平成27年9月14日創造基礎B FW「青年記者クラブ」

ユースステーション兵庫において、「少子化と子育て」について研究している4班が、平成27年度兵庫区青少年記者クラブ編集第1回会議に参加し、記者クラブの活動の説明を受けました。兵庫工業高校・市立神港高校の生徒たちと共同でHyogo  Pepperの作成し、高校生の視点で兵庫区のまちを紹介します。兵庫区役所が主催し、神戸新聞の協力を受けることになっています。

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平成27年9月14日グローバルリサーチ「三ツ星ベルト」ワークショップ

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、グローバルリサーチⅠ受講生(1年)40名対象に、三ツ星ベルト㈱人事部長 倉本信二氏による「三ツ星ベルト㈱における地場産業の歴史と事業のグローバル展開について」というテーマでワークショップを実施しました。はじめに長田のゴム産業の歴史や三ツ星ベルト㈱について、また企業の海外進出について講義を受けました。次に、前回のグローバルリサーチの授業を受けて、企業の海外進出の理由について発表しました。そして、5~6名で班をつくり、インドネシアを舞台に日本人スタッフとして現地従業員600名からリーダーの発見方法とその育成の仕方についてワークショップを行いました。生徒からは、本校の学校行事の進め方を参考にしたり、ワークショップ型の人材育成を提案したり、段階を追った面接方法などの発表がありました。倉本氏からは、生徒の提案で実際に三ツ星ベルト㈱で実践されていることや、興味深い提案についてふりかえっていただきました。以下は生徒の感想です。

三ツ星ベルトさんのお話を聞いて学んだことは、まず、様々な分野において製品が使われているということです。ベルトだけでなく〝金属ナノ粒子関連製品″などの新しい分野にも手を入れているのだと知りました。一つの物に執着するのではなく〝今何が必要で何を求めているのか″を見極めて、新製品の開発に取り組むことの大切さを学びました。次に海外に進出する理由を学べました。私の意見としては、コスト削減、資源問題の都合で海外に進出するのだと思っていました。しかし、それ以外にも理由があり、1つは「リスク分散」2つ目は「お客さんのすぐ近くでやるため」3つ目は「コスト削減」が主な理由として挙げられていました。やはり、常に「最悪なパターン」を想像して物事を進めなければならないと思いました。また、グループワークをして、NASAのことを具体例にして意見を言っただけなので、もっと話によれるように、今の海外情勢についてもっと学んでいきたいと思いました。グローバル化が進むと同時に、現地の人とのコミュニケーションを築くことが大切であり、あいさつのできるなどの日本人の良いところを取り入れて、企業の発展につとめていけないことを感じました。

地元から発展した大企業の話だったのでとても興味深かったです。でも、長田から始まったのに神戸工場がそんなに盛んでなかったのが、コストのことや、便利さを考えると仕方のない事なのかもしれないけど、少し寂しく思いました。滅多にお会いできないような方の講義をきけたのは良かったものの、質問する時間がなかったのが惜しかったです。「現地の人のリーダーを育成するために」というワークショップをしたけど、私は頭がかたくてなかなか新しい考えを出すことが出来ず、歯がゆかったです。だから、これからもっとSGHで紹介されるようなワークショップに行ったり新聞を読んだりして考え方を広くしたいです。それと、リーダー育成のときに「現地の人に日本語、日本の文化を学ばせる」という意見が多くのグループで出ていたけど、それは私たち日本人も同じで、こちら側も知って理解しないといけないと思いました。私が将来海外で働きたいので、色んな国の文化や宗教を学びたいです。

