平成27年10月7日創造応用ⅠS 探究活動4回目

9月からスタートした探究活動も4回目となり、各科目で少しずつテーマ設定や基礎知識の吸収が熱を帯びてきました。

数学は今回も神戸大学から稲葉先生に来ていただき、最初にひとりひとり個別にテーマ設定の質疑応答をしていただき、その後、確率変数、期待値、条件付き確立についての講義と演習を行いました。内容がかなり高度化している中でも何とか理解しようと頑張っている姿が見られました。

物理も前回同様大阪大学へ訪問し、全員で分光器を用いて光学的な実験を行い、その後、各グループに分かれて具体的にどのように研究を進めていくのが議論しました。アイデアを出しあった結果、炎色反応について学術的な先行事例を深く探索すること、「滑空」をキーワードに実験方法について考えることになりました。

化学 数学 生物 物理

化学も前回同様、神戸大学の大堺先生に来校していただき、濃度と温度を変えて酸性溶液に対する鉄の反応性を調べる実験をしました。電解液として塩酸を用いて鉄と銅を電極に電池を作成して電流値を測定しましたが、教科書通りに鉄が塩酸中で酸化されなかったため、ほとんど電流を測定できない状況になり、その原因を大堺先生とともに考えました。実際に実験を行うことで教科書通りにならないことを経験し、その難しさと考える楽しさを経験できた授業でした。

生物は前回に引き続いて顕微鏡を用いてミドリムシの変化についてまとめたあと、来週訪問する神戸大学での実習に向けて、神戸大学の洲崎先生に質問したいことについて話し合いました。その中で、ミドリムシは顕微鏡で観察するとなぜ時間経過とともに一点に集まって来るのか、その習性に疑問を持つ生徒が多く、ミドリムシの性質について探究心が高まってきました。各科目とも、アドバイザーである大学の先生方から親切な指導を受けながら、興味を深めていく様子がうかがえました。

 

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平成27年10月5日グローバルリサーチ 「地域における多文化共生」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、グローバルリサーチ受講生1年生40名と2年生2名を対象に、多文化共生センターひょうご代表 北村広美氏による「地域における多文化共生」というテーマで講義とワークショップを行いました。まず、日本における外国人の都道府県別分布を確認し、ブレインストーミングで「外国人が日本に来る目的」について話し合いました。続いて、日本の多文化社会の背景や外国人の身分と権利、地域における問題について講義を受けました。そしてワークショップでは、「災害!みんなで助かろう」というテーマで、地震のような災害を想定して、1)「自助・共助・公助」を多文化共生の視点を入れて考える、2)どうやってそれを外国人に伝えるかについてグループで話し合いました。

以下は生徒の感想です。

1つは日本全体としてはもちろん、兵庫県内だけでも約10万人の外国人がいることに驚きました。それぞれ多くの理由がある中で、やはり労働目的の人が多いということが分かりました。今回の気づきを通して、前から学んでいる海外での企業展開を進める上での労働者問題について日本で労働者を迎えるという新たな視点で考えることができたのでよかったです。また、今日は「災害」をテーマにワークショップをしたことにより、これから日本に多くの外国人が入ってくるなか、僕達にできることはないかと課題を見つけることができたのでよかったです。

まず、色分けされた日本地図をみて驚きました。私は、小学校を卒業するまで三重県で育ったので、三重県を重点的にどうしても見てしまうんですが、三重県の外国人の人口割合がもっとも濃い色でぬり分けられていたのにビックリしました。それだけ工業が発展しているということが目でみて分かる結果が示されていて嬉しかったです。また、神戸市内の外国人の区別の登録者数のグラフも、私は当初住宅地である西区に多いのかなと思っていましたが、西区は下から2つ目ということに驚きました。住宅地だから外国人もたくさんいる。という見解は違ったようです。

「外国人だから」という言葉を使ったり、そういう態度をとらないようにすべきだと思いました。もしそれが良い意味であっても本人は傷ついたりするかもしれないし、日本人との壁を感じてしまうと思います。だからこそ、″日本人と外国人″ではなく ″人間″という区別をつけて人を見るべきです。私自身、インドネシア人の友達と、中国人の友達がいるので自分自身も気を付けて文化や宗教など様々な違いはあるけれどそれを偏見せず認めてあげないといけないと思いました。

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Twitterが震災時に活躍したことを初めて聞いてとても驚きました。電話が通じなくてもSNSですぐに安否を知らせられるSNSの用法は現代社会ならではのことだと思います。私の住む長田区はコリアンが多いからそういう人への目は優しいけど、南米などの人に対する目は偏見があったように思うので、いつかそれもなくなればと思います。

