令和元年11月19日 創造基礎B 自然科学分野「神戸大学実験実習」

神戸大学大学院人間発達環境学部において、創造科学科4期生(1年)の生徒40名が、各ゼミの大学院生の指導のもとで実験実習を行いました。普段高校では使用することができない施設や実験機具を使ったり、専門的な内容について半日かけて学習しました。

1班 嶋田ゼミ「イオン液体」

今回神戸大学に訪れ課題研究で行った実験は「イオン液体を使い有機化合物を抽出する」実験です。実験では物質をオレンジ、ゆず、大豆、ニンニクから抽出しました。多数の種類のイオン液体から3つに絞り、その対照実験として水、エタノール、トルエンを用いて同様に物質を抽出する実験をおこないました。自分たちが抽出したい物質を含め、どんな物質が抽出されているのかが分かるのは、また後日神戸大学に訪れたときなので、実験の反省点などを振り返り次につなげていきたいです。今回神戸大学を訪れることができてとても良かったと思います。学生であるうちからこのような研究の一端に触れられることは数少ない機会であり、とても楽しかったです。このような機会を経験していき自身の成長へとつなげていきたいです。

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2班 宇野ゼミ「人工衛星/理論」

今日はグラフの作り方を学び、今後の研究の進め方について話し合った。まず、今までに地球に落下した隕石のデータをもとにしてExcelでのグラフの作り方を教えていただいた。いろいろなサイトからデータを取ったので、誤差が大きくなってしまったため、実際に研究に使うデータはNASAの物のみを使用することに決まった。今後は、直径・落下速度・質量などのデータをTNT換算を用いて風速等に変え、NASAのデータとともにグラフにする作業を行うつもりだ。また、台風の被害から、風速何メートルで学校に被害が出るかを出し、TNT換算をしたものとあわせて、どのくらいの隕石が学校に落下したら、被害が出るかを調べていく。

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3班 中塚ゼミ「植物ルビスコ」

普段の学校生活では触ることの出来ないような器具を触ったりと、とても有意義な活動をすることが出来た。繊細な実験だったので、思わぬ結果も出たが、楽しんですることが出来た。複雑な考察になると思うが、頑張りたい。

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4班 矢指本ゼミ「環境DNA」

私たち課題研究4班一同は本日11月19日に神戸大学国際人間科学部の人間発達環境学研究科を訪れ、私たちの研究のテーマである環境DNAに関する実験を行ってきました。この実験にあたり、11月5日に学校近くの新湊川のいくつかの地点で川の水を汲んでいましたが、今回の実験では私たちを担当してくださっている院生の矢指本さんが都賀川で汲んできてくださった水を使いました。まず私たちは最初にろ過を行いました。実際の川の水を使うとろ過にかなりの時間がかかるため、純粋を使って実際のろ過と同じことを体験させて頂きました。その後は実験の方に移りました。実験では、矢指本さんが汲んできてくださった水をろ過した後のろ紙を冷凍保存したものを専用の容器に移し替え、タンパク質を分解する薬などを混ぜ、温めたり遠心で通過させてサンプルを作りました。また、クロダイ・タイ・ウナギの試薬を作って最後にそれらを混ぜて本日の実験は終了しました。実際の結果は試薬を混ぜてから何時間かかからないと分からないため、結果が知らされるのを楽しみにしています。今月上旬にもキャンパストライアルで神大に訪れていたため、迷うことなく神大に行くことができ、スムーズに実験に移ることができたのはよかったです。また、普段は触ることも見ることもできないような実験器具をたくさん使うことができ、貴重な体験となりました。課題研究の実験は終わりましたが、結果が出てからのまとめや考察が大切だと思うので先生方や矢指本さんのお力を貸して頂きながら、班員で協力してこれからも頑張っていきたいと思います。

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5班 竹下ゼミ「環境DNA」

事前に採水した川の水のDNAを調査しました。この班は絶滅危惧種に指定されているアユとミナミメダカに焦点を当て、水生生物の生息範囲を調べました。実験は全てマイクロリットルの単位で進められ、慎重な作業が必要でとても大変でした。集中力が続かず、なんとか実験の工程を終え結果が出た時はホッとしました。

