平成28年12月17日 神戸YWCA多文化共生プログラム

グローバルリサーチ生1年生4名が神戸YWCA主催の多文化共生プログラムに参加し、神戸及び周辺に居住されている外国人の方と交流を行いました。シリア、パキスタン、ベトナム、ペルー、中国の日本語教育を受けておられる方から、地域における生活の現状や課題、母国のお話など様々なお話をしていただきました。以前受講した多文化共生のワークショップの経験を活かし、研究テーマとして設定してくれることを期待しています。

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〈生徒の感想〉

二時間半という短い間だったが、いろんな国の人々とはなし、服を着て、食べ物をたべて、とても有意義なものとなった。グローバル化を肌で感じ、また日本語を一生懸命話そうとする外国人の姿を見て、私の外国語に対する意欲も増した。だが、今回いろんな人に沢山質問したが、私が質問される立場だったらこんなに我が国のことについて答えられるかと思ったら厳しいと感じた。遠くを見渡すばかりでなく、身近なものにも視点をもって行きたい。

今回の多文化交流で様々な国の方からお話を聞くことが出来た。その話からわかった事、また感じたことも多かった。外国の特徴としては、ベトナムでは英語よりも日本語教育に力を入れている、パキスタンでは宗教的に食べられない物があるため、宗教的に食べられない物を使用していない食品には特定のマークがつけられている、日本とは違う味の付け方の国も多く、お菓子なども比較的濃い味がした。日本との比較としては、外国人の日本で一番好きなものは和食が圧倒的に多い、日本は他の国と比べてマナーやルールが多く、外国人にとってはそれがストレスとなることもある(制服など)。自分が感じたことは、ベトナムやインドネシアなどの気温が高い国は風通しの良い涼しい民族衣装という特徴があるということ。そして私は、今後中国との交流があるので、その予習として中国人の方にいろんなアドバイスなどを聞くことが出来て良かった。また外国の大学に興味があり、そのこともコミュニティカレッジという新たな知識を得ることも出来て良かった。多くの方と交流ができたので今後の探求活動の材料が増えてよかった。また参加したい。

「世界の民族衣装を着てみよう」というテーマのイベントに参加しました。私はたくさんの国の中から韓国、中国、ナイジェリアの民族衣装を着させていただきました。3つそれぞれに特徴があって、特にナイジェリアの民族衣装には胸のあたりにノート一冊入るほどの大きさのポケットがあり疑問に感じました。また、今回は民族衣装を着ること以外にたくさんの外国人の方と直接会話することが出来ました。今までALTの先生と少し話すくらいでしか外国人の方と話したことがなかった為、始めは緊張していたのですが、使用言語が”やさしい日本語”だったのでたくさんの方と話すことが出来ました。その一日だけでもパキスタン、中国、韓国、シリア、マレーシア、ベトナムの方と話すことができ、更にその国についても少しですが知ることが出来ました。シリアの13歳の女の子に、思い切って現在の国の状況について聞いてみたところ「危ない。とても大変。」と話されていました。その質問をしたとき、表情を曇らしてしまったのでそれ以上は深く聞くことは控えました。パキスタンの方からは、国について、とても丁寧に教えていただきました。私はパキスタンの中がいくつかの民族によって区切られていることを今回初めて知ったのでパキスタンの民族衣装の数に驚きました。このようにたくさん会話が出来ただけでなく、これから月に一度YWCAにお手伝いに行かしてもらうことになりました。次集まったときにはまだ話してない人とも会話したいです。

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