平成29年1月14日 神戸YWCA多文化共生プログラム

グローバルリサーチⅠ受講生1名が神戸YWCA多文化共生プログラムに参加しました。中国、ネパール、フィリピン出身の小学生から高校生の計10名が集まり、勉強を教えたり、百人一首などを楽しみました。集まった生徒は日本語教育を受けていた生徒です。皆さん楽しそうに過ごしていました。多文化共生の在り方を考えるいい機会となりました。

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〈生徒の感想〉

私が全体を通して思ったのは、『やさしい日本語』を伝える難しさと、生まれた国や育った国が違っても心はいつも学校にいる友達と変わらないということです。 特に、『やさしい日本語』を伝えるときに苦戦したのが、百人一首のルール説明でした。古典文法の知識が必要で、覚えている読み札をいかに速くとるかを教えるのが大変でした。上の句、下の句をどのように説明するかとか、上の句をいかに簡単に伝えられるようにするかを考えるのが難しかったです。また、坊主めくりをしているときに、『めくるだけでは面白くないから、バラバラにして自由に札を選んでもいいですか?』と言われました。そのアイディアを取り入れたのですが、いつもしている坊主めくりより面白いと思いました。日本の遊びを他の国の人に紹介すると、日本人とはまた別の発想が生まれ、新鮮なものになるのが良いと感じました。世間話を通して聞いた中で印象に残ったのは、フィリピンから来た高校一年生の人が、『みんなは私が日本語をしゃべれないと勘違いしているから、挨拶でハローとかグッドモーニングとか言ってくるのはなんで?とか思ってた』と言っていたことです。気が配れるのは日本人の良いところだけれど、無駄に気を遣いすぎて、相手に少し不快感を与えてしまう可能性があるのではないか、と思いました。

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平成28年12月23日 ワンワールドフェスティバル for Youth ボランティア

大阪国際交流センターにおいて、創造科学科1期生(1年)7名、グローバルリサーチⅠ受講者(1年)18名が運営を手伝うボランティアとして、「ワンワールドフェスティバル for Youth2016」に参加しました。

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〈生徒の感想〉

兵庫高校以外にもたくさんの高校が来ており、自分と同じ高校生の様々な研究発表を聞き、たくさんの刺激を受けた1日でした。私はさくらブースのボランティアを担当し、世界各国それぞれの文化を感じることができました。そして兵庫高校や他校の先輩方のポスターセッションや研究発表、また自分と同学年の人のワークショップでのディスカッションの様子を見て、「私もこんな風になりたい」「負けてられない」という気持ちになりました。また、「もう少しこうしたほうがいいのではないか」と思う場面もありました。今日受けた様々な刺激を、これからの研究に活かして行きたいと思います。

たくさんの人がいて、中には着物をきた外国人の方々がおられて、日本の文化が浸透しているなと思った。高校生ポスターセッションでは、高校生の日々の努力と、色々な国との関わりが伝わってきた。印象的だったのが、ポスターの横を通る人たちに声をかけ自分たちのプレゼンを聞いてほしいと行動していたところだ。私もそんな高校生になりたい。昼食も世界の食べ物を味わうことができた。このイベントを行うことで世界を変えることはできないけど、このイベントに参加した人たちを中心に発信していくことで、そのきっかけになるのではないかと思う。だから私も発信していく1人になりたい。

このイベントは私と同じ高校生が主催していて、若者には非常に分かりやすく、また楽しめるものであったと思う。このように、同世代の人が問題の解決に向け具体的にどうすればよいのか考え、実行している姿を見て、強い刺激を受けた。真実を知ることは重要で、知らないと何もすることができないが、世界の現実を知り、むごい、ひどい、かわいそうと言っていても何も変わらない。行動することが大切で、SGHの活動はそういった問題の解決、何より国際平和に直結していると思うので、今は無力な私だけど、だからこそ積極的に参加して、頑張りたい。

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平成28年12月23日 ワンワールドフェスティバル for Youth ブース出展・プレゼンテーション

