平成30年5月2日 高校生鉄人化まつり実行委員会「レインボーハウスへの寄付」

神戸レインボーハウスにおいて、創造科学科2期生(2年)3名が、「第8回長田区高校生鉄人化まつり」の他校の実行委員とともに、模擬店の売上金23,900円をあしなが育英会・神戸レインボーハウスに寄付した。所長の吉田重雄氏からは、レインボーハウスが設立された経緯の説明や施設案内をしていただいた。

外部リンク:神戸新聞「まつり売上金、レインボーハウスに寄付 神戸の3校

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<生徒感想>

私たちは鉄人化祭りでの利益を神戸レインボーハウスに寄付しにいきました。お祭りのテーマである「長田にかける虹の橋」の虹というキーワードも入っていて、人と人とつなぐという意味にもぴったりなので寄付先にこの施設を選びました。最初は館長の方から、この施設が阪神淡路大震災で遺児となった子供達のために作られたということや現在、何をしているのかなどという事について話していただきました。施設案内では、図書館や食堂などの他にも、円上に作られ、優しさを感じる部屋も多く、間接照明の明かりがとても暖かく部屋を照らしていて、この場所が傷ついた子供たちのために作られたものだということを実感しました。それだけではなく、火山の部屋という怒りを発散させる場所やおしゃべりの部屋というたくさんの人形がありとてもリラックスできる、他の施設にはない独特な部屋もありました。どの部屋も角は保護されていたりして、子供のことを思って作られていて優しさを感じました。私たちを寄付で一人でも多くの遺児が心の傷を癒やして、将来に希望を抱いていってほしいです。

僕はレインボーハウスのような施設に行くのは初めてでしたが、施設の中を案内して頂き、想像以上に充実した施設で、僕らも楽しめるほどでした。最後に施設の方からぜひ大学生になったらボランティアとして来てくれと言われましたが、ぜひそのようなボランティア活動に参加してみたいも思いました。また、自分たちが企画したお祭りの利益を寄付することでこのような活動に少しでも協力出来てよかったと思いました。

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平成30年5月2日 創造応用ⅠS「数学①」

本校化学教室において、創造科学科2期生(2年)理系選択者28名を対象に、数学の内容で「期待値」について学習した。「さいころの目の和の期待値をあげるにはどのようなさいころを作ればよいか」というテーマで、3~4人のグループに分かれて探究活動を行った。

「1つのさいころを投げる試行を繰り返す。ただし前の目の値以下の目が出たら試行を終了する」というルールを設定し、「①何面体でもよい②どんな形でもよい③10以下の数字で好きなものを面に記入してもよい」と幅広い条件のなかで試行錯誤してさいころを作成した。授業の後半では、作成したサイコロを用いて班ごとで競い合い、勝敗と期待値との関係性についても考えを深めた。

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<生徒の感想>

・サイコロは、立方体で1~6の数であるという考え方を一切持ち込まずに考えるところが面白かった。

・期待値の大きな班が勝ったのではなかったけれど、期待値の小さい班は勝率が悪かった。ゲームを何回もしたら、期待値の大きな順から勝率がよくなるのか試したと思った。

・正八面体のサイコロの数値を8を3個、9を3個、10を2個にしたが、「7」を入れたほうが期待値があがったので驚きました。

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平成30年4月28日「ゆうかりに乾杯」

カトリックたかとり教会において、「ゆうかりに乾杯」放送7周年の集いが行われ、創造学科2期生(2年)13名と創造学科3期生(1年)24名が参加した。「ゆうかりに乾杯」は兵庫高校の卒業生が中心になって2009年4月25日に第1回放送を開始し、すでに100回以上の放送を行っている。今回はスタッフや出演者、地域の方々が集まって交流会を行った。

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<生徒感想>

『人生の進展』こう表せるくらい僕にとっては初めてで刺激的な一日でした。今まで自分と違った世代の人との交流は少なく、会話をする機会があまりありませんでした。先生や親とは普段から話していますが、昨日は少し違いました。社会人という責任感が伝わってきて、僕自身とても緊張しました。ただ、色々な人と話しているうちに、少し雰囲気がわかってきた気がしました。それは、今までは、子供として責任を大人にとってもらった僕達が、自分で責任を持つ大人として周りの方から見られたからです。自分から話しかけないと話は始まらないし、相手が合わせてくれるわけでもない。そんな雰囲気を味わえた、知れただけでもとてもためになったと思いますし、これからもっと世界を広げていきたいと思いました。(創造科学科3期生)