「グローバル化」の定義、ぼんやりと使っていたが「国境を越えた人・もの・情報などの移動が簡単になること」という意味がわかってよかった。このグローバルリサーチの授業を取る上で覚えておかなめればならないなと改めて思った。日本に住む外国人が多いのは前から知っていたが、主に車などの工場があるところ(特に三重、群馬のホンダ・スバルが意外)に多いのが驚いた。やはり日本の重工業は車が有名なんだな、と思った「我々は労働力を呼んだが、やってきたのは人間だった」という言葉に衝撃を受けた。人を数字として扱ってはいけないと思った。

やはり地域の産物やどんな人が住んでいるかを把握しておくことが一番大事だと思った。地域を知ることで、その特徴で他にはない部分やそれゆえの障害などがたくさんあるはずだからだ。また、地域の人々と交流を深めてどんな人かを自身で体感してみることも必要だと思った。そののちに、地域住民どうしの例えばおまつりや、地域行事を協力して行い絆を深めておくことも大事だと思う。また、そうした異なる文化を持つ者同士が協力しあえる地域がもっと広まるように、こんどは大きな地域への発信をしていくことも必要だと感じた。

私達はまだ他の国の文化を全く知りません。特に現代は、ネットなどで嘘の情報が流れていて偏見を抱いてしまいます。私も韓国や中国、イスラム国の情報を見て正直「こんな国なんだ…」と偏見していたことが多くありました。でも、もう一度自分で調べてみると、誤解が解けて、独特の文化にも驚いたり、興味がわいたりしました。なので、私はもっと視野を広げて様々な視野から文化を見ていき、それを伝えてみたいと思います。やっぱり、偏見は自分で見て、聞かないと直らないと思うので、何かイベントやボランティアに参加してみようと思います。

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外国人がなぜ日本に来ているのか、もっとたくさんの人に理由を知ってもらうべきだと思います。偏見や押しつけて自分の考えを言う人がいると思うけど、外国人もそれぞれの理由があって日本に来ている訳だから、考え方を改めるべきだと思う。グループトークで色々な意見を共有して、自分では思いつかなかった音で危険を知らせる、外国人が住んでいる場所をのせたマップを作るなどの意見がとても良いなと思いました。

外国人が日本に来る理由として、仕事や旅行、観光、国際結婚などはすぐに思いついたけれど、難民の方が日本にも避難に来ているというのはあまり知らなかった。また、神戸市に外国人の方が多く住んでいるのは知っていたけれど、区によってこんなに国の種類に差があるとは思っていなくて意外だった。

人身売買や児童労働なども海外の話としては知っているけれど、それが日本でも行われているということは知らなかったので驚いた。

まず、外国人の思想と日本人の思想は違う。日本独特のマナーやモラルがあったり…。また、日本は無宗教が主だが、外国は宗教を信仰しているところが多い。よく異文化理解といいますが、「理解する心」と「受け入れ、認める心」が必要だと思います。お互いがその国の社会的状況や、土地状況などを把握し、考えることが多文化共生の近道だと思う。

今日受けた授業と最後のワークショップにつながりが見つけづらく、正直、あまり意見が活かせなかったと思います。しかし、これからすごしていくことでもっと気付いていない共通点があると思うので、もっと気配りしながら、海外の方は日本のどのようなところで不便そうにしているか、気付ける人になりたいです。私の住んでいる長田区は割合としてもとても海外の方が多い地域なので、ますます私にできること、ささいなことでも手助けできるような人になりたいなと思いました。また、図書館などにも、文化について学ぶことができると思うので自主的にも調べていきたいと思います。

日本人と外国人の中で、まだまだ多くの壁や問題があることを知った。差別反対などと言いながら、在日に関する資格などの話をきいたとき、それは外国人に対する差別と同義ではないのか?と疑問に思った。そう考えると、私たちはもっと密接に人々に関わっていかなければならないと思う。資格や権利などに関して、より自由化させる必要があるのではないかと感じている。それはこれからの私たちだけでなく、国にとって大きな課題であり、これからの国交などにも大きく関与してくることかを考えられる。国どうしのつながりの中で、このような少しの差別のような感覚をなくさない限り国の壁はなくならないと思う。

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70回生_1年_2学期_野外活動 初日

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20151007wed.初日

IMG_0003 (2) 学校出発

IMG_0005small 休暇村到着

 

IMG_0024 室内オリンピック ぐるぐるバットリレー

IMG_0051 室内オリンピック ジェスチャー

 

IMG_0074 How many people in the rope?

