平成28年4月20日 創造応用ⅠS 数学

本校選択授業教室において、未来創造コース2期生(2年)理系選択者対象に、数学の内容で「データ分析の基礎知識」というテーマで行いました。前半は5人グループになり、各自で作成した「あみだくじ」を用いて、当たりを導くあみだを選ぶ確率について、実習を行いました。実際に分析されたデータを用いてその確率が示す数値に驚くと同時に、クラス40名の中で誕生日が同じ人がいる確率についても計算上の数値を計算し、統計学の楽しさの一端に触れることができました。後半はデータを用いて平均値、中央値、最頻値についての演習を行い、箱ひげ図を作成し、分散と標準偏差についても理解を深めました。

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〈生徒の感想〉

今日の授業を通じて、すぐに人に聞くのはよくないことかもしれないと思いました。「あみだくじ」の解説はすぐに先生から教えていただきましたが、改めて自分で考えてみると自分の力では考えられないこともなかったかもしれないと思いました。自分でもう少し時間を懸けて考えてみるべきだと思いました。

「あみだくじ」を統計学で考えられるという点に興味を持ちました。ただの運だと思っていたものが、当たりさえ分かっていれば、数学を用いて考え、確率の高いところを選べば良いと分かったとき、統計学の楽しさを知りました。

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平成28年4月20日 創造応用ⅠL 「世界一大きな授業」

本校HR教室において、未来創造コース2期生(2年)文系選択者対象に、本校教員がNGOが主催する世界の教育問題を取り上げる「世界一大きな授業」を実施しました。英語による開発途上国の現状を考えるクイズ、タイ語による識字体験、教育援助を考えるロールプレイ、日本政府に対する政策提言を考える授業を行いました。

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〈生徒の感想〉

開発途上国の現状を知ることから始めるべきだと思った。支援金額の大きさで競い合ったりするのではなく、支援を受ける国のニーズに合った援助をするべきだと思った。

テレビや新聞などで見聞きするよりも、自分たちが役割に応じて異なる立場を演じたことで、開発途上国の教育問題を主体的に考えることができました。

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平成28年4月19日 創造基礎B 講義「これからの神戸のまち・長田のまち」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科1期生(1年)対象に、長田区まちづくり課課長 田中丈之氏をお招きし、神戸市や長田区の実態、安心で住みやすい魅力あるまちづくりに向けた施策や課題についての講義をしていただきました。本講義は、本校創造科学科1期生が受講する「創造基礎B」の導入として行われたものです。

生徒たちは、人口流出や少子高齢化により引き起こされている様々な問題や産業、防災における課題について知ることができ、地元神戸市・長田区の実態や今後の在り方について深く考えるきっかけとなりました。今後は本講義で得たものをヒントに、各グループがテーマを設定し、調べ学習やフィールドワークを行う予定です。

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〈生徒の感想〉

「これからの神戸のまち・長田のまちづくり VISION 2020」という行政計画が行われていることを初めて知った。長田という少子高齢化や外国人居住者が多く見られるまちで、若者の移住や定住を増加させるための多くの対策が行われているようで、その多様性に驚いた。だが、どの活動やイベントも私は今日初めて聞いたので、神戸市全体にもっと発信するべきだと考える。人口の減少は長田だけの問題ではないからだ。今後の研究ではなんらかのイベントや活動をするとき、発信の方法も工夫したいと思う。

今日は初めての創造の授業で神戸市や長田区の現状や課題、取り組みについてお聞きし、長田区には少子高齢化や空き地、空き家問題など、様々な課題があることが分かりました。創造基礎Bの研究テーマを決めるためにも参考になったと思います。まだ研究といっても何をするか漠然としていますが、地産地消やメイド・イン・長田などに興味を持ったので、それらについてやってみたいと思いました。フィールドワークでは難しいこともたくさんあると聞いていますが、それらを乗り越えて充実した研究を行い、先輩方を上回れるように頑張りたいです。

