平成27年9月29日ベトナム研修旅行 事後学習「ベトナム野菜の評価」講義

本校化学教室において、グローバルリサーチ受講生2年生のべトナム研修参加者対象に「ベトナム産野菜類の抗酸化・抗炎症活性評価に関する研究」と題した講義を実施しました。兵庫県立大学 村上明教授から「食品機能性」「抗酸化活性」「抗炎症活性」の3つのテーマについて話をしていただきました。今回の講義で得た知識をもとに、今後、ベトナムの野菜や果物の抗酸化試験や抗炎症試験を実施していく予定です。

ベトナム事後指導

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平成27年9月29日創造基礎B 自然科学分野「院生ガイダインス」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造基礎Bの授業「院生ガイダンス」が行われました。創造基礎Bは前期は社会科学分野(4月~9月、10月より課外で実践活動)、後期は自然科学分野を神戸大学大学院人間発達環境学研究科の院生とともに共同研究を行います。今回、同大学院の伊藤真之教授と大学院生7名(1名欠席)に来ていただき、ご自分の研究課題についてプレゼンテーションを行っていただきました。以下は研究テーマです。

・生態学、特に植物生態学・送粉生態学(修士1年)

・原子核乾板からなる望遠鏡を用いた宇宙ガンマ線の観測(修士1年)

・人と物体間の摩擦力を測定するセンサの開発(修士2年)

・月周回衛星「かぐや」から得られたデータを利用した月の放射線環境調査(修士2年)

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・振動分光法を用いた、ポリグリコール酸の結晶構造に関する研究(修士2年)

・環境DNAの正体の解明と環境DNA分析法の感染症生態学への応用(修士2年)

・インソール型フォースセンサによる床反力及び足圧中心軌跡の推定(修士2年)

・ガンマ線天文学、加速器による素粒子実験(修士2年)

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大学院生の方々からの発表後、各自でどのテーマに沿って研究を進めていくのかを考え、大学院生に質問をしながら、班内ですりあわせて研究したいテーマを絞り込みました。10月13日(火)に、各大学院生のゼミ(「院生ゼミ」)で研究テーマについて詳しく学習する予定です。

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平成27年9月29日創造基礎A 「模擬党首演説会」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造基礎Aの授業で「模擬党首演説会」を行いました。各班が担当する政党は、ワークショップでお世話になった神戸市選挙管理委員会選挙部長の立川氏と相談し、近畿地区で国会で議席をもつ政党としました。前時の授業で各班で担当する政党について調べ、1)綱領、2)経済政策、3)福祉政策、4)外交政策、5)その他の項目について「政党カタログ」を作成しました。今回は各政党の党首と幹事長の演説会というロールプレイを行いました。次回は今回の演説会のメモと評価をもとに模擬投票を行う予定です。以下は模擬党首を担当した生徒の感想です。

あまり細かくは調べていなかったが、つっかえながらも5分間話せたのは、分かったことを全部言えたからだと思う。また、自分なりにこの政策の理由は、「◯◯のはず」と思って付け足した部分もある。伝えるべきことを伝えるには本当はもっと説得力のある話し方をしないと行けないと思った。模擬演説では、内容は別として、より党員の身になって考えることで説得力が生まれるんだろうと思う。しかし個人的には正直安保法案には反対なので、賛成派として話すのは大変だった。ただ、次世代の党を調べたことによって、安保賛成の理由を知る機会になったのは良いと思う。幹事長とも協力して演説できた。

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今日の模擬選挙で感じたことは、演説をすることはとても難しいということです。いかにみんなの心に響くか、どれだけ多くの人に共感を得られるように話せるかが特に難しかったです。さらに、自分の意見ではなく、その政党の意見を言わなくてはいけないというのは、その政党について知り尽くしていないとできないことなのでとても大変でした。台本を見すぎてしまったのと、全然相手に伝わらないような話し方をしてしまったことが今日の反省です。

私たち班は今日の模擬演説では自民党をやらせていただきました。個人的には自民党の政策に賛成的ではないのですが、自民党について調べていくうちに自民党についてのことを色々知れてよかったです。依然として自民党には賛成的ではないのですが少し見方が変わったのでいい経験になりました。模擬投票が楽しみです。

