平成28年3月7日創造基礎・グローバルリサーチ FW「歩いて発見!長田の”カタチ”」

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3月7日に未来創造コース2期生6人とグローバルリサーチ選択者2名が駒ヶ林駅から兵庫高校まで震災前の地図、震災の被害状況、現在の地図をもってまちを歩き、フィールドワークを行いました。大阪大学の澤木先生と松本先生に同行していただき、都市工学の観点から、法律の話も含めてまちづくりに関することを解説していただきました。

兵庫高校に到着してからは、学んだことを話し合いました。今後は今回学んだことを生かし、テーマを決定し研究を継続していくことになります。

〈生徒の感想〉

駒ヶ林から真野、御菅まで歩いて探索をしました。何回か行ったことのある駒ヶ林は、路地がたくさん入り組んでいるどこか懐かしい雰囲気のまちでした。次に真野に行きました。真野でも路地などがあって駒ヶ林と同じ印象を受けました。最後に歩いた御菅は、道が広く、建物もビルや新しい家などが多く、現代のまちだなと感じました。これらの違い背景には、阪神淡路大震災の影響がありました。駒ヶ林や真野に比べて〇〇は、火事の被害で焼けてしまいました。そのため、昔の家の面影はほとんどなく、最近建てたような家ばかりでした。歩いてみて私は、駒ヶ林や真野のようなまちの方がいいなと思いましたが、震災の背景を聞くことによって、仕方がなかったのだなと少し悲しくなりました。散歩をするだけでも、色々なところに気が行って、とても楽しかったです。これからの活動も楽しみなので、頑張っていきたいです。

今日はまち歩きを行った。三つの地区を歩いたが、いろんな観点から考えることができ、面白かった。その中で気になったことが3つある。1つ目は災害と都市計画の関係だ。駒ヶ林のまちなか防災空地、御蔵地区の震災復興後の町並みを見ると、2つの関係は深いと感じた。2つ目は境目についてだ。都市計画の地図を見ながら歩くと、産業ごとや住宅地によってはっきりと違いがあることがわかった。何気なく歩いていた町も違って見えた。3つ目はその土地に住む人だ。道やちょっとしたものから特徴が見えるような気がした。しかし行政が行っているものも多い。だからもっと地域の人が主体的に行うまちづくりが進めばいいなぁと思った。私が感じたのはこの3点だか、今日の参加した人の意見を聞くとまた違ってみえてくるものがあった。これをまとめて来年度へつなげたい。

今日は、長田の町を歩きました。初めて歩くところもあり、長田の新たな1面を感じたように思います。また、駒ヶ林には、これまでの創造の授業で訪れたことがありましたが、いつもとは違う目線で見てみると、感じるものもありました。全体的に、防災についてよく考えた町だと感じ、長田の町は地域の方々の繋がりが強いのだと感じました。兵庫高校に帰ってからのワークショップでの皆の意見は、自分と違うものもあり、面白かったです。これまで、町歩きをする機会もなかったので、今日はいい発見がたくさん出来ました!

今回長田の街を探索して、長田について知っていると思い込んでいたけれどまだまだ知らない事が沢山あるのだと発見できました。特に、狭い路地にいろいろな店があったりと、地域に根ざした物を多く見つけることが出来ました。これから色々な地域を探索してみたいと思いました。最後のまとめであまり積極的になれなかったのでそこを改善したいと思います。

今日のフィールドワークでは多くのことを感じることが出来ました。まず、今日歩いたような町並みは自分の家の近所には無く、とても新鮮でした。また、歴史を感じさせるような雰囲気が漂っていました。まとめのワークショップでは他の人が気付いたことも知ることが出来ました。例えば、震災当時の民家がそのまま残っていることに関して、残しているのは良いことだという意見と、崩れる危険性があるのであまり良くないという意見が出ました。一つのところをとっても、このように人それぞれ感じ方が違うということが分かりました。今日の活動を通して、町という漠然としたテーマを、道や防災といった細かいテーマに分けて見ることが出来て、この授業の具体的なイメージを掴めたと思います。

