平成28年12月16日 創造基礎B FW 8班事後学習

創造基礎Bの自然科学探究活動8班5名が、神戸大学発達科学部を訪問し、お世話になっている大学院生の鎌田さんに前回のフィールドワークで得られたデータの分析について指導していただきました。センサを用いて刺激を与えたときの脈拍の変化について研究している8班の生徒たちは、データの分析に用いられるt検定について鎌田さんから指導していただき、みんなで議論を繰り返す中で理解を深めながら少しずつ研究を進めていきました。お忙しい中、私たちのために時間を作り、丁寧に教えていただいた鎌田さんにみんな感謝していました。

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<生徒の感想>

本日は、午後から研究室に3時間ほどお邪魔しました。前回の実験で得たデータから結果を見出すために、「t検定」という方法を用いました。この方法はとても難しくて、理解するのに苦労しました。しかし鎌田さんは私たちが理解できるよう、尽力してくださいました。また、私たちが質問することで、鎌田さんや一緒にいた大澤先生の理解も深まり、研究の本質に触れることができた気がしました。こうして高校1年でこのような貴重な経験をさせてもらえて、またたくさん支えていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。受けた恩を発表でしっかり返せるよう、これからも5人で協力して頑張っていきたいと思います。

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平成28年12月16日 創造基礎B FW「六間道商店街に10代を呼び込もう!」

長田区六間道商店街のレンタルスペースr3において、「六間道商店街に10代を呼び込もう!」をテーマに研究している本校創造科学科1期生(1年生)5班の生徒3名が合田昌宏氏を訪問し、これまでの研究成果を報告しました。偶然来店していた株式会社HAPPY代表取締役 首藤義敬氏と出会い、1月にオープンする新しい介護・リハビリ施設の看板作製の話になり、今後生徒の実践活動に合田氏とともに協力していだたけることになりました。

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〈生徒の感想〉

合田さんからいただいた助言としては、「何か少し変わったものを使って長田の新しいシンボルとなるような作品を作るという発想はいいが、砂絵では長田との関わりはあまり感じられない」ことを指摘され、変わったものを使った芸術作品の例としてゴーギャンの作品や、「マルモザイコ」さんの陶器を割ったものを使ったコラージュのような作品などを見せてもらいました。また、「シンボルを作るのなら、ずっと置いてもらわないといけないことから、作った作品をどこに飾るのかも悩みどころだ」という話しもしました。そこで、r3にたまたまきていた、2月にr3のすぐ近くに介護施設「はっぴーの家ろっけん」をオープンする予定の首藤義敬さんと出会い、その施設の看板を作らせてもらうことになりました。「はっぴーの家ろっけん」は従来の介護施設とは打って変わった発想で、色んな年代の人に来てもらえるような、エンターテイメントを組み込んだ介護施設を作りたいという首藤さんの考え方から、施設の顔である看板を私たちのアイデアでインパクトのあるものを是非製作してもらいたいと言ってもらえました。作品を製作する材料は、家の中にあるような身近な材料の方が良いのではないかという意見から、使い終わったら捨ててしまう歯ブラシなどを使ってみようという意見が出ました。歯ブラシだと長田の学校や兵庫高校で協力を募れば、大量の捨てられてしまう予定の歯ブラシが集まるし、ワークショップの対象である子供達にも安全に取り扱ってもらえることが好都合なのでこの方針で進めていく予定です。これまでなかなか活動が前に進みませんでしたが、ようやく大きな一歩を踏み出せそうです。今回のフィールドワーク知ったことを活かして、自分たちらしい結果を残したいです。

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70回生_2学年_大学出張講義

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平成28年12月14日 RRE 外国人留学生交流会

本校同窓会館ゆ~かり館において、本校創造科学科1期生(1年生)40名が兵庫教育大学に留学している外国人留学生と教員研修生9名(1名が欠席のため、急遽本校ALTにも参加して頂きました)と英語を用いて交流会を行いました。お互いの自己紹介の後、高校生は「世界や日本における環境問題~これまでの日本の公害対策を踏まえて~」をテーマにパワーポイントを用いたプレゼンテーションを行い、留学生には「自国における環境問題」というテーマで同様にプレゼンテーションをしていただきました。