大阪国際交流センターにおいて、未来創造コース2期生(2年)20名、グローバルリサーチⅡ受講者(2年)2名が 「ワンワールドフェスティバル for Youth2016」に参加し、ブース出展、ベトナム研修の報告発表、ポスターセッションを行いました。

ポスターセッションテーマ

「フィリピン・マニラ郊外の小中学生における教育格差」(グローバルリサーチⅡ)

「日本の難民受け入れの課題について」(未来創造コース2期生)

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〈生徒の感想〉

ワンワールドフェスティバルでブース展示をしてみて、同じ高校生の人がいろいろな活動をしていて驚きました。高校生の方で1年間海外に行って旅してたという人もいて、普段は東京や名古屋でお話ししていると言っていたのでそんなことをしている人もいるんだと思ったら自分も頑張らなきゃと思いました。ブースで話を聞いてくれた方の中で京都外大の副学長の方もいて、私たちみたいな活動をしているのはすごいと褒められたのでうれしかったし、こんなすごい人も来てるところで展示をできるなんていい経験だなと思いました。

一番面白かったのは、東住吉高校の100キロメートルリレーマラソンの説明です。午前中聞いて、とても興味深かったので、会の終わり頃にもう一度見に行って、先生に話を伺いました。日本の高校教師が国際貢献をすることができることがわかり、それが僕にとってすごく新鮮でした。中国で植樹をしてる方の話を伺ったときに「それは日本人がすべきことでしょうか?」と質問したのを皮切りに議論が盛り上がったのも面白かったです。

今年の夏に行ったベトナム研修旅行について発表しました。特に、都市の課題、日本企業の海外進出、薬剤耐性菌の3つについて話しました。前者2つはそんなに難しくないので、伝えるのも簡単でしたが、薬剤耐性菌については少し難しいこともあり、初めて聞く人が聞いてもわかるように発表するのは大変でした。発表の前日までパワポを修正し、考えました。しかし、いざ発表してみると、そういったことが専門の方々には頷きながら聞いてもらえましたが、それ以外の人には伝わったかどうかわからない感じの反応でした。理解することよりも、その理解した内容を何も知らない相手に伝えることの方が難しいと身をもって感じました。これからも、こういった専門的なことを発表することもあると思うので、その時は今日の経験を活かし、どうしたら相手に伝えることができるのか考えていきたいと思いました。

私たちは今日のワンワールドフェスティバルで夏に行ったベトナム研修旅行について発表する機会がありました。大きな会場での発表だったので緊張したけれど、自分たちが伝えたかったことをちゃんと発表できたのでよかったです。そして、発表後にたくさんの質問もいただくことができて、良い刺激になりました。また、今日はたくさんの高校生の人たちや外国人の方も来場していて、とても賑やかでした。他校の高校生の活動を知ることができたし、様々なイベントでは国際問題などを学ぶことができました。自分の視野を広げる良い機会になったと思うし、なりよりも楽しかったです。とても有意義な一日になりました。

今までポスターセッションを何回かやってきたけど、それは仲間内だったり保護者向けで、あまり新しい視点とか意見をもらうことはありませんでした。でも、今回のワンワールドフェスティバルには高校生はもちろん、大学生や学校の先生などたくさんの種類の人に自分たちのポスターセッションを聞いてもらえて、もっと研究するべき点や全く知らなかった知識が入ってきて、とても有意義な時間になりました。私たちが研究の中で参考にさせて頂いたアジア友の会さんにもポスターセッションをきいてもらえたり、同じようにフィリピンの教育格差について活動をしているNGOの方にカトリックとの結びつきも格差是正に影響を与えていると教えてもらえたり、今後の論文製作にもいいヒントになることが得られたりしました。発表するまでは正直、緊張もするしあんまり乗り気じゃなかったけど、いざしてみると本当にためになって、ワンワールドフェスティバルで発表できてよかったなと思いました。

