平成30年9月27日 GRⅠ「日本企業の海外進出について考える」

本校同窓会館ゆ~かり館において、グローバルリサーチⅠ受講者33名(1年)を対象に、「日本企業の海外進出」をテーマにASEAN専門家の河原光伯氏に講義をして頂いた。講義ではベトナムの基礎知識や経済状況、価値観などをデータやキーワードを用いてわかりやすく教えて頂いた。

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講義後、学んだことを基にグループに分かれて「ベトナム(途上国)に進出した日系企業が抱える問題点」について話し合い、ポスター発表を行った。生徒は発表後河原氏から講評を頂き、より広い視野で問題について考えることができた。実りある初回の授業となりました。

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<生徒感想>

今日の講義で大きく2つのことを学ぶことができました。1つはベトナムの可能性の大きさです。以前から東南アジアは人口やGDPの問題からこれからまだまだ経済成長の可能性が大きいということは知っていましたが、その中でもベトナムが最も適しているということは今回初めて学びました。ただ1つ思ったのが、人口はそれほど日本と変わらず、平均年齢が若いためこれから子供も増え、その子たちが大人になり・・と人口は増加していくのだろうと考えます。ですが、面積は日本の0.8倍と少し小さい面積の国に日本を含めた海外の企業が工場などを建てて地元住民の生活が成り立たなくなる可能性はないかということでした。その問題については、山林の面積の割合も関係してくると思うので、そのあたりをまた調べたいです。2つ目は、ベトナムと日本の国民性や文化の違いです。比較的近い国であるのにここまで大きく違うのだなと思いました。またベトナムは社会主義国家であることからやはり日系企業とベトナムの企業が合併したときの問題の根本にはそこもあるのだろうと考えました。また、話し合いなどでも社会主義と資本主義の違いが話し合いでも何度も問題となりました。そこで私が思ったのは、多くの班では社会主義を資本主義に近づける方向で発表していましたが、それはベトナムに行く側であるのにどうなのだろうかということです。行く側なのだから、ある程度ベトナムの国家の方針をわかり、私たちが近づくことも必要なのではないかと考えました。

グループワークが自分の大きな財産となりました。ベトナムがどのような国で、どのような現状なのかという丁寧なお話を聞いてから、グループワークをするという経験が初めてだったからです。資料と班員と意見を合わすということが思ったよりも難しく、最初の方は課題を見つけることができませんでしたが、意見をしっかりと言えると、話が進んでいきました。やはり、積極的に発言することが大切だと思いました。東京研修など様々な場所で東南アジアについて学びましたが、ここまで詳しく1つの国についてのお話を聞く機会はなく、貴重な経験となりました。僕が興味を持ったのは社会主義の国であるにも関わらず、経済は資本主義である部分です。今まで公民などで様々な政治体制について学びましたが、こういうのもあるんだなと感じました。もしかすると、この先この政治体制が主流になるかもしれないと考えると、ベトナムについて着目していくのもおもしろいかなと思いました。今日理解しにくいなと感じたのは価値観の部分です。騙された方が悪いという考えを聞いて、とても驚きました。しかし、このような価値観を互いに認めていく姿勢を身に付けていくことを大切にしたいと思いました。

ベトナムについて調べたり、話を聞いたりしたことはあったのですが、今回のようなものは初めてで新しく知ることがたくさんありました。その中でも特に印象に残っているのはベトナムと日本の違いです。私はもともとベトナムのイメージとして日本に似ているのかなと思っていました。でも、時間や期限にルーズなところや、社会主義なところ、仕事は質や量ではなくて時間だと考え、その時間座っているだけでお金をもらおうと考えるところなど、日本にはないような考え方でとても驚きました。もちろん、このことがベトナムだけで行われてベトナム人もそこでしか働かないのであればそれでも問題は起きないのかもしれません。でも日本に来る外国人も多いし、その中にはベトナム人もいます。なので、そのときに困らないように、友達とのグループトークで話し合いたくさんのいいアイデアを出しました。チームを作って競争させてやる気をださせていくことや時間ではなく成果主義にすることなどなるべく深くまで考えることができました。実際の話では一日一日成果を見えるようにしていることを知りました。やっぱり、すぐに変えるというのは難しい事なのかもしれません。ですが、今から少しずつ勉強して日本のやり方とかを伝承していけるといいと思います。お互いの理解を深め合ってい仲良くしてきたいと思いました。今回はたくさんの発見もあり、いろんな意見をきくことができたので学びが深まりました。そして、1つの物事に対して深く考えることの大切さに気付きました。