今日は、長田区役所 まちづくり課長の田中氏の講義でした。「これからの神戸のまち・長田のまち VISION2020」をテーマに話をされていました。神戸市・長田区ともに人口減少や少子高齢化が深刻な問題となっており、問題を解決するために、行政は既に動きだしていることを知りました。地域を活性化させるために、また今住んでいる人が暮らしやすいように、数多くの工夫がなされていると知り、支えてくれる人がいることのありがたさを、実感しました。個人的な感想になりますが、最後、質問が時間内に終わらないぐらい飛び交い、さすが、レベルが高いなと改めて思いました。そんな中、自分は手を挙げそびれてしまって、悔しい思いをしました。またこういう講義があれば、次は勇気を出して質問したいと強く思います。

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吹奏楽部2016年度活動の記録

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2017/3/26更新
・OB吹奏楽団定期演奏会の記事を掲載しました
・鉄人化祭の記事を掲載しました

第7回高校生鉄人化祭

2017/3/25 若松公園(鉄人広場)

鉄人28号の歌
鉄人化祭2017 鉄人化祭2017


君の名は
ドント・セイ・ザット・アゲイン
鉄人化祭2017 鉄人化祭2017
鉄人化祭2017 鉄人化祭2017

高校生の主張
高校生の主張 高校生の主張 高校生の主張

兵庫高校OB吹奏楽団 第29回定期演奏会

2017/3/20 神戸芸術センター芸術劇場

第2部:現役生(合唱)とOB吹奏楽団との合同演奏
風の谷のナウシカ
もののけ姫
千と千尋の神隠し
第2部

第3部:現役生による演奏
三つのジャポニスム 真島俊夫作曲
バレエ組曲「中国の不思議な役人」 B.バルトーク作曲
第3部

第4部:現役生とOB吹奏楽団との合同演奏
バレエ組曲「シバの女王ベルキス」 O.レスピーギ作曲
第4部

ユーカリスティア 藤井敬士作曲

2016年度 アンサンブルコンテスト

今年度も多くのご支援、まことにありがとうございました。
心から感謝申し上げます。

クラリネット八重奏

ラ・セーヌ クラリネット八重奏のための 真島俊夫作曲

2016/12/25 神戸文化ホール(大ホール)
第44回兵庫県アンサンブルコンテスト 第26回神戸地区大会
金賞 市代表 神戸市長賞(最優秀)

2017/1/22 高砂市文化会館
第44回兵庫県アンサンブルコンテスト
金賞

フルート三重奏

碧い月の神話 石毛里佳作曲

2016/12/25 神戸文化ホール(大ホール)
第44回兵庫県アンサンブルコンテスト 第26回神戸地区大会
金賞 市代表

2017/1/22 高砂市文化会館
第44回兵庫県アンサンブルコンテスト
銀賞

第19回アンサンブル交流会

2016/12/18 本校講堂

県立西宮高校、県立明石北高校をお招きして、毎年恒例のアンサンブル交流会を行いました。
パート別交流会の後、講堂で各校のアンサンブルチームが練習の成果を披露しました。
最後に全員による合同演奏を行いました。

アンサンブル交流会 アンサンブル交流会

合同演奏
ジャパニーズグラフィティXII
アンサンブル交流会

第53回芸術鑑賞会

2016/12/15 神戸文化ホール

リハーサル風景
リハーサル リハーサル
リハーサル リハーサル
リハーサル リハーサル

吹奏楽ステージ
三つのジャポニスム 真島俊夫作曲
オリエント急行 P.スパーク作曲
吹奏楽ステージ 吹奏楽ステージ
吹奏楽ステージ 2016winter10

オーケストラステージ
ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲 ワーグナー作曲
オーケストラ オーケストラ
オーケストラ オーケストラ
オーケストラ オーケストラ

第36回近畿高等学校総合文化祭 吹奏楽部門演奏会

2016/11/13 あましんアルカイックホール

多数の方にご来場いただき、心より感謝申し上げます。

ミュージカル「レ・ミゼラブル」より C.シェーンベルク作曲
ジェラート コン カフェ 真島俊夫作曲

第100回神戸市吹奏楽祭

2016/11/3 神戸文化ホール 大ホール

多数の方にご来場いただき、心より感謝申し上げます。
今回は神戸市立神港高校、神戸市立神港橘高校吹奏楽部と合同演奏をさせていただきました。

オリエント急行 P. スパーク作曲

第21回サマータイムコンサート

2016/8/20 北区民センター すずらんホール

多数の方にご来場いただき、心より感謝申し上げます。

「マーチ・スカイブルー・ドリーム」 矢藤学作曲
バレエ音楽「白鳥の湖」 P.I.チャイコフスキー作曲 保科洋編曲
ドント・セイ・ザット・アゲイン B.シャープ作曲 岩井直溥編曲