前回参加ができず、今回が初めてとなった大阪大学の都市工学フィールドワークですが、とても良い経験になりました。長田の町中を歩きながら気づいたところを書き出すという作業を通して、普段は気づかないいろいろなことを発見することができました。町中には震災などの被害を最小限に押さえるための工夫などを凝らした場所があった反面、使われてない空き地もたくさんありました。このような点を改善すれば、もっと良い町が作れると思います。最後のまとめ作業では、他のメンバーの意見もしることができ、よかったです。

今回初めてフィールドワークをやってみて普段座っているだけでは気づかないようなことをたくさん見つけることができたと思います。都市開発について調べていっている中で、実際身近な所で行われている計画を見ることにより、興味や関心がより深まりました。今回は長田の町でフィールドワークを行いましたが、知らないことばかりでした。神戸にはまだまだ昔ながらの町並みが残っていることに僕は一番感動しました。震災を経験し、復興した神戸のもう一つの〝カタチ″を見ることができたと思います。また、先生方がおっしゃっていたとおり区画整理についてもよく学ぶことができました。あそこまではっきりと分かれているとは思いませんでした。そして最後に行った意見の出し合いでは自分とは別の視点からの意見が多くあったので勉強になりました。意見の共有の必要性が分かりました。これからも続いていく都市計画についての研究で今回のフィールドワークの経験をいかしていけるようにしたいです。

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創造科学科1期生へのメッセージ

総合科学類型4期生のIくん(東京大学推薦入試法学部合格)からのメッセージです。総合科学類型は今年度の卒業生をもって発展解消しました。

「創造科学科」の名にあるように、みなさんは単に“作る”のではなく、“創る”ことが求められています。これは思った以上に大変なことで、これから研究活動を行っていく中でも改めてその難しさを実感すると思います。単なる調べ学習や先行研究のまとめではない研究をするというのは、高校生にはなかなかハードルが高いものです。しかし、そこで考えることをやめずに、地道に目の前の課題に取り組むことで、きっと自分だけの研究を創り上げられると思います。ここでは創造科学科での活動や研究に取り組む上で、意識して欲しいことを2つ挙げたいと思います。

1つ目は、失敗を恐れずに、挑戦することを大切にしてください。新しいことにチャレンジするとき、多くの人は、不安を抱いたり、自信を失くしたりすると思います。僕自身、模擬安保理(神戸大学)や全日本高校模擬国連大会(国連大学)に参加する前は不安を感じていました。ところが、最初の一歩さえ踏み出してしまえば、後は案外うまくいってしまうということもよくあります。また、新しいことに取り組んだ結果、失敗したり、恥をかいたりすることもあるでしょうが、「失敗は成功の母」という俚諺(りげん)もあるように、その失敗から得るものは大きいはずです。そもそも、進んで失敗しようという人はあまりいませんから、失敗はとても貴重な経験とも言えます。何かに挑戦するということは、成功・失敗のどちらに転んでも、自分の成長に資するものとなります。ぜひ、少しでも興味のあることには飛び込んでください。

2つ目に、活動を通して得られる人との出会いを大切にしてください。創造科学科で学んでいると、大学の教授や官公庁の方、他校の生徒など、学外の人と関わる機会が多くあります。一度きりのお付き合いとなってしまうことが多いですが、自分が興味のある分野の先生にはぜひ声をかけてみましょう。偉い大学の先生であっても、関心を持って活動している高校生に嫌な顔をすることはないはずです(もちろん礼儀はきっちり守りましょう)。僕の場合は、高校1年生の時にお世話になった神戸大学の先生に、3年間、色々な形で指導していただきました。そして、おそらくこれからもお世話になると思います。研究の第一線で活躍されている先生との交流は大変良い刺激で、学ぶべき点が多くあります。このように、様々な立場・考えを持つ人との交流が、創造科学科における活動の醍醐味だと思います。高校3年間で培った人脈はきっと一生の宝となるでしょう。

