関西学院大学総合政策学部で実施されたリサーチフェアにおいて、グローバルリサーチⅡを受講している2年生1名と、創造基礎社会科学探究活動を実践している創造科学科1年生3名が、大学生や大学院生とともに研究の成果を発表しました。2年生は「地域における外国人児童に対する日本語教育充実のための提言」というテーマで口頭発表し、大学の教授や大学院生から多くの質問をいただき、議論して研究を深めることができました。1年生は「兵庫区における妊産婦を対象とした虫歯予防啓発の提言」というテーマで口頭発表し、大学教授からテーマ設定や研究の進め方について講評をいただき、奨励賞に選ばれました。2テーマとも大学生の研究に交じって、堂々と発表しました。創造科学科生徒の発表は口頭発表奨励賞を受賞しました。
<生徒の感想>
関西学院大学のリサーチフェアに参加し、社会科学分野で行った「兵庫区における妊産婦を対象とした虫歯予防啓発の提言」について口頭発表をおこなった。校内以外で発表するのは初めての経験であり、多くのことを学んだ。中でも、質疑応答では鋭い質問やアドバイスを大学生や大学の教授の方にしていただき、自分たちが思い込みで進めていたことがあることに気づいた。また、自分たちの研究についてより深く考えるきっかけにもなった。これから私たちはまだ実践活動を続けていく。兵庫区の子供の虫歯有病率を下げるという目標を実現させるために、今回気づいたことを更に深めて活動をおこなっていきたい。
たくさんの聴衆の前での発表は初めてだったので緊張したが、いい経験になったと思う。また、たくさんの質問をいただいた。質問の内容は大きく三つで、「距離の問題」、「時間の問題」、「ボランティアで解決できるのか」だった。距離については、地元の学生を使えないかと提案された。他にも、ボランティア以外での策はないのかという質問にはタブレットなどの利用を解答とした。その他、大会では多くの高校生の発表を聞くことができ、刺激となりました。