先行研究として挙げたアクセスやアジア友の会などのNGOも来ている中での発表はすごく緊張しました。たくさんの方が発表をききに来てくださり、アドバイスもいっぱいもらえて、すごく勉強になり、これからの参考にするいい機会となりました。アドバイスや質問の中には、低賃金の職業、高賃金の職業には例えばどんなものがあるのか、実際に現地の当事者意識はどれぐらいあるのか、水くみ以外の理由で学校に通えていない子供たちはどうするのか、実際にどのくらい制服が足りていないのか、学習会にはどのくらいの子供が参加しているのか、などがあり、また、最後の展望と課題の所は、課題から先に挙げて、その後に展望を述べたほうが良いというアドバイスをいただきました。アジア友の会さんにこの発表をきいていただいたところ、検討してみますとのことでした。私たちの考えた企画が実際にNGOの方にきいてもらって検討してもらえる機会があってすごく嬉しく思いました。ずっと自分たちの発表をしていて、他の学校の発表をききに行くことができなかったので、それが残念でした。また、お昼にはいろんな国のご飯を食べてすごく美味しかったです。全体を通して色んなことに気づけるいい機会になりました。

2時間一人ポスターセッションをするのは大変でしたが、話しているとよく聞いてくださり、分かりやすかったと言ってもらいました。ただ、提案するのは簡単だけど、実行は難しいかなあと思います。難民の人に向けた日本語教育として、定年退職した人が日本語教育を行ったら良いのでは、という意見をもらいました。ポスターのヴィジュアル的な効果も少し考えさせられました。ポスターセッションでは自分のポスターのところに来てもらうのが大事なので、特にタイトルは暗くても濃い色の方が良いと思いました。難民問題について広めることができたと思います。

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平成28年12月23日 ワンワールドフェスティバル for Youth 実行委員

大阪国際交流センターにおいて、グローバルリサーチⅡ受講者(2年)2名が「 ワンワールドフェスティバル for Youth2016」の実行委員を務めました。これまで月1~2回実行委員会で企画を練り、本日イベントの当日を迎えました。本校生徒は広報とSDGsクイズを担当しました。

イベントについては以下のホームページをご覧ください。

ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 〈外部サイト〉

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〈生徒の感想〉

半年間という長い間で、色々問題もあったけれど第一に楽しかったです。まずSDGsクイズを担当したきっかけは、実行委員全員の教習として専門の方にSDGsについての話を聞いたことです。それまで存在すら知らなかったSDGsはこのワンフェスをやる上で重要であると思ったし、同時に私自身もとても興味が湧いたからです。広報としてもクイズを活用することができて、週に2度も問題を考えるのはかなり大変だったけど、それに比例してSDGsについての知識も増えたのでよかったです。当日はボランティア間でのトラブルがあって反省点もたくさん見つかったけれど、それは来年にも引き継ぎたいし、自分自身の経験にもなりました。実行委員やボランティアリーダーなどの人と繋がりができたことが、何よりの思い出です。

私は広報担当で、動画を作成しました。しかし、結局みんなに半分甘える感じで本来私が作るべき各プログラムの宣伝動画を各自でつくってもらう形になってしまい、とてもふがいなく感じています。SNSで流したものの、広報のノウハウをもう少しネットなりなんなりで調べた上でできていたら、もっと人に見てもらうことができたのかなと思いました。きっと見る人はほとんどいないだろうと見切りをつけてブログの更新も行わなかったですが、SNSの投稿に伴ってURLを貼り付けておくなどしていれば見てくれる人がもっといたかもしれない。こうすればよかった、ああすればよかったと後になってたくさん後悔ばかり出てきてしまうのも反省点の一つです。もっとその時その時本気で考えていれば思い浮かんだかもしれないのにと思うと、悔やめて仕方ありません。ですが、他の実行委員に「動画好評だったよ!」といってもらえてとてもうれしかったです。また機会があるなら、今度はプログラムを企画する方で参加したいです。他のイベントや講義会などでも、今度こそ自分のできる限りを尽くして、最高と思われるものを創りたいと思いました。