最後に、少しだけ進路の話に触れます。ただでさえ忙しい高校生活で、創造科学科の活動や研究をやっていて受験は大丈夫なのかと思う人もいるかもしれません。近年の大学入試改革の流れを受けて、大学側も推薦入試やAO入試といった方法で、意欲ある高校生を集めようとしています。したがって、研究活動が進路実現に結びつく可能性も十分にあります。とはいえ、入試のために活動を行う必要はありませんし、そのような目的で活動しても、長くは続かないと思います。あくまでも自分の知的好奇心の赴くままに、楽しみながら活動してください。

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平成28年2月29日 総合科学類型4期生 卒業

平成22年4月に設置された「総合科学類型」は、平成26年4月の「未来創造コース」への改編にともない、本日の4期生の卒業をもって発展改称しました。これまでお世話になった行政機関や大学、地域の方々にお礼申し上げます。類型1期生から培われた課題研究の取り組みが高い評価を得て、未来創造コースも平成28年4月より「創造科学科」へ改編されます。学校設定科目「創造」の今後の発展をご期待ください。

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〈総合科学類型4期生のふりかえり〉

兵庫高校総合科学類型における活動は、気づかないうちではあるが確実に身の糧となった。総合科学類型では、この社会の中で生じている様々な問題に目を向け、自らの力で問題を発見し、それを筋道立てて解決に導いていくという探究活動を経験した。具体的に述べると、文系に進み社会科学を選択した私は、「日本の教育現場における多文化共生のあり方について」というテーマで探究活動をし、グローバル化が進む今日の日本の教育現場における言語政策について考えた。その、問題を発見し自分の力で解決へと導く力は、他でもなく今日の社会において求められる力であると痛感する。今回私は大学入試においてその経験を活かすことができたが、そうでなくとも、そういった経験を若いうちからできたことは今後の人生においても大きな財産になることは間違いない。それらの活動の中で多くの人にお世話になった。この三年間の中で、各方面で活躍される方々から直接講義をしていただいくという貴重な経験を得ていたということは、未熟だった私は当時その凄さに気づいていなかった。しかし、その凄さが分からないままにも、新たな知識を貪欲に吸収しようと試みていたことは正しかったのだと今になって思う。また、こういった経験で築かれた人脈はかけがえないものであり、今後も大切にしたい。また、クラス替えが実施されないこの総合科学類型で、三年間同じ仲間と同じ環境に身を置き高校生活を過ごしてこられたことに感謝している。高い志を掲げる仲間に刺激され、また時には刺激し、互いに切磋琢磨しながら高め合えたことは大きな収穫だ。狭いながらも深い友人関係は、この先においても強く残り続けるであろう。最後になったが、総合科学類型担当として私たちに多くの経験を与えてくださった教員の皆様に心から感謝したい。三年間総合科学類型での学びを得たことで、問題を発見し自分の力で解決へと導く力が身についた。今回私は大学入試においてその経験を活かすことができたが、そうでなくとも、そういった経験を若いうちからできたことは今後の人生においても大きな財産になることは間違いない。また、活動の中で培った各方面で活躍される方々との人脈、クラス替えがなく三年間同じ環境で互いに高め合った友人との絆は今後も大切にしていきたい。(Sくん、京都大学 教育学部 特色入試合格)

この高校の特色クラスの特徴および得たことについて話をします。まず、他の高校と違う、兵庫高校の特徴は、“身近なこと”について“自分から”問題提起し、解決策を探ることです。例えば、町の活性化のためのアイデアを考えて、フィールドワークを行ったり、教科書の内容について詳しく調べ、実際に実験するなどです。また、文理混合クラスであるため、幅広くいろいろな見方や考え方を知り、より分かりやすく伝える技能も身につき、協力することの重要性も感じることができます。これらのことは、今後の私たちの“やりたいこと”を見つけるためのきっかけとなったり、私がそうであったようにAO入試で研究発表を行うこともできます。いろんなことに興味関心を持ち、高校生レベルで多くの経験ができます。是非とも多くの人たちにこのような経験をして欲しいと思います。最後に、高校時代を終えて感じることを書きます。高校ではいろいろ“選択”する場面に遭遇します。とことん悩み、後悔が残らないようにして欲しいと思います。そのためにも、チャレンジすることを心掛け、広い広い世界を知ることがとても大事です。兵庫高校の特徴、特色クラスの良さを上手に活用し、満足のいく楽しい生活を送って下さい。(Fくん、神戸大学 発達科学部 AO入試合格)

