平成28年2月24日創造基礎・応用ⅠL FW「G7神戸保健大臣会合開催200日前フォーラム~感染症との闘い~」

神戸国際会議場国際会議室において、未来創造コース1期生(2年)1名と未来創造コース2期生(2年)4名が、「感染症との闘い 神戸・ひょうごから、グローバル・ヘルス・ガバナンスを考える」フォーラム参加しました。グローバル化の進展により、エボラ出血熱などの感染症が急速に広がる可能性が高まりました。その対策としてグローバル・ヘルス・ガバナンスとして、WHOや各国政府がどのような取り組みをすべきかを考えるフォーラムでした。シエラレオネ政府担当者および病院医師によるエボラ出血熱への対応に苦慮したお話と、WHOの取り組みについて、WHO本部の方から詳しいお話がありました。最後にWHO神戸センターのアレックス・ロス所長に挨拶をし、お話をさせていただきました。

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〈生徒の感想〉

今日のグローバル化は感染症においても例外ではなく、国際規模での健康管理が問題となっている。今回はそうした問題ついての貴重なお話を頂いた。全体を通して強く言われていたのが、ローカルとグローバルの繋がりだ。感染症が発生した場合、地域社会と国際社会が協力し対処していかねばならない。そこで欠かせないのが、ローカルコミュニティとグローバルコミュニティにおける信頼関係だそうだ。それは最終的には個人と社会の信頼関係、とも捉えることができるだろう。そこで気になったのは、情報提供についてだ。未知の感染症に対して、私たちは恐怖する。WHOの方は過度に恐怖を与えないような形で情報を提供していきたいといっていたが、メディアなどの報道も重なり、どうしても私たちは恐怖してしまうだろう。そこで大切なのは、本フォーラムでもいわれていたが、感染症を過度に恐れず、侮らないこと。加えて、私たち個人の情報リテラシーも大切であると感じた。

今回のWHOの講演会ではいろいろなことを学ぶことができた。4人の方にお話を伺い、共通に言っていたことは「地域のコミュニティが低かったので地域社会と病院が繋がることは大切」だという事だ。2014年頃に流行ったエボラ出血熱は知識がない、検査するのがとても遅い、埋葬の習慣の違い、などが挙げられていたが、地域のコミュニティが低いので監視システムが弱かったり、学校に行かず家にこもっていた人もいたそうだ。それにより、地域の人たちとヘルススタッフの信頼関係はあまり良くなかったそうだ。このようにして、エボラ出血熱が大流行したと言っていた。これは感染症だけでなく、日常生活でも当てはまると思った。自分から積極的に人と関わると、他人のまた違った意見を知ることができる。また、今、自分のまわりに何が起こっているのかが手っ取り早く知ることができる。このように周りの人とコミュニティを取ることは積極性を養うだけでなく、医療の場でも役立っていると思った。とても、衝撃を受けた。今回、学んだことを今後の生活に生かしていきたい。

まず今回のフォーラムに参加させていただいて、本当に良かったと思いました。神戸センター長、エボラ熱を現地で治療した医師の方などの講演を聞けて、他では絶対経験できない貴重な体験でした。エボラ熱が流行した時はさすがに知っていましたが、今問題になっているジカ熱のことはあまり知りませんでした。それが脅威になっているという話を聞いて驚きました。私はまたまだそういった情報を知らなかったようです。質疑応答の時間、どうすれば対策できるかという質問に対して、講演してくださった皆さんが「まず情報を知ることが一番だ」とおっしゃっていました。知らなければ防ぎようがない、その通りだと思うので私も世界のニュースにアンテナを張っておかないといけないと思いました。