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その後、お互いのプレゼンテーションを踏まえて、留学生の方々の国で起こっている環境問題を解決するために日本は何ができるか、というテーマでグループディスカッションを行い、その内容を班ごとに発表しました。

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最後に、フリートークと振り返りを行いました。

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留学生の出身国は次の通りです:カンボジア、フィリピン、メキシコ、ガーナ、ドイツ、台湾、中国

〈生徒の感想〉

We had RRE class. We discussed environmental issues with international students. This is our second time to talk with international students. My group’s international student was from Cambodia. This time, I was able to understand what she said better than the last time. By the way, in Cambodia, high school students make a lot of rubbish and the toilets are dirty. I felt difference between Cambodia and Japan. I don’t think it is good to throw away something. It will damage creatures and occur environmental issues. I think that we have to stop the cycle. I was able to enjoy, so I want to speak English much better.

We had exchange students as guests to our school and had an opportunity to talk about environmental issues in the world. A guy from Filipino was at my table. The Philippines is close to Japan, so I thought that I knew about Filipino. However, it was wrong. I was shocked at her bad infrastructure. I insist that Japan really should help them. I couldn’t speak English well, but I think that my English was improved than the last time. I was able to communicate with the exchange students smoothly than the last time. I really had fun and learned a lot today.

We discussed the environmental problems with a foreign student from Ghana. First, we told him about endangered species. I was nervous and I couldn’t speak well, but he listened to me intently. Next, he made a presentation on the Ghana’s environmental problems. I was surprised that Ghana has a lot of problems. Then, we discussed “What does Japan do for Ghana?” and told our thought to other groups. I was happy because he said to me “well done” after my announcement. After the class, I showed foreign students around our school. I was glad they looked happy. I had a wonderful experience!

We had an exchange party with international students. When I gave a presentation, I was able to respond flexibly while checking the expression of the other person. However, at the time of Q&A, I could not answer well because of lack of knowledge about environmental problems. In contrast, the presentation of international student was very concise and easy to understand. It was very helpful.

We discussed environmental problems with the international student who came from Germany. We made a presentation about acid rain. She asked us, “Why did you choose this theme?”, “What is the first action you can do?” and etc. It was difficult for us to answer the questions. However, we could manage to answer all the questions. The international student talked about environmental pollution. Global warming is progressed by using petroleum and coal. A countermeasure is to use renewable energy. Japan also should use renewable energy. We were able to learn three things by the interaction with the international student. To try to tell in English, think about environmental problems and enjoy speaking. We could spend a better time than the last time.

In the class, we talked with Pamela, a study abroad student from Mexico, about an environmental problem. Our team researched on marine pollution. Pamela told the environmental problems of Mexico to us. For example, in Mexico, increase of garbage, air pollution and water shortage have become serious problems. Mexico City, the capital of Mexico is becoming a big city. As it becomes a big city, more and more garbage are being taken out. Also, there is more agriculture water than home water, Mexican have difficulty in getting enough water. To solve these problems, Japanese should tell the techniques of the water pipe and waste separation to local people. I don’t think these problems can be solved easily. We need to think for a long time. It’s hard, but very important for our future.

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平成28年12月13日 第7回高校生鉄人化まつり実行委員会

長田区役所において、第7回高校生鉄人化まつり開催に向けた第1回会議が開かれました。このまつりは、平成22年度に長田区主催の「第2回鉄人まちづくりイベント」に応募した本校総合科学類型1期生(創造科学科の前身)の提案が最優秀賞を受賞し、長田区に所在する高校のさまざまな活動発表の場としてが実施されるようになったものです。本校からは創造科学科1期生5名、育英高校からは生徒会2名、神戸野田高校からは生徒会2名が実行委員として参加しました。自己紹介のあと、役員決め、今回のテーマ、今後の大まかな予定について話し合われました。今年度は実行委員長を育英高校の生徒が担うことになり、このまつりが長田区内の高校生のものに浸透してきました。また、今回のテーマは、「ぼくたちの長田物語」になりました。次回会議は1月12日(木)を予定しています。

