平成30年12月21日 創造基礎B5班FW r3

「親子”はっぴぃ”フェスティバル」をテーマに課題研究を進めている創造科学科3期生5班の5名が長田区にあるr3へ訪れた。今回で二度目となる訪問では、イベント企画の経過報告と企画実施の話し合いのために訪れた。広報としてチンドン屋をする予定であるが、より多くの方に知っていただくために長田区のチラシやwebサイトへの掲載などのアイデアをいただいた。また、イベント内容についてのアドバイスもいただき今後の展望が見えてきた。

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〈生徒感想〉

私たちの班の企画するイベント、「親子はっぴーフェスティバル」の報告や相談をするため、今日はカフェ r3に行きました。まず、イベントの中で、親子同士の交流を深めることを目的に、全員で合奏をしようと企画しており、そのための何か楽器になるものをお借りできないかとr3の合田さんに相談しました。そこで、私たちの企画と似た例を紹介していただき、もっと身近で集められるもの、例えばペットボトルなどを打楽器代わりにしようという結論になりました。クラスの皆にも協力を求めようと思います。次に、広報の仕方についてアドバイスを頂きました。初めは保育所を回りチンドン屋をして、チラシを配ろうと考えていましたが、もっと小さな子の母親のために、地域の情報誌などに載っているイベントを回ることも検討しようと思います。最後に、イベントの内容についても話し合いました。企画の1つにみんなで協力して1つの絵を作り上げるというものがありましたが、「もっと後日みんなが改めて見に行きたいと思えるもの」の方がいいのではという考えになり、案として出たのは、それぞれが紙に子供の名前とその由来を書き、それらを集めて1枚の絵にするというものでした。今後、もっとたくさんの案を出しまとめていこうと思います。今日フィールドワークに行ったことで、多くの事柄がより具体的になり1歩前進しました。これからも協力して進めていこうと思います。

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平成30年12月20日GRⅡ「植物の機能性評価 兵庫県立大学」①

兵庫県立大学姫路新在家キャンパスにおいて、普通科グローバルリサーチⅡ(2年生)受講生4名がにんにく抽出液の濃縮と細胞への添加用溶液の調整を行いました。村上教授の研究室の設備をお借りして、高等学校には無いような実験器具を使用させていただきながら溶液の調整を行った。今後は、調整した溶液を細胞に添加して細胞の変化を評価する作業を行う予定である。

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<生徒感想>

今回のフィールドワークで僕たちは兵庫県立大学姫路環境人間キャンパスで自分たちが実験で使うためのサンプルを作った。僕はジメチルスルホキシドという有機化合物を用いて、エタノールで成分を抽出したものを溶かして試料を作るという作業をした。高校の理科室では見たことのない実験器具や機械を使うことができた。慣れない作業と緊張で失敗しそうだったが、無事サンプルを作ることができたのでよかった。次の実験では、結果が出るので良い結果が出ることを願う。

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平成30年12月18日 神戸大学ジャンモネCoEミニシンポジウム 

神戸大学医学部会館シスメックスホールにおいて、本校創造科学科2期生(2年生)40名と創造科学科3期生(1年生)39名、グローバルリサーチⅠ受講生(1年生)40名、普通科生徒の参加希望者8名、長田高校2年生1名を対象に、神戸大学ジャンモネCoE主催「ジャンモネCoE 高校生向けミニシンポジウム」が開催されました。各講演の質疑応答では、生徒から様々な質問があり、たいへん貴重な機会となりました。講師と講演のタイトルは以下のとおりです。

神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 教授 白川利朗氏

「薬剤耐性菌の世界的脅威」

神戸大学大学院経済学研究科 教授 吉井昌彦氏

「日EU関係とEUの行方」

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〈生徒感想〉

白川利朗教授の講演では、生物の授業で習っていて知っていることもありましたが、ほとんどが1、2歩踏み込んだことで知らなかったことばっかりだったので、とても興味深かったです。吉井昌彦教授の講演では、日本とEUがこれまで貿易赤字を互いに減らすようにしたり、交渉するなど対等・平等な関係を築こうとしてきたことがよくわかりました。また、EUは制度疲労を起こしているということが一番印象に残っています。これは、平和は維持するのみではなく、当たり前になったからだとおっしゃっていました。とても納得できましたが、平和であることにデメリットがあることに驚きました。

