平成28年12月11日 第8回VNBIG交流会

大阪大学中之島センターにおいて、グローバルリサーチⅠ受講生(1年生)6名が、関西で活躍されているベトナム人やベトナム研究を行っている大学教授、ベトナムに進出している企業の方々の講演会に参加しました。本校の阪本教諭も講師としてベトナム研修について講演を行いました。グローバルリサーチⅠでは多文化共生や地元企業のグローバル化について校内で授業を行いましたが、今回の講演でより具体的な話が聞け、研究テーマの設定に大いに役立ちました。

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各講師の講演テーマは以下の通りです。

「神戸におけるベトナムレストラン経営とベトナム人コミュニティー」

「SGHの取り組みから見えたベトナム社会」

「『ベトナム葉っぱごはん』の魅力~植物、南薬、食~」

「ベトナムビジネスで失敗しないために/失敗しないことは成功の大前提」

「ベトナム人従業員受け入れの現状や事例、メリットやリスクなど、そして今後の動向」

「VYSA(ベトナム人留学生のコミュニティ)大阪の活動及び就職活動の実態」

〈生徒の感想〉

ベトナムでの、主に日本企業の経営戦略についての講義を受けました。たくさんの方々の興味深いお話の中でも特に感銘を受けたのは、ブルーオーシャン戦略についてのお話で、競争そのものを無意味にしてしまうという考え方がとても斬新でした。また、ベトナムでの雇用問題について警鐘を鳴らされている方もいて、一つの問題に対して様々な意見があるのだなと感じました。「手先が器用、勤勉、高い識字率というベトナム神話3点セットを過信しているのが盲点」という言葉が今回の講義で1番驚いたものです。普段学習していることと真逆の事だったのでとても興味深かったです。ベトナム研修についても触れられており、とても参考になりました。

ベトナム研修に参加したいと思っている自分にとって非常にためになりました。 特に、ベトナムでのビジネス展開の話は印象に残っています。学校のSGH講義で、ベトナムに進出している企業の戦略を聞きましたが、その話の元となるようなことを学べたと思います。日本企業がブルーオーシャン戦略をもとに活動していることがわかったし、生き残っていくためにはそれが必要だということも知りました。また、ベトナムでの栄養に対する考え方に課題は大きいことを知ったし、ただその中で、独自の意識への面白みも感じました。葉物をうまく利用した暮らしはすごいと思いました。今回のイベントを通して、今後自分が新興国のことや企業の世界進出を学ぶうえでの基本を学ぶことができ、よかったです。今後の研究活動にもこのことを応用できるようにしたいです。

今回の交流会は日本側からの話だけでなく、ベトナム側からも話を聞けて、今まで以上に考えることも多い講義だった。 在日ベトナム人の親子は、子供は学校に通うので日本語、親はベトナム語、つまり違う言語のためコミュニケーションが取りづらいという話には驚いた。私は親と一緒に暮らしていて言語の問題で話づらい人々がいるとは考えたこともなかった。無償でベトナム語を習える機関が必要だと感じた。そしてベトナム語以外の言語にもそれは当てはまると思う。難民問題の難しさ、複雑さを垣間見た気がした。 また、ベトナムへ進出する際の注意の話等は生々しく、しかし真実が語られていて非常に興味深かった。実際に問題に直面した時は綺麗ごとだけ言っていても解決しないということを痛感した。 ベトナムについて、グローバル化について、自分なりにもっと考えていきたいと思う。

今回のフィールドワークはベトナムについて話を聞くことができ、またベトナムで事業を展開している人などベトナムに関係がある人がたくさん集まったので交流や名刺交換をすることができた。私自身ベトナムにとても興味があり、また2年生のベトナム研修旅行にも行きたいと思っているので、今回のフィールドワークはとても参考になった。いい意味でベトナムの悪いところや良いところを知ることができた。私が1番興味をもったのは上田義朗先生の話だ。上田先生は今までベトナム事業で失敗してきたことやその原因、また今後ベトナムではどういったやり方で事業を展開していくべきなのかという話を聞いた。それを聞いてビジネスで重要なことはなにか、また他の海外に進出する企業に勝つための新しいやり方を考えていこうと思った。この交流会はとても貴重な機会で、なかなか聞くことができないことを聞くことができた。今回のことをいかして、これからもっとベトナムについて学んでいきたいと思う。