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〈生徒の感想〉

長田区役所にて、今年度の鉄人化祭りの第1回会議に出席した。今回の会議では役職とテーマを決めるところまで行った。自分は物事の運営に携わるのは初めてで、人前で意見することが怖かったのでずっと緊張していた。実際会議当日も、人前で話す勇気が無くて何回も周りの人にしか聞こえないような小声で意見や案を話してしまい、狭い範囲で意見共有が途絶えてしまったし、テーマ案を提示することもできなかった。一方で、他の人より回数はかなり少なかったが、自分もテーマに対する意見を人前で話すことはできたし、その時、自分が話した意見が周りから頭ごなしに否定されることはなく、1つの意見として取り上げてもらえてとても嬉しかった。今回の会議では人前で意見することへの恐怖心を完璧に払拭する事はできなかったが、今後も会議はあるので、運営側に立てる貴重な機会を十分に活用し、祭りの成功に向けて運営活動に取り組むのと同時に、人前で意見する事への恐怖心を少しでも払拭できるようにしたい。

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平成28年12月13日 創造基礎A「模擬投票」「自分の軸と政治」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科1期生(1年生)40名を対象に、創造基礎Aの授業を行いました。まず、明るい選挙推進協会作成「くらしの中の選挙2」で投票所と投票の方式について学びました。次に、前回の授業で行った模擬代表演説を受け、模擬投票を行いました。投票結果は自民8、民進8、維新6、公明3、共産9、自由1、社民2、白票2(1名欠席)でした。

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その後、NPO法人Youth Create 代表 原田謙介氏から「自分の軸と政治」というテーマで講義を行っていただきました。原田氏が高校時代に体育祭実行委員会で教員とやり取りした経験や、学生時代に政治に興味を持ち始め、議員秘書のインターンに参加したことなど、原田氏と政治の接点についてお話をしていただきました。また、選挙は若者の政治参加の方法として大きく取り上げられていますが、投票のみが政治参加の手段ではなく、まだ有権者になる前の年齢の若者が政治参加する方法が数多くあることを学びました。

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1)創造基礎A・B(社会科学分野)の授業を通して、あなたと政治との接点を感じたことは何ですか。

新聞ノートを通して新聞を詳しく見ていると、中高生に関する記事が思ったより多くて驚きました。そこで、自分たち学生も社会の一員なんだと感じました。財政教育では、予算配分などの研究活動をしましたが、それを通して地域の図書館で国の財政に関する本を借りたりなどして、政治について考えたりしました。財政教育を通して政治について知ることも自分と政治の大事な接点だと思います。また、地域の課題研究では、大人と関わる中で社会の厳しさや教科書ではわからない生の声を聞いたりして社会参画とはどういうことなのかを考えるいい機会だなと思っています。

財政教育で、日本の課題を解決するために立てたビジョン、それに対するお金の使い方を決めるのも政府のことだし、そう考えるとこれから少子高齢化の問題や人口減少、過疎、過密の問題も政治が進んでいく方向によって大きく左右されるものなので、とても接点を感じる。特に、少子高齢化は普段暮らしている中でも身近に感じることであり、この状況も政府の予算案によって、ビジョンによって変わるかもしれないと思うと、政治というのは日々の生活の中でとても重要なものだと分かる。

長田区の駒ヶ林地区で実際に活動を行ってみて、区役所が行っている町おこしの多さにびっくりした。町の政治について知らないことがたくさんあったし、こんなに地域についての政治が行われていることを知るきっかけとなった。国の政治だけでなく、地方の政治を身近に感じられるとてもいい機会だったし、もっと地方政治について目を向けようと思えた。

政治を動かすのは18歳以上の有権者や政治家だが、政策には18歳未満の私たちも関係するということを感じた。私たち学生の視点で財政について、予算について考えると教育費が多くなるが、高齢者なら福祉を重視するなどの世代によって考えが全く違うことを感じた。