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6班 小田ゼミ「宇宙ɤ線」

今回私たちは課題研究の実験で神戸大学の方へ伺いました。私たちの班は研究対象として放射線を研究する事になりました。今回はその研究として、海産物に含まれる放射線量から海産物の安全性について調べました。GM菅という装置を使い、大気中の放射線、海産物の放射線、自然界の物で比較的多く放射線が含まれる物質としてK40。その3つを比較対象としてそれぞれ放射線量を計りました。結果としては用意した海産物には全くといっていいほど放射線は含まれておらず、日本の海産物の安全性を実証したという形になりました。今回の実験では結果は出ましたが、GM菅の使い方等まだ下調べができる内容があったと思うのでその点を修正し、今後の活動に繋げて行きたいと思います。

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7班 矢井田ゼミ「絶滅危惧植物」

僕たち自然科学7班は、11月19日(火)に神戸大学へ実習に行きました。まず、テーマが「種子植物の多様性」で、僕たちの話し合いで出た「食虫植物の消化酵素でプラスチックは分解できるのか?」という疑問を基に院生さんに話を聞いていただきました。まず教えていただいことは様々なプラスチックの構造や特徴で、生分解性プラスチックを水につけました。結果は分解されませんでしたが、構造によって分解されるスピードが違うと教えていただきました。次にビオトープからタヌキモを採って、顕微鏡で捕虫器のような構造を見ました。そこから本格的な実験テーマについて、どの食虫植物を何体使うのか、プラスチックの種類はどれを使うのか、プラスチックを紫外線にあてるなど、事前に何かを施すのかということと、対照実験についてもそれぞれ決定し、実験での注意や記録用紙の概要についても教わりました。使う食虫植物は、ムシトリスミレとウツボカズラで、院生さんが植物園で買っていただくかネットでの購入、PETやPVCのプラスチックは僕たちが準備するかネットでの購入ということになりました。前まで曖昧だった実験方針が決まり、食虫植物の世話や、準備もありますが、役割分担などを行い、実験を成功させたいです。

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8班 那須ゼミ「相互作用」

今回神戸大学に行き、表面張力について実験を行った。水、エタノール、お酢、油、洗剤、タピオカミルクティーを使い実験をした。那須さんのアドバイスのもと、水の中でも氷水・常温の水・熱湯、エタノールも濃度のパーセントを変える、などと、パターンを変えて実験を行った。今回の実験で前半は調子がよかったものの、後半になるに連れて疲れが出てきてミスが続いてしまったのは反省点だと思う。実験の結果として、市販の液体はバネばかりがほとんど同じ数値を示したことが不思議に思った。これからは今日調べた結果をもとに、表面張力の大きさを実際に数値化していき、共通点や相違点を見つけ出せるように頑張りたい。

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令和元年11月18日GRⅠ・RRE「英語によるプレゼンテーションの技法」

本校同窓会館ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチⅠ受講者(1年)と創造科学科4期生(1年)を対象に、神戸市外国語大学教授の野村和宏氏をお招きし講義を行って頂いた。内容はプレゼンテーションの技法やスピーチをする上での注意点などについて、オールイングリッシュで講義をして頂いた。また、講義の合間に即興スピーチの実践やグループワークも行った。

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〈生徒感想〉

私は今回の授業で1番大切で実際に使ってみようと思ったことは「口に出して練習すること」です。これから私たちが生きていく時代は英語のスキルが本当に重要になってきます。教授が「英語はスポーツだ!」と言われるように、どんどん口に出して英語を勉強することで覚えられるというのは、日頃から自分たちが英語の小テストの前にみんな自然と必死に口に出しながら単語を覚えている姿からも「口に出しながら」ということの効果が分かります。そのように私も教授のように毎日朝アルファベットの発音を練習するなど日頃から簡単にできることから自分の単語スキルアップのために実際にやってみようと思います。

