STEAM

近畿経済産業局長賞授賞式

STEAM特講「加古川市の地域デザインを考える」の子育て支援班が、内閣府が主催する地域創生☆政策アイデアコンテストで、近畿地区1位である近畿経済産業局長賞に選ばれました。

12月1日には、大阪市のエル・おおさかにて授賞式と代表プレゼンに臨みました。子育て支援班はRESASを活用して加古川市の課題を考え、シニア世代による子育て支援のアイデアを提言しました。

本班はさらに、12月19日に地域創生☆政策アイデアコンテストの最終審査会(全国から9組のファイナリストによる発表会)にも挑戦します。また、12月23日にはSTEAM特講「加古川市の地域デザインを考える」の全班が加古川市役所にて市長と副市長にアイデアを提言します。

探Q!RESAS成果発表会

本校は今年、内閣府から「RESAS de 地域探究実践校」に認定されています。STEAM特講「加古川市の地域デザインを考えよう」の講座でRESASを活用した教育実践をしたことで認定されました。

11月29日(日)には、その成果を発表する「探Q!RESAS成果発表会」がオンラインで開催されました。本校での取り組みを教員が説明するとともに、かこチャリひろめ隊班が研究成果を発表しました。

加古川市がウェルネスシティとして健康・スポーツを重視した政策をしている一方で、スポーツ施設が駅から遠いことを課題とし、サイクリング環境を既存の取り組みを連携させて整えることを、RESASなどのデータを活用して提言した研究です。全国のRESAS活用校や内閣府の方々とRESASの活用方法についてオンラインで情報交換をしました。

加古川パスタレシピブック撮影

11月26日(木)に、STEAM特講「加古川市の地域デザインを考えよう」の助け合い農業班が、加古川市特産の加古川パスタを使ったレシピブックの撮影をしました。

高齢化が進む農業従事者と地域の若者が助け合って農業をするために、八幡営農組合にインタビュー調査した縁をきっかけに、加古川パスタのレシピブックに載せるパスタ料理を考案してほしいという依頼がありレシピを考案しました。

生徒たちが考えたレシピは、カボチャと加古川市特産の高松味噌を使ったクリームパスタです。とてもおいしく、同席したプロの料理人にもほめていただきました。このレシピブックには本校以外にも合計6つの団体やレストランがレシピを提供し、加古川市の小中学生に配られます。ぜひみなさんも、レシピブックのパスタ料理を作ってみてください。


※加古川パスタは、加古川市の八幡地区で栽培されたデュラム小麦「セトデュール」を使用した純国産パスタです。種子生産、栽培だけでなく、加工も市内の(株)オーマイの加古川工場でされているmade in 加古川の特産品です。https://yahataeinoukumiai.com/archives/seihin/kakogawa_pasuta

STEAM教育講演会

10/21(水)、本校生徒、教職員、他校教職員を対象とした県教育委員会主催のSTEAM教育講演会が、(株)ZMP代表取締役社長の谷口恒氏を講師としてお招きして、本校で行われました。演題は「イノベーションは、好奇心、そして科学技術と藝術」です。

谷口氏は、これからロボットを使いこなす仕事の時代が来るので、ロボットのマネジメントに取り組む必要があるとの観点から、自動運転ロボット「ラクロ」を開発し、現在は街全体のロボタウン構想を進められています。

講演の中で、継続して勉強せよ。ミッションを持とう。好奇心が観察力を高め問題を発見することにつながる。自分を楽しく、家族を楽しく、友人を楽しく、周りの人を楽しく。そして時々スマホから離れて、感度を高め、ネットでは得られない体験・情報を得ることで社会を注意深く観察することにつながる。等々、ためになるお話をたくさん聞かせていただきました。講演後の質疑応答では次々と手が上がり、質問した生徒に丁寧にお答えいただきました。貴重なお時間をありがとうございました。

STEAM特講「加古川市の地域デザインを考えよう」発表会

8月28日(金)、STEAM特別講座の一つである「加古川市の地域デザインを考えよう」の発表会を行いました。本講座は加古川市の地域課題をビッグデータを分析することで見出し、その解決策をデータだけでなく地域の人々へのインタビューやアンケート調査などの生の声をもとに練り上げて提案することを目的としています。

ビッグデータの分析には内閣府が提供しているRESASを用いました。加古川市だけでなく県内の他市との比較をすることで、地域の特徴をデータをもとに考察するスキルを身につけた上で、加古川市の地域課題を考案しました。
本校1、2年生9名は3班に分かれて、「助け合い農業」「サイクリングを通じたスポーツ活動促進」「シニア世代による子育て支援」のテーマでより良い街づくりのための提案をしました。

発表会では加古川市、粟津町内会、兵庫県教育委員会、兵庫県立大学などから多くの方に来ていただき、生徒の提案に対して活発なディスカッションが行われました。生徒の提案する地域の課題解決策に対して、多様な立場の人々が協議することで、より良い解決策の創出につながる場になったと考えています。

粟津町内会の方へのインタビュー調査

STEAM特別講座「加古川市の地域デザインを考えよう」では、1年3名、2年6名の計9名の生徒たちが、 RESASという地域のデータベースを元に、加古川市をより良い街にするための提言作りに取り組んでいます。この提言作りの一環として、地域の人々の生の声を聴くために、8月26日(水)に粟津町内会の方へインタビューを行いました。

これらの成果は8月28日(金)に加古川市の職員の方や学校関係者の方あををお招きして発表します。

加古川市役所でのインタビュー調査

 8月21日(金)に、「加古川市の地域デザインを考えよう」特別講座のメンバーが加古川市役所でインタビュー調査をしました。

ウェルネス推進課、社会教育・スポーツ振興課、協働推進課、都市計画課のそれぞれの担当者の方に質問に答えてもらいました。 STEAM特別講座「加古川市の地域デザインを考えよう」では、1年3名、2年6名の計9名の生徒たちが、 RESASという地域のデータベースを元に、加古川市をより良い街にするための提言を考えています。 さらに地域の人々の生の声を聴くためにインタビュー調査を行っています。

これらの成果は8月28日(金)に加古川市の職員の方をお招きして発表します。

令和2年度「STEAMデー」開催

7/31(金)、令和2年度「STEAMデー」~STEAM教育成果発表会~が開催されました。

夏休みに入ってから、「ドローンを操ろう」「micro:bitで夢を創ろう」「加古川市の地域デザインを考えよう」「3Dプリンタ体験教室」「レーザー加工機体験教室」「PCR検査の仕組みを知ろう」「WRO(自律ロボットコンテスト)に参加しよう」の7つの特別講座を開設し、1、2年生の希望者が受講しました。

特別講座の様子です。

成果発表会では、「micro:bitで夢を創ろう」と「ドローンを操ろう」の発表会が行われ、micro:bitを使って様々なプログラミングをし、自動ハンコ押し機や、全自動プルタブ開け機、気温で風力が変わる扇風機などの装置の作成にチャレンジした成果を12の班がパワーポイントを使って発表。また、ドローンをプログラミングで操り、輸送シミュレーションやドローンインパルスに挑戦した10の班が発表しました。発表後はそれぞれの装置の説明とデモンストレーションを、外部から見に来てくださった教育関係者の方々に披露しました。

STEAM教室完成

本館3階の視聴覚教室を改装し、STEAM教室が完成しました。

北側の全面はホワイトボードになっていて、空調も完備。机やイスは様々なレイアウトに対応できるようになっています。

レーザー加工機や3Ⅾプリンターも設置されました。

早速、夏休みにはSTEAM特別講座で使用されます。今後も課題研究や探究などで幅広く活用される予定です。