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今日のお話を聞く前の事前学習として、コンピュ-タ室で長田の産業を調べてみると、ゴム産業が盛んだったことが分かりました。そして今日はそれがどこの会社が何年に何をしたのかという詳しいことも教えていただきました。今まで全く知らなかった兵庫の地元について知れたので良かったです。グループワークでは、自分がリーダーになった時の事を想定してしっかりと考えられたと思います。外国人とは考え方も違うので教育したりするのは大変だけど、その壁を乗り越えて理解してもらった時の達成感はすごいんだろうなと思います。私も将来外国人とコミュニケーションを取るような仕事に就きたいです。そして会社のために意見を言えるようになりたいです。あいさつはどこの国でも周りの人を良い気持ちにできるということを改めて知りました。「あいさつ」を通して日本はもっと国際協力を行って、他国に信頼を得ることができるのではないかなと思います。今日はじぶんの将来について考える、本当に良い機会になりました。

今日は主に三ツ星ベルトの事業のグローバル展開について学びディスカッションをした。特に印象に残っているのは、グローバル展開をしている企業でもその事業にあたって課題がたくさんあり、もっと努力が必要と考えていることだ。現地での環境・文化などの違いから相手を未だ理解できていなく、真のグローバル化はできていないことがわかった。私はSGHで企業の海外戦略を研究するにあたって企業がグローバル化を押し進めるのは賃金や労働力の問題ではなく現地の様々な考え方や文化なども取り入れるためと考えてきた。今回、ディスカッションをして現地のリーダーを発掘、育成するアイデアを出したが自分も含め日本人の選考基準とあまりかわりがないように思えた。更に研究を深めていくためには様々な異文化を吸収し、日本にいては気づけないような見方をしなければいけないと思った。これからは日常生活から自分のアンテナを広げて情報を広げて情報を集めていきたい。

以前、三ツ星ベルトの事前学習の時から話を聞くのは楽しみでした。平成25年~26年の間に売上がおよそ15%上がった理由を聞けませんでしたが、自身の研究テーマ「多文化共生」につながる話を聞けて、とてもよかったです。また、グループ活動の発表をしましたが、他のグループの発表を聞いて自身のプレゼン能力の低さ、話し合いの不慣れさを強く実感しました。どちらも、私がSGHを通して身につけなければならないと思っている重要なことなので、今後に活かしていけたらと思います。三ツ星ベルトさんのグローバル事業の工夫、そして課題についての部分は、とても興味深かったです。特に課題の部分では、国が違うことによる価値観の違い、言語の違い、宗教の違いなど、これは私の研究テーマにあることで、どうすればいいのだろうと疑問に思っていました。それをグループ活動や三ツ星ベルトがどのような取組をしているかなどを聞けて本当に勉強になりました。

今日の授業では、長田の産業の歴史から三ツ星ベルトについてや、海外進出についてのことも学ぶことができました。長田の産業の歴史としてマッチが有名だったということは初耳で、またそれがゴム製品が根付くきっかけになったというのも興味深かったです。そして、三ツ星ベルトについてでは、三ツ星ベルトの基本理念や基本方針、社章の意味などを知ることができ三ツ星ベルトの営業品目なども知ることができました。営業品目の多さには特に驚きました。そして、話し合い1の「海外比率が上昇している理由」では、自分のグループでも3つ以上意見が出て良かったと思います。この話し合いでは、次の3つの海外進出の利点が分かりました。1つは様々な海外進出をしている日系企業の近くの工場で製品を作ることで輸送などのコスト削減ができることです。2つ目は、人件費が日本よりだいぶ安いことです。3つ目は工場が世界各地にあることで、天災や事故による生産ストップが回避でき売り上げが安定するということです。しかしその一方で海外進出における問題として日本人が少ないことや海外赴任年数の長さ、日本人の宗教に対する知識の少なさ、最低賃金の上昇が挙げられました。これをもとに話し合い2で「リーダーの発見・育成方法」について話し合い自分の意見をしっかり述べて発表できました。また、発表では他の班の発表を聞いて自分の考えの足りていないところが分かり次からの話し合いの参考になりました。