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平成30年9月26日創造基礎B FW「緑プロジェクト」

レンタルスペースr3において、創造科学科3期生(1年)4班5名が、生徒が企画する「グリーンフェスin六間道」で販売するピザの試作を行った。r3の合田昌宏氏の協力のもと、緑をイメージしたピザを作成した。

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〈生徒感想〉

今日はr3でピザの試作をしました。バジルとほうれん草とトマトで、緑のピザを作りました。合田さんにカセットボンベを使ったピザ窯を貸してもらいます。味は少し塩気が多いと感じたのでもう少し調整しようと思いました。今までの私たちの案では、r3でやる理由が曖昧で、目的もあまりはっきりしていない状況だと指摘されたので、r3のコンセプトに合った提案をもう一度練ろう思います。商店街でも緑プロジェクトの企画が進んでいるらしいので、10月下旬頃にある会議や街歩きのイベントにも参加させてもらう予定です。

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平成30年9月26日 基礎B FW「スタジオ長田教坊」

「親子”はっぴぃ”フェスティバル」をテーマに課題研究を進めている創造科学科3期生5班の5名が長田区にあるスタジオ長田教坊(きょばん)へ訪れた。スタジオ長田教坊は、朝鮮半島の伝統芸能が学べる場・皆が集う場として生まれたスポットであり、コリア独特の呼吸・古典的要素と現代的要素を取り入れた打楽、舞を学べる空間である。広報の一貫として、チンドン屋を考えている生徒は実際にチンドン屋のような活動をしているスタジオ長田教坊でお話を伺い、今後の活動の見通しをしっかりと持つことができた。

〈生徒感想〉

今日は、フィールドワークでスタジオ長田教坊に行きました。そこで私たちが行う予定であるちんどん屋について話し合いました。今日の話し合いから今まで班の中で出ていなかった課題が見え、企画達成への壁の高さを実感しました。しかし、課題が分かったことでこれからすべき行動がクリアに見えたのでそれは大きな収穫だと思います。今日得た物をこれからの活動に活かしていきたいです。

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平成30年9月23日 基礎B FW「ベトナム風お月見会」

駒ヶ林公園において、「子供をカギにベトナムの扉を開こう!」をテーマに研究している創造科学科3期生7班の生徒5名が、「ベトナム風お月見会」に参加させていただいた。

実際にベトナムで子どものためのお祭りとして行われているお月見会を駒ヶ林公園で行うということで、本校生徒は男女ともベトナム民族衣装のアオザイを着させていただき、またベトナム人の方が披露してくださった笠踊りやテコンドーを楽しみ、ベトナムの文化に触れることができた。

IMG_3754 IMG_3756 IMG_3772 ハロンベイ

<生徒感想>

今回のフィールドワークでは、アオザイというベトナムの民族衣装を着用し、親子ベトナム教室の月見会に参加した。月見会では、歌や踊り、演武など様々な催しが行われており、言語こそベトナム語であったもののベトナム人の方々と同じように盛り上がって楽しむことが出来、とても貴重で良い経験を得られた。また、月餅という肉まんのような生地の中に豆を使った甘い餡が入っている独特のお菓子も振舞っていただき、より伝統行事を楽しめた。今回の経験で、実際に交流する楽しみを再発見することが出来たので、有意義に活用したい。

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ギターアンサンブル部 2018年度活動の記録 2学期

2019/1/21更新
・ソニックハイスクールライブの記事を掲載しました
・冬ライブの記事を掲載しました

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2018/12/22
ソニックハイスクールライブ

於神戸電子専門学校ソニックホール

ソニックハイスクールライブ

2018/12/20・21
冬ライブ

本校講堂で恒例の冬ライブを行いました。
21日には冬ライブとしては初めてダンス部と合同発表も行いました。

1日目
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2018冬ライブ

2日目
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2018冬ライブ

2018/10/31・11/1
秋ライブ

本校武陽ゆーかり館で恒例の秋ライブを行いました。

1日目
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2018秋ライブ

2日目
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2018秋ライブ 2018秋ライブ

2018/9/26 体育祭

昨年から始まった部対抗リレー(パフォーマンス部門)に今年も出場しました。

2018体育祭

2018/9/24 第5回武陽ライブ

於ライブハウス神戸108

ギターアンサンブル部OBが企画する武陽ライブが今年も行われました。
現役生も練習の成果を披露しました。

現役ステージ
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リズムボックスとダンス
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OB/有志ステージ
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2018/9/23
第42回兵庫県高等学校総合文化祭