国会や世界で起きている出来事が自分から遠いものという認識がなくなりました。たとえ、日本から遠く離れたところで起こっている戦争や事件、国の動きなどもめぐりめぐって日本にも影響が出るんだということが分かりました。国会の中で決まったことでも、すぐに私たちの生活に出てくるものもあれば、これから先の未来で大きな変化をもたらすかもしれないこともあります。今までは他国の大統領が変わると聞いても少しの興味もなかったけれど、今ではとても気にするようになったし、他国同士の変化のつながりも自分で少しは考えられるようになりました。

2)あなたが投票した政党の決め手は何ですか。また、模擬選挙の授業に参加して感じたことは何ですか。

この政策が実行できてから、次の政策を実行するということを行おうとしている政党で、自分の考えに合った政党を選んだ。同時進行で政策を進めていくことも大切だとは思うが、それで政治が不安定になってしまってはいけないと思うからだ。模擬選挙の授業に参加してみて、選挙は公正に行われるということを改めて感じた。だから、本当の選挙で投票するときも、しっかりと自分の意思を持つことが大切だと思った。

私が一番力を入れてほしいと思っている、福祉政策の中の保育分野に関して認可保育園を増やしていくという形で力を入れてくれると思ったから。また、その財源がどこから来るのかというのをしっかり示せていて安心できた。その財源が富裕税や環境税など新しいものでよいと思った。ただ外交の面に関しては消極的になっているので、TPPとかは参加してもよいと思う。消費税UP反対はやめた方がよい。今は確かに楽かもしれないが、日本の借金は増える一方で、未来の子どもたちのためにもできるだけ借金は減らしておいてあげるべきだと思う。

私が投票した政党はどこよりも現実味があり、また多岐にわたって政策が練られていると感じました。また、政策がどこよりも私の意見と一致していたと思いました。模擬選挙の授業に参加して、とてもワクワクしました。紙に工夫がされていることや見張る人がいることなど、体験してみないとわからない仕組みをたくさん知れてよかったと思いました。こうした一人ひとりの小さな行動が日本を前に進めるのだなと思うと、小さなことでもしっかりこなしていくことが大切だなと感じました。投票率がどんどん下がっていく中で個人個人が社会の一員としての自覚をもっていかなければならないと感じました。

決め手は演説の時の党首の語り掛ける話し方が印象的だったからというのが一番の理由です。他にも、一つ一つの政策の内容を具体的な数字などを交えながら話していたので分かりやすかったし、信頼できるかなと思ってその政党に決めました。今回の授業を受けて、今までまだまだ先だと思っていた選挙が実際に模擬投票をすることで身近なものなんだと感じることができました。また、投票結果で白票があったと聞いて、こういう事が今問題になっている「投票率の低下」みたいなものなのかなと感じました。

政党の決め手は、党首の演説での話の筋が通っていることだ。どれだけ良い理想論を語っていたとしても、何かをやるには必ずお金が必要になってくる。そのお金の出どころが不透明な政党は信頼できないと思った。また、政策を行ったとして、自分に良くも悪くもどんな影響があるかも考えた。増税などで自分に負担がかかったとしても、身の回りや国の状態がよくなれば良いなど、様々なことを考えた。模擬選挙を通じて実際の選挙に対する不安が少しなくなった。そして、同じ演説を聴いても人それぞれ価値観が違い、票もばらけたことが興味深かった。

3)あなたは、18歳に向けて、どのように「主権者としての責任」を果たす準備をしますか。

日本の若者は、他国と比べ、選挙の意識が低いと言われている。しかし、今日まで政治のことについていろいろと勉強してきて、国が変わるには私たちも変わるしかないのだなと感じた。他人に任せっぱなしでは何もよくならないし、自分たちのことは自分たちで決める、という意志がなければせっかく取った権利も弾圧される日が来るかもしれない。主権者として、自分の意志をしっかり持って、他人に左右されず善悪を見極めて票を投じることができるように、今から新聞、TVなどのメディアを賢く使い、世間で何が必要とされているか認識しておきたい。