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三ツ星ベルトには海外拠点が11か所あり、生産量と働いている人の数は国内よりも海外の方が上まっている。海外拠点の利点は①輸送コストが安い②人件費が安い③日本や世界で何かあったときにリスク分散できる、である。逆に欠点は①少ない日本人が多くの現地の人をまとめている②海外赴任の年数が長くなる③それぞれの宗教や考え方が違うため意見の歩み寄りがしにくい、である。特に③は大変で、最低賃金を決める会議でももめるらしい。でも、現地のリーダーを育成するために最近では社長の次のトップで事実上経営のトップである取締役に現地の人が選ばれたりもしている。

今回はグループワークの時間が長く、班の人とたくさん意見交換ができてとてもおもしろかったです。一人一人が自分の考えを持っていたのでたくさんのアイデアがでたり、ぶつかって歩み寄ったりして良い案を考えれたと思います。倉本先生のお話も新鮮で全く飽きませんでした!グローバル化とよく言われていますが、会社の立場から見てグローバル化の何が利点で何が欠点なのかを整理できたのは有意義でした。またいろんな視点からそれらを見てみます。

今日は三ツ星ベルトさんの製品についてや会社で取り組んでいることについて学びました。長田では初めはマッチ産業で栄えていたことを初めて知ったので驚きました。また、ゴムで作られたベルトは、とてもたくさんの製品で使われていて、それなりのメリットがあることを知りました。そして海外での生産量が多いことについても販売先の会社の工場の近くで生産し、すぐに納入できるようにするという意図があることを知り、たしかにそのとおりだと思いました。最後にはグループワークで「もし、インドネシアで600人の従業員からリーダーを選ぶことになったら」ということで私たちのグループは15人のリーダーを選ぶことにして話し合いを始めました。案としては、グループに分けて企画を作ってもらったり、面接等をして選び、日本や会社のことについて学んでもらうという育成方法を考えました。実際にも行われているやり方と似ているところも多くあって、しっかり考えられたのでよかったです。

 

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平成27年9月13日創造基礎B 実践活動「駒ヶ林水族園」

駒ヶ林2丁目の空き地において、「空き地活用」をテーマに研究している8班が、下町芸術祭関連企画の「駒ヶ林水族園」を実施しました。これは、空き地の応急処置対策で使用しているブルーシートを海に見立てて、「水族園」を地域住民参加型のワークショップとして、8班の生徒がスタヂオカタリストの角野史和氏の協力を得て企画しました。天候にも恵まれ、自治会長の貝塚氏をはじめ、地域の方々31名(うち子ども7名)と神戸市の職員の方々に参加していただきました。参加者は、班員からイメージ図やストーリーを説明を受け、ペットボトルやがれきをペンキで着色していきました。高校生と地域の方々との交流や、地域の方々どうしの交流の中で、心温まる作品が出来上がりました。以下は生徒の感想です。

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9月13日、私たちは空き地再生ワークショップ「駒ヶ林水族園」を実施しました。事前に考えておいたイメージ図やストーリーに基づいて、所定の位置に必要な石や木を運んだりするイベント前の作業は大変でしたが、この準備がこの実践活動が円滑に進んでいった要因の一つだったと思います。天候にも恵まれて、明るい雰囲気の中で政策を進めていくことができました。このワークショップには、名簿に名前を書いていただけた人数より34人、推定参加人数にして45人もの方々が参加してくださりました。当初は20人と目標参加人数を設定していたので、合計にして2倍以上の方々がいらっしゃったことに驚きました。親子でこられる方々が中心でしたが、中には興味を持って訪れてくださった大人の方もいらっしゃいました。子供たちは主にペットボトルや石に色を塗ってカラフルな魚を作っていました。とても集中していて、早いペースで塗っていたので、寂しかった水族園が一気ににぎやかになりました。大人の方々には、サメやサンゴなど、主役級のものを作っていただきました。どの作品も高いクオリティーの、躍動感あふれるものばかりでした。一時間半というわずかな時間でしたが、素晴らしい作品が出来上がりました。殺風景で、危険だった空き地が、見事カラフルでにぎやかな「駒ヶ林水族園」へと生まれ変わったのです。参加してくださった方々に感想をお聞きすると、楽しかった、またやりたい、新たなアートスポットができてよかったなどの声が多く、達成感を味わいました。より多くの方々に、駒ヶ林水族園へ足を運んで作品を見ていただきたいです。

