平成30年5月11日 創造基礎B FW 「中高生と一緒に行う認知症予防」

長田区にある「高齢者ケアセンターながた」において「中高生と一緒に行う認知症予防」をテーマに掲げている創造学科3期生(1年)2班5名が同センターの赤穂博氏にお話を伺った。長田区総務部まちづくり課の原川氏、長岡氏にも同席していただいた。「なぁタンカフェ(認知症カフェ)」の開設の経緯や活動内容、今後について丁寧な説明を受け、活発な質疑応答を行うことができた。

2018/ 5/11 16:10

<生徒感想>

今回のフィールドワークでしたいことや次に聞いておきたいことなどが班の中からもかなりでてきたが、まだまだ具体的に「これを実現するためにこれをこんな風に」とはまだ到達しない。いまは、認知症回復のリハビリ路線と交流会路線が班の中で出ているのでどちらも並行して進めていくうちにメリット・デメリットを考慮したり赤穂さんに色んな提案を聞いてアドバイスしてもらう内容を全て含めた上で班でしていくことを絞っていきたい。

カテゴリー: SGH(学科3期生), 創造科学科3期生 | 平成30年5月11日 創造基礎B FW 「中高生と一緒に行う認知症予防」 はコメントを受け付けていません

平成30年5月10日 創造基礎B FW「ながた緑プロジェクトを知ってもらおう」

長田区六間道商店街にあるレンタルスペースr3において、創造科学科3期生(1年)4班5名が、長田区まちづくり課協働推進担当の半田氏、坂元氏とr3代表の合田昌宏氏から話を伺った。「ながた緑プロジェクトを知ってもらう」のテーマのもと、行政の方からは、現状の取り組み内容およびその成果と課題を教えていただいた。合田氏からは、地域住民の目線でみる「ながた緑プロジェクト」への感想や、地域の取り組み、商店街の日常の様子などを教えていただいた。今回のFWで得た情報をもとに、高校生らしい視点を取り入れた提案をしていく予定である。

IMG_3981 IMG_2332 IMG_3987 IMG_3983

<生徒感想>

私たちの班はr3へフィールドワークに行ってきました。初めてのフィールドワークで緊張していましたが、とても楽しく収穫の多いものでした。私たちはr3の合田さん、長田区役所の半田さんたちにお会いしました。そして、ながた緑プロジェクトをもっと発展させ長田を盛り上げていきたいと考えているとお伝えしました。半田さんには行政としての目線から、合田さんには長田の市民の視点から色々なことを教えて頂きました。今日お話させて頂くなかで思ったのは、ながた緑プロジェクトは規模的にも実績的にもとても立派なプロジェクトで既にすることなどが固まっているという事です。固まっているということは考えてぬかれてきた証ですが、同時に別の角度から考えてみると、もっと発展させられるという事だと思います。合田さんがおっしゃっていたように、高校生の今だからこそ見える世界やできる事を生かして、頑張っていきたいです。そのためにまずは、長田を歩いたり色々な人にお話をきいてもっと長田に詳しくなっていきたいです。次回までに今回のお話をふまえ面白い活動をしていけるように、アイディアを持ち寄り考えていきたいです。

カテゴリー: SGH(学科3期生), 創造科学科3期生 | 平成30年5月10日 創造基礎B FW「ながた緑プロジェクトを知ってもらおう」 はコメントを受け付けていません

平成30年5月2日 創造応用ⅠL講義「研究とは何か」

 

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科2期生(2年)文系選択者を対象に、大阪大学大学院国際公共政策研究科の松繁寿和教授と同大学人間科学研究科院生の内田桃子さんと国際公共政策研究科院生の孫雲之鵬さんをお招きし、松繁教授には「研究とは何か」をテーマに、大学院生の方にはご自身の研究について講義を行っていただいた。

DSCN9281 DSCN9286 DSCN9289

講義後の質疑応答では、多くの質問があった。生徒たちは、研究の進め方や論文の書き方、問いを深めることについて知ることができ、学問や哲学の本質について深く考えるきっかけとなった。授業後も個人的に質問を行う生徒が続々と現れ、実りある学びの機会となった。

