創造科学科3期生(2年)理系選択者は各班に分かれて研究活動をおこなった。
<数学>
数学の探究活動は、個人での活動となった。ただデータを集めるだけ。ただ結果を述べるだけ。と研究というものの違いに気付き、予想・仮定の段階で苦戦しているようだ。
<都市工学>
澤木先生は来校されなかった。場所はパソコン教室で行った。アンケートの英文を文系の担当である米口先生に指導してもらえたのは都合がよかった。いつどこで外国人にアンケートをとるのか等、今後のスケジュールについて考えた。厚紙付き発泡スチロールの品番を決めることができた。研究活動は順調に進んでいるようであった。
<物理>
今回は,阪大から学生である木村さんに来ていただき、前回の実験データの分析と実験を行った。実験データからグラフを作成し、分析・考察を行った。また、改めて光源としてハロゲンライトを使用し、ソーラーパネルとハロゲンライトの間の距離を変え、光の強さ(ルクス)を測定しながら、回路を流れる電流値と電圧値の測定を行った。加えて、ハロゲンライトからの距離を変化させ、光の強さ(ルクス)を測定することで、光源からの距離に対する光の強さの間の関係を求めた。
<化学>
化学の探究活動は、大堺先生に来校していただき、電解溶液に対して泥の質量を変えて起電力を測定した。負極に入れた150 mLの0.1 mol/L KCl水溶液に田んぼの泥を入れていくと、5gのとき起電力が最高値を計測し、8g、10 g、15 gと増やすと起電力が小さくなることが分かった。しかし、大きな起電力が得られると仮説を立てたドブの泥では質量を大きくするとともに起電力が大きくなるとともに、起電力の値も田んぼの泥に比べて小さな値となり、予想外の結果となった。今後は再度実験を行い、結果を比較しながら新たな方向も含めて検討していく予定である。
<生物>
探究活動は3度目の神大フィールドワークを行った。先週準備したグリーンヒドラの電子顕微鏡観察を行った。電子顕微鏡を使っての観察は、プレパラートを作製するために顕微鏡を使用する場面など、通常の光学顕微鏡の観察と異なり、プレパラートの完成までに多くの手順があった。普段学校では体験できないような実験操作を経験し充実した時間になった。また、観察についてもモノクロの映像であるため専門的な知識がないと、像の分析が困難であることも体験できた。