僕は、維新の党の模擬党首として模擬党首演説会に臨みました。前で演説するにあたって心がけたことは、「なるべく大きな声で、聞きとりやすいスピードで話すこと」と、「時間内に伝えたいことを話しきる」ということです。マイクを通すとはいえ、ぼそぼそと小声で話しては聞き取れない、要点が伝わらないと思ったので、終始はっきりと、強調するところは強調して話すようにしました。また、5分間という長いようで短い時間の制約のなかで、何を伝えていくかについても考えました。インターネットで集めた情報を取捨選択し、補足説明も少し加えた結果、5分以内に収めて話すことができました。政党の党首の立場になって演説をするということは初めてで、少し緊張しましたが、伝えたかったことはしっかりと伝えることができました。とてもいい経験になりました。

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模擬政党の演説で、他の班の演説を聞いて、政党によって力を入れている政策が違うとわかった。福祉に力を入れているところは、政策が具体的に表されていると感じた。一方、経済に力を入れている政党は抽象的で期待しにくいと感じた。「アベノミクス」や「集団的自衛権」については、政党ごとにはっきり意見が分かれていて、おもしろいと思った。また、自分で演説してみて、具体的に政策が伝わるように発表するのは意外と難しかった。今回の学習で、いろいろな政党のことが知れて、興味が持てたので18歳になったら選挙に行って投票してみたい。また、政治のニュースなどは積極的に見ようと思う。

今日模擬党首ではトップバッターということもあり、緊張で早口になってしまい、時間配分もなにも考えておらず、準備不足なのが明白になってしまいました。事前に調べたことはすべてカタログに載せてしまって、話す原稿もなく準備の大切さを思い知りました。各党のを聞いてみて政策よりも話す人が一番大事なんだと思いました。どれだけ実現不可能そうな政策でも話す人によって本当にできそうに思いました。

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平成27年9月29日ベトナム研修旅行事後学習 「ベトナム野菜の機能性評価」

本校化学教室において、グローバルリサーチ受講生のうちべトナム研修参加者対象に、「ベトナム産野菜類の抗酸化・抗炎症活性評価に関する研究」と題した講義を実施しました。兵庫県立大学村上明教授から「食品機能性」「抗酸化活性」「抗炎症活性」の3つのテーマについて話をしていただきました。今回の講義で得た知識をもとに、今後、ベトナムの野菜や果物の抗酸化試験や抗炎症試験を実施していく予定です。

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平成27年9月27日OWF for Youth高校生実行委員会

たかとりコミュニティーセンターにおいて、グローバルリサーチ受講生(2年生)2名がAWEP(アジア女性自立プロジェクト)の代表理事 奈良雅美氏にインタビューを行いました。これはOWF for Youthのブース「カフェ・ワンワールド」でNPOの紹介VTR作成のために以下の質問事項について答えてもらったものです。1)どのような活動をしているのか(活動概要)、2)最終目標(貴団体の目指す社会や世界の状態)、3)活動の理念、4)高校生にどんなことを期待しているか。奈良氏からは、世界には問題がいっぱい溢れている中で、自分たちにできることを1つずつ解決していくことが大事であること、高校生には今の学習が世界の問題解決につながっていることを意識しながら日々取り組んでほしいことなどを話してもらいました。

その後、大阪国際交流センターにおいて、第5回高校生実行委員会が開かれ、トークセッション(立命館守山高校)と日本文化を知るプログラム(県立国際高校)、ワークショップ(本校)について話し合われました。ポスターやチラシが完成し、プログラムも具体化していき、着々と準備が進んでいます。以下は生徒の感想です。

