ギターアンサンブル部 2015年 活動の記録 3

2016/4/1更新
・合同発表会の記事を掲載しました。

2016/3/25 合同発表会

神戸甲北高校にお邪魔して、神戸甲北高校、芦屋高校、神戸学院大学付属高校と4校合同の発表会を行いました。お互いに演奏を聴き合い、大いに刺激になった半日でした。

各校部長挨拶
部長挨拶 部長挨拶

芦屋高校
芦屋高校 芦屋高校

神戸甲北高校
神戸甲北高校 神戸甲北高校

甲北/兵庫合同バンド
甲北・兵庫合同 甲北・兵庫合同

兵庫高校
兵庫高校 兵庫高校
兵庫高校 兵庫高校
兵庫高校 兵庫高校
兵庫高校 兵庫高校
兵庫高校 兵庫高校
兵庫高校 兵庫高校
兵庫高校 兵庫高校
兵庫高校 兵庫高校

神戸学院大学付属高校
神戸学院大学付属高校 神戸学院大学付属高校

4校合同バンド
4校合同バンド 4校合同バンド

集合写真

2016/3/21 第6回高校生鉄人化祭

新長田駅前 若松公園 鉄人広場
今年は1年生を中心に、3バンドが日頃の練習の成果を披露しました。

鉄人化祭 鉄人化祭
鉄人化祭 鉄人化祭
鉄人化祭 鉄人化祭
鉄人化祭 鉄人化祭
鉄人化祭

2016/1/7 弾き語り発表会

ヴォーカルパートのトレーニングの一環で、弾き語り発表会を行いました。
一人ずつ、各自が練習してきた自由曲を発表し合いました。

弾き語り発表会 弾き語り発表会
弾き語り発表会 弾き語り発表会

2015/12/24 冬ライブ2日目

冬ライブ2日目 冬ライブ2日目
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2015/12/22 冬ライブ1日目

冬ライブ1日目 冬ライブ1日目
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番外編
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平成27年12月21日大阪大学特別講座 「アジアの地域性を重視した都市デザインやまちづくりの方法」

12月21日にコース2期生(1年生)4名とグローバルリサーチ受講生(1年生)2名が大阪大学大学院工学研究科を訪問し、澤木昌典教授より「アジアの地域性を重視した都市デザインやまちづくりの方法」について講義を受けました。ヨーロッパの都市と大阪のまちの景観の比較を行い、地域性を重視した都市デザインについて学んだ後、ベトナムの都市景観や都市の抱える課題について講義を受けました。

次回までにベトナムの歴史と神戸のまちづくりについて各自で調べ、3月に神戸のまちを歩き、フィールドワークを行う予定です。

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以下は生徒の感想です。

私は、夏休みの東京未来フロンティアツアーで日建設計総合研究所に行きました。その時、「都市計画って難しい」と感じました。私が知らないことがたくさんあったからです。都市について学んでみたいと思ったので、この講義に参加しました。今日の講義は、難しいと感じることよりも「気になる」と思うことが多かったです。特に、大阪とヨーロッパの都市の違いに興味を持ちました。建物の色使いや高さなど、よく見てみるとかなり違いがありました。法律や歴史の違いからこうなっていると伺いましたが、建物の法律や地域の歴史について、あまり知らないので気になりました。次回の講義までに自分で調べ学習をしようと思います。来年の夏に行くベトナムについてのお話もありました。実際の写真も紹介してくださり、建物の構造のおもしろさを知りました。私はまだまだベトナムの都市活性化を考えるには未熟で知識がないと思うので、今日興味を持ったことを中心に調べてみようと思います。

