平成28年12月16日 創造基礎B FW「六間道商店街に10代を呼び込もう!」

長田区六間道商店街のレンタルスペースr3において、「六間道商店街に10代を呼び込もう!」をテーマに研究している本校創造科学科1期生(1年生)5班の生徒3名が合田昌宏氏を訪問し、これまでの研究成果を報告しました。偶然来店していた株式会社HAPPY代表取締役 首藤義敬氏と出会い、1月にオープンする新しい介護・リハビリ施設の看板作製の話になり、今後生徒の実践活動に合田氏とともに協力していだたけることになりました。

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〈生徒の感想〉

合田さんからいただいた助言としては、「何か少し変わったものを使って長田の新しいシンボルとなるような作品を作るという発想はいいが、砂絵では長田との関わりはあまり感じられない」ことを指摘され、変わったものを使った芸術作品の例としてゴーギャンの作品や、「マルモザイコ」さんの陶器を割ったものを使ったコラージュのような作品などを見せてもらいました。また、「シンボルを作るのなら、ずっと置いてもらわないといけないことから、作った作品をどこに飾るのかも悩みどころだ」という話しもしました。そこで、r3にたまたまきていた、2月にr3のすぐ近くに介護施設「はっぴーの家ろっけん」をオープンする予定の首藤義敬さんと出会い、その施設の看板を作らせてもらうことになりました。「はっぴーの家ろっけん」は従来の介護施設とは打って変わった発想で、色んな年代の人に来てもらえるような、エンターテイメントを組み込んだ介護施設を作りたいという首藤さんの考え方から、施設の顔である看板を私たちのアイデアでインパクトのあるものを是非製作してもらいたいと言ってもらえました。作品を製作する材料は、家の中にあるような身近な材料の方が良いのではないかという意見から、使い終わったら捨ててしまう歯ブラシなどを使ってみようという意見が出ました。歯ブラシだと長田の学校や兵庫高校で協力を募れば、大量の捨てられてしまう予定の歯ブラシが集まるし、ワークショップの対象である子供達にも安全に取り扱ってもらえることが好都合なのでこの方針で進めていく予定です。これまでなかなか活動が前に進みませんでしたが、ようやく大きな一歩を踏み出せそうです。今回のフィールドワーク知ったことを活かして、自分たちらしい結果を残したいです。

カテゴリー: SGH(学科1期生), 創造科学科1期生   パーマリンク

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