自分はみんなの前に立って話すのが苦手な性格なのだと思っていたけれど。「コツさえつかめばスピーチはできる」という言葉に自信をもらった。3人グループでの即興スピーチは、即興で英語に変換していくのに時間がかかって、うまく言葉をつなげないかなと思っていたけれど、身近なテーマだったので話しやすかった。そしてそれも自信につながった。今日たくさんのスピーチのコツを教わり、とても身のある話を聞けた感じがする。中でも印象に残ったのは「原稿を見て、ひとかたまりを覚えてから顔を上げて話す」ということだ。オバマさんのスピーチ動画を見て、言葉を途切れさせても、ゆっくり目を見て話すことで「語りかける」ようにスピーチをすることができるんだなと感じた。また「学校の授業を受けるだけでなく、練習しないと話せるようにならない」という言葉にとても共感した。しかし、逆に授業でやるようなスピーキング以外の内容、特に決まった表現などをしっかり覚えていないとスピーキングも伸びないのだろうとも思った。今回の授業で苦手意識のあったスピーキングができそうな気がしてきたので、少しずつ練習してみたい。

プレゼンテーションの技法だけでなく、会話の大切さ、何事も反復する練習の大切さを教えていただきました。これらのことは当たり前のことなのかもしれません。しかし、当たり前のことであればあるほど、毎日のようにすることって難しいことであると思います。教えていただいた自分のことでいっぱいになっていて、相手のことを考えていなかったことに、今回の話を聞いて強く感じました。私は今までずっとひとりよがりのプレゼンテーションをしていたのだと思います。プレゼンテーションで最も大切なのは「相手のことを考えて作り、話すこと」今回そのことを深く学びました。これからどんどんプレゼンをする機会が増えるでしょう。その時、自己満足のプレゼンではなく、相手をひきつけられるようなプレゼンができるよう、今回聞いたことをしっかり心にとめて生活します。

今までの授業とは違い、英語での授業だったので理解できるか不安だったけど、日本語の補足がところどころ入って、また、野村先生が比較的簡単な英語で重要な部分は強調して言ってくれたので、十分理解できた。授業を受け終わった今考えれば、それこそ、プレゼンテーションとスピーチの力があるということなのだろうと後になって実感した。私も先生のようにスラスラと英語が出てくるかっこいい人物になるために、音読を怪しまれないくらいの音量で続けていこうと思います。

ぼくはあまりスピーチが好きではなかったので、このテーマを見た時にとても興味を持ちました。初めのうちは、日本語のスピーチでも気を付けなければならないことを言っていただいていましたが、例を見たり、先生の口の使い方を見ていたりすると、日本語と英語はかなり違う物だと感じました。スピーチをする時に気を付けることはあまり大差ないのですが、アクセントの仕方やジェスチャーなど、あまり自分で気をつけていなかったことも教えていただいてどんどん自分の頭で吸収できました。発音のトレーニングなど実用的なものも教えていただけたので、毎日やってみたいなと思いました。

今まで基礎Bの発表会などでは、かなり原稿をしっかり書いて、それを暗記して、たまに前を見るといった発表をしていました。だいたいの内容は把握していても、その原稿通りに読まないと、不安になってしまう、原稿がないと落ち着けないような発表になっていました。ですが、今まで自分がやっていたことは、聞き手に対して「伝えよう」とする気持ちがない、または、思っていても伝わらないような発表だったのではないかと気づきました。今後は、原稿があっても、それに頼りすぎず、自分の言葉で相手に「伝える」ことを意識して、発表をしていきたいです。正直、目の前に原稿があると、ついつい見すぎてしまうのでは…と思ってしまっているところもありますが、『声を出すときは前を見る⇄間に下見て、一かたまり覚える』という教わったポイントを練習しようと思います。そして今までのような『原稿読む』でも『原稿丸暗記』でもないプレゼンを身につけたいです。

