北高 校長室から 271 神戸北高「淡河校舎」#6 百本のポプラの木
《 #5 の続き》
第1回卒業記念樹の「百本のポプラの木」(の一部)が見つかりました!(と思います…)
一昨日 #5 を投稿した後で、淡河校舎長であった松下先生が書かれた文章に「(ポプラの木は)運動場の周辺に」とあるのに改めて気付きました。あの石碑の周辺には、ポプラの木の痕跡は見つけられなかったけれど、運動場の周囲なら何か残っているのかも知れません。
そこで、今日、運動場というより、校地の全周囲を歩いてポプラの木を探してみました。かなり広い校地ですが、校門から野球グラウンド側へと進みました。
でも結局、運動場の周囲には、ポプラの木(ポプラらしい木)やその痕跡は何もありませんでした。殆ど諦めかけて石碑に近付いた頃、ふと見るとそれらしい3本の木が…。
いかがでしょう? この3本の木はポプラではないでしょうか??
場所は校地の南東角、オオムラサキのケージのすぐ近くです。上の最初の写真では、正面前方に阪神高速北神戸線が走っています。右手側には専照寺があります。
知識の乏しい私ですが、決め手となったのは、上の写真にもある実と、落ち葉になって丸まってしまっていて分かりにくいですが、葉の形です。この投稿でもコメントをオンにしておくので、もし間違っていたら教えてください。
でも、もし私が正しくて、これらがポプラの木だとしても、残りの97本はどうなったのか。石碑や運動場から離れた場所に3本だけ植えられたとは考えにくいので、最初は、石碑周辺から運動場の周囲まで植樹されたのではないのか?
下の2枚の写真では、正面向こう側に石碑があるのですが(フェンスの右側がテニスコート)、これらの切り株の樹皮は、どう見ても今日見つけた3本のポプラの木?のそれとは異なるのです…。
とにかく、百本です! 私は、いくら探しても痕跡も見つからないので、最初から一本も植えなかったのではないか?とさえ考えたこともありました。でも、こうして3本は見つかったし、たった3本だけ植えたということもないだろうから、さらに謎を呼びます。
最後に、前回 #5 の投稿では1年前の伐採された木々で半分覆われている石碑でしたので、今日撮影した写真を載せます。前回の写真の方が分かりやすいかも知れませんが、この石碑、真ん中あたりで折れて修復した痕があります。淡河校舎卒業生の皆さま、重ね重ね申し訳ありません。
このシリーズ、あと2~3回分は書きたい内容が残っています。まだ続きます。
《 #7 に続く》
兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥
この投稿でもコメントをオンにしておくので、もし間違っていたら教えてください。とありましたのでコメントします。
実の形は ズカケノキ です。
ポプラは緑色の小さな実が連なって垂れ、綿毛になります。
スズカケノキ科で、街路樹や公園に多いのは モミジバスズカケノキ ですが、
モミジバスズカケノキは樹皮が剥がれ落ちるので、
樹皮の画像をみますと、アメリカスズカケノキ かな?
スズカケノキ、モミジバスズカケノキ、アメリカスズカケノキ などスズカケノキ科を総称して「プラタナス」と呼びます。
葉の画像は、枯れて丸まっているので形がわからないのですが、
スズカケノキの葉は掌状に浅く5~7裂します。(イロハモミジは掌状に深く 5~9裂します。)
ポプラの葉は「広三角形」とWikipediaでは表現していました。裂しません。
拙ブログ「あうるの森」で「ポプラの実」について調べていて、こちらのブログを拝見しましたのでコメントしています。下記「サイト」に入力したURLのブログ記事をご覧ください。
あうるの森 様
コメント、ありがとうございます!
実は、この2月9日の投稿の十日くらい後だったでしょうか、あの3本の木はポプラではなくて「プラタナス」のようであることは、自分で分かったのです。
ただ、確かに仰るように、樹皮については、少し疑問は残っていましたが。
そして、その「訂正記事」も書くつもりが、自分が北高を去る時期と相まって、まだそのままになってしまっています。
※訂正の記事は、この投稿に書くつもりでいます。
https://www2.hyogo-c.ed.jp/weblog2/kobekita-hs/?p=7828
もういくら何でも、あと数日以内に完成させて投稿したいと思っていたところでした。非常に詳しい情報をいただき、ありがとうございました。確信を得ました。