IMG_8070 IMG_8073 IMG_8075 ポスター

AWEPさんのインタビューに行き、その後第4回の実行委員会に参加しました。実行委員会では他の実行委員の皆さんからいただく自分では思いつかないような意見の数々に、第三者に見てもらうことの重要さを体感しました。広報や他のプログラム等も進み、本番が少しずつ近づいているのだと感じています。また、インタビューでは、AWEP代表の奈良さんのお話を聞かせていただき、とても充実した時間になりました。このようなことがあるのだと知るきっかけになる、というお言葉がとても印象的でした。家で仕事ができる、という事は娘を持つ親としてとても大切だと思います。このような活動が行動としても認識としても更に広まればいい、と思いました。

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今日はAWEPにインタビューをしました。フィリピンやネパールの女性を支援する団体だったけど、根本は世界の色々な人の偏見をなくしたり支援したいということがわかりました。また、問題は次から次へと出てくるけどその大元となる原因なども解決していきたいとおっしゃっていました。実行委員では、イスラムのワークショップで、服装やお菓子を食べる体験などはなんか違うと言われましたが、最終的には体験も良いと思うに変わりびっくりしました。ワークショップは、もう少し詰めていこうと思います。

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平成27年9月26日創造基礎B FW「石井地区地方創生」

佐用町石井地区において、未来創造コース2期生の生徒6名が、「石井地区地方創生フィールドワーク」というテーマで、芋掘りボランティアと限界集落訪問を行いました。石井地区には、総合科学類型4期生のころからお世話になっており、今回は石井地域収穫祭イベントのお誘いを受け、参加したものです。以下は生徒の感想です。

今日は佐用町の石井地区に伺いました。そこで、お芋掘り体験と限界集落にフィールドワークに行きました。お芋掘りでは最初に行った鎌で土を柔らかくするのが大変でした。鎌が重いのと土が固いのとでなかなか深く掘ることが出来ませんでした。でも小さい子が掘るには土が固いと掘れないので最初にするこの動作はとても大切だそうです。実際、小さい子と一緒にお芋掘りをした時そのことが身をもって分かりました。お芋が掘れた時のとても嬉しそうな顔が印象に残っています。「家に帰ってさつまいもケーキにする」と楽しそうに言っていたので自分で掘ったお芋を食べることができるのは嬉しいことだなと思いました。限界集落に行って驚いたことは8年間も人が住んでいない場所があるということです。川の音しか聞こえないという状況で、8年前で時間が止まってしまっていました。人が住んでいない家の1つを見学させていただき、余りの無人感に驚きました。そこでは、囲炉裏や五右衛門風呂、二層式洗濯機など社会の教科書で見るようなものが沢山あり新鮮でした。佐用町には人が少ないですが、私たちが住んでいるところには無い面白いものが沢山あり本当に楽しかったです。また、地域の人もすごく親切で丁寧に説明して下さいました。今日おっしゃっていた紙すき体験もしてみたいですし、是非また訪れたいです。

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佐用町に関しては、何年か前の水害、ひまわりなどとあまり印象がありませんでした。しかし、今日地元の人と交流して感じたことがたくさんありました。まず、石井地域の人はフレンドリーで優しい。お芋堀りをしたときに、仲良く会話をしたり、協力しあっているのをみて温かいまちだなぁと思いました。また、自然と共に生きているのを感じました。道端になっている果実をそのまま食べるなんてことはありません。それに、川のせせらぎが聞こえてくることもありません。空気も水も澄んでいました。地域の人は自然に合わせた生活をしていて、うらやましいなぁと思いました。そして、地域の人が地域のよさを知っている。石井地域のことについて話してくださった際、紙すきについての熱量がとても大きくて、住んでいるまちが好きなことが伝わってきました。また紙すき体験もしてみたいと思ったし、また佐用町で何かをしたいという気持ちが強くなりました。今回行ってみて、限界集落と言われていますが限界とは誰が決めたのかなぁと疑問になってしまいました。人が少なくても、少子高齢化が進んでいても、空き家が多くても、可能性は秘められていると感じました。地域の人たちの絆が強いということが石井地域の魅力だと思います。それをもっともっと他の人に知ってほしい、広めたい、石井地域の人のためになりたいと思いました。次の紙すき体験のために、押し葉・押し花をきちんと用意しておきます。