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今日のイベントでは思ったよりも多くの方が来てくれ、ケガなく終わることができてよかったです。駒ヶ林水族園も素晴らしいものになり、空き地活用のやりがいを感じることができました。僕たちでも長田の問題を1つ解決することができ、嬉しく思います。最終発表では、これまでの道のりや苦労を詳しく伝えたいと思います。

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平成27年9月10日創造基礎B 実践活動「駒ヶ林水族園」準備

駒ヶ林2丁目の空き地において、「空き地活用」をテーマにしている8班が、9月13日に行われるワークショップの準備を行いました。このワークショップは「下町芸術祭 連携企画」の1つとして8班が企画・運営を行います。準備では、ペンキの乾き具合や展示物の配置などを確認しました。また、当日の参加者の呼びかけとして、近隣にあるふたば保育所と近田幼稚園、駒栄保育所にポスター掲示を依頼しました。以下は生徒の感想です。

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今日はワークショップのデモンストレーションと下町芸術祭のチラシ配布をしました。デモンストレーションでは、実際に空き地に入って材料を探したり、当日の大まかな動きの確認、そして実際に作品を作りました。そこでいろいろな誤算が生じました。ペンキの乾く時間だったり、作業場所の確保だったり、運営にむけての準備の足りなさだったり… なんとか前日までにつめていきたいと思います。実際に活用する段階まできて、やっと活動しているという実感がわいてきました。本番が楽しみです。

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平成27年9月9日創造応用ⅠS 探究活動1回目

2学期に入って最初の創造応用の時間、理系の31名は探究活動を行う科目ごとに分かれて、探究活動1回目の授業がありました。今年度は数学、物理、化学が8名、生物が7名での活動に決まり、各科目ともガイダンスならびに今年の探究活動についての講義や実習を行いました。化学と生物は実験室にて今年度のテーマ設定向けての講義と簡単な実習を行い、これから半年かけて行う活動のイメージをつけることができました。数学は本年度指導していただく神戸大学大学院人間発達環境学研究科の稲葉先生に来校していただき、統計学の講義とテーマ設定に向けてのアドバイスをしていただき、物理は早速大阪大学大学院理学研究科にお邪魔し、今年もお世話になる下田先生からテーマ設定の講義をしていただき、グループで議論しました。各科目とも来週以降、本格的にテーマ設定および実験実習が始まります。

 

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平成27年9月9日創造応用ⅠL 論文テーマ

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、大阪大学大学院国際公共政策研究科教授の松繁寿和先生と大学院生2名にお越しいただき、創造応用ⅠLの論文テーマ設定についてワークショップを行いました。各自で興味関心を抱いたテーマについて、1)研究タイトル、2)研究動機、3)研究の進捗状況や今後の進め方、4)参考にした書籍等について発表を行い、質疑応答を行いました。大学院生からは、テーマの絞り込みの方法や研究の進め方についてアドバイスをいただきました。以下は生徒の感想です。

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私は、「アフリカの水問題」(仮) というテーマで研究をします。今日の院生さんのアドバイスで大事だなと思ったのは、研究動機にもっと説得力を持たせることです。私の動機は主観的で、それだと説得力に欠けます。だから、具体的な数値などを示すのが良いのだと教えていただきました。確かに、自分がどう思っているかははっきり言ってどうでもよくて、実際にこういうことが起こっているからそれについて研究したい、と言った方が納得できると思いました。次回からは、現状をHPで調べたり、関連のある本やフィールドワーク先を探したり、どんどんやるべきことを進めていきたいと思います。

今日の創造応用で、研究をどのように進めていけばいいのか分かった気がします。質問をされると、自分の考えが及んでいない穴がはっきりしたのでよかったです。児童労働の何が1番問題なのか、最終的な結論はどうするのか、ワークショップなどには参加するのかなど、決めなければならないことがたくさんありました。今日学んだ研究の進め方と考え方を、これからの活動に生かしたいです。