DSCN9298 DSCN9299

カテゴリー: SGH(学科2期生), 創造科学科2期生 | 平成30年5月2日 創造応用ⅠL講義「研究とは何か」 はコメントを受け付けていません

平成30年5月2日 高校生鉄人化まつり実行委員会「レインボーハウスへの寄付」

神戸レインボーハウスにおいて、創造科学科2期生(2年)3名が、「第8回長田区高校生鉄人化まつり」の他校の実行委員とともに、模擬店の売上金23,900円をあしなが育英会・神戸レインボーハウスに寄付した。所長の吉田重雄氏からは、レインボーハウスが設立された経緯の説明や施設案内をしていただいた。

外部リンク:神戸新聞「まつり売上金、レインボーハウスに寄付 神戸の3校

IMG_0501 IMG_0484 IMG_0508

<生徒感想>

私たちは鉄人化祭りでの利益を神戸レインボーハウスに寄付しにいきました。お祭りのテーマである「長田にかける虹の橋」の虹というキーワードも入っていて、人と人とつなぐという意味にもぴったりなので寄付先にこの施設を選びました。最初は館長の方から、この施設が阪神淡路大震災で遺児となった子供達のために作られたということや現在、何をしているのかなどという事について話していただきました。施設案内では、図書館や食堂などの他にも、円上に作られ、優しさを感じる部屋も多く、間接照明の明かりがとても暖かく部屋を照らしていて、この場所が傷ついた子供たちのために作られたものだということを実感しました。それだけではなく、火山の部屋という怒りを発散させる場所やおしゃべりの部屋というたくさんの人形がありとてもリラックスできる、他の施設にはない独特な部屋もありました。どの部屋も角は保護されていたりして、子供のことを思って作られていて優しさを感じました。私たちを寄付で一人でも多くの遺児が心の傷を癒やして、将来に希望を抱いていってほしいです。

僕はレインボーハウスのような施設に行くのは初めてでしたが、施設の中を案内して頂き、想像以上に充実した施設で、僕らも楽しめるほどでした。最後に施設の方からぜひ大学生になったらボランティアとして来てくれと言われましたが、ぜひそのようなボランティア活動に参加してみたいも思いました。また、自分たちが企画したお祭りの利益を寄付することでこのような活動に少しでも協力出来てよかったと思いました。

カテゴリー: 創造科学科2期生 | 平成30年5月2日 高校生鉄人化まつり実行委員会「レインボーハウスへの寄付」 はコメントを受け付けていません

平成30年5月2日 創造応用ⅠS「数学①」

本校化学教室において、創造科学科2期生(2年)理系選択者28名を対象に、数学の内容で「期待値」について学習した。「さいころの目の和の期待値をあげるにはどのようなさいころを作ればよいか」というテーマで、3~4人のグループに分かれて探究活動を行った。

「1つのさいころを投げる試行を繰り返す。ただし前の目の値以下の目が出たら試行を終了する」というルールを設定し、「①何面体でもよい②どんな形でもよい③10以下の数字で好きなものを面に記入してもよい」と幅広い条件のなかで試行錯誤してさいころを作成した。授業の後半では、作成したサイコロを用いて班ごとで競い合い、勝敗と期待値との関係性についても考えを深めた。

P1020087 P1020089 P1020090

<生徒の感想>

・サイコロは、立方体で1~6の数であるという考え方を一切持ち込まずに考えるところが面白かった。

・期待値の大きな班が勝ったのではなかったけれど、期待値の小さい班は勝率が悪かった。ゲームを何回もしたら、期待値の大きな順から勝率がよくなるのか試したと思った。

・正八面体のサイコロの数値を8を3個、9を3個、10を2個にしたが、「7」を入れたほうが期待値があがったので驚きました。

カテゴリー: SGH(学科2期生), 創造科学科2期生 | 平成30年5月2日 創造応用ⅠS「数学①」 はコメントを受け付けていません

平成30年4月28日「ゆうかりに乾杯」

カトリックたかとり教会において、「ゆうかりに乾杯」放送7周年の集いが行われ、創造学科2期生(2年)13名と創造学科3期生(1年)24名が参加した。「ゆうかりに乾杯」は兵庫高校の卒業生が中心になって2009年4月25日に第1回放送を開始し、すでに100回以上の放送を行っている。今回はスタッフや出演者、地域の方々が集まって交流会を行った。

