平成27年9月29日創造基礎A 「模擬党首演説会」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造基礎Aの授業で「模擬党首演説会」を行いました。各班が担当する政党は、ワークショップでお世話になった神戸市選挙管理委員会選挙部長の立川氏と相談し、近畿地区で国会で議席をもつ政党としました。前時の授業で各班で担当する政党について調べ、1)綱領、2)経済政策、3)福祉政策、4)外交政策、5)その他の項目について「政党カタログ」を作成しました。今回は各政党の党首と幹事長の演説会というロールプレイを行いました。次回は今回の演説会のメモと評価をもとに模擬投票を行う予定です。以下は模擬党首を担当した生徒の感想です。

あまり細かくは調べていなかったが、つっかえながらも5分間話せたのは、分かったことを全部言えたからだと思う。また、自分なりにこの政策の理由は、「◯◯のはず」と思って付け足した部分もある。伝えるべきことを伝えるには本当はもっと説得力のある話し方をしないと行けないと思った。模擬演説では、内容は別として、より党員の身になって考えることで説得力が生まれるんだろうと思う。しかし個人的には正直安保法案には反対なので、賛成派として話すのは大変だった。ただ、次世代の党を調べたことによって、安保賛成の理由を知る機会になったのは良いと思う。幹事長とも協力して演説できた。

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今日の模擬選挙で感じたことは、演説をすることはとても難しいということです。いかにみんなの心に響くか、どれだけ多くの人に共感を得られるように話せるかが特に難しかったです。さらに、自分の意見ではなく、その政党の意見を言わなくてはいけないというのは、その政党について知り尽くしていないとできないことなのでとても大変でした。台本を見すぎてしまったのと、全然相手に伝わらないような話し方をしてしまったことが今日の反省です。

私たち班は今日の模擬演説では自民党をやらせていただきました。個人的には自民党の政策に賛成的ではないのですが、自民党について調べていくうちに自民党についてのことを色々知れてよかったです。依然として自民党には賛成的ではないのですが少し見方が変わったのでいい経験になりました。模擬投票が楽しみです。

僕は、維新の党の模擬党首として模擬党首演説会に臨みました。前で演説するにあたって心がけたことは、「なるべく大きな声で、聞きとりやすいスピードで話すこと」と、「時間内に伝えたいことを話しきる」ということです。マイクを通すとはいえ、ぼそぼそと小声で話しては聞き取れない、要点が伝わらないと思ったので、終始はっきりと、強調するところは強調して話すようにしました。また、5分間という長いようで短い時間の制約のなかで、何を伝えていくかについても考えました。インターネットで集めた情報を取捨選択し、補足説明も少し加えた結果、5分以内に収めて話すことができました。政党の党首の立場になって演説をするということは初めてで、少し緊張しましたが、伝えたかったことはしっかりと伝えることができました。とてもいい経験になりました。

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模擬政党の演説で、他の班の演説を聞いて、政党によって力を入れている政策が違うとわかった。福祉に力を入れているところは、政策が具体的に表されていると感じた。一方、経済に力を入れている政党は抽象的で期待しにくいと感じた。「アベノミクス」や「集団的自衛権」については、政党ごとにはっきり意見が分かれていて、おもしろいと思った。また、自分で演説してみて、具体的に政策が伝わるように発表するのは意外と難しかった。今回の学習で、いろいろな政党のことが知れて、興味が持てたので18歳になったら選挙に行って投票してみたい。また、政治のニュースなどは積極的に見ようと思う。

今日模擬党首ではトップバッターということもあり、緊張で早口になってしまい、時間配分もなにも考えておらず、準備不足なのが明白になってしまいました。事前に調べたことはすべてカタログに載せてしまって、話す原稿もなく準備の大切さを思い知りました。各党のを聞いてみて政策よりも話す人が一番大事なんだと思いました。どれだけ実現不可能そうな政策でも話す人によって本当にできそうに思いました。

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