2016年度 吹奏楽コンクール

多大なる応援に心から感謝申し上げます。

花組(高校A部門)

課題曲Ⅰ「マーチ・スカイブルー・ドリーム」 矢藤学作曲
バレエ音楽「白鳥の湖」 P.I.チャイコフスキー作曲 保科洋編曲

第63回兵庫県吹奏楽コンクール 第39回神戸地区大会
2016/7/28(木) 神戸文化ホール 大ホール
金賞 市代表

第63回兵庫県吹奏楽コンクール
2016/8/12(金) 尼崎市総合文化センター あましんアルカイックホール
金賞 県代表

・第66回関西吹奏楽コンクール
2016/8/28(日) ロームシアター京都
銅賞

月組(高校N部門)

「コタンの雪」 福島弘和作曲

第63回兵庫県吹奏楽コンクール 第39回神戸地区大会
2016/7/28(木) 神戸文化ホール 大ホール
金賞 市代表 最優秀

第63回兵庫県吹奏楽コンクール
2016/8/9(火) 三田市総合文化センター 郷の音ホール
金賞

雪組(一般部門)

課題曲Ⅰ「マーチ・スカイブルー・ドリーム」 矢藤学作曲
交響曲第1番「巨人」より 第4楽章 G.マーラー作曲 武陽子編曲

第63回兵庫県吹奏楽コンクール
2016/8/14(日) 姫路市文化センター
銀賞

第28回定期演奏会

2016/6/17 神戸文化ホール

平日の夕方にもかかわらず、1,400名を超える皆様にお越しいただきました。
心から感謝申し上げます。

第1部 吹奏楽
セドナ S.ライニキー作曲
コタンの雪 福島弘和作曲
マーキュリー J.ヴァンデルロースト作曲
交響詩「スパルタカス」 J.ヴァンデルロースト作曲

第2部 管弦楽
交響詩「フィンランディア」 J.シベリウス作曲

第3部 合唱
はじまり 木下牧子作曲 工藤直子作詞
兵庫高校校歌 網代栄三作曲 本校国漢科教官作詞

第4部 吹奏楽
フェスティヴァル・ヴァリエーション C.T.スミス作曲
バレエ音楽 「白鳥の湖」 P.I.チャイコフスキー作曲 保科洋編曲
スタジオジブリ アニメメドレー 久石譲・木村弓作曲 挟間美帆編曲
ドント・セイ・ザット・アゲイン B.シャープ作曲 岩井直溥編曲

ユーカリスティア 藤井敬士作曲

文化祭

2016/4/28校内祭 29一般祭

多数のご来場に心から感謝申し上げます。

吹奏楽ステージ

海の見える街 久石 譲作曲
あなたに恋をしてみました 多保 孝一作曲
愛を叫べ 100+作曲
ディズニー・プリンセス・メドレー Alan Menken、Frank Churchill、Mack David、Al Hoffman & Jerry Livingston作曲
ひまわりの約束 秦 基博作曲
チェリー 草野 正宗作曲
Make Her Mine Eric Leese作曲

吹奏楽ステージ 吹奏楽ステージ
吹奏楽ステージ 吹奏楽ステージ
吹奏楽ステージ 吹奏楽ステージ
吹奏楽ステージ 吹奏楽ステージ

オーケストラステージ

The Stars Wars Epic – PartⅡ John Williams作曲

オーケストラステージ オーケストラステージ
オーケストラステージ オーケストラステージ

新入生歓迎遠足

2016/4/15 須磨海浜公園

毎年恒例の生徒会歌と歓迎演奏です。
今年は快晴の空の下、演奏することができました。

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「生徒会歌」 網代栄三作曲

「学園天国」 井上忠夫作曲

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平成28年4月16・17日 創造応用ⅡL 「第2回国際公共政策コンファレンス・待兼山会議」発表

