平成27年7月10日ベトナム研修旅行事前学習 「ベトナムの研究者の話を聞こう」

本校会議室において、ベトナム研修旅行参加生徒26名を対象に、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 准教授伊藤正子氏、同研究員 下條尚志氏をお招きし、両名がベトナム研究で感じたことについて講義をしていただきました。ベトナム語の簡単なあいさつを教えていただいたり、研究内容や進め方について生徒の質問に答えていただきました。

伊藤先生からはベトナムの略史について映像やお話を伺ったあと、54の公定民族、特にベトナム西北高地に住むモン族について説明をしていただきました。最後に多民族国家において国家の政策と少数民族自身の反応・対応をみることでどのうように「折り合い」を付けて国家として保っていくのか、日本における少数民族や少数派への配慮についての課題を上げてもらいました。研究というものが、ありのままをその通りに表現するのではなく、その背景やシステムについて深く掘り下げ、時には厳しく批判することの大切さを教えていただきました。

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下條先生はベトナム南部のメコンデルタ農村地域をフィールドに、国家が編纂する「正史」とは異なる、一般庶民の描く「オーラルヒストリー」を対象に調査したことについてお話をいただきました。下條先生はベトナム南部ソクチャン省の一農村に1年3ヶ月住んで、住民の生い立ちや経験についてインタビューしたり、日々の生活や祭りを体験されたそうです。ベトナム戦争時には兵役免除のために僧侶になる人が多数したり、厭戦的な雰囲気が広がっていた時代状況を示唆する発言があったりと、伊藤先生の映像で映っていた戦争に勇敢に参戦した兵士とはまた違う「生き残るのに必死であった人々」がいたことをお話していただきました。研究者として「1次資料」にあたることの大切さや歴史を複眼的にみる力を養う必要性を教えていただきました。

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平成27年7月8日グローバルリサーチ FW 「難民ワークショップ」

神戸市青少年会館研修室において、(公財)アジア福祉教育財団難民事業本部・(公財)神戸YMCA主催「難民ワークショップ2015」に未来創造コース1期生1名とグローバルリサーチ受講生8名が参加しました。難民事業本部関西支部支部長代行 中尾秀一氏によるファシリテイトのもと、ロールプレイ「日本に暮らすベトナム人」を実施しました。アパートに住むベトナム人と日本人の間のトラブルをめぐって大家さんが話し合いの場をもつという場面設定でロールプレイが行われました。5人の登場人物は氏名、性別、年齢、来日歴、状況、職業、月収、家族と過去のトラブル等と細かい設定がしてあり、各自がその人になりきてトラブル解決に向けて話合いました。以下は生徒の感想です。

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授業の中で実際にあった事例を元に作られた資料で、ロールプレイングをしたのですが、私の役は難民として日本に来たベトナム人の役でした。前回の授業で少しは難民について学んだけど、演じようとしても難民の方々の暮らしの様子や背景が全然分からなくて入り込むのが難しかったです。「郷に入っては郷に従え」ともいうけど従うだけではなくお互いに理解を深め合えられるようなればいいのに、中々難しい事なんだろうというのがロールプレイングでよく分かりました。また、同じ班だった女性がインドに行った時の話も聞くことができました。インドは宗教の絡んだ複雑な差別があって、法律で禁止されていてもまだ根強く残っている光景を目の当たりにしたそうです。ベトナムはそこまで宗教色は強くないけど、もっと宗教が絡んだりしてくると更に難しくなるのだろうと話していました。

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平成27年7月7日ベトナム研修旅行事前学習「ベトナムの食の安全について」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、ベトナム研修旅行に参加するコース2期生生徒19名を対象に、大阪大学グローバルコラボレーションセンター准教授 住村欣範氏から、ベトナム研修旅行の事前学習として「ベトナムの食の安全について」というテーマで講義をいただきました。ベトナムでは食料増産のために抗生物質の散布が行われ、そのことが薬剤耐性菌を生み出す土壌になっているということ、その改善のために日本がJICAを中心に協力していることなどをお話いただきました。今回受講した生徒は、7月14日に千里ライフサイエンスセンタービルでおこなわれるSATREPSシンポジウムに参加する予定です。