近年増え続けている日本に来るベトナム人にとって、日本は決してやさしいものではないようだということは新たな発見だった。日本へ仕事しに来る人、勉強しに来る人、様々な人にとって私たちは何が出来るか、良い課題を見つけられた。例えば、在大阪ベトナム青年学生協会のような彼らを支援する団体に支援金を出したり、そういった団体を増やしていくべきだと思う。1人でも多くのベトナム人が日本で心地よい生活を送ってほしいとおもう。

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平成28年12月11日 創造基礎B 実践活動「長田デートで若者を呼び込もう!」

駒ヶ林神社において、「長田デートで若者を呼び込もう!」をテーマに研究している本校創造科学科8班が、動画撮影を行いました。8班は現在、実践活動として新長田・駒ヶ林地区の各所に足を運び、下町風情の良さをPRする動画を作成しているところです。

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〈生徒の感想〉

今回のフィールドワークで僕達8班は初めて、長田で動画を撮影するという実践活動を行った。この日は、駒ヶ林神社、長田港、路地裏などで撮影を行った。神社の神主さん、巫女さんなどにもお忙しい中協力していただいた。しかしこちら側の不手際や、撮影時間をあまり考えていなかったことから時間が予定通りに行かなくなったりと、トラブルもおおくあった。このようなことがあると、外部の方にも迷惑がかかってしまう。事前に予定変更があっても、臨機応変に対応できるよう準備が足りなかった部分は次のまた改善していきたい。また動画の撮影が終わっても、編集作業がまだ残っている。この動画は長田動画コンテストにも応募する予定なので、先輩にもお話を伺いながら計画的に進めていきたい。

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平成28年12月7日 創造応用ⅠS 探究活動(10回目)

【数学】
本校の学科コース準備室において、本校教員による10回目の探究活動を行いました。数学を選択した2名の生徒は、前回の続きの作業をしました。1名の生徒は、データを集めた後の統計的な処理に苦労しているようです。エクセルを利用していますが、操作に慣れておらず処理が思うように進まないため、次回、稲葉先生に指導していただく予定です。一方、もう1名の生徒は、依然として、球技のビデオを見ながらデータを集めることに時間を費やしている状況です。

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【化学】
本校化学教室で行われた化学10回目の探究活動は、神戸大学大学院理学研究科准教授 大堺利行氏に指導していただきながら、正極、負極それぞれの探究チームに分かれて、探究活動の続きをしました。正極探究チームは、エコな食材にこだわり、ブロッコリーや小松菜の茎をすりつぶして電解質に入れた溶液を用いて電圧を測定しましたが、結果的には大きな差は見られませんでした。最近の実験結果からやや行き詰まりを感じ、自分たちが求める研究について大堺先生と議論し、今一度シュウ酸の影響について考え、今後の計画について話し合いました。負極探究チームは、前回作成した6種類の腐葉土の量を変えながらKCL溶液に入れて電圧の測定を行いました。泥の酸化を防止するため容器に水をいっぱいにするなど工夫し、かなり嫌気的な状態の泥を負極に用いましたが、結果的には0.2V程度の起電力しか得られず、今回も苦戦しました。次回以降、また改善の必要性を感じました。

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【物理】
本校物理教室において、エクセルデータと写真を対応させて整理しつつ、クラウン形成の複雑なプロセスについての考察を行いました。滴下直後からクラウンの壁が高くなりながら広がる様子の動画をスロー再生すると、着水した1滴の流体が、薄く張られた流体を押しのけながら、着水直前の運動エネルギーが0になった時点で最大の広がりと高さをみせるという単純なモデルでは、観測される諸現象に対して満足のいく説明ができないという結論に至りました。それに代わるクラウン形成の新しいモデルの候補に必要な条件を見定める実験を行い、それと並行して縦波のエネルギー等のロスしたエネルギーや、クラウンの壁直下と底面ガラスとの間の動摩擦の影響についての考察も行いました。

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【生物】
本校生物教室において、前回に引き続き、ミドリムシの走光性を確認するための適切な条件の検討を行いました。前回は、ャーレ内のミドリムシの培養液の厚みが大きすぎたために反応が見られなかったと考えられ、シャーレのふたの部分をうまく利用して厚みをそろえて実験を行いました。前回よりは反応を確認しやすくはなったものの、まだ明らかな走光性を示すことを確認するには至らませんでした。引き続き、実験条件の検討を行う必要があるようです。