大阪大学豊中キャンパスにおいて、未来創造コース1期生(3年)の生徒が、大阪大学大学院国際公共政策研究科、大阪大学全学教育推進機構高大連携オフィス主催「第2回国際公共政策コンファレンス・待兼山会議」にて発表を行いました。本校生徒は「ベトナム農村部における水環境改善による耐性菌蔓延抑制への考察」というタイトルで発表を行いました。残念ながら2日目の全大会には進めませんでしたが、質問を積極的におこない議論に参加することができました。

昨年度に創造応用ⅠLでお世話になった渡邊智子氏が筑波大学医学医療系ヘルスリサーチ分野の研究員・非常勤講師となられ、2日目のパネルディスカッションのパネラーとして参加されており、再会しました。

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〈生徒の感想〉

「国際公共政策コンファレンス」という名の通り、国際的な問題についての論文を書き、発表するというものだ。残念ながら、2日目まで残って発表することはできなかったが、さまざまなことを学ぶことができた。一番は、プレゼンテーションについてだ。自分の反省としては、①プレゼンテーションの時間配分を考えられていなかった点、②原稿を見すぎた(事前の練習が足りなかった点)、③プレゼンテーションで伝える内容の本節を定めきれておらず、枝葉末節に内容が四散してしまっていた点などが考えられた。今回の反省点をしっかりとふまえ、今後の研究に生かしていきたいと思う。また、自分の発表のことだけでなく、他の人の発表を聞くことで、様々な分野、地域について、新しいことを知ることができた。そして、たくさんの人の意見やお話を聞くことで刺激になった。二日間とても大変ではあったが、充実した時間を過ごせて良かったと思う。

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平成28年4月13日 創造応用ⅠS 化学

本年度最初の創造応用ⅠSは、本校化学教室で、未来創造コース2期生(2年)理系選択者対象に、授業を行いました。最初にガイダンスを行い、科目の目標や年間計画について話を聞いた後、2~3人グループに分かれて化学実験による探究活動を行いました。

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今回の課題は「食塩を用いて最大電流を通す電池を作成しよう!」というテーマで、最初にまだ学習していない電池の仕組みや電流について講義を聞いた後、グループで課題に取り組みました。この課題を解決していくうえで、電極板は亜鉛と銅、薬品は食塩のみ、溶媒として希塩酸を用い、溶質としての食塩と希塩酸との合計質量は100g、という限られた条件の範囲で装置を組み立て、各グループで議論しながら工夫し、仮説の設定 → 実験 → 仮説の検証 → 考察 のサイクルを重視して実験を行いました。先生チームも参加し、生徒たちは最大電流NO.1を目指して、先生方とも競争しながら、コミュニケーションを大切にし議論と失敗を繰り返しました。これまでの実験とは異なり、課せられた条件以外は自分たちで実験器具や手順を考え、食塩の溶解度や溶液の温度、電極の形状など現段階で自分たちが知っている知識を活用しながら理論に基づいて工夫を凝らし、各グループで最大電流値にこだわって課題解決を試みました。

〈生徒の感想〉

初めての創造応用の探究活動は、これまで経験してきた化学実験とは異なり、与えられた課題を自分たちの力で解決していくという難しさと楽しさを味わうことができました。実験の方法や器具も自分たちで話し合いながら考え、仮説を立て、実験データを得て検証し、さらに改善策を議論して、また実験を行うという自然科学の研究手順についても学ぶことができ、研究はこうして行われるということを実感しました。

今日の実験では仮説を立てる重要性と、いかに基礎知識が必要であるかを学びました。自分たちにもっと知識があれば、いろいろなアイデアも出せただろうし、もっと論理的に仮説を立てて実験し、検証できたと思います。先生方の実験を見ていて、やっぱり経験や知識は大切だと感じました。

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平成28年4月9日 第6回未来創造シンポジウム

本校講堂において、本校未来創造コースと創造科学科の生徒、県内の中学生、保護者、全国の学校関係者、一般の方を対象に、「グローバル化する社会で高校生に求められる力とは?」をテーマに、第6回未来創造シンポジウムを開催しました。まず、未来創造コース1期生(3年)および2期生(2年)が、来場された方々に向けて、これまでの研究についてポスターセッションを行いました。