今日、WHOの「感染症との闘い」というフォーラムに参加した。所長のアレックスさんのお話でジカ熱という言葉を初めて聞いたような気がしたので、もう少し世の中の動きに着いて目を向けるべきだと感じた。第一部のお話ではグローバル・ヘルス・ガバナンスや様々な感染症について知ることができた。グローバルな現代社会でどのようにして感染症の流行を防ぐのか、それは多くの国家が協力して様々なことを一元化・一本化することが重要だと思った。そのグローバル・ヘルス・ガバナンスをする上で、ローカルでのヘルスサービスが十分にされることが必須だということを知った。第二部のお話はエボラ出血熱についてだった。あまり知ることが出来なさそうな現地のことについて知れたので良かった。現地の人々はWHOのスタッフから感染すると考え治療を拒んだり、情報が回らなかったりしたことでエボラ出血熱が流行したそうだ。知識や資金、設備や人も無く対応まで時間がかかったことも原因の一つだそうだ。そのためあらかじめ計画を立てることが大切だと言っていた。また現地の人々の信頼を得ることも重要で、WHOのスタッフが一方的に行動するだけでは受け入れられにくいのだと感じ、簡単にいくことではないなと思った。ひとり一人が健康や感染症について関心を持つことが大切だと感じた。今後地球温暖化の影響などで感染症の流行する地域が広がることが懸念されている中で、感染症は他人事ではないと思った。

今回のWHOのフォーラムでは、4人の方のお話を聞きました。感染症のお話をしていただきました。ジカ熱というのが今流行しているらしく、ニュースで少し聞いたことがあるなという程度だったのですが、症状やどれだけ拡散しているのか聞くことができました。韓国で出た人がてできたそうなのですが、その人は仕事で海外に行っていたそうです。その国が、どれだけ衛生的であっでも、安心したらダメなんだなと思いました。また、エボラ出血熱で流行っていた時の現場のお話も聞きました。その中で情報の大切さを知りました。それも正確な情報です。マスメディアの過剰な表現も問題視されていました。けれどもそのような正確な情報を得るためには、病院を信頼することが大切だということがわかりました。また、これらの発表は初めの方以外英語で、同時通訳で私達は聞いていましたが、会場の方で質問をされていた方々は、ほとんどの人が英語で質問していました。その姿にすごく感銘を受けました。そのため、英語をしっかりと話せるようになりたいと思いました。

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平成28年2月24日RRE 外国人留学生との交流

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、未来創造コース2期生(1年)が、兵庫教育大学の外国人留学生と「Japanese Immigration Policies and Public Opinion」というテーマでワークショップを行いました。前日の発表をもとに修正を加え、留学生に班の意見についてプレゼンテーションを行い、その後留学生の意見を取り入れながら、改めて班の意見を発表しました。

外国人留学生の出身国:ソロモン、インドネシア、ガーナ、イタリア、中国、台湾

〈生徒の感想〉

I didn’t know about immigration before this class. But I learned about foreigner opinion and Japanese opinion. When I began to research about immigration, I agreed with accepting immigrants. But I changed my opinion through this activity. I think it is difficult to accept many immigrants for the first. So Japanese government must set some rules. For example, the foreigner who has some special skills for job, or much money and so on. I have been interested in immigration through this class. And I learned foreigners’ opinion from exchange students and Japanese opinion from our class mates. I think it is very important to know difference between foreigner opinion and Japanese opinion.

I enjoyed talking with a foreign student in Japan. I couldn’t speak English well but I was helped by foreign students’ kindness. So I could learn Ghanaian culture. It was fun for me to talk with a foreigner. We had a discussion about Japanese immigration issue. Albert (foreign student) said “Japanese population is decreasing now. That’s why Japanese economy is decreasing too. Immigration can be a solution to this problem. If immigrants come to Japan and get marry with Japanese and have more babies, Japanese population is increase and Japanese economy get better.” We were surprised to know that Albert was well informed about Japanese internal conditions.

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I think immigration problem is very difficult and complex. Japan’s work force is decreasing now. It will be bad. So, we should accept immigrants. But immigrants may make Japan’s peace bad. This is just the problem which has no answer. I thought Japan shouldn’t accept immigrants before this class, but I could see various opinion about immigration problem after the class. Especially, if we accept immigrants, they will bring foreign culture. This opinion made me wake up. I saw only Japan’s views of immigration problem. The press of Japan is always reporting bad news of immigration problem. So I couldn’t find this easy thing. However, there is the difficult thing I couldn’t find. It is difficult for immigrants to buy something in Japan. Japan’s prices are expensive. Immigrants will not be able to buy something Japanese want. What is more, Japan’s rent is also expensive for immigrants. Even 40,000 yen is very expensive for immigrants. Japan’s workforce for the future is very important. We should think and discuss this problem.