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平成28年2月25日第6回高校生鉄人化まつり実行委員(3)

長田区役所会議室において、未来創造コース2期生(1年)8名と育英高校生徒会2名、神戸野田高校3名が「第6回高校生鉄人化まつり」第3回会議に参加しました。今回はステージの実行委員企画「ポーカーフェイス王」と「借り人競争」の報告、屋台の報告(兵庫:石巻やきそば・そばめし、育英:パンケーキ、神戸野田:鉄人カレー)、プログラム構成について話し合いました。次回は3月10日(木)長田区役所で行われます。

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70回生_1年3学期_0225thu.LHR各クラスの様子

 

IMG_1582 1組 思い出作り

IMG_1539 2組 自習!

IMG_1540 3組 絵しりとり

IMG_1591 4組 体育館でドッジ

IMG_1543 5組 焼いも班

IMG_1576 5組 グラウンドでサッカーに興じる班

IMG_1549 6組 グラウンドでドッジ

IMG_1538 7組 講堂で卒業式の会場設営

IMG_1607 8組 体育館でバスケ

 

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平成28年2月24日創造基礎・応用ⅠL FW「G7神戸保健大臣会合開催200日前フォーラム~感染症との闘い~」

神戸国際会議場国際会議室において、未来創造コース1期生(2年)1名と未来創造コース2期生(2年)4名が、「感染症との闘い 神戸・ひょうごから、グローバル・ヘルス・ガバナンスを考える」フォーラム参加しました。グローバル化の進展により、エボラ出血熱などの感染症が急速に広がる可能性が高まりました。その対策としてグローバル・ヘルス・ガバナンスとして、WHOや各国政府がどのような取り組みをすべきかを考えるフォーラムでした。シエラレオネ政府担当者および病院医師によるエボラ出血熱への対応に苦慮したお話と、WHOの取り組みについて、WHO本部の方から詳しいお話がありました。最後にWHO神戸センターのアレックス・ロス所長に挨拶をし、お話をさせていただきました。

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〈生徒の感想〉

今日のグローバル化は感染症においても例外ではなく、国際規模での健康管理が問題となっている。今回はそうした問題ついての貴重なお話を頂いた。全体を通して強く言われていたのが、ローカルとグローバルの繋がりだ。感染症が発生した場合、地域社会と国際社会が協力し対処していかねばならない。そこで欠かせないのが、ローカルコミュニティとグローバルコミュニティにおける信頼関係だそうだ。それは最終的には個人と社会の信頼関係、とも捉えることができるだろう。そこで気になったのは、情報提供についてだ。未知の感染症に対して、私たちは恐怖する。WHOの方は過度に恐怖を与えないような形で情報を提供していきたいといっていたが、メディアなどの報道も重なり、どうしても私たちは恐怖してしまうだろう。そこで大切なのは、本フォーラムでもいわれていたが、感染症を過度に恐れず、侮らないこと。加えて、私たち個人の情報リテラシーも大切であると感じた。

今回のWHOの講演会ではいろいろなことを学ぶことができた。4人の方にお話を伺い、共通に言っていたことは「地域のコミュニティが低かったので地域社会と病院が繋がることは大切」だという事だ。2014年頃に流行ったエボラ出血熱は知識がない、検査するのがとても遅い、埋葬の習慣の違い、などが挙げられていたが、地域のコミュニティが低いので監視システムが弱かったり、学校に行かず家にこもっていた人もいたそうだ。それにより、地域の人たちとヘルススタッフの信頼関係はあまり良くなかったそうだ。このようにして、エボラ出血熱が大流行したと言っていた。これは感染症だけでなく、日常生活でも当てはまると思った。自分から積極的に人と関わると、他人のまた違った意見を知ることができる。また、今、自分のまわりに何が起こっているのかが手っ取り早く知ることができる。このように周りの人とコミュニティを取ることは積極性を養うだけでなく、医療の場でも役立っていると思った。とても、衝撃を受けた。今回、学んだことを今後の生活に生かしていきたい。