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続いて、下記の要項でプログラムを進めました。

1 基調講演「グローバル化する社会で高校生に求められる力とは?」

大阪大学大学院国際公共政策学研究科  松繁 寿和 教授

2 学校設定教科「創造」の取り組み(生徒発表)

① グローバルリサーチ「ベトナムおよび日本産野菜類の抗酸化活性」

普通科グローバルリサーチ受講生のうち、ベトナム研修参加者(3年生)

② 創造基礎(社会科学分野)「銭湯で外国人と交流しよう!!」

未来創造コース2期生(2年) 社会科学研究2班

③ 創造基礎(自然科学分野)「蛍光X線による原子の分析」

未来創造コース2期生(2年) 自然科学研究1班

④ 創造応用ⅠL「Reformation of employment requirement in Guatemala」

未来創造コース1期生(3年)*英語による個人発表

⑤ 創造応用ⅠS「ミドリムシに聞く! ~あんた環境指標なれるん?~」

未来創造コース1期生(3年) 生物研究班

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3 パネルディスカッション「グローバル化する社会で高校生に求められる力とは?」

司 会:未来創造コース1期生(3年)

パネラー:大阪大学大学院国際公共政策学研究科 松繁寿和教授、未来創造コース1期生(3年)2名、未来創造コース2期生(2年)2名、創造科学科1期生(1年)2名

生徒のほかに、200名を超える方々に参加していただきました。県内をはじめ、遠くは長野県からも足を運んでいただき、誠にありがとうございました。

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〈生徒の感想〉

今日のディスカッションは、僕にとっての最初の創造科学科での活動でした。そこで僕は初めて、「答えのない問題」に直面しました。今日参加した7人はそれぞれ違う考えを持っており、どの考えも間違ってはいないと思います。答えを出すことは出来なくても、それについて議論し、考えを共有することに意味がある。「答のない問題に取り組む」というのは、まさにこういうことだと実感し、その難しさも痛感しました。今日はこうして、「創造」の授業への第一歩を踏み出せたと思います。これからはまず目の前の「創造基礎」にしっかり取り組んでいこうと思います。(創造科学科1期生)

グローバル化する社会で求められる力について考えた。松繁教授は、日本の文系人材、特に法律や経済に精通した人材が少ないため未来産業がなくなってしまうと仰っていた。またグローバル社会で英語力は不可欠、そして日本語に価値を貯めなければ世界を相手に戦えないとも言われた。これからは国籍や文理の枠を超えた取組みが重要であると改めて認識した。この学校ではそれらに十分取組むことができる。これから多くのことを経験し吸収して、自ら未来を創造していける人になろうと強く思った。(創造科学科1期生)

シンポジウムは松繁先生のお話にあった「当然の英語力」という言葉にグローバル化した社会を感じた。先輩のプレゼンはどれも圧巻で今後あのようなプレゼンが作れるか不安もあるが先輩方を越えたいと思った。同輩のパネルディスカッションも凄かったので彼らに負けないように生活したいと思う。(創造科学科1期生)

私は松繁先生の少数派を尊重しなければならない理由というのにとても納得しました。「真理は少数派から始まるから」というのがとても刺激的でした。日本人は少数派を除いてしまう民族であるというのは、私も日本で生活していて大いに実感しています。そして自分がそのように動いてしまうことがあることも実感しています。私はそれをとても恥ずかしく思いました。松繁先生はあらゆることに対して批判的に関わっておられました。私はそういう人をとても格好いいと感じます。私も現代社会のあらゆる矛盾に気づいていける人間になるべく、たくさん勉強していきたいと思います。(創造科学科1期生)

「創造」の授業を受けて1年経ったからか、昨年よりも松繁先生のお話からたくさんのことを学べた。その基調講演で印象に残っているのは、日本のグローバル化レベルと英語力についてだ。「技術力はあったが、経営力はなかった」という過去の日本企業の失敗に私は衝撃を受けた。それは日本のグローバル化の遅れを物語っていると感じる。日本に閉じこもるのではなく、世界に目を向け前進し続けることが求められるのだと思った。また、先生のお話の中にブルガリアから来た留学生が出てきて、彼女はインターネットを使って、独学で英語を学んだと聞いた。どんなに苦しい状況でも自ら努力しようとしている姿勢に私は感動した。英語は今や当然のツールだ。世界中の人々が身につけようとしている。私ももっと頑張らないいけないと強く思う。(未来創造コース2期生)