今日は澤木先生にお話を伺いました。なぜ今回参加しようと思ったかというと、夏にフロンティアツアーで日研設計研究所の松村さんにお話を聞いて、都市工学に興味を持ったからです。まず都市の地域性については対比を用いて説明していただきました。地域性の違いを生じさせている原因が、気候・法律・文化的背景などだと学びました。その中で、引っかかった点がありました。都市の地域性をつくるのは人間ということです。人間は、環境をコントロールでき、また新しい環境を創りあげることができます。生活によって環境が変わる、環境の儚さに驚きました。また、グローバル化によって地域性が失われるのも驚きました。今までグローバル化には肯定的な考えしかもっていなかったので新しい発見ができた。次にベトナムの都市の紹介があった。国は知っているけれど、生活のイメージがなかったので写真を見ていて面白かったです。「違法増殖」にとても興味を持ちました。社会主義国だから、制度も違うそうなので調べてみたいです。都市を見つめるときのまち歩きもしてみたいと思いました。1番びっくりしたのは、今までに行ったフィールドワーク先の名前が出たことです。まちづくりのお話がここに役に立つとは思わなかったです。これからは今までの活動をいかしてベトナムと日本の都市のでき方についてもっと学びたいと思いました。

アジア都市における地域性を重視した都市デザインやまちづくりの方法という授業を受けました。まず、大阪とヨーロッパの街の風景を見て、違いを見つけました。大阪は、様々な形や色、大きさの建物があってバラバラであるのに対して、ヨーロッパのブルージュでは基本的に高さが揃っており、屋根の色も全て同じような色で、統一感がありました。他にも、大阪は色が多いや、新しいものばかり、屋根が平たい、にぎやかであるのに対して、ヨーロッパは、色が少なく、歴史があるようで、落ち着いているという風に見えました。この違いは、どこから生まれてるのかというと、法律や文化的背景、気候からだと私たちは考えました。つまり、ヨーロッパには地域性があり、大阪には無いということだと思います。利便性を考えると、地域性がなくなるそうです。次に、ベトナムのことについて教えていただきました。ホーチミンには、フランスの植民地だったという歴史的背景から、ヨーロッパ風な建物が今でも残っているそうです。ホイアンはは一階建てが多く、ここには日本町があったそうです。ハノイは三階建てが多く、一階はお店になっていました。ここでは、地域ごとに売っている商品が決まっているらしく、昔の日本でいう紺屋町や鍛冶町などの文化があるそうです。またベトナムは社会主義国なので、土地は国のものであり、国民には使用権があるという仕組みでした。そのために国が放ったらかしにしている集合団地では違法である増築が次々と行われていました。あと、政府の建物は社会主義のため黄色が多いそうです。最後にまち歩きについて学びました。まち歩きの7つの道具や宮本常一氏が父から授かった十ヶ条はとても興味深かったです。長田のまちは知っているようでまだまだ知らないことだらけだと思うので、まち歩きしたら新たに見つかることがあるのかなと思いました。

カテゴリー: SGH(コース2期生), グローバルリサーチ, 未来創造コース2期生 | 平成27年12月21日大阪大学特別講座 「アジアの地域性を重視した都市デザインやまちづくりの方法」 はコメントを受け付けていません

平成27年12月19日・20日 課題研究セミナー「持続可能な都市と開発」

12月19日、20日の2日間、本校主催で課題研究セミナーを行いました。他県のSGH校も含め4校、11名の生徒が参加しました。本校からは未来創造コース2期生(1年)の2名が参加しました。

1日目は午前中、神戸の小野浜公園で炊き出しのボランティアを行い、午後は炊き出しの活動をされているカトリック社会活動神戸センター代表の山野真実子氏から団体の活動の背景や炊き出しに来る方々の置かれている状況などの講義を受け、貧困問題の振り返りを行いました。

2日目は前日の取り組みを踏まえながら、難民事業本部関西支部支部長代行の中尾秀一氏から、開発途上国の現状についての映像や講義を受け、持続可能な都市の開発のあり方を考えました。

地域の社会課題を体験的に学び、グローバルな視点で開発途上国の課題を考え、研究のヒントとする内容をNGOの方と協力し、実施しました。参加した生徒にとっては大変貴重な経験をすることができました。