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平成28年12月21日 神戸大学ジャンモネCOE 高校生向けミニシンポジウム

神戸大学医学部会館シスメックスホールにおいて、本校未来創造コース2期生(2年生)40名、創造科学科1期生(1年生)40名、グローバルリサーチⅠ受講生(1年生)40名と普通科生徒の参加希望者16名を対象に、神戸大学ジャンモネCOE主催のジャンモネCOE 高校生向けミニシンポジウムが実施されました。各講演の質疑応答では、生徒から様々な質問があり、たいへん貴重な機会となりました。講師と講演のタイトルは以下のとおりです。

大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館
経済担当上席専門官 ヨハネス・シュヴァイツアー氏

「EUとドイツ」

神戸大学大学院人間発達環境学研究科 教授 岡田章宏氏

「イギリス - EU離脱と移民問題」

大学大学院農学研究科 教授 大澤朗氏

「腸管出血性大腸菌食中毒から考える食の安全対策」

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平成28年12月19日 創造基礎B FW 「住民をつなげる染色体験 ~地域連携のために~ 」

長田区駒ヶ林地区の角野邸において、「住民をつなげる染色体験 ~地域連携のために~ 」をテーマに研究している本校創造科学科1期生(1年生)2班が活動の締めくくりとして、「下町芸術祭アセンブリ」でお世話になったNPO法人芸法の小國陽祐さんに活動報告を行いました。

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〈生徒の感想〉

今回私たちは社会科学全体のふり返りとして芸法さんのもとを訪問しました。私たちは今回の体験を通してなかなかうまく行かないことが多く、しんどい事もありました。でも芸法さんと一緒に全体をふり返ると本当にたくさんのことを学ぶことができたのだなと感じました。自分たちにとっては初めてのことばかりでたくさんの方にご迷惑をかけてしまったけれど班員それぞれが大きく成長を感じられた貴重な経験になりました。そしてこの経験をこれから先の活動や様々な場面で活かしていきたいと思います。

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平成28年12月19日 創造基礎B FW 「長田のいかなごを世界へ広めよう」

長田区の駒ヶ林漁業会館において、「長田のいかなごを世界へ広めよう」のテーマで研究している本校創造科学科1期生(1年生)6班が、神戸市漁業協同組合理事 前田勝彦氏にいかなごを用いた試作品の提案を行いました。

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〈生徒の感想〉

今日は、駒ヶ林漁業会館において前田さんに、前回とは異なる試作品(いかなごぱん、いかなごピーナッツ和え、おもちいかなご、いかなごせんべい)を提案させていただきました。試作品についての様々なアドバイスをいただくだけでなく、自分たちのターゲットについても確認することができたので、実践活動に向けて一層具体的なビジョンが見えてきました。

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平成28年12月18日 ひょうご若者ビジョンフォーラム

ラッセホール2階ブランシュローズにおいて、本校創造科学科1期生(1年生)5名が兵庫県企画県民部ビジョン課主催「ひょうご若者ビジョンフォーラム2016」に参加しました。「『兵庫のゆたかさ』を実現する10のプロジェクト~若者が考える未来の兵庫」の大テーマのもと、子育て・教育・商店街の3つの小テーマで県内高校・中等教育学校から12校の生徒、立命館大・県立大・大阪市大の学生、計78名が参加しワークショップ形式でアイデアを話し合いました。本校生徒が参加したチームのうち、子育てをテーマにしたグループが兵庫県知事賞、教育をテーマにしたグループが兵庫県政策創生部長賞を受賞しました。