芋ほりでは、鎌を使うという普段出来ない事が出来た上に、地域の人と交流も行えたという事は、素晴らしい体験だったと思います。佐用町に行く前は、人はほとんどおらず、マイナスのイメージが強かったです。しかし、芋ほりを行う内に、自分が思っているよりも子供が多く、地域の人も明るいという事が分かりました。フィールドワークでは、地域の雰囲気を知る事が出来ました。8年前に人が住まなくなった家では、五右衛門風呂や二層式洗濯機、囲炉裏など今まで教科書でしか見た事の無かった物を沢山見られたので、良かったです。また、昔は木を電柱にしていて、その余りを橋にしていたという事を聞いて、昔の人の知恵に驚かされました。私達の創造の班では、商店街の活性化について活動を行っています。 今回佐用町に行き、地域の特徴である「自然」を利用して少子化を解決しようとしている事が感じました。その事を商店街にも生かし、その商店街特有の物事を全面に押し出したイベントを行いたいと思いました。

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初めにさつま芋掘りのボランティアに行きました。人口が少ないと言われているこのまちでも子供から大人まで約40組の人が参加していました。私は、小さい子のサポートをしていましたが、子供のなかにも大胆に抜く子から埋まっているさつまいもを見つけて、地道に掘っている子がいて、違いを見ることができました。当たり前かもしれませんが、どんな子でもさつまいもを掘った時には、笑顔で喜んでいました。またその姿を見た保護者の方もとても嬉しそうして、写真を撮っていました。さつまいもは種類によって大きさが違いました。お昼には、「ゆう・あい・いしい」でご飯を食べました。ここは小学校だったところを使っており、今は合宿場としても使われています。お話によるとこの地域では紙を作る紙すきという作業をすることで有名らしく、それには冬の寒い時期にミツマタという植物を使うそうです。ちなみにこのミツマタは一万円札に含まれているそうです。これにも行ってみたいなと思いました。次に、石井地区の限界集落と言われている若洲という場所に行きました。家は何軒かあるものの、住んでいるのが1軒しかないらしく、人が全然いませんでした。住まれていない家の中には新しい家から廃れていて今にも壊れそうな家がありました。昔に建った家もあったので、中に囲炉裏やかまど、裸電球、旧式の洗濯機、五右衛門風呂など今でも残っているものがありました。人がいないのですごく静かでした。代わりに虫の鳴き声や川のせせらぎなどを聞くことができ、とても新鮮でした。また紙すきで使うミツマタがたくさん生えていました。限界集落に住んでいる人から鹿の角をもらいました。山には、鹿や猪が住んでいるそうです。それから神社に行きました。そこはもう神様がいないらしく、管理されていませんでした。このような限界集落という日本が抱えている問題の1つを自分の目で見ることができました。これはとても貴重な経験です。これからの活動に活かしていきたいです。

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さつまいも掘りのボランティアとフィールドワークをするため、石井地区に行きました。石井地区には限界集落やそのなかでも高齢化100%の集落があります。さつまいも掘りには小さい子も来ていて、人が少ないということが想像できませんでした。しかし一歩山の方に行くと、人気がなく、川のせせらぎしか聞こえませんでした。また、7、8年前のままで誰も住んでいない家に行き、その中を見ることもできました。そこには、少し前のドラマや映画でよく見る囲炉裏や古い洗濯機、五右衛門風呂などがありました。自然のなかでゆったりとした時間の流れを感じることができ、とても充実した時間を送ることができました。普段生活しているだけでは、体験することができないことばかりでした。石井地区ならではの良いところにたくさん触れることができ、このことをもっと多くの人に知ってもらいたいと思いました。

今日のフィールドワークでは想像していたこととはとても異なっていて驚くことが多かった。中でも、お芋掘りのときに意外と多くの子供が参加していたことに驚いた。また、本物の限界集落をみると、本当に時間が止まっているように感じた。今、私が住んでいるところでの車の音や少年野球の声が聞こえるのが当たり前だと思っていたが、この限界集落では川の流れる音しか聞こえないのが新鮮でのどかだと思った。たくさんの方と合流できたことも、お芋掘りで最終的には自分たちが一番楽しんでしまったことも、鹿の角を持って帰ることも本当に充実した時間を過ごすことができてよかった。また、紙すきもいってみたい。

