12月17日(金)1年生に引き続き、2年生の進路ガイダンスを行いました。2年生は大学受験や専門学校のエントリーが近づいてきています。実際に迫る進路選択に向けて、考える機会になりました。

初めに、キャリアコンサルタントの中根彰宏さんに講演していただきました。実際の入試スケジュールを確認して、残り時間が少ないことをまず認識し、そのうえで、どのような入試方式があり、どのような力が問われるのか、自分で調べなければならないと話されました。また入学後、自分のしたいことと、大学・専門学校で学ぶことのギャップを少なくするために、今のうちから大学、学部、専門学校で学べることを具体的に調べる方が良いとのことでした。

次に、生徒は自分の希望進路別に2つの講座を選び、受講しました。今回のガイダンスでは、同じ分野でも大学と専門学校で学び方がどう変わるかを聞き比べることができるようにしていました。もちろん、大学にしかない分野、専門学校にしかない分野もありますが、生徒が学びたいことについて、どこでどう学ぶのかを検討できるようにしようというのが意図です。
ここでは専門学校の情報分野での模擬授業の内容を少しだけご紹介します。ある専門学校の講義では、学生たちが開発したアプリについての紹介があり、具体的には、「電車で席を替わってほしいけれど言い出せない人」と「席を替わりたけれど、言い出せない人」をつなげるアプリを開発されたようです。電車で席を替わってほしい人がボタンを押すと、アプリをインストールしているスマートフォンに通知が行く仕組みになっています。
生徒は「僕も言い出せないタイプなので、アプリで意思表示できるとうれしい。開発するのは難しそうだけど、やってみたい」と話していました。

入学試験の突破だけでなく、その先の社会で活躍するイメージを持ってこれからの進路を考えましょう!
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