文化部合同発表会 軽音楽部門 予選

於神戸電子専門学校 ソニックホール

演奏曲「パラレルスペック」「オトナチック」ゲスの極み乙女。

健闘しましたが、予選突破はなりませんでした。

県総文予選 県総文予選

2018/9/16
課題曲発表会 第4回OBクリニック

於本校武陽ゆーかり館他

今年は大雨や台風による臨時休校の影響で課題曲発表会が再三延期になりました。
2年生はオリジナル曲の発表、1年生は「空も飛べるはず」を発表しました。

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午後にはOBの先輩方を講師として迎え、パートごとに講習会を行いました。
最後に懇親会を行い、現役とOBの親睦を深めました。

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OBクリニック

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平成30年9月22日創造基礎「梶岡潤一監督講演会」

ふたば学舎において、創造科学科3期生(1年)の生徒4名が、県政150周年記念事業「梶岡潤一監督講演会」に参加した。まず、生徒は受付などのボランティアを行った。次に、短編映画「杉原千畝を繋いだ命の物語」を観賞し、この映画について梶岡監督から講演を聞いた。この短編映画は、杉原千畝が発行したビザを使って国外へ逃れたユダヤ難民が、ウラジオストクから敦賀港へ流れ着き、神戸で滞在し、その後米国などへ向かう過程で関わった日本人やユダヤ難民の生存者に焦点を当てたドキュメンタリーである。生徒にとってはあまり知識がない内容だったが、神戸と世界をつなげる一つの事柄として理解することができた。

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<生徒感想>

私は今まで、今回の映画に取り上げられている、杉原千畝さんという方をあまり知りませんでした。しかし、その方の尽力によって多くの人々が救われた事、そして、その方以外にもより多くの人々を救おうと努力なさった方がいることを学びました。私が今、課題と感じているのは戦争の記憶の風化です。戦争から70年以上も経ち、私のように戦争を知らない若い世代が増えています。戦争について知っていることは教科書に載っていることだけだと思います。この試写会で、私たちはそんな教科書にあることだけでなく、戦争の状況下でどんな人々がどんな苦労を重ねていたのか、まさに杉原さんの努力のことなどを語り継がなければならないと思いました。

私が今回、このイベントに参加した理由は2つあります。1つ目は、小学校の頃に伝記を読むなどして、少し杉原千畝さんについて知っていたからです。神戸とはどのような関わりがあったのか、興味を持ちました。2つ目は、私は社会が苦手で、歴史について自分から関わりに行こうと思ったからです。今回見た映画を作成された梶岡さんによると、杉原千畝さんは海外の人々が賞賛してから、日本でもたたえられるようになったそうです。これは、日本の人々が杉原千畝さんの活躍をまだまだ知らないからだと私は考えます。今回のようなイベントがさらに広まり、日本の偉人の活躍が人々に知れ渡っていけばいいなと思いました。

今日の短編映画上映会に参加するまでは、杉原千畝さんがユダヤ人の方々に対してビザを発行した、という漠然としたことしか知らなかった。でも、今日の短編映画やその後の梶岡潤一氏のお話から、杉原千畝さんの他にも、オランダ領事や、ウラジオストクから敦賀までの輸送の間、また神戸についてからに支援した多くの人のお陰でこの命のビザの物語が成り立ったということを初めて知った。この命の物語を受け継ぐ努力を梶岡さんなどの人に続けていってほしいし、僕達も受け継いでいきたいと思った。

僕は中学の歴史の授業の中でユダヤ人を逃がす為にビザを発行した杉原という人がいる、という事を聞いた覚えがあります。ですが梶岡さんの今回の講演会を聞いて杉原千畝さんはまさに命懸けで多くの命を救った、ということを改めて知る大変貴重な経験になりました。僕だったら正直殺されるかもという恐怖に駆られて何も出来なかったと思います。今回の講演会をキッカケにして杉原千畝さんについてより詳しく調べて当時どういう気持ちで脱出に尽力したのかなども知ろうと思います。

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平成30年9月19日 創造応用ⅠS 探究活動(2回目)

創造科学科2期生(2年)理系選択者は各班に分かれて研究活動をおこなった。

<数学>

まず,統計学で頻出するシグマ記号Σの意味とその使用法について,数学B教科書を参考にして授業を行った。その後,稲葉教授のテキストに従って,サンプリング方法,ヒストグラムの作成とその見方,中心の値(平均値,中央値,最頻値),ばらつき(平均偏差,分散,標準偏差,範囲,変動係数),数値変換,標準化,偏差値,歪度,尖度の解説を行った。また,省末問題を解かせて,その後,解説をした。2名だけなので授業はやりやすかったが,教えるべき内容が多くて時間が足りず,丁寧さに欠ける授業になったかもしれない。