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平成27年6月30日RRE 外国人留学生との交流

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、大阪大学に留学している学生10名とコース2期生が英語で交流しました。自己紹介のあと、これまで学習した長田と神戸の魅力についてプレゼンし、留学生からの質問に答えました。そして、留学生から出身国の紹介をしてもらい、生徒から質問をしました。その後、フリートークとふりかえりを行いました。留学生へのプレゼンということで、生徒も発表を練習してきて大きな声で発表できたり、交流の時間も積極的に質問することができました。留学生も気さくに交流してもらえたので、大変盛り上がりました。

外国人留学生の出身国:インド、イラン、スウェーデン、ネパール、エジプト、フィリピン、ロシア、イエメン

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以下は生徒の感想です。

私たち班は、ロシアから来られたダリアさんと交流した。自己紹介では、たどたどしい英語でしたがジェスチャーなどを使い、なんとか伝えることが出来た。外国の方と関わったことがあまり無かったので緊張したが、ダリアさんは、とても明るい方だったので少しずつ緊張が溶けていった。プレゼンテーションでは、英語が少し詰まってしまったが、練習の成果は出せたと思う。パワーポイントを指差しながら発表すると、ダリアさんは笑顔で頷きながら聞いてくださったので嬉しかった。ダリアさんの発表では、ネイティヴの英語は正直聞き取るのが難しかった。聞き取れる単語を探し、写真と照らせ合わせて、なんとか理解しようとした。ダリアさんは、私たちの悩んでいる顔を見ると、ゆっくりと話してくださったので、ありがたかった。ロシアのことをよく知れたのがよかった。特に、-41度のロシアでマンションの上からお湯を投げる動画が印象に残っている。日本とは違うロシアの良さがわかって良かった。

今回のRRE で私たちの班はインド人の方と交流しました。英語は上手く話せないけれど、身振り手振りを使って、コミュニケーションをとることで楽しい時間を過ごすことができました。また、プレゼンテーションを通して、インドについてたくさん知ることができました。例えば、地域によって着ている服が違うため見ただけでどこに住んでいるのかが分かることやインドのカレーにくらべて日本のカレーは油分が少なくヘルシーだということです。インターネットや本にのっている情報とはまた違ったことについて知ることができました。

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神戸や長田についての質問をされたのですが、答えられない場面が何度かありました。いろいろな国のことに興味を持って知ることも大切ですが、自分の住んでいる地域にももっと関心を持って知っておくべきだと思いました。そうすることで、もっと内容の深い交流会にできると思います。

イエメンのハニさんはノリが良かったので、神戸や長田について発表する時はとても楽しくできました。しかし、自由に話す時間のとき、話すネタが無くなってしまい焦りました。今回はハニさんがイエメンや家族について話をしてくれたので良かったけれど、自分達では話題作りができなかったので残念でした。これからは想定外のことが起こっても対応できるようにしていきたいです。

私たちの班は、ネパール人留学生との交流を行いました。私たちからは神戸と長田に ついての紹介を行い、留学生からは母国についての紹介を聞きました。言葉で伝わり きらない部分はジェスチャーを使ってみたり、パワーポイントを利用したりなど、お 互いに様々な工夫が感じられました。ネパールについての説明はとてもわかりやす く、興味深いものでした。留学生も私たちの説明に真摯に耳を傾けてくださり、貴重 な時間を過ごすことができました。このような経験を、今後もっと積み重ねていきた いと思います。

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今日の授業では、外国人の方と交流ができた貴重な時間だった。特に外国人の方からの母国についての発表は印象的だった。芸術や自然、歴史の話をお聞きすることができ、もっと異文化を知りたいと思うようになった。また、自分たちも英語で町の良さを発表することで、より理解を深められたように感じる。一方、私は、外国人の方とのコミニュケーションの難しさを体感した。 外国人の方との意思伝達では、相手の話を真摯に聴くことがとても大切であるということを学ぶことができた。