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以下は生徒の感想です。

今回は見えない現実と知らなかった世界を学んだ。1日目は小野浜での炊き出しのお手伝いをさせてもらった。路上生活者の方が対象だった。でも私がイメージしていたのとはまったく違う人ばかりだった。炊き出しの準備中、野菜の切り方を教えてくださった方がいる。早くて、きれいで生活のスキルが高くて驚いた。また炊き出しを配ったときには、人の手から手へなにかが渡るっていいなと思った。その後のお話を聞いて、印象に残ったことがある。それは「ホームレス」の意味だ。家がないわけじゃない。英語のHOMEの意味は家は家でも「家庭」。家庭がない。それが習慣に影響する。そのことが衝撃だった。家庭の大切さを知り、人の温かみを感じられることに感謝しようと思った。2日目は世界の貧困について考えた。まず世界のなかで自分たちがどれだけ恵まれている位置にいるかを知った。その後エチオピアのビデオでは考えられない現状を目にした。改善すべき点がたくさんで驚いた。食料は配給があるけれど、必要としているところに届かない。グループで考えているときに誰かが言った一言がある。配給があるから貧しいわけじゃない、貧しいから配給が必要なのだ、と。本当なら、食料は足りているはずなのに、なぜだろうと思った。コンゴのビデオでは危険なところで必死に頑張っている人がいた。そんな中できるのは、日常の生活とのつながりを考えて変えていくことだと聞き、小さなことが積み重なることで救えるものがあると分かった。この2日間知らないことだらけだった。恵まれていることを感じたし、関心を持てば何かを少し変えることができることも分かった。生きることの難しさ、生活とは何かを学んだ。最後のまとめのときに、どうしても違う世界の人だとかこういう人たちだからいいんだと考えてしまう人がいるという話が出た。みんな同じ人間ということを忘れてはいけないと思った。答えを出すことはきっとできない、でも小さくてもできることはある。もっとこのテーマについて考え、自分ができることを探していきたい。

1日目、私は午前に小野浜公園で路上生活者の方々への炊き出しの手伝いをしました。初めは中華丼の具を作るために、野菜を切りました。切っていると、手伝っていただいている路上生活者の方から早く切れる切り方を教えてくださいました。このご飯を作っているのは、教会の方や私たちのようなボランティアだけではなく、もらう側の方々も手伝っているということを知りました。野菜を切り終えると、それらを中華丼のあん作るために給食を作るような大きな鍋で煮ていました。私も混ぜさせていただきましたが、具が多くて意外と重かったです。この鍋だけでも約200人分の量を作れると聞きました。また、炊飯器は3つあり、これは震災の時から使っていると言っていました。私はご飯係だったのですが、大きい炊飯器でご飯を混ぜるのはとても力が入りました。路上生活者の方々に配った後、私も実際食べさせていただきました。温かく、とても美味しかったです。元々、豚汁とおにぎりというようなイメージを持っていたので、凝っているもの作っていることに驚きました。路上生活者の方々は1人につき2から4杯食べていました。そのあと片付けて、教会に行きました。そこでは、主催者の方にお話を聞きました。その方の話によると、炊き出しは毎週週に火、木、土の3回行っているらしく、曜日ごとに健康や仕事に関する相談をしていて、これらの資金を教会や外資系の企業、チャリティー活動から支援を受けており、時には農家の方から無料でいただくこともあるということを聞きました。また、フードバンクから食事をする時もあるそうで、そこではお菓子やカップめんなどの塩分が多く高血圧になってしまうので、野菜中心の料理にすることを心がけているそうです。次に、水曜日に行われる夜回りについて聞きました。これは夜に路上生活者の方々を回って確認したり、お話ししたりするもので、三ノ宮駅周辺、大倉山周辺で行っているそうです。さらに年末年始には、東遊園地で越年越冬活動をしており、神戸冬の家というものを建てて、ご飯を配ったり、コンサートを開いたりするそうです。次に更生センターについて聞きました。路上生活者方々には、公園や駅で夜を過ごすのですが、そこでは面白がって襲撃をする学生がいるそうで、そのせいで怪我をしてしまう方がたくさんいるそうです。そのために、更生センターという建物があるそうです。これは、無料で寝泊まりできる施設で、神戸には灘にあるそうです。今までは、環境がひどかったのですが今はまだ改善されている方だそうです。私が気になったのは、男女比についてです。路上生活者方は男性の方が多いです。今回の炊き出しでも女性は30人に1人でした。そのため質問してみると、男性の方がこのようになりやすいのは、根本的に男女の違いが関係しているのかもしれないとおっしゃっていました。初めて知ったことは、路上生活者の方々は、決して何もしていないのではなく、朝早く起きて缶拾いをしたり、工事現場で働いているということです。仕事の中にも飯場というものがあり、これは住み込みで働いてお金を稼ぐという仕組みなのですが、電気代や水道代を給料から抜かれてしまうため残るお金は少ないそうです。仕事を見つけて、働けばいいと思うかもしれませんが、路上生活者の方々は住所がなく、仕事につくのに多くの手続きが必要なのだそうです。元々、路上生活者の方々には子供の頃の生活が影響を与えていることが多いそうです。つまり、十分な教育も受けないまま労働力として扱われていたということがあるのだそうです。路上生活者の方々の中には家族があり、家もあるという人もいるそうです。何かしらの理由があるそうなのですが、ホームレスの方はあくまでもハウスレスでは無いそうです。このようなお話を聞いた後、私たちはグループに分かれて、もし、家に帰って壁がなくなっていたらどうするというテーマのもと話し合いをしました。