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<物理>

物理を選択した8名を対象に、本校教員がテーマ決定のための話し合いを実施した。夏季休業中に課題として考えてきたテーマ案を出し合うことで、合計約50のテーマが出てきた。各テーマについて、課題研究としての妥当性や実現可能性に関して議論し、生徒自身が興味をもって取り組めるもの、限られた環境の中で実現できると考えられるものを選び、10のテーマに絞り込んた。

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<化学>

化学の探究活動2回目は神戸大学大学院理学研究科の大堺利行准教授に来校していただき、今年のテーマである「泥燃料電池」について研究を行うにあたり、電池の仕組みや電気エネルギーについて講義を受けた。その後、昨年の先輩の研究を参考に泥燃料電池を作成し、泥が本当に燃料になるのかを確かめる実験を行った。負極側にKClaq、正極側に(COOH)2aqを入れ、泥を入れない場合はほとんど計測できなかった起電力が、泥を入れると約0.2 vになることを確認し、泥が燃料になっていることを実感できた。次回は、各自がいろいろな種類の泥を持参し、研究を進める予定である。

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<生物>

今年度の研究として生物を選択した生徒6名と研究室を訪問した。昨年度の研究論文をもとに、研究目的や実験内容等の質問、説明を受けた。その後、今年度の研究テーマを検討するために研究室で飼育、培養している生物(主に原生生物)の観察を行った。生徒たちが普段あまり目にすることのない生物種を観察することができた。原生生物の特徴やまだ解明されていない点、細胞内共生がどのように行われていくのかなど、現在の研究テーマに関する説明も受けることができた。

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<都市工学>

都市工学班は、まず、都市工学を選択した動機を含め各自が自己紹介をおこなった。その後、夏休みの課題の実施状況についての確認と各自の考えを発表して全員で共有化した。つぎに、澤木先生より「ピクチャレスクな街並み景観に関する研究」に関連して景観印象評価についての講義があり、印象評価実験を全員で体験した。それから各チームの進め方について議論をおこない、チームAの景観研究は、アニメとそのもとになった現実の場所の調査をし、その差異から受ける印象について考えること、また、音楽と景観の関連についてどのように取り組むかについて考えることとした。一方、チームBの集団ねぐら研究は、名谷駅や西神中央駅付近でみられるムクドリの集団行動について確認することと、後日先生よりお送りいただく先行研究についての論文から次の進めかたを考えることとした。次回は、それぞれのチームで方向性の議論を深めていく予定で、次々回に先生に実施計画についての確認・ご指導をいただく予定だ。

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平成30年9月18日 創造基礎B「前期最終発表会」

本校同窓会館ゆ~かり館において、本校創造科学科3期生(1年)が創造基礎B 前期最終発表会「 ~“輝ける未来創造都市”神戸の実現に向けて、高校生の力を発揮しよう!~」を行った。ゲストとして、長田区役所総務部まちづくり課課長 田中幸夫氏、長田区役所総務部まちづくり課事業推進担当係長 長岡善典氏、長田区まち育てサポーター 古川建太氏、兵庫県企画県民部ビジョン局ビジョン課 中山優子氏、FMわぃわぃパーソナリティ 和田幹司氏、神戸大学学生ボランティア支援室 東末真紀氏の6名をお招きし、質問や講評等を行っていただいた。以下は各班の発表テーマである。

2班      「棒サッカーで認知症理解にshoot!」

3班      「ケロット for 湯」

6班   「源平歴史街道ツアー」

5班      「親子”はっぴぃ”フェスティバル」

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7班  「子供をカギにベトナムの扉を開こう!」

1班      「隠れヲタクグッズで長田の靴職人のハートに火をつけろ!」

4班      「活緑あるまちをつくろう グリーンフェスin六間道」

8班      「六間道 2D アスレチック」

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各発表の後には質問の時間を設け、ゲストの方や発表者以外の生徒から質問を投げかけることにより、研究に対する理解を深めたり改善点を見出すことができた。最後に、ゲストとして参加していただいた方から御講評をいただき、これから研究を深めていく上での励みとなった。

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平成30年9月17日創造基礎「第2回金沢大学高大接続ラウンドテーブル」

金沢商工会議所において、創造科学科3期生(1年)2名が、金沢大学主催「第2回金沢大学高大接続ラウンドテーブル」に参加した。今回のテーマは「自らの探究を省察する~探究の問いの質を高める~」で、中高生や大学生、大学院生、中高教員、大学教員、合計120名が参加した。午前中、生徒は創造基礎の実践報告をしたり他校の取り組みについて議論した。午後からは、午前のセッションを踏まえて、テーマについてディスカッションした。生徒の発表タイトルは以下の通りである。

・隠れヲタクグッズで長田の靴職人のハートに火をつけろ!