使ってみたいと思ったのが、主題に対する意見を述べた後にとりあえず理由を何個も言っておいて、なかったら「忘れた」という方法で、私はいつも、とりあえず思いついた理由を言って、ぐちゃぐちゃになってしまうことが多いので、はじめにこのようなことを言って、相手にアドリブでも自分の意見が整っていてすごいと思われるようにしたい。また、先生の英語練習法には驚いた。初めの「ABC・・・」や数字を数えるものは、ゆっくり言う練習もしているのは私もできることだし、早口で言うのもぜひやってできるようにしたい。また、「スピーチの仕方」について教えていただいたが、私はとても緊張するタイプなので、より覚えることの重要性を感じた。よく原稿をずっと見てしまって棒読みになっていて、それは練習不足であると思うので、RREでできるだけ覚えて挑めるようにしたい。

私は模擬国連で行うためにスピーチの練習をしていたので、改めてスピーチやプレゼンテーションの仕方を知ることができました。日本語でも英語でもどちらにも共通することですが、自分の伝えたいことを簡潔かつ丁寧に聴衆の方に語りかけるには、過不足なく適切なデータを集めることが大切だと感じました。RREや創造基礎Bでのプレゼンテーションを何度か行いましたが、そのときできなかったことを今回の講義で学んだことを活かして、自然科学の発表は自分で納得のいくように行いたい。

一番最初の方がおっしゃっていた、易しくなるまではあらゆることは難しいけど、少し基礎を学ぶと上達できるという話が印象的だった。また、安倍首相のスピーチの悪い点で出てきた、reading ≠ speech というのもなるほどと思った。Sports、Music、Englishすべて練習・身体感覚が大切だと学べた。彼の朝練メニュー、すごくおもしろそうだったので、私も機会があれば試してみたい。オバマさんの広島のスピーチが印象に残った。「先に話すことを頭に入れて話す」という発想がなかったので、実践したい。あと、グラフの作り方で、合計して100%になる場合は円グラフ、推移を表す場合は棒グラフというのには納得した。また、立ち方がダメな人がいるというのは無意識だということで、私もそうなっているかもしれないので気をつけたい。即興のスピーチの時はanyway ~ is ~、Thank youで終わること、言うことを決めていなくても There are three reasonsということなども実践してみたい。

私が今日初めて知ったのが“Impromptu”です。実際にやってみると、私は全然何も言えなくて、何を言っていいかもわかりませんでした。そんな状態では、英語にする以前の問題だと思いました。自分が何かを伝えようと思う気持ちが弱いのかなと思いました。プレゼンテーションにおける発表も、そのような精神がないとできないなと思います。一番身になったのは、口頭発表能力の練習です。私も朝の駅までの道は10分ぐらいなので、その時間を有効活用して、自信をつけたいです。基本的なことを大事にしていけば、先生のように話せるようになるのかと期待します。先生の話し方は、言いたいことがはっきりしていて聞き取りやすかったです。全部簡単な英語で話してくださったのかと思いました。私たちの中でする発表も、わかりやすい簡単な英語でしないと伝わらないだろうと感じるので、原稿を見直していきたいです。ジェスチャーも使って、伝わるプレゼンを目指したいです。基礎的なことから始めて、英語がスラスラ出てくるようになりたいと思いました。

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令和元年11月16日・17日 第13回全日本高校模擬国連大会

東京ビッグサイトタイム24ビル13 階において、第13回全日本高校模擬国連大会が開催され、本校創造科学科4期生(1年)の2名が参加した。本大会は、全国各地から集まった高校生が各校2人1組となり、実際の国連での会議をイメージしながら、各国の大使として熱い議論を交わすというもので、本校は3年連続の出場となった。会議において生徒はポーランド大使を務めた。今回の会議は第 75会期国連総会社会・人道・文化委員会(第三委員会)の「死刑執行の一時停止(モラトリアム)“Moratorium on the use of the death penalty”」を議題とし、①死刑に関する人権の範囲、②①の範囲においてどのような死刑モラトリアム・死刑の制限を求めるのかという2つの論点についての話し合いが行われた。議場では、似た考えを持つ国同士で集まり、各グループ毎に成果文書を残すべく活発な交渉が交わされた。本校生はスピートをこなし、積極的に色々なグループと意見交換をし、決議に自分達が考えた文言を残すという成果もあげた。

