たかとりコミュニティセンターにおいて、ベトナム人との共生をテーマに研究している創造科学科3期生(1年)の生徒5名が、同センターの忘年会に参加した。この会は同センターで市民活動をしている方々が年に1度集まり成果を共有する場になっている。本校生徒は、同センターで活動しているベトナム人からインドシナ難民の歴史や長田にきてからの地域との関わりについての話を伺うことができた。
〈生徒感想〉
たかとりコミュニティセンターの忘年会に参加した。タイやベトナムなど主に東南アジアの地域で食されているエスニック料理(揚げ春巻きや春雨、タピオカなど)を頂いた。会にはベトナム出身の方もいらっしゃり、僕たちの班の実践活動の目的に関わる非常に貴重な話を聞くことができた。僕たちの目的はベトナム人に対する偏見をなくすことだが、そもそも長田にベトナム人が多いのは1980年代に難民が多く移住してきたためであり、決してベトナム人すべてが悪さばかりを働いていたわけではないのだが、窃盗などのニュースだけが目立ってしまい、偏見が生まれたのだと語って頂いた。昔に比べてだいぶ偏見はおさまったとおっしゃっていたが、今回の話を聞いて、より一層日本人とベトナム人が親密な関係になれるよう、1月20日の実践活動に向けて、準備を進めていきたいと感じた。