今日も実りのある活動ができたと思う。あのような会に参加すると、僕らの活動は本当に人とのつながりで出来ているんだなと実感できる。創造科学科だからこそ学べる「人とのつながり・信頼関係」というものは、この先必ず自分たちの力になってゆくと思う。だから、今後も積極的に創造の活動に取り組んでいきたいと思う。今日持てたつながりというと、オーストラリア人男性のスコッティさんだ。外国に身を置く人として、また大人としての考えを聞かせて下さった。その中でも2つ印象的なものがあった。「常識」と「比べる」だ。若い頃来日したスコッティさんは、日本と母国との違いに驚いたという。常識の根本から違い、驚きの隠せない日々を送っていたそうだ。そこから、常識という観点に興味を持ち哲学を学び始めたそうだ。スコッティさんが言うには、自分の常識と新たな常識があることで比べることが出来るという。2つの常識を比べることで、それらの良さに気付いたり、課題を発見できたりする。この比べるという考えは、どんなときでも効果を発揮する。また、スコッティさんは、「この比べるを瞬時に上手く出来る奴が賢い奴だ」とも言っていた。今回のような創造科学科だからこそ学べる「人とのつながり」というものは、この先必ず自分たちの力になってゆくと思う。なので、今後も積極的に創造の活動に取り組んでいきたいと思う。(創造科学科3期生)

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平成30年4月25日 創造応用ⅠS「物理①」

本校物理教室および講堂において、創造科学科2期生(2年)理系選択者を対象に、物理1回目の探究活動を行った。4~5人グループに分かれて、「限られた準備物の中で講堂の天井の高さを測ろう」という課題が与えられ、チームで議論して計測方法を考え、実際に講堂へ行き実際に試した。最初は授業で学習した鉛直投射の公式を活用する班が多く、誤差の大きさを考慮することで数学で学習した三角比を用いる班もあり、限られた道具と時間の中で、できるだけ正確な値を求める探究活動を行った。最後に、課題を成し遂げるためにどのような探究活動を行ったのかをプレゼンテーションし、全員で正解のない課題について解決方法を共有した。

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<生徒感想>

想像力の豊かさ故に「それ意味がないやろ。」とか考えてしまい、足踏みしてしまってタイムロスしてしまった。なにもかもやるわけにはいかないので、なにをやるかを見極める力が必要と感じた。

今回の実験では効率を考えることができた。少ない時間の中でより多くの正確なデータを集めるための実験手法を考えながらできた。また、他の班と違う方法を模索しながらできた。

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平成30年4月25日 創造基礎B「グループ討議と研究テーマ設定」

本校ゆーかり館において、創造科学科3期生(1年)40名を対象に、本校教員による「グループ討議と研究テーマの設定」を実施した。創造科学科の1年生は4~9月の間、社会科学分野のテーマについて課題研究を行っていく(10月から実践活動)。前回のまちづくり課長の講義をもとに、長田区の課題の中からをグループでテーマを設定していく授業を行った。神戸市や長田区の課題と本校のSGHで掲げる4つのテーマとマトリックスで整理し、各班で深めていきたい課題について議論した。今後は、各班で、設定した課題について調べ学習やフィールドワークを行う予定である。

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平成30年4月24日 創造基礎B「神戸市長田区の現状とこれから」講義

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科3期生(1年)40名を対象に、長田区まちづくり課課長 田中 幸夫 氏をお招きし、神戸市や長田区の実態、安心で住みやすい魅力あるまちづくりに向けた施策や課題についての講義をしていただいた。本講義は、本校創造科学科3期生が受講する「創造基礎B」の導入として行われたものである。

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講義の後の質疑応答では、多くの質問があった。人口流出や少子高齢化により引き起こされている様々な問題や、産業・防災における課題について知ることができ、生徒たちにとって、地元神戸市・長田区の実態や今後の在り方について深く考えるきっかけとなった。今後は本講義で得たものをヒントに、各グループがテーマを設定し、調べ学習やフィールドワークを行う予定である。

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平成30年4月23日RRE 「世界一大きな授業」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科3期生(1年生)40人を対象に、「世界一大きな授業」を実施した。「世界一大きな授業」とは、世界の現状に目を向け、教育の大切さを同じ時期に考えようという地球規模のイベントである。まず、ALTの教員から世界の教育の現状に関するクイズが行われた。クイズから世界の教育に関する問題点を学んだ。次に、本校教員が準備したタイ語で書かれた3種類の求人広告の中から1つ選ぶというアクティビティを行った。最後に、読めない文字に対してどういう気持ちになるのか、文字が読めないとなにができないのかをグループで話し合った。この活動によって、教育の大切さを体験として実感した。

世界一大きな授業」(外部リンク)

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(読めない文字に対する生徒の感想)

・字がわからないので数字だけを見て数字が多いのをえらんだけど、それはお金のことじゃなかったから、答えを見て驚いた。勘や推測で仕事を決めてしまう。文字を読んで内容を理解するということの大切さを実感しました。お金の単位が違うのだと思っていたが、お金に全く関係ないことが書かれていたので驚いた。

・結果に驚きました。タイ語で見たとき、なにが書かれているのか理解できませんでした。文字が読めないことはとても不便だと感じて、教育を受けることができるのは幸せだと思った。