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〈生徒感想〉

この模擬国連の準備を始めたのは7月。夏休み中は書類選考を通過するために選考課題に明け暮れた。毎日夜遅くまでずっと模擬国連の事をしていたが、それでも書類を完成させたのは提出日の前日であり、提出したのは締め切りの当日であった。書類選考に通過したことが分かった時にはペアの人と二人で飛んで喜んだ。今までで一番うれしかったといっても過言ではないくらいだ。その後はこの模擬国連のための準備、リサーチに明け暮れた。出てくる情報が英語であることが多く、読むのにとても苦労した。ようやく本番を迎えた。反省点は数えられないほどある。なかなか自分の意見を発信することができなかったり、英語が聞き取れないことが多かった。しかし、それ以上に得られたものが多かった。全国から来ていたいろいろな人とコミュニケーションをとることができた。英語力ももちろんついたと思うし、いろいろな立場、事情がある人たちと皆でコンセンサスをとることの難しさや、準備の大切さも学んだ。たくさんのことを吸収することができた良い経験になった。

本番の前に8月、11月の2回の灘高校での練習会議に参加した。初めは自分のリサーチ不足ということもあり、決議案を読むこともスピーチをすることもままならない状態であった。会議の流れやリーダーの方についていくことに必死で、あまり大使としての発言は出来ていなかった。2回目は前回よりも十分なリサーチや決議案の内容理解、スピーチをすること、大使としての発言も多少はできたが、練習不足でたどたどしいスピーチだった。この2回の練習会議の反省を生かすべく、練習会議から本番まで、自分達で改善すべき点を指摘し合ったり、自国の爪痕を残すために政策やスピーチ内容を練ったり、本当に模擬国連に向き合った2週間だった。本番は急遽スピーチの内容変更といったハプニングはあったが、自分たちの政策を文言に残すことや今までの1番の積極的な会議行動ができた。入賞はしなかったものの、後悔はない。私は模擬国連を通じて、リサーチすることの大切さや客観的に捉えることの大切さ、タイムマネジメントの大切さを学んだ。また全国の高校生と関わる中で、同年代とは思えないくらいの各々の長けている部分には多くの刺激を受けた。この刺激を忘れることなく、これからの話し合いの際には活かしていきたい。

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令和元年11月16日ボランティア「梶岡潤一監督講演会」

兵庫県立美術館ミュージアムホールにおいて、普通科生徒1名と創造科学科4期生(1年)3名が、兵庫県国際交流協会民間国際交流事業助成事業「上映会&梶岡潤一監督講演会」に参加し、生徒は撮影などのボランティアを行った。生徒は短編映画「インパール1944」を観賞し、この映画について梶岡監督から講演を聞いた。この短編映画は、神戸で育ち、イギリスで日英の和解活動に自分の人生の最期を捧げた故・平久保正男氏(英国OBE受勲者)の人生を題材にしたフィクションドラマである。生徒にとってはあまり知識がない内容だったが、太平洋戦争や戦争の和解について知る機会となった。

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令和元年11月16日 関西学院大学総合政策学部リサーチ・フェア2019

関西学院大学三田キャンパスにおいて、創造科学科4期生(1年)社会科学分野2班の3名が、同大学総合政策学部主催「リサーチ・フェア2019」に参加し、大学生や大学院生とともに研究の成果を発表した。発表会後、関西学院大学総合政策学部の卒業生でコンサル会社の人事担当や市会議員の方々から大学の学びや就職、仕事についてお話を伺うことができた。

