平成27年度 グローバルリサーチⅠ ふりかえり

「グローバルリサーチⅠ」は普通クラス1年生対象(40名)のSGHプログラムです。グローバルな課題について、国際機関や多国籍企業、大学、NPOから外部講師を招き講義・ワークショップをしたり、グループで課題研究に取り組んでいます。また、夏休みには未来創造コースと合同で「東京みらいフロンティアツアー」を実施しています。

〈生徒のふりかえり〉

この1年を振り返って普段の授業のような答えがはっきりしている問題ではなく、答えがぼんやりしている問題に取り組み始めて、まだまだ色々な問題が世界にあるのだと分かったし、自分でもやれることはやろうと思えました。2年生ではもっと細かい所まで深めて、良い論文を書けたらいいなと思います。夏休みの東京訪問では、UNHCRで働く人から直接話を聞けたのが良かったです。

グローバルリサーチを受講して良かったことは本当にたくさんあります。たくさんのワークショップに参加できたことはすごく良い経験になったと思います。特に印象的だったのはルワンダでの難民を経験したことのある、マリールイズさんのワークショップです。予想していた以上にひどい扱いを受けていたことが分かって衝撃を受けました。私にとって一番大きな体験でした。来年もできるだけ多くのワークショップに参加したいです。最後に最高の論文を書けるように2年生も頑張りたいです。本当にSGHを受講して良かったです。

この1年、国際社会についてものすごくたくさんの事を学べて新しい発見がたくさんあったし、ワークショップや講義などにも参加できてすごく充実していた。他の学校との交流や、発表を見たりすることもあって自分とはちがう視点から意見が聞けたりしてものすごく参考になった。反省点として1番思ったのは、コミュニケ―ション力だった。なかなか自信がなくて勇気が出なかったりして、積極的になれなかった部分があったので、もっと自信がつくまで知識を増やして今年は積極的に行動しようと思った。

東京に行って企業の話を聞いたり、学校でも話を聞いたり自分たちで企業の状況や課題などをまとめて発表したり、普段できないような体験がたくさんできてとても楽しいです。新しい発見がこの1年間でたくさんありました。例えば、企業が外国でどのような事業を行っているのかということや外国の文化や課題などです。今自分が調べている「日本企業の外国への進出」というテーマも、研究を進めていく上でメリットやデメリットがたくさんあったり、何故それがあるのかということも分かってとても面白いです。個人的にはフロンティアツアーとワンワールドフェスティバルが一番興味深かったし、勉強になりました。今年もいろんなSGH事業に参加して学びたいと思います。

グローバルリサーチだからこそ行けたであろう阪大の「国際問題を考える日」やフィールドワークでたくさんの刺激を受けることができました。グローバルリサーチという1つのクラスで活動することにより他の班が研究しているテーマなどにも興味を持てました。自分の研究したいテーマにじっくり取り組めるのがよかったと思いました。来年度にはもうポスターを作って論文を書かなくてはいけないと思うので班員のみんなと頑張っていきたいです。

グローバルリサーチの活動では参加できるものにはできるだけ参加して多くの国際問題に触れるようにしました。中でも企業について興味を持ったのでこれからの研究活動が楽しみです。英語で他校の人、マラウイの人と交流したことはこの1年で一番良い経験になったと思います。他の人と交流することが多いので自分の研究の情報が共有できたり、活かすことができるので、人との触れ合いは大切だなと思いました。

初めは面接で始まり、不安でいっぱいでしたが、回を重ねるうちに楽しく色々なことを学べた。現社の時間にも活用することができたし、貴重な話を聞くこともできたし、良い体験ができました。もっとフィールドワークに行きたいです。EUのシンポジウムはとても良かったです。興味がわきでてきたし、ネットにのっていない事を実際会って話を聞けるし、参加して良かったです。これからも活動していきたいです。

グローバルリサーチは私たちが第1回ということで、分からないことや不安なことが最初は多かったです。しかし、普段はなかなかお会いすることのできない人にお話しを聞くことが出来たりしたことはとても貴重な経験になりました。(とくにEUシンポジウムなど)研究グループを組んで自分たちで調べ、フィールドワークに行き、論文を書くということも最初は不安だったけど、今はとても楽しんで取り組めています。今後もっと研究を深め、まずは来年のポスター発表でより良いものを作っていけるよう頑張りたいです。

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