2日目は世界の貧困について学びました。まず、私たちが世界でどのような位置に置かれているのか、ということを考えました。豊かな方だということをは知っていましたが、想像よりはるかに豊かだということを知って、驚きました。次にエチオピアの動画を見ました。エチオピアは貧しいと言われている国の一つです。動画では、イギリス人がエチオピアのキルコス村の家にホームステイするという内容でした。動画を見ていると、この国の問題点がたくさんあるということがわかりました。まず食料についてです。食料は、国からの配給で賄うはずなのですが、そもそも量が足りないのです。配給は2ヶ月に1度あるのですが、そこでもらえる量は1家庭25gしかもらうことができなく、これは1人分に相当する量です。そして配給が尽きたら、「キャベツ」と呼ばれる雑草のようなものを食べるそうです。そのせいか18歳の少年は12歳のようにしか見えませんでした。しかし、この配給をしている政府はなんの対応もしていませんでした。次に産業についてです。ここの土地では気候の問題で食物が育ちにくいこともあり、農業で稼いでいるようには見えませんでした。最後に衛生面です。基本的にはお風呂には入らないため、ベッドの上はフケだらけでとても不衛生でした。そして、川にはそのまま排水するそうです。この中でより問題だと思ったのは、彼らに知識が無いということです。そのせいで、怪我をしていても、病気になっても放っておいたりしてほんとは治せるはずなのに、放置していたせいで死んでしまうことがあるからです。このようにこの村の人々は自分たちが置かれている状況、現状がわかってないんだなと思い、それと同時に知るべきだと思いました。次に血塗られた携帯電話という動画を見ました。これはコンゴ民主共和国の話でした。ここには、鉱山があり、そこから携帯電話などに使わられるコンデンサーの材料になる鉱石を取ることができるので、とても需要があるものです。しかしそれのせいで紛争が起こっていると言っても過言では無いのです。まずこの鉱山まで行くのには、許可をとる時間や移動時間のためとても時間がかかります。この動画の時には、国連のヘリコプターをも飛ばないような状況だったので、取材者は鉱山を運ぶための飛行機で送ってもらっていました。ここでは武装勢力が鉱山を仕切って、多くの人を働かせて、重い税を払わせています。本当の値段の約200分の1のお金しか払っていません。そしてそのお金で、武装勢力は銃などの武器を買い戦争を続けようとしているのです。また鉱山では、幼い子供が働くこともあります。しかし、坑道の中にはとても暑く、人だらけで、それに無作為に掘っているせいでいつ崩れてもおかしく無いのです。そもそもこのような環境ではいつ人が死んでもおかしくなく、実際にも多くの人が亡くなっています。けれどもこの国にはこれしか仕事が無いという現状がありました。そのために先進国は何ができることは、鉱物の需要を無くすことです。しかしこれではコンゴの人は仕事をなくしてしまいます。けれど紛争などは、ましにはなります。これが問題解決なのかというと、はっきりとそうとは言えませんが、これによって一歩近づくのかもしれないなのです。