今の日本だけではなく、未来の日本を考えて投票することが主権者としての責任だと思うので、身近のことだけではなく、大きく日本という国を考える必要がある。そのためにすべき準備は先を見据える習慣をつけて、多くの意見の中から同じように考えているであろうものを選び、日本をより良い国へと発展できる党への信頼が大切になる。すべての意見を受け入れるのではなく、自分に必要な物なのか自分で区別できる力をつけることが主権者になったときに国を考えるうえでとても重要なものになると思った。

私は普段、新聞を読んだり、ニュースを見たりする習慣がないので、正直政治に関する基本的な知識が足りていないことを痛感しています。また、18歳に選挙年齢が下がったこともあり、今まで以上に私たち若い世代が率先して政治に関心を向けないといけないと思います。私にできることはまず私が今日から習慣を始めることであり、これは今の若者に託された使命でもあると思います。

4)原田氏の講義の感想

原田さんは若いのに何にでも挑戦され続けていてすごいなと思いました。現在の社会に自ら発信していくというのはとても大変そうだけど講演に呼ばれたり、議院に呼ばれたりなどしてご活躍されているところが印象に残りました。また、「選挙では選ぶ側が大変だからそれを少しでもかえていきたい」とおっしゃっていたのが耳に残りました。自分も積極的に社会に参加していく必要があると感じました。そのために今日おっしゃっていた家に届く議員だよりを読むなどして、工夫して社会の動きを知りたいと思いました。

「若者と政治」をつなぐことはとても大切なことだと思った。私は政治に対する印象としては「難しそう」、「信頼できない」という気持ちが多かったけれど、今回お話をいただいて、このように若者が政治に関心が持てるよう動いている組織もあると知って、私が抱いていた印象は先入観だと分かった。そして、選挙権はまだないけれど、別の形で政治にかかわることはできると気づいたので、これから家に届く地方紙のようなものであったり、駅や区役所においてあるちらしに目を通すなど、もっと政治というものに関わっていきたいと思う。また、投票率は私は低いと思っていて、なぜなら20代・30代と比べてというより10代がいかに投票に行くかだから、もっと10代が選挙に行けばどんな形であっても政治は変わると思う。そうすれば20代・30代も10代に刺激を受けて行くようになるのではないかと思う。政治への関わり方について学ぶことができ、改めて政治というものにしっかりと関わっていきたいと思った。

私はあまり日本の政治に興味を持ったという経験はない。しかし、案外高校生でも政治に関われる機会がたくさんあるのだということを学んだ。自分一人の少しだけの力でも身の回りの環境を変えるチャンスがいくらでもあると知り、ワクワクした。自分の生活について深く考えることは面白いことであると思う。今後、私も政治についてきちんと考え、もっと積極的に関わっていけたら良いなと感じた。

実際に政治家などと会っている人の話で、どこか身近に感じた。どうしても政治=選挙であると考えてしまっていた僕にはとても新鮮な話だった。「選ばれる>選ぶ」という構図はたしかにおかしいと思っていたので、同じことを考えている大人の人もいるんだなと思った。自分の軸が強みでありよりどころであり夢中の源であるという最初の話を聞いて、自分の好きな「話すこと」、強みだと言われる「明るさとうるささ」を軸にして、これからの日本の政治、また、自分の住まう地域の政経に向けて生活していきたいと思う。

私はこれまで、日本人の投票率はとても低いと思っていたが、実はそうでもないんじゃないかという考えを持つことができた。投票率が低いからと言って、選挙に行くことを強制してしまったら意味がない。日本がより良い国になってほしいという思いがあれば、自然と投票するようになるのだと思う。私は一度神戸市長にもお会いしたことがあるし、今回の講義で知ったツイッターを利用した取り組みなどもあるので、まだ高校生だからと言って日本の政治に消極的になる必要はないと思う。

