本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造基礎Bの授業「院生ガイダンス」が行われました。創造基礎Bは前期は社会科学分野(4月~9月、10月より課外で実践活動)、後期は自然科学分野を神戸大学大学院人間発達環境学研究科の院生とともに共同研究を行います。今回、同大学院の伊藤真之教授と大学院生7名(1名欠席)に来ていただき、ご自分の研究課題についてプレゼンテーションを行っていただきました。以下は研究テーマです。
・生態学、特に植物生態学・送粉生態学(修士1年)
・原子核乾板からなる望遠鏡を用いた宇宙ガンマ線の観測(修士1年)
・人と物体間の摩擦力を測定するセンサの開発(修士2年)
・月周回衛星「かぐや」から得られたデータを利用した月の放射線環境調査(修士2年)
・振動分光法を用いた、ポリグリコール酸の結晶構造に関する研究(修士2年)
・環境DNAの正体の解明と環境DNA分析法の感染症生態学への応用(修士2年)
・インソール型フォースセンサによる床反力及び足圧中心軌跡の推定(修士2年)
・ガンマ線天文学、加速器による素粒子実験(修士2年)
大学院生の方々からの発表後、各自でどのテーマに沿って研究を進めていくのかを考え、大学院生に質問をしながら、班内ですりあわせて研究したいテーマを絞り込みました。10月13日(火)に、各大学院生のゼミ(「院生ゼミ」)で研究テーマについて詳しく学習する予定です。