昨年、私は主に「見る・聞く」といった受け身の立場でしたが、今回のシンポジウムは発表者としても参加しました。まさか1年後に同じ場所で自分が発表しているとは昨年の自分は予想もしていなかったので、前に立ったときは不思議な気分でした。実際に発表したときは緊張していましたが、今まで取り組んできた研究について無事伝えることができたと思います。基調講演では、グローバル社会における日本の現状と語学力の必要性などについて再確認できました。私自身ももっと英語を学ばなければならないと感じました。創造の取り組みについての発表についても、どの班もそれぞれ全く異なった分野について調べられていてどれも興味深いものでした。今回も、多くのことを学べました。(未来創造コース2期生)

パネルディスカッションで司会を務めました。難しいテーマの中で、どう高校生が議論するかをたくさん考え、春休み中にも考え込むことがよくありました。そのことが役に立ったのかは分かりませんが、自信を持って話を進めることができたと思います。本番は緊張もしましたが、意外と時間が短く、もっと長い時間でやりたいと思いました。(未来創造コース1期生)

松繁先生のお話では、「日本はまだまだなんだ」と思わされました。英語はもっとできないといけないし、他の言語にもこれから挑戦していかないといけないんだと実感しました。また、ディスカッションでは、もちろん同期の生徒の意見は、さすがと思うことだったのですが、1年生の女の子の「これから誰よりも努力して、誰よりも失敗して、誰よりも成長して、胸を張って卒業できるように頑張りたい」という言葉について、帰宅してから、シンポジウムに来ていた母と、「あんな風に言えるぐらい勉強を頑張りたい」といった話をしていました。後輩の言葉に感銘を受け、私も負けていられないと刺激をもらうことのできた会でもありました。(未来創造コース1期生)

今回、パネラーとして参加しました。人前に出るのはやはり緊張しましたが、これを克服するためには場慣れするしかないないなと思いました。パネルディスカッションは話がどんどん転がっていったため、自分が話したかったことはあまり話せませんでした。あの時もう少し別の言い方をすればよかったとか、あのとき手を挙げていればよかったとか、今思えばあの発言に対してこんな反論ができたなとか、後悔はたくさんありますが、とりあえずパネルディスカッションを経験出来てよかったです。(未来創造コース1期生)

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平成28年4月9日 創造基礎オリエンテーション

本校視聴覚室において、創造科学科1期生(1年)対象に、「創造基礎オリエンテーション」を行いました。まず、未来創造コース1期生と2期生(2・3年)が企画・運営し、アイスブレイクと関係づくりゲームを行いました。そして、学校設定科目「創造基礎A」「創造基礎B」「RRE」のガイダンスを行いました。

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〈生徒の感想〉

クラス開きでは先輩主導の企画がとても面白かった。先輩との交流は初めは緊張したが気さくな先輩ばかりですぐ場の空気に馴染むことが出来た。先輩方との生活にとてもワクワクした。

ある先輩が、「初めての学科生だから、あなたたちが学科を作っていける」と言ってくれました。これからの活動が楽しみでワクワクしています。先輩方以上の高みを目指して頑張っていきたいです。

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平成28年3月21日創造応用 「第1回近畿地区スーパーグローバルハイスクール校課題研究発表会」

関西学院主催・大阪大学共催「第1回近畿地区スーパーグローバルハイスクール校課題研究発表会」に本校からが4つのテーマで参加しました。関西学院大学上ヶ原キャンパスで行われた大きな発表会ですが、今年度からスーパーグローバルハイスクールに指定され、その支援を受けた研究成果を多くの聴衆の前で発表しました。今回は未来創造コース1期生(2年)4名が創造応用で探究した内容を発表し、文系2つ、理系2つのテーマで発表し、専門家や大学院生、同じSGH校やアソシエイト校の高校生からたくさんの質問を受け、交流を深めました。