IMG_0122  綱引き(勝てば1万点!)

IMG_0136 写真撮影_クラス&野活委員

IMG_0140 夕食

IMG_0144 夕食!

IMG_0145 夕食‼

IMG_0150 夕食!!!

IMG_0172 スタンツ!

IMG_0191 スタンツ!!

IMG_0208 スタンツ!!!

IMG_0224 スタンツ_ダンス部

IMG_0248 スタンツ_先生方も

IMG_0253 トーチ!

IMG_0263 トーチ!!

IMG_0264 トーチ!!! 続きを読む

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平成27年10月2日創造基礎B 実践活動「アスタハロウィン」打ち合わせ

アスタくにづか3番館において、「商店街に活気を!」をテーマに研究している1班と「長田の子育てについて」をテーマに研究している4班の生徒が、西村川魚店代表取締役 西村大輔氏から10月25日に開催される「アスタハロウィン2015」についてお話をしていただきました。このイベントは一昨年から「顔の見える商店街」で地域を盛り上げようと考えている西村氏を中心に地下商店街の店主の協力を得て開催されており、昨年は未来創造コース1期生の生徒が「HALLOWEEN SHOOT!」というゲームを出店しました。今回は、運営を担う実行委員として参加することになり、1班からはこのイベントの主旨をふまえて「商店街クイズラリー」の案を、4班からは子育ての視点から「ハロウィンカード・飾りづくり」の案をそれぞれ提案し、採用されました。今後、各商店主の協力を得ながら自分たちの企画を準備し、またイベントそのものの準備にもかかわっていきます。以下は生徒の感想です。

西村川魚店の西村さんとイベントで具体的にどんなことをするかということについて打ち合わせに行きました。いくつかの案を出して相談した結果、それぞれの店や商店主さん、そして商品に関するクイズをすることになりました。それを通して、イベントに来る子供や親御さん方にお店や商品について知ってもらおうと思っています。また商店主さんとのコミュニケーションも生まれるので常連さんになってもらえるチャンスにもなります。今後はイベントのことについて西村さんと打ち合わせをしつつ、商店主さんに商品についての質問などをして、興味を持ってくれるようなクイズを考えて行こうと思います。

IMG_8219 IMG_8227 IMG_8232 ハロウィンちらし

お話によると、アスタくにづかでのイベントで、地域と子供が繋がることによって、安心して暮らせる地域を作ることがテーマの一つあるとおっしゃっていました。これは安心して子育てできるという点で一つの子育て支援だと思います。私たちの班では、子育てをする保護者の方々に自分の子供から喜びを得て、日頃の疲れやストレスを発散してもらうことが、子育て支援につながると考えました。なぜなら、以前参加したイベントで子供達と掲示するためのクラフトづくりをしたのですが、そこでその作品を持って帰りたいという保護者方が多かったからです。やはり、自分の子供が作る作品は思い出にもなるし、保護者にとって子供の成長を感じられるものだと思います。そのため、ここで開かれるハロウィン縁日で、子供達が保護者に何かプレゼントするものを作るブースをしたいなと思い、企画を出しに伺いました。すると、ブースを出させていただく許可を得ることができました。しかし、まだ何を作るかなどはっきりと決まっていないので、班でしっかりと話し合いたいと思います。

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平成27年9月30日 創造応用ⅠS 探究活動3回目

探究活動も3回目となり、各科目ともテーマ設定や予備実験、大学の先生からの講義と徐々に本格的な活動が行われるようになりました。数学は今回も神戸大学の稲葉先生に来校していただき、大学レベルでの統計学に関する講義をしていただきました。後半は各自で考えてきた研究テーマについてもアドバイスをいただき、今後テーマ設定に向けてアドバイスをいただきながらテーマを絞っていく予定です。

物理を選択している8名は大阪大学へ訪問し、研究テーマについての議論を進めました。前回学校で考えたテーマを大阪大学の下田先生に報告することで改善点をアドバイスいただき、さらにテーマを絞って、炎色反応の光学的な性質、パラシュートの航空力学的な研究の2つのテーマを考えました。

数学 IMG_20150930_151113 IMG_20150930_150659 化学

化学は神戸大学の大堺先生に来ていただき、前半は地球温暖化を例にして「常識を疑おう」というテーマで講義していただき、教科書の記載に対しても疑いを持ちながら身近なテーマを考える意義を教えていただき、後半はテーマ設定についての議論を行いました。

生物ははじめに血球計算盤の計測理論について学習し、顕微鏡を用いて培養液中に含まれるミドリムシの数を測定して、培地の日程経過によるミドリムシの変化について考察しました。今後はこれまでのデータを活用して、細胞増殖速度を考えていく予定です。