来年、僕はベトナムで薬剤耐性菌の研究をしたいと思っていたが、この講義によって薬剤耐性菌の研究が新興国での薬剤の改良のためにつながっていくことがはっきりとわかった。また、「日EU関係とEUの行方」の講義では、今、アメリカなどの「自国第一主義が拡大されている中で、多国が協力しあっているEUでも各国の理念や目標が一つにまとまらない状況にあることを知り、また、この状況で関係を強化していくのはかなり難しいと感じた。そのため、教授のおっしゃっていた「希望する国だけが前進する」という新しい考え方に共感した。

今では、薬が作られて、ある程度はウイルスや細菌が減少していくが、そのあとは薬剤耐性を獲得したという事例(ゴキブリなど)があることを聞いたことがあった。その対策により効能の強い薬を作らなければばらなくなるというのは非効率的で時間も負荷もかかるものだと思った。それで僕が考えたのは、環境的な変化(温度や湿度)の変化をもたらすことによって細胞壁などを弱体化させるといったことが良いのではないかと考えた。また、日EU関係の講演では、EUが日本に対して医薬品を大量に輸出しているという事実が衝撃的だった。対照的に、日本とEUが互いに自動車を輸出しあっているというのは日本では自動車産業が盛んであり、ドイツなどにも有名な企業があるということを知っていたので、意外ではなかった。EU内の先進国でも少子高齢化が進んでいるということは知っていて、日本はより先端を行っているということはよく知っていた。そのため、EUが日本と近くなろうとしているのは、日本の事例を見習おうとしているのではないかと思っていた。しかし、実際はフランスでは出生率が高まってきていて、それは移民による出生率の高まりだけでなく、一般的なフランス人のも増加しているのも影響しているというのを聞いた。だから、日本はこのフランスを見習って、少子化対策、人々の協力を仰ぐということを重視すべきだと思った。

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平成30年12月17日 創造基礎B FW 「本町商店街」

創造科学科3期生(1年)8班5名で、新長田本町筋商店街のみなさんに企画提案を行った。お店の方々に話していただいた本町筋商店街の魅力を『お絵かき』で飾りつけた『すごろく』をつくる。そして、参加者の子供たち、お店の方、高校生、みんなでつくった『すごろく』でチーム対抗戦で遊ぼう!!

みなさんの温かい言葉に励まされ、2月16日の実践に向けて大きく1歩前進した。ビッグハート広場の下見にも同行してくださり、今後も協力いただきながら、開催準備に取りかかることが決定した。

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〈生徒感想〉

本町筋商店街へ訪れ、2回目の実践活動の提案をさせていただきました。前回ご指摘いただいた箇所も、今回アドバイスをしていただいたことも含めて改善することができ、なんとか実践活動への大きな一歩を進めることができました。商店街の方々にあたたかく話を聞き入れていただいたおかげです。このような親切な方々と一緒だったら、まだ課題のある実践活動にむけても心強い気持ちで挑めると感じます。お話したことをしっかり振り返り、引き続き頑張っていきたいと思います。

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平成30年12月17日創造基礎B FW「そうだ銭湯に行こう!in ながた」

株式会社フェアウエェイにおいて、長田の銭湯をテーマに研究している創造科学科3期生(1年)3班の4名が、同代表矢野儀彦氏から映像作成のプロセスについてお話を伺った。