私はこの2日間は、初めて知ったことだらけでした。1日目は炊き出しを体験しましたが、初めて面と向かって路上生活者の方々とお会いしました。正直言って私とは関係無い世界の人だと思っていたので、はじめ見た時は少し怖かったし、あまり関わりたくなかったです。しかし交流したり、お話を聞いたりするうちに、私が元々持っていた偏見が少しずつ変わっていきました。それとともにボランティアでこのような炊き出しなどを行っている団体は、びっくりするくらいすごいなと思いました。愛があるからこそできることなんだなと思い、私もそのような人になりたいと思いました。2日目は世界の貧困の状況を見て、なんともいえなくなりました。私たちのような子供ですら十分な教育を受けないまま、十分な栄養を摂らないまま仕事をしていました。これを見て、私たちは何ができるのかというのを考えさせられました。まだ明確な答えは見つかっていませんが、考えることができる機会があっただけでも良かったと思います。この2日間で私は物の見方が変わりました。本当に貴重な体験がでてよかったです

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平成27年12月20日高大連携福井大学ラウンドテーブル2015 (2日目)

福井大学文京キャンパスにおいて、未来創造コース2期生(1年)2名が、「高大連携福井大学ラウンドテーブル2015」に参加し、実践交流を行いました。2日目も引き続き高校生の実践報告にもとづく交流が行われました。そして、領域別セッションでは地域・分野・世代が近いメンバーでグループを再編成し、2日間のセッションを振り返りながら、各グループの実践交流の様子を共有していくとともに、そこで得た学びや気づきをどのように先につなげていくことができるのか、お互いの展望や課題を交流しました。以下は生徒の感想です。

福井大学ラウンドテーブル2日目。今日の前半は昨日の実践交流の続きを行いました。私の活動報告は昨日終わったので、今日は聞き役でした。ただ聞いているだけでは、昨日学んだことの意味が無いと思い、積極的に質問していくよう心がけました。すると、グループのファシリテーターである廣瀬先生から、上手な質問の仕方のアドバイスをいただけました。「質問を一つで終わらせてしまうのではなくて、返ってきた答えに対してさらに別の角度から質問してみるといいよ。」とのことでした。そのアドバイスをいただけただけでもこのイベントに参加した意味があったし、勇気を出して質問してみて良かったと思います。この二日間は本当にあっという間に過ぎました。それぞれに強い意志・意見を持っていらっしゃる方ばかりで、とても刺激をうけました。福井に来る前は、ちゃんと説明できるか不安が大きかったのですが、グループの生徒さんの熱心に聞いてくださる姿勢やファシリテーターの先生方のおかげで、自分の活動や自分に自信を持つことができるようになりました。今後の活動を積極的に取り組むためのきっかけになったと思います。来年も参加したいです。ありがとうございました。ところで、他校さんの研究内容でいいなと思ったこととして、福井県立若狭高校海洋科学科の研究がとても興味深かったです。魚醤と呼ばれる調味料の研究や海の湧水の研究(湧水によって海藻を増やして水を綺麗にするのだそうです)も行っているそうです。同じグループの吉岡さんは魚醤の研究について説明してくださり、私の班の研究である「ぼっかけカレー」も食べ物関連の研究なので参考になることも多かったです。報告者ではない生徒さんも、自分の部活や学校生活について紹介してくださり、面白かったです。

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今日は福井大学のラウンドテーブルの2日目に参加しました。昨日に引き続き活動の報告を聞いて、今後にどう繋げるかを話すということが今日の大まかな流れでした。報告では宮崎の学校の取り組みについて聞きました。まちづくりを進めるという点では兵庫高校と同じでしたが、英語でディベートをたくさんすると聞いてすごいなと思いました。そこから、班の編成をかえて振り返りや今後について話をしました。私は今回コミュニケーションをたくさんとることを目標としていたので人とのつながりをこれからも大切にしていきたいと思います。会場にいた120人全員と話をすることはできなかったけど、30人くらいと話せたので自分的には良かったと感じています。数多くのむちゃぶりがあって最初は焦りましたが、このようなむちゃぶりにも耐えられるように様々な体験や経験をこれからも積み重ねていきたいと思います。

