studio kiichiとこうべまちづくり会館において、マッチをテーマに活動している創造科学科4期生(1年)8班の生徒5名が、㈱喜市代表取締役の片山喜市郎氏にがま口のマッチ収納財布「がまっち」を提案した。マッチを収納する機能性とkiichiの革製品をミックスした試作品の作成を片山氏に依頼した。
〈生徒感想〉
今日はstudio kiichiさんへフィールドワークへ行き、革製品や私たちが作ろうとしている「がまっち」について提案しました。まず、kiichiで作っている様々な商品を見せて頂きました。がま口の中にもう1つがま口が入っている親子がま口財布、神戸タータンを使った財布など、「がまっち」にも使えそうな、アイデアや工夫を凝らした商品が数多くあり、とても興味深かったです。そして、仕入れてくる皮についてもおしえていただきました。牛の部分によっても伸縮性が違うこと、端の方は形がガタガタなため使えないこと、の2点があるため革製品は比較的値段が高くなるなど、知らないことを多く学ばせていただきました。次に、がまっちについてプレゼン、討論を行いました。私たちは、マッチが湿気や水に弱いという特性の対策として、がまっちに水に強い素材を使いたいと考えていました。ですが、kiichiの代表片山さんから、「マッチは確かに水に弱いと思うけど、どれくらい対策しないといけないの?何年も放置してても使えるような気もするよね。」と言われ、はっとしました。確かに、日常で使う時に水に浸すことってあまり無いし、どれくらい水対策しないといけないか、マッチは何年持つのか等を、マッチ会社の方に質問しなければならないなと思いました。他にも、様々なご指摘やこれからしないといけないことが見つかり、私たちも頑張らないとと強く思いました。