集合写真 春のBBQパーティ20180428 (68) 春のBBQパーティ20180428 (113)

<生徒感想>

『人生の進展』こう表せるくらい僕にとっては初めてで刺激的な一日でした。今まで自分と違った世代の人との交流は少なく、会話をする機会があまりありませんでした。先生や親とは普段から話していますが、昨日は少し違いました。社会人という責任感が伝わってきて、僕自身とても緊張しました。ただ、色々な人と話しているうちに、少し雰囲気がわかってきた気がしました。それは、今までは、子供として責任を大人にとってもらった僕達が、自分で責任を持つ大人として周りの方から見られたからです。自分から話しかけないと話は始まらないし、相手が合わせてくれるわけでもない。そんな雰囲気を味わえた、知れただけでもとてもためになったと思いますし、これからもっと世界を広げていきたいと思いました。(創造科学科3期生)

今日も実りのある活動ができたと思う。あのような会に参加すると、僕らの活動は本当に人とのつながりで出来ているんだなと実感できる。創造科学科だからこそ学べる「人とのつながり・信頼関係」というものは、この先必ず自分たちの力になってゆくと思う。だから、今後も積極的に創造の活動に取り組んでいきたいと思う。今日持てたつながりというと、オーストラリア人男性のスコッティさんだ。外国に身を置く人として、また大人としての考えを聞かせて下さった。その中でも2つ印象的なものがあった。「常識」と「比べる」だ。若い頃来日したスコッティさんは、日本と母国との違いに驚いたという。常識の根本から違い、驚きの隠せない日々を送っていたそうだ。そこから、常識という観点に興味を持ち哲学を学び始めたそうだ。スコッティさんが言うには、自分の常識と新たな常識があることで比べることが出来るという。2つの常識を比べることで、それらの良さに気付いたり、課題を発見できたりする。この比べるという考えは、どんなときでも効果を発揮する。また、スコッティさんは、「この比べるを瞬時に上手く出来る奴が賢い奴だ」とも言っていた。今回のような創造科学科だからこそ学べる「人とのつながり」というものは、この先必ず自分たちの力になってゆくと思う。なので、今後も積極的に創造の活動に取り組んでいきたいと思う。(創造科学科3期生)

カテゴリー: SGH(学科2期生), SGH(学科3期生), 創造科学科2期生, 創造科学科3期生 | 平成30年4月28日「ゆうかりに乾杯」 はコメントを受け付けていません

平成30年4月25日 創造応用ⅠS「物理①」

本校物理教室および講堂において、創造科学科2期生(2年)理系選択者を対象に、物理1回目の探究活動を行った。4~5人グループに分かれて、「限られた準備物の中で講堂の天井の高さを測ろう」という課題が与えられ、チームで議論して計測方法を考え、実際に講堂へ行き実際に試した。最初は授業で学習した鉛直投射の公式を活用する班が多く、誤差の大きさを考慮することで数学で学習した三角比を用いる班もあり、限られた道具と時間の中で、できるだけ正確な値を求める探究活動を行った。最後に、課題を成し遂げるためにどのような探究活動を行ったのかをプレゼンテーションし、全員で正解のない課題について解決方法を共有した。

P1020070  P1020079  P1020084  P1020085

 

<生徒感想>

想像力の豊かさ故に「それ意味がないやろ。」とか考えてしまい、足踏みしてしまってタイムロスしてしまった。なにもかもやるわけにはいかないので、なにをやるかを見極める力が必要と感じた。