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【都市工学】
本校HR教室において、大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻 助教 松本邦彦氏にお越しいただき、これまでの取り組みを振り返り、調査をさらに推し進めることについて話し合いました。「モビリティ」のチームは、階段・斜面(傾斜)・道幅など、各項目ごとに調査したものを地図にまとめ直すことにしました。「防災」のチームは、普段から使える防災マップとオープンスペースを生かした防災地の提案をテーマに、情報収集を具体的に行うことを確認しました。

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平成28年12月7日 セミナー「わたしたちの難民問題2016」参加

神戸市青少年会館レクリエーションホールにおいて、本校未来創造コース2期生(2年)1名とグローバルリサーチⅡ受講生(2年)1名が「日本における難民の法的支援」というテーマの講演会に参加しました。

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〈生徒の感想〉

昨日の講演を聞いて、難民のややこしい制度は難民を排除するためのもののように思いました。難民認定に関わる人全てが国の側、もっと言うと国からお給料を貰っている人で、出世や自分の生活のために政府の意向に沿った決定が下されている。だから、中立的な組織を組織する必要があるのかなと感じました。でもその中立的な組織に誰がお金を払うのか、あてがないので無理難題なのはわかります……。難民申請者の審査をするときは監視カメラや録音などの導入が些かばかりかは有効なんじゃないのかなあ、と思いました。また、警察や検察が外国人容疑者の事情聴取(まだ調べてないのでなんとも言えないのですが)を参考にしたらいいのではと思いました。

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平成28年12月7日 創造基礎B FW「ソースの挑戦」

新長田まちづくり会社において、「ソースの挑戦」をテーマに研究している本校創造科学科1期生(1年生)1班が、新長田まちづくり会社社長 宍田氏に「粉もんまつり」でのソースの売り上げを収め、これまでの活動の総括を報告しました。宍田社長に生徒の取り組みを評価していただき、「長田ソース」を製造・販売しているオリバーソースと連絡を取っていただけることになりました。

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〈生徒の感想〉

本日、12月7日に社会科学の研究の総括として新長田まちづくり会社へフィールドワークに行きました。僕たちが知名度上昇を目指している「長田ソース」の生産会社でもあるオリバーソースさんへ紹介もしてくださっているということも伺いました。今後、オリバーソースさんとの予定が合えばプレゼンをさせていただき「長田ソース利用レシピ」としてホームページに乗せてほしいといったことも提案していきたいと思います。実践活動も終わりいよいよ社会科学分野の研究も大詰めになってきました。最後まで気を抜かず頑張っていきたいです。

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平成28年11月29日 RRE グループプレゼンテーション

本校同窓会館ゆ~かり館において、本校創造科学科1期生(1年生)がRREの授業で、パワーポイントを用いたプレゼンテーションを英語で行いました。2学期は、環境問題をテーマに、12月中旬に行われる外国人留学生との交流会に向け、原稿及びスライドの準備を進めてきました。今回のグループプレゼンテーションは交流会に向けての発表練習として、発表8分、質疑応答2分で行いました。

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平成28年11月29日 創造基礎A「模擬代表演説会」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科1期生(1年生)が創造基礎Aの授業で、模擬代表選挙に向け、模擬代表演説を行いました。各班が、それぞれ政党になりきり、班代表が党代表として演説を行いました。政党については、神戸市選挙管理委員会と相談し、現在国会内で政党要件を満たしている公明党、日本維新の会、社会民主党、自由民主党、自由党、日本共産党、民進党(発表順)に班分けをしました。事前学習で、各党について模擬選挙推進ネットワークからいただいた資料やHPから調べて、綱領・経済・社会保障・安全保障・その他の主張の項目についてまとめた「政党カタログ」を作成しました。そのカタログと模擬代表の演説をもとに評価を行い、次回模擬投票を行います。

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〈生徒の感想〉

模擬党首演説を行った。難しい内容だったので、自分の党の考えや方針を他の人たちにうまく伝えることに苦労した。演説なので、他の人にどのように伝えれば興味を持ってもらえるか、ということも意識して、演説内容だけでなく、演説の仕方についても調べてみた。どの党も方針が異なっているのに気づき、各党がそれの正当性について語っているのはとても面白く感じた。国政を少し身近に感じられた。

今回の政党模擬演説会では、本物をしっかり見たことがないぶん、たくさん学ぶことができました。説得力があるなと感じる党は、国民が喜ぶ政策ばかりを話すのではなく、その財源がどこから来るのかを説明していました。行政改革の徹底をしてから増税をする、というのは特に印象深かったです。反対に、この政策はいいなと思っても、あまりに実現性が低かったり、いいことばかりで疑問に残る党もありました。政治について考えるとてもいい機会になりました。また、私の演説の時は、緊張して伝えきれない部分もあり、人前で発表することに慣れていないなと改めて思いました。