私的には“政治”というワード自体が堅い雰囲気でとっつきにくいようなイメージがあります。政治家も威厳のある年配の方が多く、有権者の私たちが敬っているように思えます。アメリカには若いイケメン議員がいるそうです。日本でもイクメン議員さんがいましたが、不正が発覚してしまいました。原田さんがおっしゃっていたように私たち若者はネットの情報すべてを見ているわけではないので、興味があることなら自ら調べに行くし、なければ目の前にあったとしても見逃してしまうと思います。“イケメン”と“議員”というワードに引っかかる人はたくさんいると思います。人々に知ってもらうためにはネットを使えばいいのではなく、単純に言葉の組み合わせ方を工夫知ればいいのだと思いました。

自分たち一人ひとりが世の中の主役であることを改めて考えさせられる機会だった。複雑に見える政治だが、根本的にはいかに意見を主張できるか、それを実行してもらえるかなんだなと思った。これから政治に関わることが何かと増えてくるだろうが、今日話していただいたことを心に残して、18歳になってから投票に行きたい。Youth Createの活動も興味深いと思った。何より、「若者」に対して自分たちこそ日本を動かす人々なのだという意識を与えられる素晴らしい取り組みだと思う。特に「Vote Bar」に参加してみたいと思った。

一番記憶に残ったのは「地方議員と話す場を設ける」という話です。世間一般に知られているのは代表などの地位が高い人だけなのであまり知られていない人達と話す機会というのを設けてもらえるのは高校生など実際に政治家と関わることが少ない人からしたらいいことだなと思いました。また、メディアは多くの人に見てもらいたいというのが本心だと思うけれど、その時の政治のキーワードになんでもくっつけてしまうのは良くないのではないかと思います。報道を見ている側からすると、起こったことを変に編集しないでまっすぐ伝えてほしいなと思いました。原田さんの話を聞いて、若い人から高齢者まで多くの人が政治に関わってほしいというのが伝わってきました。私は選挙権だけではなく、被選挙権も関わることのできる年齢を下げたらいいのになと思いました。

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平成28年12月11日 第8回VNBIG交流会

大阪大学中之島センターにおいて、グローバルリサーチⅠ受講生(1年生)6名が、関西で活躍されているベトナム人やベトナム研究を行っている大学教授、ベトナムに進出している企業の方々の講演会に参加しました。本校の阪本教諭も講師としてベトナム研修について講演を行いました。グローバルリサーチⅠでは多文化共生や地元企業のグローバル化について校内で授業を行いましたが、今回の講演でより具体的な話が聞け、研究テーマの設定に大いに役立ちました。

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各講師の講演テーマは以下の通りです。

「神戸におけるベトナムレストラン経営とベトナム人コミュニティー」

「SGHの取り組みから見えたベトナム社会」

「『ベトナム葉っぱごはん』の魅力~植物、南薬、食~」

「ベトナムビジネスで失敗しないために/失敗しないことは成功の大前提」

「ベトナム人従業員受け入れの現状や事例、メリットやリスクなど、そして今後の動向」

「VYSA(ベトナム人留学生のコミュニティ)大阪の活動及び就職活動の実態」

〈生徒の感想〉

ベトナムでの、主に日本企業の経営戦略についての講義を受けました。たくさんの方々の興味深いお話の中でも特に感銘を受けたのは、ブルーオーシャン戦略についてのお話で、競争そのものを無意味にしてしまうという考え方がとても斬新でした。また、ベトナムでの雇用問題について警鐘を鳴らされている方もいて、一つの問題に対して様々な意見があるのだなと感じました。「手先が器用、勤勉、高い識字率というベトナム神話3点セットを過信しているのが盲点」という言葉が今回の講義で1番驚いたものです。普段学習していることと真逆の事だったのでとても興味深かったです。ベトナム研修についても触れられており、とても参考になりました。

ベトナム研修に参加したいと思っている自分にとって非常にためになりました。 特に、ベトナムでのビジネス展開の話は印象に残っています。学校のSGH講義で、ベトナムに進出している企業の戦略を聞きましたが、その話の元となるようなことを学べたと思います。日本企業がブルーオーシャン戦略をもとに活動していることがわかったし、生き残っていくためにはそれが必要だということも知りました。また、ベトナムでの栄養に対する考え方に課題は大きいことを知ったし、ただその中で、独自の意識への面白みも感じました。葉物をうまく利用した暮らしはすごいと思いました。今回のイベントを通して、今後自分が新興国のことや企業の世界進出を学ぶうえでの基本を学ぶことができ、よかったです。今後の研究活動にもこのことを応用できるようにしたいです。