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平成27年9月26日「国際貢献活動参加者と課題研究に取り組む高校生のワークショップ」

関西学院大学上ヶ原キャンパスにおいて、未来創造コース1期生2名とグローバルリサーチ受講生3名が、国際貢献活動2015年度春学期派遣者帰国報告会にあわせて開催された「国際貢献活動参加者と課題研究に取り組む高校生のワークショップ」に参加しました。フィリピン・タイ・インドネシア・カンボジア・マレーシアなどに派遣された学生達の報告があり、質疑応答や意見交換を行いました。活動内容も様々で有意義な研修となりました。昼食時間を利用した質疑応答や意見交換もありました。以下は生徒の感想です。

関西学院の学生が「国際貢献活動」として5ヶ月間、各派遣国で実践活動を行ったもので、私は4人の活動報告を聞いた。それぞれ、フィリピンのNGOで日本企業との連携協議を行ったり、タイのNGOでタイの中小企業向けの日本企業視察ツアーなどを企画したり、インドネシアの宗教・女性の点から平和構築を目指すNGOで活動したり、同じくインドネシアで教職に就いたりしていた。留学と異なるということを強調していたがまさにその通りで、海外へのインターンシップのような感じだった。基本的には英語で会話をするそうで、語学の上達は言うまでもない。教職をした人が、5ヶ月でインドネシア語を習得し、インドネシア語で授業をしたという話にはとても驚いた。間違っていてもとりあえず話す、訳す、聞いたことを書き留めるなどのことを積極的にするのが良いということで、すごく説得力があった。何よりも情熱が大事ということも話していた。語学の上達に加えて、外国の文化の中で働くことは、その国の文化を理解したり、日本文化を見直すこと、更に自分が日本人として出来ることは何かを考えたり、文化の違いやささいな文化衝突を肌で感じて「異文化理解」を考えることができたと話していた。最も大きなものは宗教の違いで、イスラム教の人に日本食を紹介するときにかなり気を使わなければならなかったり、キリストとアッラーの意見の違いからの対立に全くついていけなかったりしたという。それから、イスラム教信者だけど酒を飲んだり断食を休む日を入れたり、ある宗教の中でも、信者がどれくらい宗教を大切にしているかは差があるという話も、当たり前ではあるのだが興味深かった。大学で、海外に1人で繰り出してこうした経験をしているのはとても格好良く、楽しそうだと思った。もっと本格的で専門的ではあるが、私たちからすると「ベトナム旅行」で“長田の町の活性化”をしているようなもので、終始興味惹かれる内容だった。4人とも異文化理解の内容にについて触れていて、このことは今後の研究に活かせるかなと感じた。(2年男子)

私は未来創造コースの推薦入試の面接で将来の夢は日本語教師になりたいと答えていて、今回のワークショップの中に国際貢献活動として日本語教師として派遣された方のお話が聞けるということで参加しました。その方は日本語だけでなく折り紙や歌、手遊びという日本文化を教えたり、スラムのフリースクールで基本的な英語を教えたりしていたそうです。本当に私がやりたいと思っていたことそのもので話を聞いているだけでとてもワクワクしました。派遣された方が気をつけていたことは「私」としてではなく「日本人」として振舞うこと、現地の文化を取り入れながら教えることだそうです。私は日本のことを教えるのに、現地の文化を取り入れるという考えが無かったのでとても驚きました。でも、もし私たち日本人が他国のことを学ぶ時にたとえその国の文化であったとしても日本では常識的でないことをされたらと考えるとすごく納得出来ました。また、今回のセミナーで私が1番心に残っていることはイスラム圏の国へ派遣された方が女性である自分が恥ずかしい存在のように思えたという言葉です。公の場に出るときに肌を見せないように言われたこと、女性であるがゆえに握手を無視されたり嫌な顔をされたことからそのように感じたそうです。衝撃的でした。日本で生活していると色々な宗教があることは知っていても、実際に肌で感じる機会がありません。女性であることを理由に差別されるとはこういうことなんだと改めて分かりました。同じ時代に行きているのに、不思議な感じがしました。それと同時に女性であるがゆえに差別をされない当たり前に思っている今の環境を幸せに思い、感謝したいと思いました。ワークショップに参加して、やはり経験しないと分からないことはたくさんあると感じました。関西学院大学の国際貢献活動は留学と違い、実際に現場で働くのでその国の社会が体験できるのだと思いました。色々なそこへ行った人にしか出来ないお話を聞けて良かったです。(2年女子)