First we are totally against immigration policy because if Japan accepts immigrants, loss of Japanese culture by them, the public order get worse, terms of employment get worse and cost of social security increase. We thought them to be bad in Japan. But after discussion against immigration policy however, we think we should be friendly to foreigners. Because we noticed that the immigrant has influence that is good for Japan. For example, “new industry and service happens by cross culture”, “a wage falls down” and “increasing birthrate measures”. We thought these are very good for Japan.Beside Japanese respect each other in society. Japanese imitate each other’s good places and are good; I think that’s social. Therefore we thought that we might have to be improved to make the livable country. The foreign student said “classification of the garbage is difficult.” We thought that improvement was necessary there.

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The theme this time ‘Immigration Policies’ is very difficult. I had difficulty understanding and researching on them. I thought that Japan shouldn’t accept immigrants because I thought that Japan don’t improve the social environment to accept them. But my opinion and view were changed in this discussion. I actually heard the opinion from overseas student (our groups student is Chinese woman). I found that the viewpoint is different from our viewpoint. She said, “Japan has a good social environment.” I was surprised at that. I had thought Japan was hard for immigrants to live and work. She told us the environment in Japan is enough improved. However, she also said, “there is a case which immigrants work and work but there wage is cheap.” Their aim is learning a high technology but they can’t learn the technologies. Therefore, I thought the Japanese government must improve the social environment which they can work appropriately.

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平成28年2月23日RRE 「Japanese Immigration Policies and Public Opinion」発表

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、未来創造コース2期生(1年)が、RREの授業で「Japanese Immigration Policies and Public Opinion」というテーマで英語の発表を行いました。ディベートで出た賛否の意見をまとめ、各班で日本が移民に対してどのような態度や施策で対応すべきかを発表時間10分、質疑応答5分で行いました。

次回は兵庫教育大学の外国人留学生に来ていただいて、同テーマでワークショップを行う予定です。

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平成28年2月21日創造基礎A FW「グローバル寺子屋講演会」参加

大阪大学大学会館講堂において、総合科学類型4期生(3年)1名と未来創造コース2期生(1年)1名が、グローバル寺子屋薮中塾主催無料講演会「私たりのその先~世界に挑む若者へのメッセージ~」に参加しました。元外務事務次官・薮中塾塾長の薮中三十二氏からは、「脱日本的発想」でグローバル化への対応していくために、個を重視し発言・ロジック・目立つことが大切であると話されていました。元国連PKO武装解除担当官・日本紛争予防センター理事長の瀬谷ルミ子氏からは、世界の紛争に日本がどう向き合うのかを「選択肢」と「行動」というキーワードに沿ってでお話をされました。また、瀬谷氏はグローバルで活躍できる人材は、所属・役職を越えてボーダレスに行動できることが求められると話されていました。以下は生徒の感想です。

2週間ぶりに聞いた薮中さんのお話はやはり引き込まれた。この前の授業と同様に疑問や怒りを持ったり、議論しようとする力の大切さを感じた。瀬谷さんのお話のキーワードは選択肢と行動だった。現場の人だから感じることを教えていただいた。特に紛争は変化・進化し続けているのに、解決する側やそれを助ける側は変わっていなくて、追いついていないらしい。やはり変化する今、きちんとした対応力が求められていると感じた。その上で、心に引っかかったことは、2つある。1つ目は日本人が考える紛争に対する選択肢が少ない、ということだ。祈りの平和だそうだ。それを新しい平和構築を目指すようにしていかないといけない、と。現地の人は日本がどう復興したのか、など日本に期待や希望を抱いているらしい。瀬谷さんはそれが日本の希少価値を示していると話されていた。日本にしかできないこと、約70年の平和とともにできることがあるのだと驚いた。2つ目は教育だ。今回は教育について様々な意見を聞いたように思う。まず紛争地域の教育。瀬谷さんは、現地の子供たちは、教育を唯一人生を変えられる手段だと思っている、と話されていた。その言葉が印象に残っている。現地の教育を調べてみたいと思った。また質疑応答を聞き、実務的に学ぶことと、その他の方法で学ぶこと。そのバランスも今後の活動において大事だと思った。

瀬谷さんの紛争予防プロセス

1.現地の人に何を目指しているか説明

2.避難民の衣食住確保

3.心のケア

4.避難民キャンプの子供たちを守る

5.人材育成→警察・地域の住民の意識改善

6.再び紛争が起こらないように、異なる人種同士の交流 例:清掃活動(和解のための…と決して言わない)