今回の交流会は日本側からの話だけでなく、ベトナム側からも話を聞けて、今まで以上に考えることも多い講義だった。 在日ベトナム人の親子は、子供は学校に通うので日本語、親はベトナム語、つまり違う言語のためコミュニケーションが取りづらいという話には驚いた。私は親と一緒に暮らしていて言語の問題で話づらい人々がいるとは考えたこともなかった。無償でベトナム語を習える機関が必要だと感じた。そしてベトナム語以外の言語にもそれは当てはまると思う。難民問題の難しさ、複雑さを垣間見た気がした。 また、ベトナムへ進出する際の注意の話等は生々しく、しかし真実が語られていて非常に興味深かった。実際に問題に直面した時は綺麗ごとだけ言っていても解決しないということを痛感した。 ベトナムについて、グローバル化について、自分なりにもっと考えていきたいと思う。

今回のフィールドワークはベトナムについて話を聞くことができ、またベトナムで事業を展開している人などベトナムに関係がある人がたくさん集まったので交流や名刺交換をすることができた。私自身ベトナムにとても興味があり、また2年生のベトナム研修旅行にも行きたいと思っているので、今回のフィールドワークはとても参考になった。いい意味でベトナムの悪いところや良いところを知ることができた。私が1番興味をもったのは上田義朗先生の話だ。上田先生は今までベトナム事業で失敗してきたことやその原因、また今後ベトナムではどういったやり方で事業を展開していくべきなのかという話を聞いた。それを聞いてビジネスで重要なことはなにか、また他の海外に進出する企業に勝つための新しいやり方を考えていこうと思った。この交流会はとても貴重な機会で、なかなか聞くことができないことを聞くことができた。今回のことをいかして、これからもっとベトナムについて学んでいきたいと思う。

近年増え続けている日本に来るベトナム人にとって、日本は決してやさしいものではないようだということは新たな発見だった。日本へ仕事しに来る人、勉強しに来る人、様々な人にとって私たちは何が出来るか、良い課題を見つけられた。例えば、在大阪ベトナム青年学生協会のような彼らを支援する団体に支援金を出したり、そういった団体を増やしていくべきだと思う。1人でも多くのベトナム人が日本で心地よい生活を送ってほしいとおもう。

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平成28年12月11日 創造基礎B 実践活動「長田デートで若者を呼び込もう!」

駒ヶ林神社において、「長田デートで若者を呼び込もう!」をテーマに研究している本校創造科学科8班が、動画撮影を行いました。8班は現在、実践活動として新長田・駒ヶ林地区の各所に足を運び、下町風情の良さをPRする動画を作成しているところです。

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〈生徒の感想〉

今回のフィールドワークで僕達8班は初めて、長田で動画を撮影するという実践活動を行った。この日は、駒ヶ林神社、長田港、路地裏などで撮影を行った。神社の神主さん、巫女さんなどにもお忙しい中協力していただいた。しかしこちら側の不手際や、撮影時間をあまり考えていなかったことから時間が予定通りに行かなくなったりと、トラブルもおおくあった。このようなことがあると、外部の方にも迷惑がかかってしまう。事前に予定変更があっても、臨機応変に対応できるよう準備が足りなかった部分は次のまた改善していきたい。また動画の撮影が終わっても、編集作業がまだ残っている。この動画は長田動画コンテストにも応募する予定なので、先輩にもお話を伺いながら計画的に進めていきたい。

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平成28年12月7日 創造応用ⅠS 探究活動(10回目)

【数学】
本校の学科コース準備室において、本校教員による10回目の探究活動を行いました。数学を選択した2名の生徒は、前回の続きの作業をしました。1名の生徒は、データを集めた後の統計的な処理に苦労しているようです。エクセルを利用していますが、操作に慣れておらず処理が思うように進まないため、次回、稲葉先生に指導していただく予定です。一方、もう1名の生徒は、依然として、球技のビデオを見ながらデータを集めることに時間を費やしている状況です。

