平成30年9月17日創造基礎「第2回金沢大学高大接続ラウンドテーブル」

金沢商工会議所において、創造科学科3期生(1年)2名が、金沢大学主催「第2回金沢大学高大接続ラウンドテーブル」に参加した。今回のテーマは「自らの探究を省察する~探究の問いの質を高める~」で、中高生や大学生、大学院生、中高教員、大学教員、合計120名が参加した。午前中、生徒は創造基礎の実践報告をしたり他校の取り組みについて議論した。午後からは、午前のセッションを踏まえて、テーマについてディスカッションした。生徒の発表タイトルは以下の通りである。

・隠れヲタクグッズで長田の靴職人のハートに火をつけろ!

・ケロットfor湯(銭湯で卓球)

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〈生徒感想〉

僕ラウンドテーブルに参加して「考える」こと、「探究する」ことの楽しさを肌で感じることができました。自分たちが研究してきたテーマについて発表をして、高校生から教員の方々まで様々な立場から多くの意見やアドバイスをいただきました。何より、幅広い年代の人たちが年齢関係なくフラットに議論ができたのが非常に良かったです。キーワードに則した探究活動では、キーワードというたった一つの言葉から人によって想像するものが違い、自分とはまた違った視点から見ている方も多くいました。そこで僕はこの創造科学科の掲げる「複眼的思考力」を意識しながら探究に取り組みました。一つの視点に囚われない多種多様な視点を自分の中に取り込むことができたのではないかと思います。最初は初対面の方ばかりで緊張していましたが、ファシリテーターの方がリードしてくれたのでとても発表しやすい環境で発表ができたと思います。議論でも主体的に発言することができ、自分の中でも成長を実感しています。皆さんからいただいた意見は実際に持ち帰りクラスメートや班員と共有することで意味を持つと思うので、振り返りをするとともに学んだことを色々な人に伝えなくてはならないと強く感じています。このラウンドテーブルでは色々なことを考え、楽しみながら意見交換ができたので、本当に貴重な経験となりました。

今回僕達は大人、高校生、中学生の6人班を組み、今自分たちが行っている活動報告を行いました。僕は『ケロット for 湯 』という、創造基礎Bで行っている研究について、報告しました。明日が校内での最終発表ということもあり、今日はさらによくできればと思っていました。僕達は、若者の特に高校生に焦点をしぼって研究していましたが、高校という設定自体に対し、メンバーからは、難しいとの声が出ました。代わりに、大学生は、学校に遅く残ることもあったり、金銭的な面からも、銭湯に呼び込みやすいのではないかとの意見がでました。僕はこの意見にはとても賛同し、自分の視野の狭さに驚きました。このように、自分の目では見えないところをメンバーにみせてもらい、さらに視野の広げ方についても学べました。今日の経験を通して、これからも物事を周りの人よりもより多面的に捉えられるように努めたいと思います。

カテゴリー: SGH(学科3期生), 創造科学科3期生   パーマリンク

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