7.住民が住民の力で地域が変化

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平成28年2月20日 創造科学科1期生 合格者説明会

未来創造コースが改編され4月からスタートする創造科学科1期生として、昨日2.7倍の難関を突破した40名が集まり、合格者説明会を行いました。内容は以下のとおりです。

1.校長挨拶   学校長  冨田 哲浩

2.創造科学科1期生としての心構え   創造科学科推進委員長  大澤 哲

3.創造科学科1期生へのメッセージ   京都大学理学部2回生  清山 功太郎

(総合科学類型2期生)

4.当面の日程と課題   SGH推進委員長   大前 吉史

5.先輩との交流会

未来創造コース1期生・2期生の先輩との交流会

例年通りの日程であったが、今年は総合科学類型4期生である現3年生で、先日発表のあった国公立大学推薦入試・特色入試・AO入試で合格した3名(東京大学法学部・京都大学教育学部・神戸大学発達科学部へ進学予定)が参加して、3年間の学びの成果を踏まえて創造科学科1期生にメッセージを送ってくれるというサプライズもあり、合格者の中学生も合格した喜びとともに、これから始まる3年間に期待を膨らませることができました。最後に、グループを作って恒例の先輩との交流会を開き、先輩が音頭を取って中学生の緊張を解しながら、未来創造コース、そしてこれから始まる創造科学科での高校生活についての話をしたり、中学生が抱いている期待や不安を聞いたり、質問に先輩が応えたりしながら、和やかな時間を過ごすことができました。また、今年は多数の保護者の方も来校され、交流会の時間には本校教員ならびに3年生や卒業生と話し合う機会を設けて、兵庫高校ならびに創造科学科について理解をしていただくこともできました。

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平成28年2月17日創造応用ⅠL 「最終発表会」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、未来創造コース1期生(2年)の文系選択者が国際問題に関する課題研究を英語で発表しました。発表時間7分、質疑応答3分で行いました。今回お世話になった大阪大学大学院の院生3名も出席いただいて、質疑と講評をしていただきました。以下は生徒の発表タイトルです。

・「Water  problems  in  Ethiopia」(エチオピアにおける水問題について)

・「Measures  for  tuberculosis  in  Papua  New  Guinea」(パプアニューギニアに於ける結核対策)

・「The  project  to  improve  teacher’s  academic  ability  in  Guatemala」(グアテマラ教員学力向上プロジェクト)

・「Water  pollution  in  Tonle  Sap  Lake」(トンレサップ湖における水質汚染について)

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・「The role of the government and NGO for child labor in Nepal」(ネパールにおける児童労働についての政府とNGOの役割を考える)

・「Japanese support of refugees by “Resettlement  Programs”」(第三国定住で進化する日本の難民支援)

・「Drug  resistant  germ  problems  in  Vietnam」(ベトナム農村部の水環境改善による薬剤耐性菌蔓延防止への考察)

・「The  refugees  acceptance  in  Japan」(日本の難民受け入れのあり方を考える)

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大学院生のふりかえり

まず、プレゼンテーションの注意点として、1)参考文献の書き方は型通りにすること、2)専門用語が多かったので常用の言葉で表現すること、3)示した表が小さくて見えないので拡大するか自分で作り直すこと、4)スライドとペーパーは同じものにするべきでアニメーションの多用は禁物。提案について、自分なりの提案となっているか、すなわち高校生ならではの発想や文化を取り入れたものにしてみると面白い。また、身近なことや地域での取り組みを発展させるのもいいかもしれない。ただし、論議の文脈にそった提案でなければいけない。さらに、日本の取り組みが必ずしも正しいわけではないので、当事者や当事国の視点に立てるように自分の視線の位置を変える必要がある。院生自身にとってよかったことは、自分の課題テーマを振り返るきっかけになり、やはり本当にやりたい課題に取り組むべきだと感じたことや、教える側の気持ちがわかり授業の楽しさを感じることができた。

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平成28年2月16日創造基礎B 自然科学分野「最終発表会」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、未来創造コース2期生(1年)41名が神戸大学大学院人間発達環境学研究科の院生との共同研究の発表を行い、その最終発表会を行いました。院生ゼミや神戸大学での実験・実習、神戸高校総合理学科との合同発表会を経て、院生のご指導のもと、半年間の研究成果を発表しました。同大学院の伊藤真之教授と大学院生6名(2名欠席)に出席いただき、質疑と講評をいただきました。以下は生徒の発表タイトルです。