僕はおそらくこの模擬選挙で大きな勘違いをしたと思います。それはこの演説を街頭での演説として捉えていたということです。これは代表演説がどういうものなのかという事前学習を怠ってしまったが故なので、次からはしっかり事前学習をしようと思います。この模擬選挙の学習は今までそれほど興味のなかった政治について色々考えさせられる上に実際に出馬したらどんな感じなのかなど、学べることが非常にたくさんあると感じました。

僕は政治運動を体験するのは初めてだった。普段テレビでみている政治家がどれほど上手に説明しているかを身をもって知ることが出来た。また、どれほどみんなに訴えることが難しいかも知った。この模擬演説会で普段あまり知ることのない政治について詳しく学ぶことが出来た。また、政治についていろいろと考えさせられた。これからも政治に興味をもち、テレビや新聞などでいろいろ知っていきたいと思う。

今回僕は模擬演説で、党首として演説をさせていただきました。あまり表に出ない党の演説なので、情報も少なく、何を話すか考えることが難しかったが、班の仲間と協力し、なんとかやり遂げることが出来ました。このような機会は本当に少ないと思うので、党首をして良かったと思います。

模擬党首として実際前に立って喋ることは大変緊張した。普段は複数対複数が1対複数になるだけで不安な気持ちが全然違うなと感じた。今回の授業によって民進党のことを調べるいい機会になり与党、野党の考えている根本はいずれも国のためなのだなあと思った。

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平成28年11月26日 創造基礎B 自然科学分野「SCI-TECH RESEARCH FORUM 2016」

関西学院大学神戸三田キャンパスにおいて、創造科学科1期生(1年)の自然科学分野1・2・4・5班の生徒が、関西学院大学理工学部主催「SCI-TECH RESERCH FORUM 2016」に参加し、ポスター発表を行いました。兵庫県内外の高校から課題研究に取り組んでいる生徒が集まり、現時点の研究の概要について説明を行いました。以下は各班の発表タイトルと生徒の感想です。

1班 磯野ゼミ  「光合成酵素RuBisCOの環境による働きの違い ~日本と砂漠~」

<感 想> 今回の関学での研究発表は私たちにとって大きな一歩となりました。私たちは光合成の鍵となる酵素のRuBisCOについて実験し、発表しました。しかしまだまだ分からないことが多く、大学で研究している方々からの意見はとても貴重なものとなりました。これからの研究の課題も見つけることができ、実りのある発表になったと思います。大学生や他校の生徒が行っている研究は初めて見るものばかりで興味深かったです。この発表を通して、これからの研究活動が楽しみになりました。

2班 勝原ゼミ 「とり・ぐるめ ~KAKI 🍎 ver.~」

<感 想> 今日は関西学院大学の三田キャンパスで行われるSCI-TECHフォーラムに参加しました。そのプログラムの中で僕たちの研究を他校の生徒と先生や、関西学院大学の院生・教授の前でポスターセッションの形で発表するものがあり、発表を聞いてくれた方々から様々なアドバイスをいただきました。中でも関西学院大学の教授の方々にアドバイスをいただけたのはとても良い経験になったので、これから研究を深めていくにあたって参考にしていきたいです。

4班 山田ゼミ 「宇宙線の観測 ~天頂角分布の測定~」

<感 想> 僕たちは今日、関西学院大学のリサーチフォーラムに参加しました。フォーラムでは創造基礎自然科学分野のポスター発表や大学院生による発表など貴重な経験をすることが出来ました。僕たちのポスター発表では、大学の教授の方からの質問やアドバイスを通して、自分たちの発表で不十分だったところを見つけることが出来たので良かったと思います。また、他の高校の話なども聞き、いろいろな知識を深めることが出来たことも良かったです。今後は、今日見つかった改善点を修正してより良いものにしていけたらと思います。

5班 勇惣ゼミ 「月の年代測定 ~クレーターカウンティングを用いて~」

<感 想> 今日の発表で自分達はまだまだだなと感じました。他校の発表を見たら自分達とはレベルが全然違ってとても良い刺激になりました。また、自分達が発表したときには、関西学院大学の先生方や他校の先生方たくさんの指摘をしていただきとても勉強になりました。今日指摘していただいたことを忘れずに最終発表ではより深い発表をできるようにこれから取り組んでいこうと思いました。研究室見学ではこれから大学生になったあとのことを考える良い機会になりました。今日の貴重な経験をこれからいかしていこうと思いました。

