強い素材を使いたいと考えていました。ですが、kiichiの代表片山さんから、「マッチは確かに水に弱いと思うけど、どれくらい対策しないといけないの?何年も放置してても使えるような気もするよね。」と言われ、はっとしました。確かに、日常で使う時に水に浸すことってあまり無いし、どれくらい水対策しないといけないか、マッチは何年持つのか等を、マッチ会社の方に質問しなければならないなと思いました。他にも、様々なご指摘やこれからしないといけないことが見つかり、私たちも頑張らないとと強く思いました。 

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令和元年11月14日創造基礎B FW「神戸商工会議所西神戸支部」

神戸商工会議所西神戸支部において、「長田を広報しよう」をテーマに活動している創造科学科4期生(1年)4班の4名が、「長田 制服・仕事着コンテスト」の企画書の説明に訪れた。事務長の平井克幸氏と経営指導員の木村昌弘氏、荒木建人氏に対応していただいた。前回の訪問で不明な点を指摘され、今回はそれらを修正して改めて提案をおこなった。また、告知用のチラシも作成し、商工会議所の方々から意見をいただいた。今後、景品の協賛依頼や撮影依頼で地域で活動していく予定だ。

Instagram「なぁタンず」〈外部リンク〉

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〈生徒感想〉

今回商工会議所には内容の確認のため伺わせていただきました。これからの活動は今回指摘された箇所を訂正するとともにポスターを仕上げることに取り掛かりたいと思います。また、紹介していただいた企業を吟味し、景品を具体的に指定すること。そして、このイベントの詳細を明確にして、企業にイベントへの参加をお願いする際、内容について30分で納得していただいけるような説明をする練習をしたいと思います。

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令和元年11月13日 創造応用ⅠS 探究活動(8回目)

創造科学科3期生(2年)理系選択者は各班に分かれて研究活動をおこなった。

<数学>

数学の探究活動は、個人での活動となった。ただデータを集めるだけ。ただ結果を述べるだけ。と研究というものの違いに気付き、予想・仮定の段階で苦戦しているようだ。

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<都市工学>

澤木先生は来校されなかった。場所はパソコン教室で行った。アンケートの英文を文系の担当である米口先生に指導してもらえたのは都合がよかった。いつどこで外国人にアンケートをとるのか等、今後のスケジュールについて考えた。厚紙付き発泡スチロールの品番を決めることができた。研究活動は順調に進んでいるようであった。

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<物理>

今回は,阪大から学生である木村さんに来ていただき、前回の実験データの分析と実験を行った。実験データからグラフを作成し、分析・考察を行った。また、改めて光源としてハロゲンライトを使用し、ソーラーパネルとハロゲンライトの間の距離を変え、光の強さ(ルクス)を測定しながら、回路を流れる電流値と電圧値の測定を行った。加えて、ハロゲンライトからの距離を変化させ、光の強さ(ルクス)を測定することで、光源からの距離に対する光の強さの間の関係を求めた。

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<化学>

化学の探究活動は、大堺先生に来校していただき、電解溶液に対して泥の質量を変えて起電力を測定した。負極に入れた150 mLの0.1 mol/L KCl水溶液に田んぼの泥を入れていくと、5gのとき起電力が最高値を計測し、8g、10 g、15 gと増やすと起電力が小さくなることが分かった。しかし、大きな起電力が得られると仮説を立てたドブの泥では質量を大きくするとともに起電力が大きくなるとともに、起電力の値も田んぼの泥に比べて小さな値となり、予想外の結果となった。今後は再度実験を行い、結果を比較しながら新たな方向も含めて検討していく予定である。

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<生物>

探究活動は3度目の神大フィールドワークを行った。先週準備したグリーンヒドラの電子顕微鏡観察を行った。電子顕微鏡を使っての観察は、プレパラートを作製するために顕微鏡を使用する場面など、通常の光学顕微鏡の観察と異なり、プレパラートの完成までに多くの手順があった。普段学校では体験できないような実験操作を経験し充実した時間になった。また、観察についてもモノクロの映像であるため専門的な知識がないと、像の分析が困難であることも体験できた。

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令和元年11月12日 グローバルリサーチⅡ「口頭発表会①」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチⅡ受講者(2年)40名のうちの5つの班が、パワーポイントを使用し、自身が取り組む課題研究についての口頭発表(発表8分、質疑応答2分)を行った。今回は、大阪大学大学院経済学研究科教授の佐々木勝氏をお招きし、生徒の口頭発表に対して、アドバイスをしていただいた。

今回の発表班と発表タイトルは以下のとおり(発表順)

1班「伝統工芸品の認知拡大と継承」

2班「外国人労働者が働きやすい社会を目指して」

3班「ベトナム・インドネシア・タイ産トリニタリオ種カカオのカカオポリフェノール含量と気候条件に関する研究」

4班「神戸のコト消費~SNSを使って外国人を呼び込む~」

5班「年間死者数70万人!?薬の効かない『薬剤耐性菌』」

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令和元年11月10日 創造基礎B5班「鉄板こなもん祭」

地域の商店街活性化をテーマに活動している創造科学科4期生(1年)5班の5名が、新長田本町筋商店街で行われた「鉄板こなもん祭」というイベントに参加した。学科生は、丸五市場で自分たちで考案した「ぼっかけクレープ」を販売した。クレープとぼっかけのコラボレーションという斬新なアイデアに興味を持ってくださった多くの方が来てくださり、目標販売数の150枚を上回ることができ、食を通して地域の魅力を伝えることができた。事前準備から当日の販売を通して地域の多くの方と関わることができ、生徒自身も地域の魅力を感じることができる貴重な機会となった。