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平成27年12月19日高大連携福井大学ラウンドテーブル2015 (1日目)

福井大学文京キャンパスにおいて、未来創造コース2期生(1年)2名が、「高大連携福井大学ラウンドテーブル2015」に参加し、実践交流を行いました。今回のラウンドテーブルは、「高校・大学・地域を越境する対話を通じて、これからの教育を問い直す」試みとなりました。“アートマイル”を使った交流から始まり、テーブルを囲んで参加者の実践を報告して、それについて様々な角度から意見を言い合い、それぞれの取組の価値を学び合いました。本校生徒も「空き地活用」と「Let’s enjoy eating」の実践活動についての報告を行いました。以下は生徒の感想です。

ラウンドテーブルを終えて、たくさん学べました。今日の活動では、オープニング・シンポジウムでの話し合い、実践交流を行いました。私はここに来る前、話し合いに積極的に参加することが苦手で、質問タイムが設けられていても自分からはあまり質問できていませんでした。今回はそれを克服するという意味も込めてこのラウンドテーブルに参加しました。始めはやはり緊張して喋るのも詰まり気味でした。しかしファシリテーターの方がたくさんフォローしてくださったおかげで、今日の最後の時間では自分から進んで質問しに行けるようになりました。とても嬉しかったし、積極的に意見交換をする楽しさを身をもって感じることが出来たと思います。また、自分たちの研究を発表することによって、今何が出来ていて、何が課題なのかということの再確認にもなりました。決していい発表が出来た訳ではないけれど、グループの方々が熱心に聞いてくださったので、助けられた部分がすごく大きかったです。初めてこのような会に参加しましたが、今後も参加してみたいです。明日の話し合いも引き続きがんばります。

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福井大学のラウンドテーブルの一日目が終わりました。周りに知らない人ばかりで緊張や不安がありました。ですが前に関学に行ったときよりもコミュニケーションがとれるようになったと思います。学校別に紹介されたときにマイクを向けられたのは驚きました。自己紹介を細々と何回もしたので、色々なことを話せました。最初に取り組んだアートマイルというものは、絵を見て意見を交換すると言うものでしたが、様々な意見が出てきて面白かったです。空き地についての発表では回数を重ねたのもあってリラックスしてできました。地元福井のことや、同じ班の人の出身地の宮崎のことも少し知れました。でも自分は神戸のことは知っているけど兵庫県のことは詳しく知らないので、今度調べないといけないと思いました。違う地域の友達ができて良かったです。明日、もっと話せたらいいなと思っています。

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平成27年12月15日創造基礎B 実践活動「ええやんながた表彰式」

長田区役所区長室において、「笑顔集まる商店街」をテーマに研究している6班が「長田区制70周年記念ええやんながた 動画コンテスト」に応募し、長田区長 鈴木雅子氏から最優秀賞の表彰を受けました。表彰式後、6班の作品を改めて視聴し、他の受賞作品も含めて観賞会を行いました。以下は生徒の感想です。

今回は授賞式に出席できて本当によかった。区長さんや職員の方に、この動画は高校時代を思い出す、なつかしさを感じるなどといった今までとは違った感想をいただいた。また、区長さんや新聞記者さんの言葉を聞いて感じたのは、若い世代への期待感はやはり大きいことだ。また、高校生の影響力は大きいと感じた。今後はまず、長田神社前商店街振興組合理事長の五嶋さんに動画を見てもらい、ロングバージョンの動画やメイキング集みたいな動画も作って拡散し、長田神社前商店街を活性化したい。

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「長田区制70周年記念 ええやんながた」特設ベージ

http://www.city.kobe.lg.jp/ward/kuyakusho/nagata/jyouhou/kusei70th/index.html

神戸新聞NEXT 「最優秀賞に兵庫高校 長田区紹介動画コンテスト」

http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/201512/0008652206.shtml

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平成27年12月14日 第6回高校生鉄人化まつり実行委員会(1)