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平成27年9月29日ベトナム研修旅行 事後学習「ベトナム野菜の評価」講義

本校化学教室において、グローバルリサーチ受講生2年生のべトナム研修参加者対象に「ベトナム産野菜類の抗酸化・抗炎症活性評価に関する研究」と題した講義を実施しました。兵庫県立大学 村上明教授から「食品機能性」「抗酸化活性」「抗炎症活性」の3つのテーマについて話をしていただきました。今回の講義で得た知識をもとに、今後、ベトナムの野菜や果物の抗酸化試験や抗炎症試験を実施していく予定です。

ベトナム事後指導

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平成27年9月29日創造基礎B 自然科学分野「院生ガイダインス」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造基礎Bの授業「院生ガイダンス」が行われました。創造基礎Bは前期は社会科学分野(4月~9月、10月より課外で実践活動)、後期は自然科学分野を神戸大学大学院人間発達環境学研究科の院生とともに共同研究を行います。今回、同大学院の伊藤真之教授と大学院生7名(1名欠席)に来ていただき、ご自分の研究課題についてプレゼンテーションを行っていただきました。以下は研究テーマです。

・生態学、特に植物生態学・送粉生態学(修士1年)

・原子核乾板からなる望遠鏡を用いた宇宙ガンマ線の観測(修士1年)

・人と物体間の摩擦力を測定するセンサの開発(修士2年)

・月周回衛星「かぐや」から得られたデータを利用した月の放射線環境調査(修士2年)

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・振動分光法を用いた、ポリグリコール酸の結晶構造に関する研究(修士2年)

・環境DNAの正体の解明と環境DNA分析法の感染症生態学への応用(修士2年)

・インソール型フォースセンサによる床反力及び足圧中心軌跡の推定(修士2年)

・ガンマ線天文学、加速器による素粒子実験(修士2年)

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大学院生の方々からの発表後、各自でどのテーマに沿って研究を進めていくのかを考え、大学院生に質問をしながら、班内ですりあわせて研究したいテーマを絞り込みました。10月13日(火)に、各大学院生のゼミ(「院生ゼミ」)で研究テーマについて詳しく学習する予定です。

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平成27年9月29日創造基礎A 「模擬党首演説会」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造基礎Aの授業で「模擬党首演説会」を行いました。各班が担当する政党は、ワークショップでお世話になった神戸市選挙管理委員会選挙部長の立川氏と相談し、近畿地区で国会で議席をもつ政党としました。前時の授業で各班で担当する政党について調べ、1)綱領、2)経済政策、3)福祉政策、4)外交政策、5)その他の項目について「政党カタログ」を作成しました。今回は各政党の党首と幹事長の演説会というロールプレイを行いました。次回は今回の演説会のメモと評価をもとに模擬投票を行う予定です。以下は模擬党首を担当した生徒の感想です。

あまり細かくは調べていなかったが、つっかえながらも5分間話せたのは、分かったことを全部言えたからだと思う。また、自分なりにこの政策の理由は、「◯◯のはず」と思って付け足した部分もある。伝えるべきことを伝えるには本当はもっと説得力のある話し方をしないと行けないと思った。模擬演説では、内容は別として、より党員の身になって考えることで説得力が生まれるんだろうと思う。しかし個人的には正直安保法案には反対なので、賛成派として話すのは大変だった。ただ、次世代の党を調べたことによって、安保賛成の理由を知る機会になったのは良いと思う。幹事長とも協力して演説できた。

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今日の模擬選挙で感じたことは、演説をすることはとても難しいということです。いかにみんなの心に響くか、どれだけ多くの人に共感を得られるように話せるかが特に難しかったです。さらに、自分の意見ではなく、その政党の意見を言わなくてはいけないというのは、その政党について知り尽くしていないとできないことなのでとても大変でした。台本を見すぎてしまったのと、全然相手に伝わらないような話し方をしてしまったことが今日の反省です。

私たち班は今日の模擬演説では自民党をやらせていただきました。個人的には自民党の政策に賛成的ではないのですが、自民党について調べていくうちに自民党についてのことを色々知れてよかったです。依然として自民党には賛成的ではないのですが少し見方が変わったのでいい経験になりました。模擬投票が楽しみです。