今回の授業で、教授や大学院生さんのアドバイスをもらったなかで、印象にのこったことがあります。私はグアテマラの教育ということについて調べていますが、その国のことだけでなく、どこかと比較ができたらなと思っていました。教授がグアテマラを援助している国で援助額が3番目に多いのが、スウェーデンだとおっしゃり、スウェーデンは、教育に力をいれている国なので、その国と比べたり、教育の制度で良い点を調べたらどうだろうかとアドバイスをいただきました。スウェーデンとグアテマラの間に接点があるとは知らず驚き、また、自分の研究テーマである教育とスウェーデンでは密接に関わっているので、今後調べたいと感じました。次回からはスウェーデンの教育で実際に評価されている点などを調べ、グアテマラとどこが違うのかを研究していきたいです。

今日、大阪大学の大学院生さんに研究テーマについてアドバイスを受けた中で特に大事だと思ったのは今までそのテーマでどのような論文が書かれたのかを知ること、論文や本などを読んで1番重要だと思ったことを簡潔にまとめてみることです。「難民」という大きなテーマは決まったものの、まだどのような視点でアプローチしていくか迷っていた私にとっては、どんな視点があるかとかポイントになるのはどこかが見えてくる方法はとても参考になりました。次回は1度今ある資料を教えてもらった方法でまとめてみようと思います。それまでに本も読もうと思います。

今日大学院生さんに僕の研究内容を聞いてもらっていい経験になったと同時に自分の考えの浅はかさに気づいた時間でもあった。今回僕が院生さん、教授にご指摘を受けたことはどの面からのアプローチをしていくか、ということです。僕のテーマは発展途上国の感染症ということで実際に見てきたベトナムなど東南アジアを中心に見ていこうとしていましたがあまりにもぼやけていて何を中心にするのかということを考えていませんでした。医療的?法的?経済的?政治的?など感染症の問題は多方面からあり、また新興感染症だけではなく今世界では再興感染症が流行っていることも問題視され、どちらの感染症を調べるのかということも指摘していただきました。次週の調べ学習までにはとりあえずどの面からアプローチをするのかを決定しておく、そして当日には自分の研究に関する論文を探して参考にしていきたいと思います。

今日は論文作成に向けての方針を大学院生さんに指導していただいた。私はまだ研究の分野をさだめられていなかったので、先行研究を調べてそこであまり研究されてない分野、などに目標を定めたら良いと言われた。また幅広い分野から社会科学的にアプローチするのは非常に難しいと感じた。次回はブレインマッピングをして、論文にする分野を絞りこみたい。

私が大事だと思うアドバイスは二つあります。一つ目は自分の研究内容が理系らしいことです。水の問題で環境などについて調べるだけでは理系らしくなりすぎると思うので、社会科学的なアプローチとして意識的な改革や政府が考えている改善法なども調べていこうと思いました。二つ目は身近なことにも目を向けることです。世界のことだけでなく身の回りにも目をつけることで分かることはあると思うので、日本の水の美しさの保ち方などにも目を向けようと思いました。

今回の方針発表で、研究の進め方で文化についてあまり触れられていないなどの自分で突っ込みたい部分も出てきたし、他の人からのアドバイス(基礎知識として、現状だけでなくこれから起こりうる問題などについて)も、方針をはっきりさせていくのに役立つ指摘を得られたことが大きな成果だった。特に、「CINII」という論文検索サイトは非常に役立つと思った。基礎知識として調べるのは、国連、UNHCRや政府のHPだけでなく、民間の団体、NGOなどのHPも活用していこうと思う。また、「文化」に絡めた研究を深くしていくためには、対象国を1つに絞ることも必要かもしれないなと思った。レジュメにまとめた内容にまめに立ち返りながら進めていくことを忘れないようにしたい。

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平成27年9月8日創造基礎A 選挙管理委員会ワークショップ