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【化学】
本校化学教室で行われた化学10回目の探究活動は、神戸大学大学院理学研究科准教授 大堺利行氏に指導していただきながら、正極、負極それぞれの探究チームに分かれて、探究活動の続きをしました。正極探究チームは、エコな食材にこだわり、ブロッコリーや小松菜の茎をすりつぶして電解質に入れた溶液を用いて電圧を測定しましたが、結果的には大きな差は見られませんでした。最近の実験結果からやや行き詰まりを感じ、自分たちが求める研究について大堺先生と議論し、今一度シュウ酸の影響について考え、今後の計画について話し合いました。負極探究チームは、前回作成した6種類の腐葉土の量を変えながらKCL溶液に入れて電圧の測定を行いました。泥の酸化を防止するため容器に水をいっぱいにするなど工夫し、かなり嫌気的な状態の泥を負極に用いましたが、結果的には0.2V程度の起電力しか得られず、今回も苦戦しました。次回以降、また改善の必要性を感じました。

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【物理】
本校物理教室において、エクセルデータと写真を対応させて整理しつつ、クラウン形成の複雑なプロセスについての考察を行いました。滴下直後からクラウンの壁が高くなりながら広がる様子の動画をスロー再生すると、着水した1滴の流体が、薄く張られた流体を押しのけながら、着水直前の運動エネルギーが0になった時点で最大の広がりと高さをみせるという単純なモデルでは、観測される諸現象に対して満足のいく説明ができないという結論に至りました。それに代わるクラウン形成の新しいモデルの候補に必要な条件を見定める実験を行い、それと並行して縦波のエネルギー等のロスしたエネルギーや、クラウンの壁直下と底面ガラスとの間の動摩擦の影響についての考察も行いました。

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【生物】
本校生物教室において、前回に引き続き、ミドリムシの走光性を確認するための適切な条件の検討を行いました。前回は、ャーレ内のミドリムシの培養液の厚みが大きすぎたために反応が見られなかったと考えられ、シャーレのふたの部分をうまく利用して厚みをそろえて実験を行いました。前回よりは反応を確認しやすくはなったものの、まだ明らかな走光性を示すことを確認するには至らませんでした。引き続き、実験条件の検討を行う必要があるようです。

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【都市工学】
本校HR教室において、大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻 助教 松本邦彦氏にお越しいただき、これまでの取り組みを振り返り、調査をさらに推し進めることについて話し合いました。「モビリティ」のチームは、階段・斜面(傾斜)・道幅など、各項目ごとに調査したものを地図にまとめ直すことにしました。「防災」のチームは、普段から使える防災マップとオープンスペースを生かした防災地の提案をテーマに、情報収集を具体的に行うことを確認しました。

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平成28年12月7日 セミナー「わたしたちの難民問題2016」参加

神戸市青少年会館レクリエーションホールにおいて、本校未来創造コース2期生(2年)1名とグローバルリサーチⅡ受講生(2年)1名が「日本における難民の法的支援」というテーマの講演会に参加しました。

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〈生徒の感想〉

昨日の講演を聞いて、難民のややこしい制度は難民を排除するためのもののように思いました。難民認定に関わる人全てが国の側、もっと言うと国からお給料を貰っている人で、出世や自分の生活のために政府の意向に沿った決定が下されている。だから、中立的な組織を組織する必要があるのかなと感じました。でもその中立的な組織に誰がお金を払うのか、あてがないので無理難題なのはわかります……。難民申請者の審査をするときは監視カメラや録音などの導入が些かばかりかは有効なんじゃないのかなあ、と思いました。また、警察や検察が外国人容疑者の事情聴取(まだ調べてないのでなんとも言えないのですが)を参考にしたらいいのではと思いました。

カテゴリー: SGH(コース2期生), グローバルリサーチ | 平成28年12月7日 セミナー「わたしたちの難民問題2016」参加 はコメントを受け付けていません