僕は、維新の党の模擬党首として模擬党首演説会に臨みました。前で演説するにあたって心がけたことは、「なるべく大きな声で、聞きとりやすいスピードで話すこと」と、「時間内に伝えたいことを話しきる」ということです。マイクを通すとはいえ、ぼそぼそと小声で話しては聞き取れない、要点が伝わらないと思ったので、終始はっきりと、強調するところは強調して話すようにしました。また、5分間という長いようで短い時間の制約のなかで、何を伝えていくかについても考えました。インターネットで集めた情報を取捨選択し、補足説明も少し加えた結果、5分以内に収めて話すことができました。政党の党首の立場になって演説をするということは初めてで、少し緊張しましたが、伝えたかったことはしっかりと伝えることができました。とてもいい経験になりました。

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模擬政党の演説で、他の班の演説を聞いて、政党によって力を入れている政策が違うとわかった。福祉に力を入れているところは、政策が具体的に表されていると感じた。一方、経済に力を入れている政党は抽象的で期待しにくいと感じた。「アベノミクス」や「集団的自衛権」については、政党ごとにはっきり意見が分かれていて、おもしろいと思った。また、自分で演説してみて、具体的に政策が伝わるように発表するのは意外と難しかった。今回の学習で、いろいろな政党のことが知れて、興味が持てたので18歳になったら選挙に行って投票してみたい。また、政治のニュースなどは積極的に見ようと思う。

今日模擬党首ではトップバッターということもあり、緊張で早口になってしまい、時間配分もなにも考えておらず、準備不足なのが明白になってしまいました。事前に調べたことはすべてカタログに載せてしまって、話す原稿もなく準備の大切さを思い知りました。各党のを聞いてみて政策よりも話す人が一番大事なんだと思いました。どれだけ実現不可能そうな政策でも話す人によって本当にできそうに思いました。

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平成27年9月29日ベトナム研修旅行事後学習 「ベトナム野菜の機能性評価」

本校化学教室において、グローバルリサーチ受講生のうちべトナム研修参加者対象に、「ベトナム産野菜類の抗酸化・抗炎症活性評価に関する研究」と題した講義を実施しました。兵庫県立大学村上明教授から「食品機能性」「抗酸化活性」「抗炎症活性」の3つのテーマについて話をしていただきました。今回の講義で得た知識をもとに、今後、ベトナムの野菜や果物の抗酸化試験や抗炎症試験を実施していく予定です。

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平成27年9月27日OWF for Youth高校生実行委員会

たかとりコミュニティーセンターにおいて、グローバルリサーチ受講生(2年生)2名がAWEP(アジア女性自立プロジェクト)の代表理事 奈良雅美氏にインタビューを行いました。これはOWF for Youthのブース「カフェ・ワンワールド」でNPOの紹介VTR作成のために以下の質問事項について答えてもらったものです。1)どのような活動をしているのか(活動概要)、2)最終目標(貴団体の目指す社会や世界の状態)、3)活動の理念、4)高校生にどんなことを期待しているか。奈良氏からは、世界には問題がいっぱい溢れている中で、自分たちにできることを1つずつ解決していくことが大事であること、高校生には今の学習が世界の問題解決につながっていることを意識しながら日々取り組んでほしいことなどを話してもらいました。

その後、大阪国際交流センターにおいて、第5回高校生実行委員会が開かれ、トークセッション(立命館守山高校)と日本文化を知るプログラム(県立国際高校)、ワークショップ(本校)について話し合われました。ポスターやチラシが完成し、プログラムも具体化していき、着々と準備が進んでいます。以下は生徒の感想です。

IMG_8070 IMG_8073 IMG_8075 ポスター

AWEPさんのインタビューに行き、その後第4回の実行委員会に参加しました。実行委員会では他の実行委員の皆さんからいただく自分では思いつかないような意見の数々に、第三者に見てもらうことの重要さを体感しました。広報や他のプログラム等も進み、本番が少しずつ近づいているのだと感じています。また、インタビューでは、AWEP代表の奈良さんのお話を聞かせていただき、とても充実した時間になりました。このようなことがあるのだと知るきっかけになる、というお言葉がとても印象的でした。家で仕事ができる、という事は娘を持つ親としてとても大切だと思います。このような活動が行動としても認識としても更に広まればいい、と思いました。

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今日はAWEPにインタビューをしました。フィリピンやネパールの女性を支援する団体だったけど、根本は世界の色々な人の偏見をなくしたり支援したいということがわかりました。また、問題は次から次へと出てくるけどその大元となる原因なども解決していきたいとおっしゃっていました。実行委員では、イスラムのワークショップで、服装やお菓子を食べる体験などはなんか違うと言われましたが、最終的には体験も良いと思うに変わりびっくりしました。ワークショップは、もう少し詰めていこうと思います。

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