1班 山田ゼミ「学生Yからの挑戦状 謎の物体を見破れ!~蛍光X線による原子の分析~」

2班 勝原ゼミ「そっくり!!ハチとハナアブ何が違うの?~花に来る虫からわかる昆虫生態~」

3班 葉山ゼミ「薄型フォースセンサを用いた把持力の測定」

4班 橋爪ゼミ「水を見るだけで生き物が分かる!!~環境DNAを用いたアユの産卵期の研究~」

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5班 寺元ゼミ「握って測ってひずませて ~ひずみゲージによる把持力の測定~」

6班 立石ゼミ「宙から降りそそぐ宇宙線~宇宙線を実際に観察しよう~」

7班 西村ゼミ「Let’s ぽよぽよ ~高分子素材『アルギン酸ナトリウム』の利用~」

8班 成清ゼミ「CC法であの大スターMの肌年齢を調べよう!! ~クレーターカウンティング法による月面の年代調査~」

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以下は大学教授や院生のコメントの抜粋です。

高度な内容の実験によく取り組んでいた。大学院生などから説明を聞いたとき、納得できるまで質問したり考えたりする姿勢が大切だと思う。

結果を示した表は何を示しているのか読み取りにくいため、グラフなどで示す方がよい。なお、グラフの縦軸と横軸の単位は明記してください。

計算式の意味について、しっかり理解してほしい。

薬品や材用を入れる順番が大事だと思うので、そこも考察してみたらよいと思う。

同様の研究はないのか。実験方法がどういう点で新しいのか、あるいは優れているのかをもっとアピールしよう。

実験結果と考察を混同していないか。結果をまとめ、その結果がなぜ得られたのかについ深めてほしい。

たくさん実験をしたが、発表の中では「これは面白い!」といえるものを1つ絞り込み、力説するほうがよい。

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平成28年2月7日グローバルリサーチ FW「ワンワールドフェスティバル」

グローバルリサーチ受講生(1年)6名が大阪の関西テレビ周辺で行われたワンワールドフェスティバルに参加しました。授業でお世話になったJICAや東京研修でお世話になった国連UNHCR協会、味の素や外務省やたくさんのNGOのブースを訪れ、熱心に話を伺いました。様々な分野でグローバルに活躍されている方々からたくさんの情報を得ることができ。今後の課題研究に大いにプラスになることでしょう。

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〈生徒の感想〉

今回の活動では多くの国際企業と話すことが出来ました。研究のテーマが企業の国際的な取り組みについてだったので、すごく研究のためになる資料がそろっていました。中でも“UCCコーヒー”と“味の素”の取り組みについて詳しく聞くことが出来ました。UCCコーヒーは割と近いところに企業があるので、研究に協力してもらえたらいいなと思いました。ASEANなど企業に大きな影響を与えるものに協力している団体も多かったので、様々な視点から国際問題について考えることが出来ました。普段は食べることのないベトナム料理も楽しめました。ダイバーシティ、インクルージョンについては、まだまだ調べるべき点が多いと感じました。またP&Gがダイバーシティを行っていると聞いたので、また調べたいなと思いました。名刺をいただいたり、資料もたくさんいただいたので、すべて目を通して気になることについて、これから少しずつ調べて次の活動につなげていきたいです。とても有意義な時間でした。

今回一番印象に残ったことは、味の素で聞いたお話です。味の素は、ガーナなどの栄養不足が問題となっている地域でアミノ酸の知見を活かし、「KOKO Plus」という製品を開発しています。これは、現地の離乳食にふりかけるだけで手軽に栄養が補える、と言ったものです。これを試食させてもらったのですが、きな粉のような味でクセもなく、とても食べやすかったです。また、これは原地の大豆などを使っており、ガーナの食生活や味覚も考慮して作られているそうで、原地を中心に考えているのがとても良いし、手軽に買えて高栄養というのも大きなメリットだなと思いました。他にも、ヤマハがモーリタニアで造船技術の支援をしたり、住友生命によるサンゴ礁の復活プロジェクトを行っている写真など展示がありました。私の研究テーマの参考になるものがたくさんあったので、とても勉強になりました。このワンワールドフェスティバルで得たものをこれからの研究につなげていきたいです。