今日のRREは外国人の留学生の方との交流でした。私たちの班にはロシアの方が来ました。 ロシアという国は知っていましたが、自分で詳しく調べたりする機会などはこれまでになかったので、ロシアについて詳しく知ることができて良かったです。特に印象的だったことはロシアにも日本の七夕と似たような行事があるということです。 自分たちの振り返りとしては、英語でコミュニケーションをとるということを普段あまりしないので、最初は緊張したり、日本語を使ったりしてしまいました。ですが、最後の方はかなりコミュニケーションをとれたと思うので良かったと思います。 英語がこれからの世界で必要不可欠とされる今日、その大切さについて学べた気がします。今回の貴重な体験をこれからの自分の将来に生かしていきたいです。

私達の班はネパールのタカールさんとの交流を行いました。初めは緊張して、あまり英語を聞き取ることが出来ませんでした。しかし、次第に耳が慣れてきて、聞き取ることが出来るようになってきました。また、ネパールについてもたくさん学びました。国旗の形が独特であること、「mountain」の使い方が違うこと、などです。自分達の発表では、しっかりと相手に伝わった事は良かったと思います。しかし、質問された時に戸惑い、答えられませんでした。そこは問題点です。これから、外国人とたくさん交流をし、コミュニケーション力や英語力をもっと高めていきたいです。

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私たちは、今日のRREの授業で、スウェーデン人の方と交流しました。今回の交流を通して、英語でコミュニケーションをとることの難しさ、神戸や長田の魅力を伝える難しさを学びました。また、スウェーデン人の方に、いろいろなスウェーデン語やスウェーデンの早口言葉を教えていただきました。今日の交流での反省点や成功したところを生かして、このような交流を場があった時などに、もっと積極的に地元のことを紹介していきたいと思います。

私たちの班にはフィリピン人の男性が来ました。神戸や長田の魅力についてなどたくさんのことを英語で話しました。私たちが今まで習ってきた英語を最大限に使い、どうしたら相手に伝える事が出来るか、考えながら話しました。うまく伝えられなかったりもしましたが英語で話すということを意識して取り組むことが出来ました。普段生活している中で、今日みたいに外国の方とお話しする機会というものは少なくとても貴重な体験ができたと思います。この体験を今後にも生かしていきたいです。

今回の交流で、私たちは言語の難しさ、そして言葉の重要性について学ぶことができたと思います。最初に英語で自己紹介をしたときから話の内容が掴めず、戸惑ってしまいました。しかし、外国人のかたは丁寧に単語の意味を教えてくれたり、身振り手振りで内容を伝えてくれました。そのお陰で、とても楽しい時間を過ごすことができました。話の内容を理解することが出来なかった部分もありますが、それも含めて貴重な体験をすることができたと思います。

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平成27年6月28日新長田ゆるフェス出店

神戸市立地域人材支援センターにおいて開催された「新長田ユルフェス~僕らのANSWER~」*に未来創造コース1期生5名が参加し、「アジアごちゃまぜ丼」の販売を行いました。これは、昨年「丸五ナイト」に出店した際にこのイベントの実行委員に出会い、出店要請を受けて実現したものです。地域の方々と交流しながらブースを運営し、用意していた25食はあっという間に売り切れになりました。

*「新長田ゆるフェス」は、新長田地区由来の魅力的な“食”と、関西を中心に活動する実力派ミュージシャンが奏でる“音楽”を融合させたイベントです。

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〈生徒の感想〉今回、「新長田ゆるフェス」が行われるということで、丸五ナイト、鉄人化祭で発売したアジアごちゃまぜ丼を販売させて頂いた。実際に行ってみるまで、どのようなイベントなのか実感を持てずにいたけど、行ってみると、想像以上に活気のあるイベントで、驚いた。今回は二十五食と少なめの販売ではあったが、そこから地域の方々と交流を深めることができ、コースの活動について興味をもってくださった方もいたので、大いに実りのある活動だったと思う。