発表タイトル:「長田区をアートの力で活性化~本町筋商店街におけるランタンづくりワークショップ~」

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〈生徒感想〉

発表本番では緊張して早口になったところもあったが、精一杯の力を出し切れたと思う。発表時間15分と今までよりも長く、時間配分も難しかった。その後の質疑応答では研究の改善点などのご指摘を多く受けた。研究前の下調べの大切さや、イベント後の人数調査など私たちの考えもしなかったことを教えていただいた。この質疑応答で自分たちの研究がまだまだ浅いということも分かった。今回の研究発表は私たちを大きく成長させてくれたと思う。結果、残念ながら受賞はできなかったが今後につながる大きなものを得られたように感じる。発表後には関学のOG・OB会にも参加させていただいた。たくさんの職種の方のお話を聞くことができて良かった。特に印象に残っているのは、「今、提出ぎりぎりに慌てて課題をしている人は将来、残業ばかりする人になる」という話だ。今回の発表の準備も時間があまりなく、ぎりぎりになってしまっていた私たちにぴったりの話題だった。学校生活でも気をつけようと思う。

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令和元年11月15日創造基礎B FW「がまっち」打ち合わせ

studio kiichiとこうべまちづくり会館において、マッチをテーマに活動している創造科学科4期生(1年)8班の生徒5名が、㈱喜市代表取締役の片山喜市郎氏にがま口のマッチ収納財布「がまっち」を提案した。マッチを収納する機能性とkiichiの革製品をミックスした試作品の作成を片山氏に依頼した。

〈生徒感想〉

今日はstudio kiichiさんへフィールドワークへ行き、革製品や私たちが作ろうとしている「がまっち」について提案しました。まず、kiichiで作っている様々な商品を見せて頂きました。がま口の中にもう1つがま口が入っている親子がま口財布、神戸タータンを使った財布など、「がまっち」にも使えそうな、アイデアや工夫を凝らした商品が数多くあり、とても興味深かったです。そして、仕入れてくる皮についてもおしえていただきました。牛の部分によっても伸縮性が違うこと、端の方は形がガタガタなため使えないこと、の2点があるため革製品は比較的値段が高くなるなど、知らないことを多く学ばせていただきました。次に、がまっちについてプレゼン、討論を行いました。私たちは、マッチが湿気や水に弱いという特性の対策として、がまっちに水に強い素材を使いたいと考えていました。ですが、kiichiの代表片山さんから、「マッチは確かに水に弱いと思うけど、どれくらい対策しないといけないの?何年も放置してても使えるような気もするよね。」と言われ、はっとしました。確かに、日常で使う時に水に浸すことってあまり無いし、どれくらい水対策しないといけないか、マッチは何年持つのか等を、マッチ会社の方に質問しなければならないなと思いました。他にも、様々なご指摘やこれからしないといけないことが見つかり、私たちも頑張らないとと強く思いました。 

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令和元年11月14日創造基礎B FW「神戸商工会議所西神戸支部」

神戸商工会議所西神戸支部において、「長田を広報しよう」をテーマに活動している創造科学科4期生(1年)4班の4名が、「長田 制服・仕事着コンテスト」の企画書の説明に訪れた。事務長の平井克幸氏と経営指導員の木村昌弘氏、荒木建人氏に対応していただいた。前回の訪問で不明な点を指摘され、今回はそれらを修正して改めて提案をおこなった。また、告知用のチラシも作成し、商工会議所の方々から意見をいただいた。今後、景品の協賛依頼や撮影依頼で地域で活動していく予定だ。

Instagram「なぁタンず」〈外部リンク〉

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〈生徒感想〉

今回商工会議所には内容の確認のため伺わせていただきました。これからの活動は今回指摘された箇所を訂正するとともにポスターを仕上げることに取り掛かりたいと思います。また、紹介していただいた企業を吟味し、景品を具体的に指定すること。そして、このイベントの詳細を明確にして、企業にイベントへの参加をお願いする際、内容について30分で納得していただいけるような説明をする練習をしたいと思います。

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令和元年11月13日 創造応用ⅠS 探究活動(8回目)

創造科学科3期生(2年)理系選択者は各班に分かれて研究活動をおこなった。

<数学>

数学の探究活動は、個人での活動となった。ただデータを集めるだけ。ただ結果を述べるだけ。と研究というものの違いに気付き、予想・仮定の段階で苦戦しているようだ。

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<都市工学>

澤木先生は来校されなかった。場所はパソコン教室で行った。アンケートの英文を文系の担当である米口先生に指導してもらえたのは都合がよかった。いつどこで外国人にアンケートをとるのか等、今後のスケジュールについて考えた。厚紙付き発泡スチロールの品番を決めることができた。研究活動は順調に進んでいるようであった。