色んな所からたくさんのパネル展示があってすごく勉強になった。国際協力に関する所が多くて現在行っている国際協力の内容など詳しく話を聞くことができた。私の研究テーマはASEANの投資状況についてだが、少し研究テーマから外れた内容が多かったが、色んなジャンルがあったため、新たな発見がたくさんありとても充実した。経済についてだけでなく、国際協力についての興味も持ち始め、もっと知りたいと思った。フェアトレード商品を売っている所も多く見られたが、それと手に取る人はほとんど見られなかった。実際に自分も手に取る勇気が無かったのですごく残念に感じた。もっと人々に買ってもらえるようにするのにいい方法はないか…。ということにも考えるいいきっかけとなった。外の公園でやっていた屋台にも足を運び、色んな国の食べ物を食べることができた。どの国の食べ物もすごく美味しくてそれぞれの良さがあった。もっとこういった機会が増えると嬉しいと思った。

自分たちの研究テーマとは少しズレていて、基本的に“国際協力”が大テーマだったけど、思っていた以上に沢山の企業や団体が様々な視野から国際協力をしていたことに驚いた。例えば「抱きしめる」という行為で人の貧しい心を救った女性の話や、NGO団体を地方自治体が連携して取り組む話は、より国際問題に興味がわくきっかけになった。また、関テレ外の公園で行われていた沢山の民族料理ブースも、以前行った高校生向けのワンワールドフェスティバルの時より本格的で、名前も聞いたことのないような食べ物が多かった。挑戦できなかった料理もまだまだあったのでぜひ本場で食べてみたいと思った。

めっちゃいっぱいの企業や組織があって、資料いっぱいもらえたし、学校をつくるところとかの話聞けてすごくさんこうになりました。味の素の人では東京研修の人もいてたくさん話も聞けて良かったです。私は発展途上国の教育を今テーマにしているけど、教育のテーマの中で広がって子ども兵の話とか貧困、水の話だとか、いろいろ案が思いついたので良かったです。

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平成28年2月6日創造応用ⅠL 第3回高校生「国際問題を考える日」発表

大阪大学吹田キャンパスコンベンションセンターにおいて、未来創造コース1期生(2年)7名と2期生(1年)9名、グローバルリサーチ受講生(1年)9名が、兵庫県教育委員会・大阪大学共催第3回高校生「国際問題を考える日」に参加しました。うち、コース1期生5名はポスターセッションにて発表を行いました。今回はSGH7校およびSGHアソイエイト3校に加え、計22校、260名余りが参加しました。大阪大学グローバルコラボレーションセンター特任准教授の敦賀和外先生に「ジブンゴトとして考える国際問題」というテーマで基調講演が行われ、「Do the right things」ことが重要であることをお話してくれました。パネルディスカッション『高校生は国際問題をどう捉えているか』では、大阪大学教授教育担当副理事の松繁寿和先生のコーディネートのもと、大阪大学連携校から高校生(県立伊丹、県立国際、県立長田、県立北摂三田)4名が参加しました。ポスターセッションでは兵庫県・徳島県・高知県・韓国から16校、40タイトルの参加がありました。講評は大阪大学経済学研究科教授の佐々木勝先生からいただき、研究目的の重要性やフィールドトリップで得たデータの有効性、データを読む力が大切であるとお話してくれました。