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、神戸市選挙管理委員会事務局選挙担当部長の立川武史氏をお招きし、「主権者としての責任とは何か」というテーマでワークショップを行いました。過去の事例として鹿児島県A市の市長と議会の対立を題材に、市長の賛成派と反対派に分かれて、資料をもとにそれぞれの支援者がどのように主権者として責任を果たそうとしたのかについて議論しました。以下は生徒の感想です。

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今日は選挙についてのお話を伺いました。選挙管理委員会では、普段は選挙を万全な体勢で行うために投票所や開票所の手配をしたり、政治に興味を持ってもらうための活動をしていることを知りました。また、実際にあったA市の状況について考えてみました。1人で具体的なことをどんどん政策を進めていくT氏と、協調性を意識し抽象的な政策を遠回りに進めていくN氏は正反対だと思いました。最終的な結果ではN氏が勝利しましたが、T氏にもT氏にも良いところと悪いところがあり、どっちが良かったかは難しいところです。また、何回も選挙が行われたことに対して、民主主義のあり方と捉えるかお金の無駄遣いと捉えるかは人それぞれです。この話を聞いて、主権者の責任について班で話し合いました。その結果、人に任せないということになりました。社会の問題にもっと興味を持ち、選挙の重要性を自分自身で感じる必要があります。選挙という自分の意見を示すことができる機会に自分の意見を訴えるべきです。

今回の授業ではまだまだ若い人たちの選挙への関心がないんだなと思った。これは中学や高校の授業でもっと深刻な問題として取り上げて若い人たちの政治への関心をもたさないといけないと思う。また、選挙を何回も行ったらお金はかかるし、時間もかかってしまうので1回の選挙の値打ちが下がってしまう。だからすぐリコールとかではなくてもう少し市民と政治をする側が寄り添いあいながらすればよかったと思う。そうすれば選挙に使っていたお金をもっとより良い町にするために使えたと思う。

今回のワークショップを通して、選挙管理委員会の仕事や投票の大切さ、それぞれの立場からの考え方を学びました。「主権者としての責任は何か」という問いについて私は、候補者の事を知り、その人が当選するとどうなるのかという事をしっかり考えた上で投票をする事だと思います。実際にグループでどちらかの候補者を応援する立場となって話し合いました。すると、政策の具体性、本当にその政策を行うと地域の活性化に繋がるのかという所が重要なポイントなのだと気づかされました。私達は18歳で選挙権が与えられます。その時に政治状況が分かっていなければいけません。だから、ニュースや新聞から多くの情報を取り入れ、興味・関心を持てるようにしておきたいと思っています。また、取り入れた情報を踏まえて、自分の考えを持っておきたいです。

今日の神戸市選挙管理委員会の方のお話を聞いて感じたことは2つあります。1つ目は若者の政治に対する意識が薄いことです。グラフを見て、20代の投票率がとても低かったです。この結果から私は、若い世代の人は自分のことに精一杯なのではないか、政治に関する情報と触れ合う機会が少ないのではないか、と思いました。もし今の私に選挙権が与えられても正しい選択をできるのか不安です。だから、私はもっと政治に関する情報が身近に触れることの出来るものにして欲しいなと思いました。2つ目は、主権者である私たちの責任の重さです。大げさかもしれないけども、私たちに人を見分ける能力が無ければ私たちがあたりまえに送っている生活が送れなくなります。それだけ私たちの一票はとても大きいものだと思います。私たちに与えられた、この権利を生かすも殺すも私たち次第です。だから、私たちはもっと政治と真正面から向き合わなければいけないと感じました。

