9月24日(水)3年生の選択授業である理科探究の時間に、授業担当者と選択生徒が体育館横のスペースに植えられている黒豆などを観察。
「豆の皮に毛が生えているのが見えますか?」「まだ小さいけれど、あと2週間ほどで食べることができます。」「匂ってみてください。ヘコキ虫のような匂いがするでしょ。だから、ヘコキ虫はこれが好きなんです。」「食べてみて。美味しくないでしょ。」などなど、五感をフル活用した授業が行われていました。
農作業をする家庭が減ってきている中、畑にある農作物を実際に触って、匂って、未完熟のものを食すという体験をほとんどの生徒はしたことがありません。実際に食べた生徒からは「不味い。口の中が臭い。」という声があがっていました。未完熟の作物を食べた生徒にとってはもちろんのこと、不味そうに顔をゆがめた友達を見た生徒にも、記憶に残る授業となりました。