今回の実験では効率を考えることができた。少ない時間の中でより多くの正確なデータを集めるための実験手法を考えながらできた。また、他の班と違う方法を模索しながらできた。

カテゴリー: SGH(学科2期生), 創造科学科2期生 | 平成30年4月25日 創造応用ⅠS「物理①」 はコメントを受け付けていません

平成30年4月25日 創造基礎B「グループ討議と研究テーマ設定」

本校ゆーかり館において、創造科学科3期生(1年)40名を対象に、本校教員による「グループ討議と研究テーマの設定」を実施した。創造科学科の1年生は4~9月の間、社会科学分野のテーマについて課題研究を行っていく(10月から実践活動)。前回のまちづくり課長の講義をもとに、長田区の課題の中からをグループでテーマを設定していく授業を行った。神戸市や長田区の課題と本校のSGHで掲げる4つのテーマとマトリックスで整理し、各班で深めていきたい課題について議論した。今後は、各班で、設定した課題について調べ学習やフィールドワークを行う予定である。

P1020076 P1020078 P1020074 P1020071

カテゴリー: SGH(学科3期生), 創造科学科3期生 | 平成30年4月25日 創造基礎B「グループ討議と研究テーマ設定」 はコメントを受け付けていません

平成30年4月24日 創造基礎B「神戸市長田区の現状とこれから」講義

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科3期生(1年)40名を対象に、長田区まちづくり課課長 田中 幸夫 氏をお招きし、神戸市や長田区の実態、安心で住みやすい魅力あるまちづくりに向けた施策や課題についての講義をしていただいた。本講義は、本校創造科学科3期生が受講する「創造基礎B」の導入として行われたものである。

P1020061  P1020065 P1020067

講義の後の質疑応答では、多くの質問があった。人口流出や少子高齢化により引き起こされている様々な問題や、産業・防災における課題について知ることができ、生徒たちにとって、地元神戸市・長田区の実態や今後の在り方について深く考えるきっかけとなった。今後は本講義で得たものをヒントに、各グループがテーマを設定し、調べ学習やフィールドワークを行う予定である。

カテゴリー: SGH(学科3期生), 創造科学科3期生 | 平成30年4月24日 創造基礎B「神戸市長田区の現状とこれから」講義 はコメントを受け付けていません

平成30年4月23日RRE 「世界一大きな授業」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科3期生(1年生)40人を対象に、「世界一大きな授業」を実施した。「世界一大きな授業」とは、世界の現状に目を向け、教育の大切さを同じ時期に考えようという地球規模のイベントである。まず、ALTの教員から世界の教育の現状に関するクイズが行われた。クイズから世界の教育に関する問題点を学んだ。次に、本校教員が準備したタイ語で書かれた3種類の求人広告の中から1つ選ぶというアクティビティを行った。最後に、読めない文字に対してどういう気持ちになるのか、文字が読めないとなにができないのかをグループで話し合った。この活動によって、教育の大切さを体験として実感した。

世界一大きな授業」(外部リンク)

DSCN9216 DSCN9220 DSCN9238

(読めない文字に対する生徒の感想)

・字がわからないので数字だけを見て数字が多いのをえらんだけど、それはお金のことじゃなかったから、答えを見て驚いた。勘や推測で仕事を決めてしまう。文字を読んで内容を理解するということの大切さを実感しました。お金の単位が違うのだと思っていたが、お金に全く関係ないことが書かれていたので驚いた。

・結果に驚きました。タイ語で見たとき、なにが書かれているのか理解できませんでした。文字が読めないことはとても不便だと感じて、教育を受けることができるのは幸せだと思った。

・情報が数字しかなくて、なにもわからず不安だった。なにをするかが分からず怖い。人生がかかっているのに悪い仕事を選んでしまうかもしれない。知らない言語にやる気が失せる。

カテゴリー: SGH(学科3期生), 創造科学科3期生 | 平成30年4月23日RRE 「世界一大きな授業」 はコメントを受け付けていません