今回学んだことは、やはりグローバル化が進む中で文化の違いが衝突してしまうということです。異文化理解と言いますが、新たな考えとして「理解」しつつも「違い」を受け入れるようにすることも大切だと思いました。また、貢献したいという気持ちだけでは貢献できないということです。しっかりと専門的な知識を身につけ役に立てる人間になりたいです。また、私はよく人と比べてネガティブになってしまうので、無理矢理でもポジティブに物事を考えていきモチベーションアップにつなげるように努めたいです。(1年女子)

私はフェアトレードについて研究したいので、「村おこし、一村一品運動」という活動を紹介された学生の話を目当てに今回のワークショップに参加しました。結果から言うと、その人は活動自体はしていなかったのですが3時間がとても短く感じられたくらい全ての報告がとても興味深く、行ってよかったと思いました。私が特に面白いと思った話は、ボルネオの観光局で働いていた人の話です。その人が言っていたことは、1)自分とアドバイザーの人との関係を客観的に見てどのアドバイスを参考にするかを考える、2)宗教は「理解」ではなく「受け入れる」ことが大事で、無理して理解しようとはせずにそれはそれ、これはこれと踏ん切りをつける、3)素直なだけでは生きていけないので、仕事をする上では八方美人になることも必要、4)仕事で辛いことがあってもポジティブに物事を考える、でした。私の研究テーマとは少し違った活動も聞けて、とてもいい刺激になったと思います。また、発表している大学生の方の発表方法もこれからの参考になりました。大学生の方に、「何か一つ国を決めてそれにとことん向き合えばいい。」と教えていただいたのでこれから私の研究テーマにあった国を探していきたいと思いました。最後に話を聞いていて共通したことは、「英語を話せるのが当たり前」だったので英語力をつけなければいけないと痛感しました。(1年女子)

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ギターアンサンブル部 2015年度活動の記録 2

当ページには2015年11月までの記事を掲載しています。
12月以降の記事については、「2015年度活動の記録3」ページに掲載します。

2015年度活動の記録3 ページへはこのリンクをクリック

2015/12/11更新
・(12/11)神戸甲北高校との合同練習会の記事を掲載しました

・(12/11)秋ライブの記事を掲載しました

2015/11/15 合同練習会

神戸甲北高校と合同練習会を行いました。
部長挨拶

パート別練習会: 練習メニュー等の情報交換や、G/B/Drパートはジャムセッションなども行いました。
パート別練習会 パート別練習会
パート別練習会

合同発表会:代表バンドによるミニライブを行いました。
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発表会 発表会
発表会 発表会
発表会 発表会
発表会 発表会
発表会 発表会

お互いに大いに刺激になる1日だったと思います。
神戸甲北高校のみなさん、ありがとうございました。
記念写真

2015/10/30 秋ライブ2日目

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2015/10/29 秋ライブ1日目

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2015/9/21 OB主催クリニック

ギターアンサンブル部OBの先輩を講師としてお招きし、パートごとにクリニックを行いました。
練習後には先輩を囲んでの懇親会を行い、先輩・後輩の親交を深めました。

Dr Dr
G G
G G
B Key

2015/9/19 武陽ライブ

ライブハウス「神戸108」にて、武陽ライブが行われました。
これは現役生、OBを中心に演奏やパフォーマンスを披露しあうイベントで、昨年度本校OBが企画、実施し、今回は2回目になります。