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<物理>

今回は,阪大から学生である木村さんに来ていただき、前回の実験データの分析と実験を行った。実験データからグラフを作成し、分析・考察を行った。また、改めて光源としてハロゲンライトを使用し、ソーラーパネルとハロゲンライトの間の距離を変え、光の強さ(ルクス)を測定しながら、回路を流れる電流値と電圧値の測定を行った。加えて、ハロゲンライトからの距離を変化させ、光の強さ(ルクス)を測定することで、光源からの距離に対する光の強さの間の関係を求めた。

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<化学>

化学の探究活動は、大堺先生に来校していただき、電解溶液に対して泥の質量を変えて起電力を測定した。負極に入れた150 mLの0.1 mol/L KCl水溶液に田んぼの泥を入れていくと、5gのとき起電力が最高値を計測し、8g、10 g、15 gと増やすと起電力が小さくなることが分かった。しかし、大きな起電力が得られると仮説を立てたドブの泥では質量を大きくするとともに起電力が大きくなるとともに、起電力の値も田んぼの泥に比べて小さな値となり、予想外の結果となった。今後は再度実験を行い、結果を比較しながら新たな方向も含めて検討していく予定である。

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<生物>

探究活動は3度目の神大フィールドワークを行った。先週準備したグリーンヒドラの電子顕微鏡観察を行った。電子顕微鏡を使っての観察は、プレパラートを作製するために顕微鏡を使用する場面など、通常の光学顕微鏡の観察と異なり、プレパラートの完成までに多くの手順があった。普段学校では体験できないような実験操作を経験し充実した時間になった。また、観察についてもモノクロの映像であるため専門的な知識がないと、像の分析が困難であることも体験できた。

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令和元年11月12日 グローバルリサーチⅡ「口頭発表会①」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチⅡ受講者(2年)40名のうちの5つの班が、パワーポイントを使用し、自身が取り組む課題研究についての口頭発表(発表8分、質疑応答2分)を行った。今回は、大阪大学大学院経済学研究科教授の佐々木勝氏をお招きし、生徒の口頭発表に対して、アドバイスをしていただいた。

今回の発表班と発表タイトルは以下のとおり(発表順)

1班「伝統工芸品の認知拡大と継承」

2班「外国人労働者が働きやすい社会を目指して」

3班「ベトナム・インドネシア・タイ産トリニタリオ種カカオのカカオポリフェノール含量と気候条件に関する研究」

4班「神戸のコト消費~SNSを使って外国人を呼び込む~」

5班「年間死者数70万人!?薬の効かない『薬剤耐性菌』」

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令和元年11月10日 創造基礎B5班「鉄板こなもん祭」

地域の商店街活性化をテーマに活動している創造科学科4期生(1年)5班の5名が、新長田本町筋商店街で行われた「鉄板こなもん祭」というイベントに参加した。学科生は、丸五市場で自分たちで考案した「ぼっかけクレープ」を販売した。クレープとぼっかけのコラボレーションという斬新なアイデアに興味を持ってくださった多くの方が来てくださり、目標販売数の150枚を上回ることができ、食を通して地域の魅力を伝えることができた。事前準備から当日の販売を通して地域の多くの方と関わることができ、生徒自身も地域の魅力を感じることができる貴重な機会となった。

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<生徒感想>

今回は、これまでの探求活動の1つ目の本番とも言える、鉄板粉もん祭りへの出店をしました。  事前に当日の流れを組んだり、必要な物を確認してコストのことも考えて購入していましたが、やはり当日は混乱しました。道具や材料の不足等が見つかる等準備の課題がありました。また、呼び込みの難しさも感じることができました。ですが最終的には、目標としていた150食完売を達成することができ、良かったです。  これからは、まず、今回の粉もん祭りでお世話になった方に事後報告やお礼をし、給食センターへのレシピ提案に向け、活動していきたいと思います。

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