長田区役所3階会議室において、第6回高校生鉄人化まつりの第1回実行委員会が開かれました。このまつりは、平成22年度に長田区の主催する「第2回鉄人まちづくりイベント」に応募した本校総合科学類型1期生の提案が最優秀賞を受賞し、長田区に所在する高校のさまざまな活動発表の場としてが実施されるようになったものです。本校からは未来創造コース2期生8名、育英高校からは生徒会3名、神戸野田高校からは生徒会2名が実行委員として参加しました。自己紹介のあと、役員決め、今回のテーマ、今後の大まかな予定について話し合われました。今回のテーマは、「&…(アイアン)」になりました。KJ法をつかってたくさん意見を出し合い、鉄人のアイアンや愛などにかけて「」、「…」は「soul」や「people」などを組み合わせていくことを考えてテーマを決めました。次回実行委員会は1月18日(月)に開かれる予定です。

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平成27年12月14日 EUシンポジウム

今年もEUIJ関西主催で兵庫高校生を対象に「EUの専門家からEUと日本の関係を学ぼう」というテーマでシンポジウムが行われました。未来創造コース生に加えて、一般クラスからも希望者が参加し、例年通り同時通訳もしていただきながら3名の講師からEUの現状や課題について講義があり、活発な質疑応答がありました。今年の講演テーマは以下のとおりです。

「イタリアで見た不整脈治療の最前線:日本の医療との違い」大阪大学医学部附属病院医師 水野 裕八 氏

「EUと日本におけるアクティブ・エイジング」(英語講演)神戸大学大学院法学研究科教授 関根 由紀 氏

「イタリアとEU」在大阪イタリア総領事 マルコ ロンバルディ 氏

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以下、生徒の感想です。

私にとって近そうで遠かったEUについて学ぶことができたと思います。多くの争いを経験したからこそ発言されたであろうロンバルディさんの「平和は私たち人類にとって繁栄のための最強の道具である」という言葉はぐっときました。また、ロンバルディさんが貧しい国もEUに加入することに賛成だ、と言っていた理由が一時的には問題がおきるが長い目で見ると加入した国にとってもEUにとっても良いことがあるから、というものだったことには驚き、大きな視野で物事を見ることは大事なことだと思いました。EUのことを学ぶと、地域統合のメリットやデメリットが見えそうだと思いました。アジアにおける日本の役割について考えてみたいと思います。

今までは留学は“いつかするかもしれないもの”というイメージだったけれど、今回の講演でそれがより近いものになったような気がします。また、全体を通して日本は恵まれていると思いました。医療に然り、政策に然り、進んでいる部分が多いのにEU諸国の本当の実態は、宗教や文化の面などもあり、理解できないだろうと思いました。でも、日本と比較して聞くことで、例えば労働などにおいて、EU諸国の課題だけでなく日本の課題についても知ることができたと思います。第二次世界大戦は、ヨーロッパ諸国にとっては、強さを失い、首長が会談をすることによって平和のもとで社会を築くという新たな考えが生まれたので、ネガティブな影響だけを及ぼしたわけではないという話を聞いて一見悪影響だけを及ぼすようなことも、思いがけず良いことをもたらすこともあるのだと知ることができました。

普段は聞くことができないヨーロッパやイタリアの話、また実際にイタリアの方の話を聞くことができ、とてもいい機会になりました。初めてのトランシーバーを使う事もできました。私が一番印象に残っているのはマルコさんの話です。日本に住んでいると、物や人が自由に他の国に入ったり出たりすることは想像できません。しかし、EUにとってはこのつながりが重要な役割を果たしていて、それぞれの国の繁栄のためになくてはなりません。それは古代のローマや戦争のときのような支配する形であってはいけません。平和の中にあるからこそ意味があるという話です。グローバル化が進んでいる今、EUだけでなく世界各国でこのつながりのあり方が大切になってくると思いました。