・現役生による演奏(本校生、他校生との合同バンド等)
・ダンス部現役生による公演
・OB有志によるダンス・ボイスパーカッション
・OBによる演奏

OBの演奏では69陽会の方々を中心とするバンドにも出演していただき、素晴らしい演奏を披露され、会場を大いに沸かせてくださいました。

現役生 現役生
現役生の演奏
 OBによる演奏
OBによる演奏 OBによる演奏
OBによる演奏
集合写真

2015/9/5 デジレコ・バンド・クリニック

音楽雑誌「デジレコ」による取材とバンドクリニックを行いました。
当日は専門学校「ESPエンタテインメント」から7名の方が講師として来校され、メンテナンス講座やパートごとのレッスン、代表バンドのクリニック等を行っていただきました。
合わせて「デジレコ」誌編集長から直々に取材をしていただきました。

プロの講師の方に指導していただくことはまたとない機会であり、生徒たちにとっては大いに刺激になったことと思います。

Dr/G メンテナンス講座
Drメンテナンス Drメンテナンス
Gメンテナンス Gメンテナンス

パート別レッスン
パート別レッスンVo パート別レッスンVo
パート別レッスンKey パート別レッスンKey
パート別レッスンB パート別レッスンB
パート別レッスンG パート別レッスンG
パート別レッスンDr パート別レッスンDr

G/Bメンテナンス講座
G/Bメンテナンス G/Bメンテナンス

代表バンドごとのクリニック
クリニック クリニック
クリニック クリニック
クリニック クリニック
クリニック クリニック
クリニック クリニック
クリニック クリニッククリニック クリニック
クリニック クリニック
クリニック クリニック

編集部のみなさん、講師の先生方、本日はありがとうございました。
閉会式
集合写真

 

 

 

 

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平成27年9月17日創造応用ⅠS 探究活動2回目

2回目の探究活動を各科目毎に本校各教室で行いました。今回は全ての科目とも講師の指導はなく、本校担当教員の指導の下、それぞれの科目でテーマ設定の話し合いや予備実験等を行いました。数学は、先週神戸大学の稲葉先生から教えていただいた統計学の講義の続きを行い、かなり高度な統計処理の方法や理論的な公式の説明を聞き、次回以降のテーマ設定に向けて苦しみながらも前向きに難解な式と格闘する姿が見られました。物理はテーマについてまずは各自で考え、後半はグループで意見を出し合って議論しました。大阪大学の下田先生が専門にされている放射線に関する研究や日常生活に関わる新たなエネルギー開発に結びつけるための探究活動をしたい、など積極的な意見が出ていました。化学は食塩水を用いて水溶液の濃度と電気エネルギーとの関係を調べる探究活動を行い、電気エネルギーに関するテーマ設定に向けて予備実験を行いました。生物は前半はユーグレナ(ミドリムシ)の形態の特徴を理解するために顕微鏡でスケッチを行い、後半は生物対流の確認をすることでユーグレナの生態について実習しました。

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平成27年9月15日創造基礎B 社会科学分野 最終発表会

本校同窓会館武陽ゆ~かり館に置いて、未来創造コース2期生の社会科学分野の最終発表会が行われました。中間発表を経て、夏季休業中にフィールドワークに行ったり、ボランティアスタッフとして参加したりして研究を深めてきました。今回は、研究から導き出した提案を発表し、それが課題解決として適切かや実現可能性について議論しました。また、長田区まちづくり課課長田中丈之氏はじめ、地域で活動をされておられる方々を評価者としてお招きしました。今後、今回の議論から課題解決の提案をブラッシュアップし、実際に協力者に対して提案し、課外活動で実践活動を行っていきます。以下は生徒発表のタイトル(発表順)です。

1班      「商店街に活気を!」

6班        「とり戻せ!~笑顔が集まる商店街~」

5班      「EAT LOCAL KOBE」

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7班      「長田の味がつくる笑顔」

3班      「防災教育」

2班      「銭湯で外国人と交流を深めよう」

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4班      「長田親子HAPPY計画」

8班      「空き地活用 ~駒ヶ林水族園をつくろう~」

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