平成28年12月23日 ワンワールドフェスティバル for Youth ブース出展・プレゼンテーション

大阪国際交流センターにおいて、未来創造コース2期生(2年)20名、グローバルリサーチⅡ受講者(2年)2名が 「ワンワールドフェスティバル for Youth2016」に参加し、ブース出展、ベトナム研修の報告発表、ポスターセッションを行いました。

ポスターセッションテーマ

「フィリピン・マニラ郊外の小中学生における教育格差」(グローバルリサーチⅡ)

「日本の難民受け入れの課題について」(未来創造コース2期生)

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〈生徒の感想〉

ワンワールドフェスティバルでブース展示をしてみて、同じ高校生の人がいろいろな活動をしていて驚きました。高校生の方で1年間海外に行って旅してたという人もいて、普段は東京や名古屋でお話ししていると言っていたのでそんなことをしている人もいるんだと思ったら自分も頑張らなきゃと思いました。ブースで話を聞いてくれた方の中で京都外大の副学長の方もいて、私たちみたいな活動をしているのはすごいと褒められたのでうれしかったし、こんなすごい人も来てるところで展示をできるなんていい経験だなと思いました。

一番面白かったのは、東住吉高校の100キロメートルリレーマラソンの説明です。午前中聞いて、とても興味深かったので、会の終わり頃にもう一度見に行って、先生に話を伺いました。日本の高校教師が国際貢献をすることができることがわかり、それが僕にとってすごく新鮮でした。中国で植樹をしてる方の話を伺ったときに「それは日本人がすべきことでしょうか?」と質問したのを皮切りに議論が盛り上がったのも面白かったです。

今年の夏に行ったベトナム研修旅行について発表しました。特に、都市の課題、日本企業の海外進出、薬剤耐性菌の3つについて話しました。前者2つはそんなに難しくないので、伝えるのも簡単でしたが、薬剤耐性菌については少し難しいこともあり、初めて聞く人が聞いてもわかるように発表するのは大変でした。発表の前日までパワポを修正し、考えました。しかし、いざ発表してみると、そういったことが専門の方々には頷きながら聞いてもらえましたが、それ以外の人には伝わったかどうかわからない感じの反応でした。理解することよりも、その理解した内容を何も知らない相手に伝えることの方が難しいと身をもって感じました。これからも、こういった専門的なことを発表することもあると思うので、その時は今日の経験を活かし、どうしたら相手に伝えることができるのか考えていきたいと思いました。

私たちは今日のワンワールドフェスティバルで夏に行ったベトナム研修旅行について発表する機会がありました。大きな会場での発表だったので緊張したけれど、自分たちが伝えたかったことをちゃんと発表できたのでよかったです。そして、発表後にたくさんの質問もいただくことができて、良い刺激になりました。また、今日はたくさんの高校生の人たちや外国人の方も来場していて、とても賑やかでした。他校の高校生の活動を知ることができたし、様々なイベントでは国際問題などを学ぶことができました。自分の視野を広げる良い機会になったと思うし、なりよりも楽しかったです。とても有意義な一日になりました。

今までポスターセッションを何回かやってきたけど、それは仲間内だったり保護者向けで、あまり新しい視点とか意見をもらうことはありませんでした。でも、今回のワンワールドフェスティバルには高校生はもちろん、大学生や学校の先生などたくさんの種類の人に自分たちのポスターセッションを聞いてもらえて、もっと研究するべき点や全く知らなかった知識が入ってきて、とても有意義な時間になりました。私たちが研究の中で参考にさせて頂いたアジア友の会さんにもポスターセッションをきいてもらえたり、同じようにフィリピンの教育格差について活動をしているNGOの方にカトリックとの結びつきも格差是正に影響を与えていると教えてもらえたり、今後の論文製作にもいいヒントになることが得られたりしました。発表するまでは正直、緊張もするしあんまり乗り気じゃなかったけど、いざしてみると本当にためになって、ワンワールドフェスティバルで発表できてよかったなと思いました。

先行研究として挙げたアクセスやアジア友の会などのNGOも来ている中での発表はすごく緊張しました。たくさんの方が発表をききに来てくださり、アドバイスもいっぱいもらえて、すごく勉強になり、これからの参考にするいい機会となりました。アドバイスや質問の中には、低賃金の職業、高賃金の職業には例えばどんなものがあるのか、実際に現地の当事者意識はどれぐらいあるのか、水くみ以外の理由で学校に通えていない子供たちはどうするのか、実際にどのくらい制服が足りていないのか、学習会にはどのくらいの子供が参加しているのか、などがあり、また、最後の展望と課題の所は、課題から先に挙げて、その後に展望を述べたほうが良いというアドバイスをいただきました。アジア友の会さんにこの発表をきいていただいたところ、検討してみますとのことでした。私たちの考えた企画が実際にNGOの方にきいてもらって検討してもらえる機会があってすごく嬉しく思いました。ずっと自分たちの発表をしていて、他の学校の発表をききに行くことができなかったので、それが残念でした。また、お昼にはいろんな国のご飯を食べてすごく美味しかったです。全体を通して色んなことに気づけるいい機会になりました。

2時間一人ポスターセッションをするのは大変でしたが、話しているとよく聞いてくださり、分かりやすかったと言ってもらいました。ただ、提案するのは簡単だけど、実行は難しいかなあと思います。難民の人に向けた日本語教育として、定年退職した人が日本語教育を行ったら良いのでは、という意見をもらいました。ポスターのヴィジュアル的な効果も少し考えさせられました。ポスターセッションでは自分のポスターのところに来てもらうのが大事なので、特にタイトルは暗くても濃い色の方が良いと思いました。難民問題について広めることができたと思います。

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