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平成28年11月23日 多文化共生フェスティバル

神戸市東灘区の深江会館において、本校創造科学科1期生(1年)1名がボランティアとして「多文化フェスティバル深江」に参加しました。

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〈生徒の感想〉

今日は深江会館で開かれた多文化フェスティバルにボランティアとして参加した。自分達の班の目標である鉄人化まつりでの出店のために、先行事例のこのイベントに開催にあたってのノウハウを学びに行った。思っていたよりも外国人の割合が高く言葉が通じず、苦労する場面もあったがボランティア参加者と協力して、イベント成功に繋げることができた。今回の活動を経て、目標達成に近づくことが出来た。

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平成28年11月22日 創造応用ⅠS 探究活動(9回目)

【数学】
本校の学科コース準備室において、神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授 稲葉太一氏による授業を行っていただきました。1つの母集団のデータ分析について母平均の検定・母分散の検定・2つの母集団のデータ分析について母分散の違いの検定・母分散の比の推定・母平均の差の検定等の講義をしていただきました。講義内容がかなり難しくなってきたため、数学選択者の生徒2名はなかなか理解できないような様子でした。授業の後半は、生徒が取り組んでいる研究の検討を行いましたが、なかなか的を射た仮説を設定することができない状況が続いています。サザエさんのじゃんけんについては、インターネット上に研究結果が載っていることがわかっているため、これらの研究とは異なる研究結果を出さなくてはいけないことが課題としてあがってきました。

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【化学】
本校化学教室で行われた化学9回目の探究活動は、神戸大学大学院理学研究科准教授 大堺利行氏に指導していただきながら、正極、負極それぞれの探究チームに分かれて、探究活動の続きをしました。正極探究チームは、先週の実験結果からもう一度、ホウレンソウ、三つ葉、レモンの皮をすりつぶして電解質に入れた溶液を用いて電圧を測定しましたが、今回も結果的には3種類に大きな差は見られませんでした。先々週の実験からシュウ酸を入れると酸素を吸入する場合としない場合に差異がみられることにも着目し、再現性を確かめましたが、今回はあまり差が見られませんでした。負極探究チームは、先週作成した腐葉土を、量を変えながらKCL溶液に入れて電圧の測定を行いましたが、ほとんど差異がみられず実験に行き詰まりを感じました。そこで、大堺先生からヒントをいただき、腐葉土について再度調査し、収集してきた土に枯葉やコーヒーなどを混ぜ、水を入れて酸素に触れない嫌気的な状況をつくることで還元力の強い土になると考えて、腐葉土を作り、次週の実験の準備をしました。

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【物理】
大阪大学理学部物理系総合研究棟を訪問し、大阪大学大学院理学研究科教授 下田正氏と共に実験を行いました。これまでに蓄積したデータを再検討し、追加の実験として、これまでの実験を精緻化する改良を加えたものと、全く違った条件で新しい実験を行いました。後者は、薄く油膜を張った底面に着色した水溶液を一滴だけ滴下するというものです。これは何もない底面に一滴滴下したときの“原始クラウン”ともいうべきクラウンとの対照実験になります。滴下直後の伝播速度とクラウンの壁の角度との間に相関が認めらたことが収穫でした。

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【生物】
本校生物教室において、今後実験を進めるにあたって、初期条件をどのようにそろえるべきなのか検討を行いました。ミドリムシの個体群密度や個体数の測定、光量のコントロール、実験回数の妥当性など、研究を行う上で意識しておくべき点を各自で話し合いました。普段、教科書上の実験では気が付けないような実験者が行うべき留意点にいくつか気付くことができました。また、培養したミドリムシを用いて走光性の確認実験を行ったがうまくいかず、その原因を考察しました。

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【都市工学】
本校コンピュータールームにおいて、本校教員による9回目の探究活動を行いました。先週のまちのコミュニティーの代表者および防災活動の代表者との面会をふまえて、次の進め方を話し合いました。傾斜市街地の不便さや災害時の対応については、まだまだ課題が多いことに気付きました。今後、その深堀をすることと、実際に住民の方の感じていることをヒアリングして、課題抽出の一助とすることを確認しました。

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カテゴリー: SGH(コース2期生), 未来創造コース2期生 | 平成28年11月22日 創造応用ⅠS 探究活動(9回目) はコメントを受け付けていません