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〈生徒の感想〉

私は今日のビジョンフォーラムで商店街について考えた。「商店街を賑わせたい」という共通の目的を持った初対面の7人のメンバーで、私達は主に「人通りの絶えない商店街」を作り、商店街を中心に世代を超えたコミュニティ形成を目指そうと考えた。具体的には、基調講演で聞いた”1日保育士体験”からヒントを得て、”1日店長体験”ができる環境を整えよう、と考えた。地元の人が手の空いた時に手伝ってくれるような気軽な屋台、部活帰りの空腹時の高校生とその日の店長が交流できるコンパクトなイートインスペース、これらを隣接させ、そして空きスペースに商店街の各店舗のイチオシの品を置いてPRしよう、といったアイデアが出た。しかし、今日はターゲットを高校生に絞ったから考えやすくなっていたのでは、と思う。本来の目標である「人通りの絶えない商店街」作りを考えると、特に高齢者、子育て世代へのアプローチが圧倒的に足りていなかった。アイデアは沢山出たし、個人的には積極的に発言することも出来たが、限られた時間の中で上手く情報をまとめられず、わかりやすいプレゼンテーションをすることが出来なかったのがとても悔しい。メンバーの中からリーダーを決めていたら改善されていたかもしれないと思った。普段の学科の活動が生かされる場は多かった。また、課題設定やターゲット、最終目標が明確であるかないかでこんなにも活動に差が生まれるのだと驚いた。最後に兵庫県副知事の金澤氏と名刺交換をさせて頂いた。学科の活動について意見を交わすことが出来たのが嬉しかった。今回の経験を活かして、普段の学科の活動により力を入れていきたいと思った。

ビジョンフォーラムに参加して感じたことは「創造」の授業で行っていることはとてもすごいことだということだ。テーマであったり内容であったり創造で行ったことが多くありノウハウを活かして行えた。自分の意見をどのようにして反映させるか、またそれを踏まえて班内の意見をより良くするためにどうするかということを考えることはとても頭を使って大変だったがとても面白く実りある時間だった。来年以降も文理問わずこのような機会があれば参加してみたいと思う。

いつも創造で受けている授業と内容は大差なかったが、全く知らない人と意見交換するということが新鮮だった。創造のおかげか、喋ることにあまり抵抗を感じなくなっている自分に驚いた。しかしまだまだ場を仕切ることに抵抗を感じている自分もいる。そこをあと1年間の創造で克服していきたい。自分の頭の硬さも思い知らされた。自分は人のいうことを理解してまとめることは得意だけれど、ワクワクすることを思い付くことができない。型どおりのことしか思いつくことができない。それを痛感させられた。自分がいかに面白くない人間かというのを突きつけられたような気がする。ワクワクすることを追求し、それを社会に貢献させることができる。そんな人間になりたいと思った。

今回参加したビジョンフォーラムは未来の兵庫について考えるものでした。私はその中でも「子育て」についての案を考える班でした。班員はみな初対面の人で緊張しましたが、話し合っていくうちに慣れ自分の考えをはっきりと言えるようになりました。最終的に私たちは中学校の部活動に親子が参加する、という提案をしました。メリットやデメリットを考えながら話し合っていくのは初対面の人とやっても楽しかったです。おかげで兵庫県知事賞を頂くこともでき、とても充実したフォーラムになりました。またこういう機会があれば参加してみたいと思います。

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平成28年12月18日 創造基礎B 実践活動「長田デートで若者を呼び込もう!」

駒ヶ林神社において、「長田デートで若者を呼び込もう!」をテーマに研究している本校創造科学科8班が、2回目の動画撮影を行いました。8班は現在、実践活動として新長田・駒ヶ林地区の各所に足を運び、下町風情の良さをPRする動画を作成しているところです。

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〈生徒の感想〉

全く先行きが見えなかったところからここまで持って来れたというのは本当に嬉しい。やはり頭の中で色々考えるよりも実践活動のほうが楽しいし、充実感があった。しかしながら、色々な準備にあたって、先生や班員以外の力を大きく感じてしまう部分が多かった。そこが反省点だと思う。全てを把握することは無理でも、次回は班員中心に回していけるようにしたい。今回の実践活動では自分たちで段取り良く障害なく物事を進めていくことがいかに難しいことなのかというのを痛感した。

