東風吹けば… 21 three days to New Year

2021年も残すところ3日となりました。この夏の東京オリンピックには、本校卒業生の白井さんが競泳に出場し、直後に来校してくれるという、うれしい出来事もありましたね。

とはいえ、今年もコロナの1年でした。まん延防止期間が3回、緊急事態宣言が3回、ここに来てオミクロン株の急速な感染拡大が心配されています。

そんな中ですが、24日の終業式は、3学年揃って、全高生が体育館に集まることができました。本当に久しぶりで、うれしい中にも良い緊張感がありました。やはり学校では、対面が一番という活動が多いですね。

一方で心配なのは、準備が進んでいる白銀合宿(修学旅行)です。今年こそは行かせてくださいと、祈るような気持ちです。それにはまず、感染症対策をしっかりと。一人一人ができることは、これですね。

さて、来る2022年、「目標を持って」と終業式で言いました。先行き不確かな状況の中だからこそ、生徒の皆さんにはゴールを定めて取り組んで欲しいと思います。

さらに、終業式の挨拶の中で、「自分の頭で考える」ことも強調しました。自分で考えて決めるからこそ、少々の困難はあっても行動を起こせますし、その行動に責任が持てます。ですから、自分の行動に責任を持つためにも、自分で考えることは必要です。「みんながやっているから」と言い訳をするのは、責任ある大人ではないですよね。「自分で考える」練習を高校時代にしっかりと、積み重ねて欲しいと思います。

マスク着用がこれだけ長く続くと、毎日会っていても、顔全体は見たことがない人が多くいます。早くマスク無しの生活が普通になって、満面の笑顔や、口元に現れる部妙な表情を見て、十分なコミュニケーションができる日々が戻って欲しいと思います。2022年は、後戻りせず、着実に前進できる一年になりますように。(校長)

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