ランブータンはマレー語で「髪の毛」。その名の通り、もじゃもじゃのちょっと気色悪い姿ですが、中にはライチに似た実が隠れています。
パカッと皮をむくと白い果実が現れ、その中には大きめの種があります。実だけならばシロップ付けなどにして冷やして食べるとおいしい気がしますが、実物を手にとって食べると、常温のほうがおいしく感じられます。
マレーシアのジョホール州に行った時、コタティンギという街で見かけたマーケットの果物屋台には、日本では見かけない物ばかりが並んでいました。
手前の白っぽいのはドゥクと呼ばれるもの。続いてマンゴスティン、ランブータン、ドリアンと並んでいます。地元の人だけなので値段は格段に安く、ドリアン1ケが100円ちょっとの驚きの値段でした。(1RM=約35円)
元町1番街の果物屋さん(サンワフルーツ)には、時々ドリアンが並んでいます。一度、覗いて値段を比べてみて下さい。大きさの違いはあるものの、値段の大きな開きに経済の仕組みを実感する人もいるはずです。