・情報が数字しかなくて、なにもわからず不安だった。なにをするかが分からず怖い。人生がかかっているのに悪い仕事を選んでしまうかもしれない。知らない言語にやる気が失せる。

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平成30年4月21日22日 大阪大学国際公共政策コンファレンス

創造科学科3年生4名が大阪大学国際公共政策コンファレンスで発表を行いました。1年間研究した成果を発表しました。発表時間は20分で、その後約20分、大学の先生や院生さんから厳しい質問があり、頑張って答えました。このカンファレンスは専門家から評価をいただく貴重な機会であり、4名の研究の集大成として良い機会となりました。これから最終的に論文を完成させていきます。

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平成30年4月18日 創造応用ⅠS「化学①」

本年度最初の創造応用ⅠSは、本校化学教室で、創造科学科2期生(2年)理系選択者対象に、授業を行った。最初にガイダンスを行い、科目の目標や年間計画について話を聞いた後、2~3人グループに分かれて化学実験による探究活動を行った。

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今回の課題は「食塩を用いて最大電流を通す電池を作成しよう!」というテーマで、最初に電池の仕組みや電流について講義を聞いた後、グループで課題に取り組んた。この課題を解決していくうえで、電極板は亜鉛と銅、薬品は食塩のみ、溶媒として希塩酸を用い、溶質としての食塩と希塩酸との合計質量は100g、という限られた条件の範囲で装置を組み立て、各グループで議論しながら工夫し、仮説の設定 → 実験 → 仮説の検証 → 考察 のサイクルを重視して実験を行った。先生チームも参加し、生徒たちは最大電流NO.1を目指して、先生方とも競争しながら、コミュニケーションを大切にし議論と失敗を繰り返した。これまでの実験とは異なり、課せられた条件以外は自分たちで実験器具や手順を考え、食塩の溶解度や溶液の温度、電極の形状など現段階で自分たちが知っている知識を活用しながら理論に基づいて工夫を凝らし、各グループで最大電流値にこだわって課題解決を試みた。

<生徒の感想>

実験を正しく、道筋たてて進めることにが重要だと感じた。1回目の時に電流が流れず、その後の実験内容や順序があやふやになってしまった。きちんと最後まで計画的に実験をできるように心がけたいと思う。

自分たちの班の最後の実験で、1つ前の実験でどうなったから、次はここをこうやって改善して、またここは、こうやって付け加えることでやろうといった自由な発想ができた。また、理科室の中にあるものなら何を使っても良いと言われたので、今までの普段の化学の実験とは、また違ったおもしろさや興味がでてきました。一番興味深いのは答えがなくて、何をしたときに最大の電流が流れるかが分からないことです。

 

 

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平成30年4月16日RRE「Now I’ll introduce education of my school」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科3期生(1年)40名を対象に、RREの授業を行った。RREは社会科と英語科の教員、ALTが連携し、現代社会における諸問題を英語で学ぶ授業であり、今回は第1回の授業として、「母校の魅力的な教育を英語で伝える」をテーマに授業を行った。

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生徒の母校の教育の魅力についてグループ内でプレゼンテーション(2分)、質疑応答(1分)、評価(2分)を行った。

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今後は、英語によるプレゼンテーション能力を高めながら、社会問題について学び、ディスカッションなどをしていく予定である。

〈生徒の感想〉

・RREの授業で、英語で発表しました。同じ班の人達から指摘を受けて気づいたのが「自分は思っている以上に声が出ていない」ということ。普段使うことのない英語、なんとなく緊迫した空気の中で、いかに自分の声を届けることができるか、これは私の大きな課題です。しかし、授業自体はとてもおもしろくて、次回もたのしみになりました。自分の課題をもっとみつけて、みんなで成長しあえたらと思います。

・英語の発音をなめらかにスラスラ読みたい。切るところもしっかりしていれば、もっと読みやすくなると思う。発音をよくするのは時間をかけて練習していきたい。唯一評価できる点は、簡単な文の集合であったことだ。浜本先生もおっしゃられていたし、他の人のを聞いていてもそうだが、難しかったり長かったりする文は聞き取りにくい。短く簡単にできたのは良かった。日本語を使わないとなると不便なのは改めてわかったので英語を頑張る。

・”Talking in English is very difficult!” 僕はそう思った。日本語で発表するのも難しいのに、英語でするのは2段階くらいレベルアップしていて、頭がはちきれそうだった。おかげで、3つのポイントのうち「大きな声で話す」以外が飛んでいってしまった。この授業が3年続くと思うと不安でたまらないが、交流会やオリエンテーション、プレゼンなどで先輩方が話している英語を聴き、「自分もああいう風に話せるようになるかもしれない。」その希望もある。精一杯、自分自身が出せる力を振り絞り、授業に臨んでいきたい。

 

 

 

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