平成28年12月18日 ひょうご若者ビジョンフォーラム

ラッセホール2階ブランシュローズにおいて、本校創造科学科1期生(1年生)5名が兵庫県企画県民部ビジョン課主催「ひょうご若者ビジョンフォーラム2016」に参加しました。「『兵庫のゆたかさ』を実現する10のプロジェクト~若者が考える未来の兵庫」の大テーマのもと、子育て・教育・商店街の3つの小テーマで県内高校・中等教育学校から12校の生徒、立命館大・県立大・大阪市大の学生、計78名が参加しワークショップ形式でアイデアを話し合いました。本校生徒が参加したチームのうち、子育てをテーマにしたグループが兵庫県知事賞、教育をテーマにしたグループが兵庫県政策創生部長賞を受賞しました。

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〈生徒の感想〉

私は今日のビジョンフォーラムで商店街について考えた。「商店街を賑わせたい」という共通の目的を持った初対面の7人のメンバーで、私達は主に「人通りの絶えない商店街」を作り、商店街を中心に世代を超えたコミュニティ形成を目指そうと考えた。具体的には、基調講演で聞いた”1日保育士体験”からヒントを得て、”1日店長体験”ができる環境を整えよう、と考えた。地元の人が手の空いた時に手伝ってくれるような気軽な屋台、部活帰りの空腹時の高校生とその日の店長が交流できるコンパクトなイートインスペース、これらを隣接させ、そして空きスペースに商店街の各店舗のイチオシの品を置いてPRしよう、といったアイデアが出た。しかし、今日はターゲットを高校生に絞ったから考えやすくなっていたのでは、と思う。本来の目標である「人通りの絶えない商店街」作りを考えると、特に高齢者、子育て世代へのアプローチが圧倒的に足りていなかった。アイデアは沢山出たし、個人的には積極的に発言することも出来たが、限られた時間の中で上手く情報をまとめられず、わかりやすいプレゼンテーションをすることが出来なかったのがとても悔しい。メンバーの中からリーダーを決めていたら改善されていたかもしれないと思った。普段の学科の活動が生かされる場は多かった。また、課題設定やターゲット、最終目標が明確であるかないかでこんなにも活動に差が生まれるのだと驚いた。最後に兵庫県副知事の金澤氏と名刺交換をさせて頂いた。学科の活動について意見を交わすことが出来たのが嬉しかった。今回の経験を活かして、普段の学科の活動により力を入れていきたいと思った。

ビジョンフォーラムに参加して感じたことは「創造」の授業で行っていることはとてもすごいことだということだ。テーマであったり内容であったり創造で行ったことが多くありノウハウを活かして行えた。自分の意見をどのようにして反映させるか、またそれを踏まえて班内の意見をより良くするためにどうするかということを考えることはとても頭を使って大変だったがとても面白く実りある時間だった。来年以降も文理問わずこのような機会があれば参加してみたいと思う。

いつも創造で受けている授業と内容は大差なかったが、全く知らない人と意見交換するということが新鮮だった。創造のおかげか、喋ることにあまり抵抗を感じなくなっている自分に驚いた。しかしまだまだ場を仕切ることに抵抗を感じている自分もいる。そこをあと1年間の創造で克服していきたい。自分の頭の硬さも思い知らされた。自分は人のいうことを理解してまとめることは得意だけれど、ワクワクすることを思い付くことができない。型どおりのことしか思いつくことができない。それを痛感させられた。自分がいかに面白くない人間かというのを突きつけられたような気がする。ワクワクすることを追求し、それを社会に貢献させることができる。そんな人間になりたいと思った。

今回参加したビジョンフォーラムは未来の兵庫について考えるものでした。私はその中でも「子育て」についての案を考える班でした。班員はみな初対面の人で緊張しましたが、話し合っていくうちに慣れ自分の考えをはっきりと言えるようになりました。最終的に私たちは中学校の部活動に親子が参加する、という提案をしました。メリットやデメリットを考えながら話し合っていくのは初対面の人とやっても楽しかったです。おかげで兵庫県知事賞を頂くこともでき、とても充実したフォーラムになりました。またこういう機会があれば参加してみたいと思います。

カテゴリー: SGH(学科1期生), 創造科学科1期生   パーマリンク

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