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本日は選挙管理委員会の外部講師の方に貴重なお話をしていただきました。お話もディベートも面白く新鮮で、気づけばあっという間に時間が過ぎていました。お話を聞くまで、未成年の私からするとやはり選挙というものを身近に感じることができずにいました。政治へ関心を持っているとは言い難かったです。しかし18歳から選挙権が与えられることになり、一気に考え方が変化する気がしています。ただ年が近くなったからというよりは、未成年に権利が与えられた、というのが結構な衝撃でした。さらに選挙管理委員会の普段の仕事などを本物の方から聞くと、どんどん興味関心が湧きました。いかに今まで考えもしなかったのかが分かりました。しかし私は、最初の方で選挙に行くかどうか問われた時、手を挙げられませんでした。理由としては、やはり詳しく理解できる自信がなかったり難しそうな政治を敬遠しがちになってしまい、自分に選ぶ権利があっていいのか、とかヘタに票を入れるくらいなら参加しない方がいい、とマイナスな考えをしてしまうからでした。若いひとの投票率が低いですが、中には少なくとも私と同じ考えの人がいるような気がします。実際、市長の立場になったり、ディベートを通して、町や市1つ立て直すことがどれだけ大変そうなのか、ぼんやりかもしれないけど分かりました。さらに選ぶ側だってT氏とN氏で対立した時に決断を迫られるだろうし、全てにおいて他人事はないんだなと思いました。主権者である責任は軽くないし、正しいリーダーを選ぶためにリテラシーなどの知識を身につけていく必要があると学べました。 主権者の責任とは、決して受け身にならず、客観的に物事を考えるということだと思う。そして情報を集め、政治について無関心にならないことが大切だと思う。今日取り上げられたA市では、主権者である住民が成り行きに任せて、自分の意志を持たずに市長を選んだ人が多かったために何回も選挙を行わなければならなくなった。そこにはきっと、情報不足という原因も絡んでいるのではないだろうか。授業でもあったように、選挙と人気投票を一緒にしてはいけない。いくら人気があったり、自分の応援したい人であっても、違う人の意見の方が人々のためになるのならば選挙では、後者の方に投票するべきだ。そういう意識を持った市民がA市には少なかったのだと思う。有権者として大切なことは、他人事のような感覚で投票するのではなく、自分たちの生活をより良くするためという意識を持って投票する人を自分で考えるということだと今日の授業を通して分かった。

今日のワークショップで選挙の大変さや良いところだけでなく、悪いところもあると思いました。特にA市の地方自治を例に賛成側と反対側に立って思ったのは、主権者が自分で意見を持ち、責任を持って投票しなければならないことです。選挙において、投票するときは候補者のことをよく調べ、自分の意見をより反映してくれそうな人に投票しなければならないと思いました。だから、選挙権を持ったら、他人事とは思わずに積極的に政治に参加することは大切だと思いました。

『街に活気と明るさを!』に視点を置いて話し合いました。以前に、このように首長の立場について考えたり、話し合ったりしたことがありませんでしたので、新しい政策や、それに対する意見が飛び交いとても良い話し合いと思いました。1億人からみるとたった1票です。しかし、それでも投票する事に大いなる意味があると考えます。

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平成27年9月8日グローバルリサーチ 「ベトナム事後実習実験」

本校化学実験室において、グローバルリサーチ受講生のうちベトナム研修旅行参加者7名が、ベトナム野菜・果物の抗酸化作用の評価実験を行いました。ベトナム研修旅行でフエ市のマーケットで野菜・果物30種類を購入し、フエ医科薬科大学で成分抽出実習を行いました。その後、フエ医科薬科大学のハン先生によって濾過、濃縮されたサンプルが送られてきました。それらを使い、兵庫県立大学 村上明教授の指導のもと、抗酸化活性を評価することを目的とする実験を行いました。その結果、学名でAllium ascalonicum L.、Portulaca oleracea L.、Prunus persica var. nucipersicaの3つの野菜に抗酸化活性が高い物質が含まれていることが分かりました。 今後、さらにその物質の正体を探究していきます。

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平成27年9月8日RRE 「グレートバリアリーフが直面する危機」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、ALTの先生から「グレートバリアリーフが直面する危機」というテーマで講義を受けました。サンゴ礁が育む動植物や経済的効果についてや、水質汚濁や魚の乱獲、ヒトデの被害などによりサンゴ礁が危機的状況にあることを教えてもらいました。また、サンゴ礁保全の運動や政府の施策についても触れてもらいました。2学期は環境問題をテーマに調査を実施していきます。以下は生徒の感想です。

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First I surprised at the box jellyfish.I don’t know they can be 30cm wide and have tentacles that are 3m long. I afraid of the box jellyfish.Second I surprised at the dirty water makes algae grow too fast. I think I don’t use much oil for clean water.This presentation has a lot of things that I don’t know. I really learn many things.