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〈本校生徒ポスタータイトル〉

・ネパールにおける児童労働についての政府とNGOの役割を考える

・トンレサップ湖の水問題

・グアテマラの教師の問題

・ベトナムにおけるリサイクル水利用の活用に向けた考察

・エチオピアにおける水問題について

〈生徒の感想〉

国際問題を考える日。しかし、何故わざわざ国際問題などという日常生活に関わりの薄いことについて考えねばならないのか。答えは、本日基調講演で敦賀先生がおっしゃった「the right things」を実行するためではないだろうか。正しいことをする。当たり前だと感じるかもしれない。しかし、正しさとは何か、それを考えた途端、この言葉は当たり前の事実から答えの無い難解な問いへと変貌を遂げる。正しさとは個々の主観の上にのみ成立するものであり、普遍性を獲得するのは困難だ。しかし、私達はより普遍的な正しさを求めなければならない。そこで国際問題について考える意義がはっきりとしていく。国際問題とは、沢山の国が絡んだ複雑な問題である。各国の事情が絡み合いながら、それでも確かに問題の解決を求めて、少しでもより正しい対策を取ろうとする。そこで目指される正しさとは、世界における正しさであり、普遍的な正しさに近づこうとしているように感じる。また、そうした複雑な問題について考えることで、個々の思考力は増し、さまざまな意見を吸収することで、自らの人格を醸成させていける。このように、今考えられている正しさに触れると共に、自分の中でしっかりとした芯を作る。そこから、一人一人の「the right things」を見つけ出し、実行していけるようにする。それが、今回の会が意図するものであり、最初に述べた問いに対する答えではないか、そんな風に今日一日を通して感じた。そしてこの事は、今日の会だけでなく、コース文系に於ける活動全体についても言えることだろう。

ポスターセッションで自分が発表したときは、答えられなかった質問などもあったため、時間があれば調べ学習を続けたい。用語の解説や写真などもあればよいとのアドバイスを受けたので、最終発表ではそれらも追加したいと思う。また、どんな質問がきても動揺せずに受け答えできるようになりたい。

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今回の国際問題を考える日で、私は今までしてきた自分の研究をポスターで発表しました。今までポスターでの発表はしてきましたが、どれもグループ研究で、個人では発表したことがなかったので少し緊張しました。質問をされたときのために資料をしっかりと用意し事前に読み込むということをしたので対応ができました。今回は発表だけでなく、他校の研究活動の発表も見ることができました。韓国の学校からきている方々、また日本人であっても英語の発表をしており、質問に対しても英語で対応していたので私も英語で対応できるようになりたいと思いました。最終発表では、英語で発表しますが英語で質問がきたときも対応できるようにしたいです。

私は、この高校生国際問題を考える日に参加して得るものがとても多かったように思います。このような場でひとりで発表するのは初めてでどうなることかと思いましたが、順調に進み、自分に足りないところや、逆に自分の良かった点が浮き彫りになったので充実した1日になったなと思いました。また、この日で見つかった新たな課題や不足しているところを、出来るだけ埋めて最終発表に挑みたいなと思います。

聴衆として参加して、色々新たな発見、意見を持つことができました。私は今まで途上国の貧困の削減援助をする方法として援助金を出すことをぱっと思いついていたけど、Qドラム、ライフストロー、100ドルパソコン、ソーラーランタン等の物作りで援助するほうが本当の援助になるんだろうなと思えるようになりました。パネルディスカッションで同年代の人が関心を持っている話題を知るというところでサイバーテロと日韓関係に私はあまり関心がなかったけどパネルディスカッションで興味を持ったので今回の研究テーマが終わったころにはちょっと調べてみたいと思いました。人によって発表の仕方が違ったけどパネルのつくり方とかは前半の子たちが分かりやすかったけど後半の方がしゃべりが上手で、ただただ資料を読むだけじゃなくて、話に工夫があったところがいいなと思いました。私たちの身近なことに関連したこと方が聞く側からすると関心がわくから自分が発表者になるときこそ工夫しようと思った。ポスターセッションではやっぱり目立つポスター、珍しい題名やとどんなんやろうと思えるからまずポスターデザインが大切やなと思いました。内容も自分に身近なことやとすごく興味もてるし、内容が大事やと思いました。図や表などをインターネットからひろってはりつけるだけじゃなく、中学生とかが見て分かるように書き加えたり、アレンジしたりするほうがいいなと思いました。また、現地に行ってとった写真をはりつけるとより説得力が増すなと思いました。私が一番良かったと思ったのはA21のNPOができるカンボジアの教育改善の発表で改善点とかは私が思いつくようなものと同じだったけど、良かった点としてカンボジアに実際に行ってカンボジアで買った教科書とかを資料として見してくれて、カンボジアの教科書の問題点を自分も見れることができてすごく納得できたのが良かったです。質問に答えるのは(特に大人の)けっこう大変やなと思ったけどそれに答えれるくらい深く調べる必要があるんだなと勉強になりました。私も大学とかで発表してみたいなと思いました。

※高校生「国際問題を考える日」は、平成25年度に大阪大学大学院国際公共政策研究科と兵庫県立兵庫高等学校の主催により第1回が開かれ、昨年度に大阪大学と兵庫県教育委員会が締結した連携協定に基づき、第2回が開催されました。

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