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〈生徒感想〉

私たちの班は、長田区の銭湯を盛り上げるために、銭湯がテーマの動画作りをすることになりました。そのために、動画作りの基本を学ぶため、大阪に事務所を構える矢野さんのもとにお話を伺いに行きました。矢野さんに動画の構成や、コンテ、実際の動画を見て良い例と悪い例など、いろんな動画のことについて教えていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。今まで長い間迷走していましたが、矢野さんのお話を聞いて、ゴールが見えた気がしました。他の班にだいぶ遅れをとっていると思うので、もっと早くにお会いできていたらと後悔していますが、気持ちを切り替えて良い動画をつくれるよう今まで以上に頑張りたいと思います。

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平成30年12月14日創造基礎B FW「ベトナム人との共生」

たかとりコミュニティセンターにおいて、ベトナム人との共生をテーマに研究している創造科学科3期生(1年)の生徒5名が、同センターの忘年会に参加した。この会は同センターで市民活動をしている方々が年に1度集まり成果を共有する場になっている。本校生徒は、同センターで活動しているベトナム人からインドシナ難民の歴史や長田にきてからの地域との関わりについての話を伺うことができた。

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〈生徒感想〉

たかとりコミュニティセンターの忘年会に参加した。タイやベトナムなど主に東南アジアの地域で食されているエスニック料理(揚げ春巻きや春雨、タピオカなど)を頂いた。会にはベトナム出身の方もいらっしゃり、僕たちの班の実践活動の目的に関わる非常に貴重な話を聞くことができた。僕たちの目的はベトナム人に対する偏見をなくすことだが、そもそも長田にベトナム人が多いのは1980年代に難民が多く移住してきたためであり、決してベトナム人すべてが悪さばかりを働いていたわけではないのだが、窃盗などのニュースだけが目立ってしまい、偏見が生まれたのだと語って頂いた。昔に比べてだいぶ偏見はおさまったとおっしゃっていたが、今回の話を聞いて、より一層日本人とベトナム人が親密な関係になれるよう、1月20日の実践活動に向けて、準備を進めていきたいと感じた。

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平成30年12月14日創造基礎A「模擬投票」&講義「自分の軸と政治」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科3期生(1年生)が創造基礎Aの授業で模擬選挙を行った。各班がそれぞれ政党になりきり、班から1名が模擬代表として演説を行った。政党については、神戸市選挙管理委員会と相談し、現在国会内で政党要件を満たしている自由民主党、立憲民主党、社民党、日本維新の会、自由党、公明党、希望の党、日本共産党、国民民主党に班分けをした。事前学習で、各党について模擬選挙推進ネットワークからいただいた資料やHPから調べて、綱領・経済政策・福祉政策・外交政策・その他の主張の項目についてまとめた「政党カタログ」を作成し、そのカタログと模擬代表の演説をもとに評価を行い、休み時間を利用して模擬投票を行った。

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〈模擬投票の結果〉

自由民主党7票、立憲民主党6票、社民党2票、日本維新の会13票、自由党1票、公明党2票、希望の党1票、日本共産党1票、国民民主党3票、白票1票(投票率100%)

模擬投票の後、NPO法人Youth Create代表 原田謙介氏に「あなたの軸と政治」をテーマに講義をして頂いた。講義の中で、選挙とは政治にアクセスするひとつの方法・通過点であり、国民ができることのすべてではないといったことや、「政治の」若者離れについて、また社会の中の様々な立場の人に視点を移すことの大切さを教えていただいた。

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(生徒感想)

今まで意見を思いついても“私の意見なんか”と思って自信がなくなり発言できないことが多くありました。しかし、原田さんの講義を聞いて多様な人の意見を聞くことや高校生である今しか感じられない考えを発信していくことが大切であると知り、どんな意見でも言うことで議論などを発展させていけるのだと感じました。また、その考えの価値も自分で決めてしまうのではなく誰かに伝えることで思わぬ発見があるかもしれないと考えることができました。そして、今は高校生ですが、今回の授業のように政治に関係することを自分たちで調べたり興味を持ち続けることで将来大人になったときに若い世代の意見を尊重できる社会、政治を作っていかなければいけないと思いました。

