本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科1期生(1年生)が創造基礎Aの授業で、模擬代表選挙に向け、模擬代表演説を行いました。各班が、それぞれ政党になりきり、班代表が党代表として演説を行いました。政党については、神戸市選挙管理委員会と相談し、現在国会内で政党要件を満たしている公明党、日本維新の会、社会民主党、自由民主党、自由党、日本共産党、民進党(発表順)に班分けをしました。事前学習で、各党について模擬選挙推進ネットワークからいただいた資料やHPから調べて、綱領・経済・社会保障・安全保障・その他の主張の項目についてまとめた「政党カタログ」を作成しました。そのカタログと模擬代表の演説をもとに評価を行い、次回模擬投票を行います。
〈生徒の感想〉
模擬党首演説を行った。難しい内容だったので、自分の党の考えや方針を他の人たちにうまく伝えることに苦労した。演説なので、他の人にどのように伝えれば興味を持ってもらえるか、ということも意識して、演説内容だけでなく、演説の仕方についても調べてみた。どの党も方針が異なっているのに気づき、各党がそれの正当性について語っているのはとても面白く感じた。国政を少し身近に感じられた。
今回の政党模擬演説会では、本物をしっかり見たことがないぶん、たくさん学ぶことができました。説得力があるなと感じる党は、国民が喜ぶ政策ばかりを話すのではなく、その財源がどこから来るのかを説明していました。行政改革の徹底をしてから増税をする、というのは特に印象深かったです。反対に、この政策はいいなと思っても、あまりに実現性が低かったり、いいことばかりで疑問に残る党もありました。政治について考えるとてもいい機会になりました。また、私の演説の時は、緊張して伝えきれない部分もあり、人前で発表することに慣れていないなと改めて思いました。
僕はおそらくこの模擬選挙で大きな勘違いをしたと思います。それはこの演説を街頭での演説として捉えていたということです。これは代表演説がどういうものなのかという事前学習を怠ってしまったが故なので、次からはしっかり事前学習をしようと思います。この模擬選挙の学習は今までそれほど興味のなかった政治について色々考えさせられる上に実際に出馬したらどんな感じなのかなど、学べることが非常にたくさんあると感じました。
僕は政治運動を体験するのは初めてだった。普段テレビでみている政治家がどれほど上手に説明しているかを身をもって知ることが出来た。また、どれほどみんなに訴えることが難しいかも知った。この模擬演説会で普段あまり知ることのない政治について詳しく学ぶことが出来た。また、政治についていろいろと考えさせられた。これからも政治に興味をもち、テレビや新聞などでいろいろ知っていきたいと思う。
今回僕は模擬演説で、党首として演説をさせていただきました。あまり表に出ない党の演説なので、情報も少なく、何を話すか考えることが難しかったが、班の仲間と協力し、なんとかやり遂げることが出来ました。このような機会は本当に少ないと思うので、党首をして良かったと思います。
模擬党首として実際前に立って喋ることは大変緊張した。普段は複数対複数が1対複数になるだけで不安な気持ちが全然違うなと感じた。今回の授業によって民進党のことを調べるいい機会になり与党、野党の考えている根本はいずれも国のためなのだなあと思った。