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平成27年6月24日グローバルリサーチ FW「難民を支援する」

神戸市青少年会館研修室において、(公財)アジア福祉教育財団難民事業本部・(公財)神戸YMCA主催「難民ワークショップ2015」に未来創造コース1期生2名とグローバルリサーチ受講生13名が参加しました。難民事業本部関西支部支部長代行 中尾秀一氏によるファシリテイトのもと、難民支援シミュレーションをグループワークで実施されました。まず、難民についてのビデオから難民が困っていることは何かについて話し合われました。その後、そんな難民支援が必要か、実際のNGOの活動と照らし合わせてグループで考えた支援は実現可能かについて話し合われ、発表を行いました。以下は生徒の感想です。

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今回のテーマは「難民支援」だった。支援団体になりきって、各難民キャンプの「ニーズ調査」と「計画、立案」を行った。私の班は、デンマークに住むアフガンの難民だった。母国よりも豊かな国で、さらなる移住の必要に迫られないというパターンである。発言が積極的でやや気圧されたが、頑張って発言した。「ニーズ調査→計画」の手順が分かりやすいなと実感した。参考にしようと思う。「policy 支援者の方針」「needs」「capacity 支援者の規模」の3つが重なった範囲で支援ができるという話が印象的だった。

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平成27年6月24日創造応用ⅠL 大阪大学大学院院生ゼミ

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造応用ⅠLの授業で、大阪大学大学院国際公共政策研究科 松繁寿和教授と大学院生3名をお招きし、論文作成に向けて「研究とは何か」について講義をしていただきました。松繁先生からは「政策の効果を測定する」というテーマで、ある政策の社会実験を行う場合のインターベーション(政策介入)を正確に把握するときにリサーチ・デザインを描いておくことの重要性についてお話をいただきました。また、大学院生からは、ご自分の研究に即して研究の進め方についてお話をしていただきました。講義後に座談会を開き、進学先決定についてや語学力をどのように高めるのか、研究テーマの決め方などについて話し合われました。以下は生徒の感想です。

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松繁先生の講義は、はじめに社会実験を体験させてもらったので、その後も興味を持って聞くことが出来ました。偶数グループが2問目を正解できたのは教育プロジェクト2を受けた効果だと言えないのはなぜだろうと思いましたが、その前に教育プロジェクト1を受けたグループだからだと聞いて納得できました。おもしろそうな研究だなと思いました。わたなべさんのタイなどでの体験談には驚きました。大変な苦労をしてまで研究するのは本当にすごいと思いました。石川さんは奨学金で留学したそうで、羨ましいと思いました。留学の体験談を聞いて、自分は留学するか分かりませんが、英語はがんばって勉強しようと思いました。

阪大院生の方や先生から、文系の研究の仕方について教えていただいた。院生さんの発表で、「先行研究」(既に行われた研究を参考にする)「リサーチクエスチョン」(研究で知りたいこと)などという過程を丁寧に踏んでいるのを見て、やはりポイントなのかなと思った。発表前に小話をしていたのも印象的だった。(たまたま?)研究が始まった時に時に役立てばいいなと思った。座談会では難しい話だったりしたが、「一年の留学で語学力は身につく」というようなことを聞いて、ベトナムが楽しみになったりした。

今日は、大阪大学の松繁教授や学院生の方々の発表をお聞きした。私たちにもわかりやすい形でお話してくださったので、一応の理解をすることはできた。ただ、論文という今までしたことのないことに取り組む、ということで、不安が少し膨れたようなきもした。 一通りお話を聞いたあとは、座談会の形式でお話をいろいろと伺った。学院生の方はそれぞれ自分の研究したいテーマをしっかりと持っていて、それに向けて様々な活動をしていて、すごいと感じた。私にはまだできるきがしない。松繁先生のお話は、実験をする際最も基本的かつ大切なことで、参考になった。これからの活動が本番だと思うので、頑張って行きたいと思う。