私は今まで政治というものは、日本をよくするために選挙で政治家を選び、その政治家が行う者だと思っていました。しかし、今回の講義を聞いて、日本をよくするためにではなく私のまわりの生活がよくなるようにするものだということがわかりました。それを知ったとき、私はなぜ日本の若者は海外の若者のように政治に興味がないのだろうかと疑問に思いました。そこで、私が考えた原因は、社会に対して不満がそこまでないからだということです。これは、一見いいことのように聞こえますが、他者に対しての無関心の現れ、またはテロなどの危機といった問題の軽視の現れではないかと思います。前者は、ますます核家族化、孤独死の増加、結婚をしない人の増加による少子化を引き起こす原因となり、後者は北朝鮮がミサイルを発射してきたのに他人事なので大丈夫だと思い、本当に大惨事になったときにはもう遅かったという原因になると思います。こういった事態を防ぐためには、もっと海外のことをみることが大切だと思います。海外の経済成長の度合いや、本当に起こっているテロ問題などに目を向け、他人事だと思わずに、日本は本当に大丈夫だろうかと危機感を持つことが政治を変えたいと思うきっかけになるのではないかと思ったからです。

大人たちが「若者たちはしっかり選挙に行ってほしい」などと若者に責任を押し付けてはならないと大人である原田さんがおっしゃるのがすごいと思った。これは、原田さんが自分の立場以外の目線になって物事をお考えになられるからだと感じた。私も自分と違う立場の目線で考えることが自然にできるよう普段の授業や創造の授業で自分と真逆の目線に立ったりして鍛えていきたいと思いました。主権者と有権者は違うということも知りました。私たちは有権者でなくても、主権者ではあるから政治について考える義務があると考えました。しかし、それが重荷ではないということも学んだのでいろいろな人の考えも知って、考えの柔軟な人になりたいと考えました。

私は講義での「選挙権の18歳への引き下げは賛成か反対か」という問いに直感的に反対という意見を持ちました。20歳は18歳よりも社会との接点が多いが理由でしたが、原田さんは「社会に出た人の視点、高校生の視点はどちらも大切で、自分なりの視点を大切に」とおっしゃっていました。その話を聞いて、自分は少なからず高校生が政治に及ぼす力はそれほど大きくないと諦めていたのではないかと思いました。だからこそ、「世の中の大事なことは何か」や「様々な政治参画」などの話を聞いた、今回の講義を通して強く思ったのは、「自分でも政治に参加できる」ということです。独自の考えを持つ政党がいくつかあり、そこから一つを選ぶのは難しいですが、「選ぶ」ではなく、自分の意見や理想を常に考え続け、周りの人と交流していきたいです。

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平成30年12月13日 第9回高校生鉄人化まつり実行委員会(2)

長田区役所702会議室において、第9回高校生鉄人化まつり開催に向けた第2回会議が開かれた。今回はテーマについて話し合われた。今年度のテーマは「平成最後!!鉄人がつなぐ未来への絆」となった。次回会議は1月10日(木)の予定。

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平成30年12月11日 創造基礎B FW 「ヤマモトヤ訪問」

本町筋商店街ヤマモトヤにおいて、創造科学科3期生(1年)の8班5名が「六間道2Dアスレチック」の実践活動の提案を山本氏に行った。実施時期や実施場所などの具体的な企画の提案を行い、ご助言をいただいた。いただいたご助言を踏まえ、企画を進めていく予定である。なお、実践活動は六間道商店街から本町筋商店街に変更しました。

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<生徒感想>

今回私たちは商店街に伺い、遊具を制作するワークショップの開催について話し合った。商店街の方から意見を伺い、開催するにあたって起こりうる様々な問題点に気付くことが出来た。その中で、塗料の適性、遊具の安全性、ターゲットの年齢層などを検討し直す必要があると感じた。また、参加者不足が大いに懸念されるため、広報活動の仕方を工夫して集客を図りたいと考えている。今後は今回指摘を頂いた箇所について班員で再度話し合い、さらに詳しい計画を練っていく予定だ。