3つのテーマ、3つの言語、3人の講師の先生方の講演を通して、EUに対して多様な角度から見ることができた。歴史から社会問題、宗教観に至るまで沢山の知識や考え方を得ることができ楽しかった。EUについての講演が中心だったが、その中で、客観的に海外からの視点に立って日本を見ることができた。死生観に関しても、医療に対するイメージにしても日本とイタリアの違いが明確に出ていてお互いのメリットやデメリットなども考えられた。高齢化問題に関しては、単なる出生率の低下だけでなく、労働問題や経済を背景にして、また発展途上国でも高齢化が進むというのはすごく興味をひかれた。イタリアの関係者が多く「EUとイタリア」というイメージも深く残ったが、EU機関でも考え方が違うかったり多様性のうえで全ての国の犠牲の上で、統一を目指すというのは初めて知って驚いたうえ、お互いの文化などを大切に寄生する考え方が素晴らしいと感じた。

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平成27年12月14日創造基礎B 実践活動「銭湯組合への提案」

兵庫県公衆浴場業生活衛生共同組合事務所において、「外国人で銭湯で交流しよう」というテーマで研究している2班が、組合の定例会で、外国人利用客増加をねらいとした提案を行いました。11月の県内のALTを招いておこなったワークショップから出た意見を踏まえて、複数の提案を準備し、この日に臨みました。同組合の理事長 月山昇商氏をはじめ15名の各地区の支部長の前でこれまでの研究のあらましを口頭発表し、各銭湯内のガイドマップ「BATH♨GUIDE」や学生料金、萌えキャラの提案を行いました。以下は生徒の感想です。

今日、兵庫県の銭湯組合に行って、これまでの活動の発表と提案に行きました。中間発表のときから組合に行こうと決めていたので、とても緊張しました。活動の発表のあと、1番の目標である外国人の利用者を増やすために、「BATH♨GUIDE」という外国人向けに各銭湯でテーマパークのようにわかりやすいパンフレットを作るという提案をしました。実際に見本のパンフレットも作りました。経営者の方々に直接提案できる貴重な機会だったので、他にも今まで考えた案もすべて伝えました。学生料金と、キャラクターを作るという案です。値段設定では、小人料金と大人料金で約3倍の差があるので、間の学生料金を作れば私たちの世代が利用しやすくなるのではということを言いました。キャラクターについては、組合のゆるキャラである「ゆねこ」の発信をもっとしていくことや、銭湯の萌えキャラというものを新しく自分たちで考えて提案しました。どの提案も、組合の方々に受け入れてもらえるかとても不安でした。けれど、ちゃんと話を聞いて下さり、自分たちが言いたかったことをたくさん言うことができました。この提案が、これからどうなっていくかわからないけど、少しでも銭湯を盛り上げ、外国人が銭湯を利用するきっかけになればいいなと思います。

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今回の活動では僕たちがずっと前から計画していた銭湯組合を訪問し、続けてきた研究の発表と提案をしました。まず、僕たちの提案を真摯に受け止めて下さったことが嬉しかったです。値段設定の変更などは正直、難しいだろうと思っていたので、考えて下さると聞いたときは驚きました。また、萌えキャラとして「湯上がりのぼせ子」も気に入ってくださったようで本当に良い活動となりました。また、発表の後、初めて組合としての意見を聞くことができ、勉強になったこともありました。思っていたよりも、皆さんはマナーとかよりもお客さんに楽しく安全に入ってもらうということを優先しているようでした。また、二酸化炭素の排出量の面からも銭湯の良さを考えるという新たな意見も頂くことができました。このように、組合の方々ともっと話す機会がたくさんあれば、僕たちの研究ももっと良いものになっていくのかなと思い、改めて社会科学の研究の難しさを感じられる良い経験になりました。

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平成27年12月13日グローバルリサーチ OWF実行委員会

大阪国際交流センターにおいて、グローバルリサーチ受講生2名が、「第8回ワンワールドフェスティバル for Youth実行委員会」が開かれました。今回はプログラムの確認と15秒CMの撮影をしました。以下は生徒の感想です。

第8回ワンワールドフェスティバル実行委員会に参加してきました。主にプログラム内容の共有や15秒CMの撮影などを行いました!15秒CMの撮影は早口でも噛まないようにする、雑音が入らないように部屋の外で待機するなど中々大変でしたがどのプログラムのCMも良い物ができたと思います。午前中には当日のボランティアとの打ち合わせも行いました。様々な人と協力してプログラムを作り上げているのだと感じました!あと少し、頑張ります!!

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