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平成27年6月23日創造基礎B 中間発表会

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造基礎Bの中間発表会が行われました。ゲストに長田区まちづくり課課長田中丈之氏、同係長長岡善典氏、FMわぃわぃパーソナリティー和田幹司氏をお招きして、コメントをいただきました。また、2年生の未来創造コース1期生の生徒3名も参加し、後輩に質疑やアドバイスをしました。以下は各班の発表テーマです。

5班「EAT LOCAL KOBE」

6班「Shall we activate the mall?」

7班「Let’s enjoy eating ~被災時でも美味しく食べられるように~」

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8班「空き地・空き家の活用」

2班「銭湯で外国人と交流を深めよう」

4班「地域と子育て」

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1班「商店街に活気を!」

3班「地震に強いまちを作ろう」

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ゲストからはこのようなコメントをいただきました。

・大人では考えられない高校生らしい発想で、失敗を恐れず突き進んでほしい。たとえ間違っていいたとしても、具体的な提案を考え実行することでみえてくることもある。

・フィールドワークで聞いた一人の意見だけに左右されるのではなく、自分の親や他のフィールドワーク先で多様な意見も聞いてほしい。

・発表会なので、スライドを見やすく工夫したり、原稿を読むだけでなく聴衆の反応を見ながら発言したりできれば内容がより伝わる。

・調べ学習ではなく研究活動なので、テーマを絞り込んでフィールドワークやボランティア活動に参加して自分のこととして深めてほしい。一体何が問題か、それに対して班では何がしたいのかを明確にしよう。

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平成27年6月17日創造基礎B FW「板宿・本通商店街」

「商店街の活性化」に取り組んでいる1班が、板宿本通商店街振興組合事務所を訪問し、入江さん、武貞さん(広報委員)にお話を伺いました。活性化に取り組むというより、話題作りをされているのだということでした。会話しながら買う楽しみがある商店街のすばらしさやクリスマスのイベントや高校の文化祭の商店街においての取り組みなどいろいろなお話を聞くことが出来ました。以下は生徒の感想です。

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今回のフィールドワークでは、前回とはまた違う多くのことを学び感じられた。 まず、商店街の店同士、店員さんとお客さんの仲がとてもいいことに驚いた。互いに楽しそうに話したり値切ったりしていて、普通のスーパーやショッピングセンターでの買い物とは全然違っていた。それが商店街の特徴であり大切なところなのだと気づかされた。 また、商店街の人たちは単に盛り上がらせるという目的ではなく、「来るお客さんたちに楽しんでもらう」という考えでイベンを行っていることも知った。失敗を恐れず様々なイベントを行っている積極的な姿に感銘を受けた。 今後は、「この商店街おもろいな」と人々に興味と楽しみを持ってもらえるようなイベントを班内で考えていきたい。今の段階では、「商店街内の美味しい店ランキングを紹介する。」などのアイデアがでているが、ほかにもたくさんのアイデアを出し、またそれを実施するための準備をしていきたいと思う。

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平成27年6月17日創造応用(SGH事業) 大阪府立大学フィールドワーク

今週の創造応用は文理全員で大阪府立大学へ訪問し、7月に行うベトナム研修の事前学習を兼ねて、環境教育について学習しました。まず最初に、生物環境調整学研究グループの北宅教授と学生さんにマングローブ園に連れて行っていただき、マングローブの観察実習をした後、北宅教授からベトナムにおけるマングローブを活用した環境保全システムについて講義をしていただいた。その後、府立大学に留学しているベトナムの学生からベトナム語の語学研修を行った。少し休憩をはさんで、場所をサイエンスホールに移し、府立大学環境推進員研修会に参加させていただき、大学で学生が主体的に取り組んでいる環境サークルの活動についての報告を聞き、マングローブについての講演も聞かせていただいた。夏休みに訪問するベトナムでのお話も聞くことができ、有意義なフィールドワークになりました。

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