今回はスタヂオカタリストで撮影をさせていただきました。天気はあいにくの雨で少し大変でしたが無事に撮影することができて良かったです。スタヂオカタリストは少し昔の日本を感じさせる内装でとても落ち着いた雰囲気でした。そんな雰囲気だったのでとても良い動画が撮れたと思います。これからは今回のスタヂオカタリストや神社など、今まで撮影してきた場所の魅力を伝えられる動画を作れるように頑張っていきたいです。

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平成28年12月17日 神戸YWCA多文化共生プログラム

グローバルリサーチ生1年生4名が神戸YWCA主催の多文化共生プログラムに参加し、神戸及び周辺に居住されている外国人の方と交流を行いました。シリア、パキスタン、ベトナム、ペルー、中国の日本語教育を受けておられる方から、地域における生活の現状や課題、母国のお話など様々なお話をしていただきました。以前受講した多文化共生のワークショップの経験を活かし、研究テーマとして設定してくれることを期待しています。

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〈生徒の感想〉

二時間半という短い間だったが、いろんな国の人々とはなし、服を着て、食べ物をたべて、とても有意義なものとなった。グローバル化を肌で感じ、また日本語を一生懸命話そうとする外国人の姿を見て、私の外国語に対する意欲も増した。だが、今回いろんな人に沢山質問したが、私が質問される立場だったらこんなに我が国のことについて答えられるかと思ったら厳しいと感じた。遠くを見渡すばかりでなく、身近なものにも視点をもって行きたい。

今回の多文化交流で様々な国の方からお話を聞くことが出来た。その話からわかった事、また感じたことも多かった。外国の特徴としては、ベトナムでは英語よりも日本語教育に力を入れている、パキスタンでは宗教的に食べられない物があるため、宗教的に食べられない物を使用していない食品には特定のマークがつけられている、日本とは違う味の付け方の国も多く、お菓子なども比較的濃い味がした。日本との比較としては、外国人の日本で一番好きなものは和食が圧倒的に多い、日本は他の国と比べてマナーやルールが多く、外国人にとってはそれがストレスとなることもある(制服など)。自分が感じたことは、ベトナムやインドネシアなどの気温が高い国は風通しの良い涼しい民族衣装という特徴があるということ。そして私は、今後中国との交流があるので、その予習として中国人の方にいろんなアドバイスなどを聞くことが出来て良かった。また外国の大学に興味があり、そのこともコミュニティカレッジという新たな知識を得ることも出来て良かった。多くの方と交流ができたので今後の探求活動の材料が増えてよかった。また参加したい。

「世界の民族衣装を着てみよう」というテーマのイベントに参加しました。私はたくさんの国の中から韓国、中国、ナイジェリアの民族衣装を着させていただきました。3つそれぞれに特徴があって、特にナイジェリアの民族衣装には胸のあたりにノート一冊入るほどの大きさのポケットがあり疑問に感じました。また、今回は民族衣装を着ること以外にたくさんの外国人の方と直接会話することが出来ました。今までALTの先生と少し話すくらいでしか外国人の方と話したことがなかった為、始めは緊張していたのですが、使用言語が”やさしい日本語”だったのでたくさんの方と話すことが出来ました。その一日だけでもパキスタン、中国、韓国、シリア、マレーシア、ベトナムの方と話すことができ、更にその国についても少しですが知ることが出来ました。シリアの13歳の女の子に、思い切って現在の国の状況について聞いてみたところ「危ない。とても大変。」と話されていました。その質問をしたとき、表情を曇らしてしまったのでそれ以上は深く聞くことは控えました。パキスタンの方からは、国について、とても丁寧に教えていただきました。私はパキスタンの中がいくつかの民族によって区切られていることを今回初めて知ったのでパキスタンの民族衣装の数に驚きました。このようにたくさん会話が出来ただけでなく、これから月に一度YWCAにお手伝いに行かしてもらうことになりました。次集まったときにはまだ話してない人とも会話したいです。

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