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〈生徒の発表タイトル〉

パプアニューギニアに於けるMDR-TB対策

日本は真の難民支援を実現できるか-第三国定住の可能性-

ストリートダンスにおける経験者と未経験者の着目点の違い

不動態酸化被膜の真相

〈生徒の感想〉

今回はポスターセッションで、口頭発表ほど大いに緊張するものでもなかったが、慣れないものでもあり、他校の高校生や大人の方に向けて発表するのはやはり緊張した。発表は楽しめた。もう何度か発表したかった。あまり困り果てさせられる質問は無かったが、答えられないものが幾つかあり、またポスターを作る中で内容が整理された部分もあったので、今回のを弾みにもう少し続けていきたい。他校の発表は、初めて見る顔ぶれもあったので、初めて見るような内容のものも多く、面白かった。質問も自然と浮かび、質問したり周りの人が同じ内容の質問をしていたりしていて、個人的にしっかりと時間を過ごせたと思う。

私はパプワニューギニアにおける感染症の新しい対策について提案した。今回の発表で、9月から試行錯誤しながら考えてきた課題研究が今日一段落ついたと考えるとまずまずではないかと思う。ただし、今回の研究の欠点も多く見つかった。一部抜粋して紹介したいと思います。中断リスクの高い者からA→B→Cで推奨していくのはいいが、どのような基準を設けるのか、実際に参考にした研究の結果から数学的に考察して具体的に出すのがよい。パプアニューギニアでは未だに民族間での争いが続いているところがありB(訪問DOTS)はきついところがあると思われる。「パプアニューギニアに於けるMDR-TB対策というタイトルでは新しい抗生物質でも開発したともとれるので聞き手が若干入りにくい」と、様々な辛口コメントをいただきましたが、全ての方々に共通していたのは着眼点の発想がすごいとのことでもう少し詳しく調べることができれば素晴らしい研究になると言ってくださった人もいた。中には関学の大学生中心の発表会に誘ってくださる方もいました。正直、長いこと考え続けたこの研究がここで終わるのは少し物足りない感じがした。

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平成28年3月21日第6回高校生鉄人化まつり

新長田若松公園鉄人広場において、KOBE鉄人PROJECT主催「第6回高校生鉄人化まつり」が開催されました。このまつりは、平成22年度に長田区の主催する「第2回鉄人まちづくりイベント」に応募した本校総合科学類型1期生の提案が最優秀賞を受賞し、長田区に所在する高校のさまざまな活動発表の場としてが実施されるようになったものです。未来創造コース2期生(1年)と育英高校・神戸野田高校の生徒会とで実行委員会を組織して企画・運営を行ってきました。また、このまつりはコースの発表の場としても位置づけられています。今回のテーマは「♡&…(アイアン…)」です。たくさんの方々にご協力いただき、今年も大盛況となりました。

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〈実行委員の感想〉

「高校生鉄人化まつり」で、私は部活動の関係で初めは参加できなかったので、実行委員企画から参加しました。実行委員企画では、時間が早くなったためにドタバタしており、対処するのが大変でした。また、あとで来てくださった方から一つのプログラムのために時間を見て来ているから、早くするのは良くないと言われました。しかし、幸いにうまく企画が進み、ハプニングはありましたが、無事に終えることができました。その後も、初めて屋台をしたり、お店を回ったりと、このイベントを楽しむことができました。反省する点は、食券と出す商品の数が上手くいってなかったこと、大人が働いていてもぼーっとしている人がいたこと、実行委員が騒ぎすぎたことです。6回の会議を重ねて、直前まで心配でしたが、成功することができたので良かったです。この経験を今後の活動にいかせたらいいなと思います。

想定外が多くて、自分の想像力が低い事を痛感しました。だしを水と割るのに容器がいることと、鉄板で食べ物を焼く時には油がいることとを予測できず、当日に買いに行きました。あと、ボランティアの集合時間が開始時間になっていたことも、反省すべき点だと思いました。ミーティングで話し合うべきだったと思います。それ以外にも不十分だったことがあったかも知れませんが、何よりも参加してくれたお客さんと出場してくれた人たちが楽しんでくれていたことがよかったと思うし、そういう意味では大成功だったのではないかと思いました。