I was surprised about problem of a Crown of Thorns starfish. I hear the starfish eat coral before, but I didn’t know it be a very big problem. If we cut starfish, they don’t die. So, we should think a method to decrease starfish. For example, we catch a lot of little ‘giant triton snail’ and grow it. When ‘giant triton snail’ become big, we back to sea it. Others, we make a rule and make a poster “Don’t catch a giant Triton Snail!!”

I’m interested in problem of the Great Barrier Reef. I’m surprised that dirty water stops sunlight and the starfish eat the reef.I have never heard the starfish don’t die by cutting. The reef is very beautiful.I hope that the reef won’t disappear from Australia.

I was surprised at problem of dirty water. We can look at the dirty water in the sea from the sky. Australian sea is beautiful but the dirty water makes it bad. I was also surprised at the size of the Stout Infant Fish. It’s very cute. I want to see it.Starfish is popular in Japan but in Australia, it’s big problem.

I saw Box Jellyfish is scary.I had thought the Great Barrier Reef is beautiful, but in fact, I saw there is a problem of oil.I want to see the wild dugongs. They’re cute. I’ve seen them in Toba aquarium. I was surprised at pictures of dead coral. I saw that they are killed by not only dirty water but also the cyclones. How small the Stout Infant Fish is.

 

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平成27年9月8日ベトナム研修旅行事後学習「ベトナム野菜機能性評価」実験実習

本校化学教室において、グローバルリサーチ受講生のうちべトナム研修参加者対象に、「ベトナムに特徴的な野菜や果物の抗酸化作用の評価」というテーマで、兵庫県立大学村上明教授をお招きし、実験実習を行いました。ベトナム研修旅行で、フエ市のマーケットで野菜・果物30種類を購入し、フエ医科薬科大学で成分抽出実習を行いました。その後、ハン先生によって濾過、濃縮されたサンプルが送られてきました。今回はそれらを使い、村上先生の指導のもと、抗酸化活性を評価することを目的とする実験を行いました。 その結果、学名でAllium ascalonicum L.、Portulaca oleracea L.、Prunus persica var. nucipersicaの3つの野菜に抗酸化活性が高い物質が含まれていることが分かりました。  今後、さらにその物質の正体を探究していきます。

以下は生徒の感想です。

実験結果より、抗酸化作用をするものばかりだけでなく酸化を促進する野菜、果物類もあることを知りました。また、絞り込んだ野菜や果物類は日本ではあまり食べられないものが多くありました。その中で、抗酸化作用の低いものにダントツで挙げられるリュウガンはベトナムで毎日のように食べていたフルーツであったのでとても驚きました。ベトナムでリュウガンを食べすぎると湿疹など体に異常が出るといわれたけれど、この酸化作用と関係があるのかなと思いました。今回の実験では結果をまとめて絞り出しただけなので、これからもっと研究を広げていきたいと思います。

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実験に使う道具から見たことないものばかりで、文系の僕にとってはたぶんこれからの人生で二度と体験できない貴重な実験になったと思います。まだこれからも実験は続いていくので、少しでもチームに貢献できるように、積極的に活動に参加して、なにか成果を得られるよう頑張りたいと思います。

この研究をするまで、野菜や果物には、体に良い成分しか含まれていないと思っていたが、老化や病気の進行を促進してしまう成分が多く含まれている野菜・果物もあり、驚いた。ベトナム果物で、「竜眼」というものがあるが、ベトナムではそれを多く食べてしまったので少し後悔している。

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