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平成30年12月10日GRⅠ「地域における多文化共生」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチⅠ受講者(1年)40名を対象に、多文化共生センターひょうご代表の北村広美氏に「地域における多文化共生」をテーマに講義をしていただいた。はじめに日本における移民や外国人労働者についての現状を知り、訪日外国人の抱える問題を自分たち日本人が深く関係している問題としてとらえた。また、最後に「多文化社会を実現するためには」というテーマでグループごとに話し合った。まず訪日した外国人がどんな問題に直面しているのかを考え、そこから実際に何が求められているのかをグループ内で出し合うことで、具体的な対策案を見つけた。今日本にいる外国人の現状や抱えている問題を知り、日本が抱える問題として捉えるいい機会となった。

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(生徒感想)

今回の授業で、自分が思っているよりも多くの在日外国人が深刻な問題を抱えていたり、悩んでいることがわかった。その原因は資格や権利など日本の制度の問題でもあると思うが、住んでいる地域や仕事場での人間関係の問題も大きく関わっていると思う。だから、私は外国人に対する先入観にとらわれず、積極的にあいさつをしたり、話しかけたりしてお互いのことを正しく理解しあうことが大事なのではないかと思った。また、私自身、外国人と触れ合った経験が少なく、外国の文化についての理解もまだまだ浅いので、これから多文化共生を目指した行事などにどんどん参加して多文化共生に貢献できる人になりたいと思う。理解を深めること以外にも、外国人と積極的に話すためのコミュニケーション能力や英語力もとても大切だと思うので、身につけたい。日本に外国人が増えることが、日本人にとってもやってくる外国人にとっても良いことだと思えるようになるといいなと思う。

多文化共生とはなんだろうか。中学校の時もこの言葉について考えさせられました。その時は、そんなに多文化が共生できていないのだろうかと疑問に思っていました。今回この講義を聞いて、新たに知ったことがたくさんありました。例えば、阪神淡路大震災が起こるまで近隣に外国人が住んでいたことを知らなかったり、外国人が日本人とうまくコミュニケーションがとれなかったりと日本人も外国人もお互いに困っていることが多いということです。他にも、情報が入ってこなかったり、社会保障や医療制度の制限による不自由など、外国人が困っていることの項目がとても多いことも初めて知りました。これらを知って、私はこんなにも自由がきかないことにショックを受けました。これらを改善するために私たちの班では、地域のお祭りを使って近隣に住む外国人との交流を図ろうとする考えに至りました。そのお祭りでは、日本の伝統である着物の着付けコーナーや外国料理などを用意し、そのお祭りの存在を拡散するためにポスターなどを作り、そのポスターは韓国語や中国語などの多言語で書き、それらを近所の人たちの家々に手渡しまたはポストに入れることでどこに外国人が住んでいるか把握できると思います。

異文化交流の問題を解消するのに最も効果的なことはなにかと考えたが、しっくりくるものが全然でなかった。下手に動くと、より悪くなってしまうのではないかとも考えた。それでも、考え方を変えることはかなり有効なのではないかと思った。日本人側には幼いころから交流の場を作り、それが将来に活かされるようなことができれば、と考えた。ただ、“外国人”とより意識してしまう結果にはしたくないので、自然な、別に特殊なことではないと思わせる配慮が必要だろうと思った。外国人側には様々な人がいると思う。積極的にかかわりたいと思う人、その必要はないと思う人にはまだチャンスがあると思う。交流の必要性を伝え、機会を設けることができる。難しいのは関わりたくないと考える人だ。必要性を伝えても意識を変えるのは困難だろう。それこそ、適度な距離感というものが必要だと思う。日本人同士でも気が合う合わないで交流が少なくなる人もいる。もし関わらずにいても、互いへの理解は大切だと思うのでお互いを知る機会を得ることができると良いだろう。実現は難しいが、こうやって考えていくことで、より良い方法を見つけられるだろう。今回のことも、身近な問題について深く考えられた良い機会だった。これから得られるこのような機会をもっと大切にしていきたいと思う。

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