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去年はこのまつりを楽しむ側でしたが、今年はこの大きなイベントを運営する側として参加して、いろんな場面でとても勉強になりました。しっかり予定を立てたつもりなのに次から次へとうまくいかなくて、まだまだ準備不足でもっと細かく決めておけばよかったと思いました。鉄人化まつり実行委員は今年しかできないからリベンジできないけど、兵庫高校での文化祭に体育祭など、これからの学校行事を自分たちで進めていくのに今回の経験は活かせるに違いないので、行事にも積極的に参加したいです。また、私は部活でステージでも演奏をしました。屋外での演奏は初めてでしたが、とても開放的で楽しかったです。部活の人だけでなく、クラスメイトや他校の人など多くの人に演奏を聴いてもらえる貴重な経験でした。とても忙しい1日でしたがとても楽しかったです。

私は実行委員企画を担当しました。難しくないだろうと甘く見ていたのですが、やってみると本当に大変でした。誰が見てもわかりやすく面白い企画を考えたり、ルールや準備物、安全面についてなど、どうしたらうまく企画を進められるか何度も試行錯誤しました。たった15分のステージを成功させるために裏ではこれだけの努力をしないといけないんだと思いました。本番は開始時間が予定より早かったのもあり決してスムーズにできたとは言えないけれど、みんなの協力があって無事終えることができました。

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〈ブース担当者の感想〉

〈佐用町石井三椏和紙・紙漉き体験ブース〉今回鉄人化祭りに紙漉きブースのボランティアとして参加させていただきました。紙漉きで出来上がる紙は、繊維のもととなる水に、網とそれを挟む型を浸し、垂直にあげたあと、ヘラで型から紙を取り、ローラーで板に張り付け、30分ほど乾かすという作業を経て完成します。今回はヘラ型から紙を取る作業と、使い終わったあとの網と型の洗浄の作業をお手伝いさせていただきました。春ももうすぐそこまで来ているはずではあるのですが、紙漉きに使う水は、どれもまだ冷たく、春なんて一切感じないほどに寒かったです。その寒さだけに、体験に来た人達の純粋に紙漉きを楽しむ顔や、子供たちの「うわすげえなぁ」という声はとても暖かく感じましたし、休憩の合間に日向ぼっこしたときの暖かさは、この体験なしには感じることが出来ないはずです。

〈地産地消・有機野菜ブース〉今回、思ったより有機野菜が売れました。野菜をもってきてくれたナチュラリズム㈱の大皿さんはお祭り系の催し物ではあまり売れないと言っていました。そのためあまりたくさんは持ってきませんでしたが、午前中に半分以上の野菜が売れました。午後に売り上げが伸びなかったのは、一つには朝の方が新鮮なイメージがあるということだと思います。またお客さんの反応を見ていると、ニンジンやカブを買いたかったという方が何人かいため、葉物ばかりが余ってしまった午後はあまり売れなかったのかもしれません。葉物の中でも「こっちのレタスはこのレタスより苦みが少ないです。」と説明すると苦みの少ない方ばかりが売れていきました。呼び込みをしているとブースを見ていってくれる人がたくさんいました。予想以上に売れた原因はいろいろ考えられますが、もしその一つが新長田という土地なのであれば、高校生鉄人化まつりに限らず、催し物の度に野菜を売る機会を作れたらいいなと思いました。

〈子育て・メッセージカードブース〉鉄人化まつりでは親子向けのメッセージカード作成を企画しました。カードを作っている子供たちはとても楽しそうで、親御さんとの会話も弾んでいたので、実施することによって親子仲を近づける事が出来たと思います。しかし反省点もあります。まず、屋外でやるのが初めてだったので風についての対策が全くできず、カードが飛んでいく事故が何度も起きてしまいました。また、思いのほか親子連れがそこまでおらず、カードが余ってしまう結果になってしまいました。そのため、これからは様々なケースを想定して対策を取っていきたいです。

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カテゴリー: 未来創造コース2期生 | 平成28年3月21日第6回高校生鉄人化まつり はコメントを受け付けていません