・ケロットfor湯(銭湯で卓球)

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〈生徒感想〉

僕ラウンドテーブルに参加して「考える」こと、「探究する」ことの楽しさを肌で感じることができました。自分たちが研究してきたテーマについて発表をして、高校生から教員の方々まで様々な立場から多くの意見やアドバイスをいただきました。何より、幅広い年代の人たちが年齢関係なくフラットに議論ができたのが非常に良かったです。キーワードに則した探究活動では、キーワードというたった一つの言葉から人によって想像するものが違い、自分とはまた違った視点から見ている方も多くいました。そこで僕はこの創造科学科の掲げる「複眼的思考力」を意識しながら探究に取り組みました。一つの視点に囚われない多種多様な視点を自分の中に取り込むことができたのではないかと思います。最初は初対面の方ばかりで緊張していましたが、ファシリテーターの方がリードしてくれたのでとても発表しやすい環境で発表ができたと思います。議論でも主体的に発言することができ、自分の中でも成長を実感しています。皆さんからいただいた意見は実際に持ち帰りクラスメートや班員と共有することで意味を持つと思うので、振り返りをするとともに学んだことを色々な人に伝えなくてはならないと強く感じています。このラウンドテーブルでは色々なことを考え、楽しみながら意見交換ができたので、本当に貴重な経験となりました。

今回僕達は大人、高校生、中学生の6人班を組み、今自分たちが行っている活動報告を行いました。僕は『ケロット for 湯 』という、創造基礎Bで行っている研究について、報告しました。明日が校内での最終発表ということもあり、今日はさらによくできればと思っていました。僕達は、若者の特に高校生に焦点をしぼって研究していましたが、高校という設定自体に対し、メンバーからは、難しいとの声が出ました。代わりに、大学生は、学校に遅く残ることもあったり、金銭的な面からも、銭湯に呼び込みやすいのではないかとの意見がでました。僕はこの意見にはとても賛同し、自分の視野の狭さに驚きました。このように、自分の目では見えないところをメンバーにみせてもらい、さらに視野の広げ方についても学べました。今日の経験を通して、これからも物事を周りの人よりもより多面的に捉えられるように努めたいと思います。

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平成30年9月15日創造応用ⅠL「ロヒンギャはなぜ難民になったのか?」

関西セミナーハウスにおいて、ロヒンギャ問題をテーマに研究している創造科学科2期生(2年)1名が、関西セミナーハウス活動センター・開発教育研究会主催「ロヒンギャはなぜ難民になったのか?~ビルマ(ミャンマー)の来し方行く末~」に参加しました。講師はフォトジャーナリストの宇田有三氏で、ロヒンギャ問題をミャンマーの地理的な特質から宗教・民族の構成など全体像から位置づけてお話をしていただきました。

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〈生徒感想〉

今回はセミナーに参加してまず情報量の多さに圧倒されました。一学期からロヒンギャのことについては調べていたつもりではいましたが、ミャンマーの歴史や、ムスリムのことについては全然知識がなくて、知らないことばかりでした。セミナーを通して、ロヒンギャ問題は民族問題ではなく差別問題であること、ロヒンギャ・ムスリムとミャンマーの対立の過程など、たくさんのことを学びました。一度に理解するには複雑で難しかったので、頭の中でもう一度整理するようにします。セミナーの中で、ミャンマーに住むほかのムスリムもロヒンギャ・ムスリムに協力できないというのは、同じムスリムでもロヒンギャ・ムスリムを受け入れて自分が迫害されることを恐れているからで、これはいじめの原理と同じだと分かりました。ロヒンギャ問題は解決まで何十年もかかる問題だけど、そもそもの原理は身近にあるものと同じでそれがどんどん大きくなってしまったのだと感じ、恐ろしかったです。今回のセミナーでロヒンギャ問題について深い歴史や現状を知って、自分の研究の方向性がまた変わったように思います。 複雑で難しい問題だけど、私なりに仮説を立てて取り組んでいきたいです。

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