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<生徒感想>

今回は、これまでの探求活動の1つ目の本番とも言える、鉄板粉もん祭りへの出店をしました。  事前に当日の流れを組んだり、必要な物を確認してコストのことも考えて購入していましたが、やはり当日は混乱しました。道具や材料の不足等が見つかる等準備の課題がありました。また、呼び込みの難しさも感じることができました。ですが最終的には、目標としていた150食完売を達成することができ、良かったです。  これからは、まず、今回の粉もん祭りでお世話になった方に事後報告やお礼をし、給食センターへのレシピ提案に向け、活動していきたいと思います。

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令和元年11月9日 創造科学科説明会

本校において、全県の中学2・3年生とその保護者・中学校教員合わせて約300名を対象に、創造科学科説明会が実施された。まず、創造科学科4期生(1年)による社会科学分野のポスターセッションを行った。これまでの活動をポスターにまとめ、中学生や保護者にわかりやすく説明した。

続いて全体説明会において、卒業生からお話を伺った。創造科学科の前身である総合科学類型1期生で現在神戸市役所で勤務している先輩と、創造科学科1期生で神戸大学医学部医学科に進学した先輩から学校設定教科「創造」での学びが、その後の進路や活動にどのように役立ったのかについて話をしていただいた。

次に、創造基礎B「コラボ料理で日本とベトナムをコネクト!~長田風フォー&ぼっかけバインミー~」というテーマで研究をすすめている創造科学科4期生(1年)1班が発表した。また「宇宙ガンマ線観測」などの課題研究の発表を行った。そして、創造科学科3期生(2年)による創造応用の発表を行いました。創造応用ⅠLは「外国人労働者のための日本語教育」「国際物流におけるコストの効率化」について、創造応用ⅠSは数学・物理・生物・化学・都市工学の各班が現在の研究状況について発表した。

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令和元年11月9日 グローバルリサーチⅡ「学校説明会」

本校講堂において、中学2・3年生とその保護者・中学校教員約300名を対象に、学校説明会が実施されました。この全体説明会において、普通科グローバルリサーチⅡ受講者(2年)のうち2つの班が、グローバルサーチの紹介と自身の課題研究についての発表を行いました。

発表タイトルは以下のとおりです。

「神戸のコト消費~SNSを使って外国人を呼び込む~」
「外国人労働者が働きやすい社会を目指して」

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令和元年11月6日 創造応用ⅠS 探究活動(7回目)

創造科学科3期生(2年)理系選択者は各班に分かれて研究活動をおこなった。

<数学>

数学の探究活動6回目は、それぞれのテーマについての問題点・課題を稲葉先生と相談した。少しずつ話が具体的になり始め、これからすべきことが見えてきたようだ。

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<都市工学>

澤木先生は来校4回目である。2回目のアンケートについて、飲食店や商店の絵または写真を見せて判断してもらおうということになった。飲食店や商店の模型を作るのか、あるいは画像ソフトを利用するのかということについて、澤木先生から具体的なアドバイスをいただいた。立体的な物に対して画像ソフトを利用するのは難しいということであった。それで、厚紙付き発泡スチロールを購入して実際に模型を作ってみようということになった。授業の後半はパソコン教室に行って、工作に適した厚紙付き発泡スチロールの品番を調べたり、店の門や窓等の写真を調べたりした。澤木先生がおっしゃった「研究の方向性がはっきりしてきた」という言葉に、私としては少し安心することができた。

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<物理>

今回は,前回阪大で検討した実験を本校物理教室にて行った。生徒が持っていたソーラーパネルを用い、太陽光やiPhone、ハロゲンライトなどを用い、つなげた豆電球が光るかどうかを確かめた。その後、ハロゲンライトからの距離による豆電球の明るさの変化と電流・電圧の変化、ハロゲンライトに異なるフィルターをかけた上で豆電球の明るさの変化と電流・電圧の変化を調べた。

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<化学>

化学の探究活動は、これまでの実験データを班員で確認し、今後の研究の方向性について議論した。まずは泥の色と採取場所をいくつかのカテゴリーに分け、それぞれの泥の起電力の値に影響を与える要素をはっきりさせることを優先的に行うことになった。その際、田んぼで採取した泥を基準に、起電力を比較することにした。また、電解質溶液に入れる泥の質量を変えながら、泥の質量と起電力の関係についても考えることになった。

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<生物>

2度目の神大フィールドワークを行った。2週前に行った白化グリーンヒドラへのクロレラの移植実験に関して,洲崎先生からメールでアドバイスをいただいきながら試行錯誤を行っていたが成功個体がいなかった。そこで、今回のフィールドワークでは、神戸大学で抽出したクロレラを使って実験を行うことになった。また、予定していた通り、グリーンヒドラの電子顕微鏡観察の準備を行った。通常の光学顕微鏡の観察と異なり、オスミルという重金属を使用した生物の固定や徐々にアルコールの濃度を上げていくような段階的な脱水など高度な実技を体験することができた。固定や脱水の待ち時間には、並行して光学顕微鏡を使用した顕微鏡画像の撮影も行った。光学顕微鏡とつながったモニターを操作し、ヒドラの刺胞などの微細構造の鮮明な画像が撮影できた。

 

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