まず今回のフォーラムに参加させていただいて、本当に良かったと思いました。神戸センター長、エボラ熱を現地で治療した医師の方などの講演を聞けて、他では絶対経験できない貴重な体験でした。エボラ熱が流行した時はさすがに知っていましたが、今問題になっているジカ熱のことはあまり知りませんでした。それが脅威になっているという話を聞いて驚きました。私はまたまだそういった情報を知らなかったようです。質疑応答の時間、どうすれば対策できるかという質問に対して、講演してくださった皆さんが「まず情報を知ることが一番だ」とおっしゃっていました。知らなければ防ぎようがない、その通りだと思うので私も世界のニュースにアンテナを張っておかないといけないと思いました。

今日、WHOの「感染症との闘い」というフォーラムに参加した。所長のアレックスさんのお話でジカ熱という言葉を初めて聞いたような気がしたので、もう少し世の中の動きに着いて目を向けるべきだと感じた。第一部のお話ではグローバル・ヘルス・ガバナンスや様々な感染症について知ることができた。グローバルな現代社会でどのようにして感染症の流行を防ぐのか、それは多くの国家が協力して様々なことを一元化・一本化することが重要だと思った。そのグローバル・ヘルス・ガバナンスをする上で、ローカルでのヘルスサービスが十分にされることが必須だということを知った。第二部のお話はエボラ出血熱についてだった。あまり知ることが出来なさそうな現地のことについて知れたので良かった。現地の人々はWHOのスタッフから感染すると考え治療を拒んだり、情報が回らなかったりしたことでエボラ出血熱が流行したそうだ。知識や資金、設備や人も無く対応まで時間がかかったことも原因の一つだそうだ。そのためあらかじめ計画を立てることが大切だと言っていた。また現地の人々の信頼を得ることも重要で、WHOのスタッフが一方的に行動するだけでは受け入れられにくいのだと感じ、簡単にいくことではないなと思った。ひとり一人が健康や感染症について関心を持つことが大切だと感じた。今後地球温暖化の影響などで感染症の流行する地域が広がることが懸念されている中で、感染症は他人事ではないと思った。

今回のWHOのフォーラムでは、4人の方のお話を聞きました。感染症のお話をしていただきました。ジカ熱というのが今流行しているらしく、ニュースで少し聞いたことがあるなという程度だったのですが、症状やどれだけ拡散しているのか聞くことができました。韓国で出た人がてできたそうなのですが、その人は仕事で海外に行っていたそうです。その国が、どれだけ衛生的であっでも、安心したらダメなんだなと思いました。また、エボラ出血熱で流行っていた時の現場のお話も聞きました。その中で情報の大切さを知りました。それも正確な情報です。マスメディアの過剰な表現も問題視されていました。けれどもそのような正確な情報を得るためには、病院を信頼することが大切だということがわかりました。また、これらの発表は初めの方以外英語で、同時通訳で私達は聞いていましたが、会場の方で質問をされていた方々は、ほとんどの人が英語で質問していました。その姿にすごく感銘を受けました。そのため、英語をしっかりと話せるようになりたいと思いました。

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平成28年2月24日RRE 外国人留学生との交流

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、未来創造コース2期生(1年)が、兵庫教育大学の外国人留学生と「Japanese Immigration Policies and Public Opinion」というテーマでワークショップを行いました。前日の発表をもとに修正を加え、留学生に班の意見についてプレゼンテーションを行い、その後留学生の意見を取り入れながら、改めて班の意見を発表しました。

外国人留学生の出身国:ソロモン、インドネシア、ガーナ、イタリア、中国、台湾

〈生徒の感想〉

I didn’t know about immigration before this class. But I learned about foreigner opinion and Japanese opinion. When I began to research about immigration, I agreed with accepting immigrants. But I changed my opinion through this activity. I think it is difficult to accept many immigrants for the first. So Japanese government must set some rules. For example, the foreigner who has some special skills for job, or much money and so on. I have been interested in immigration through this class. And I learned foreigners’ opinion from exchange students and Japanese opinion from our class mates. I think it is very important to know difference between foreigner opinion and Japanese opinion.

I enjoyed talking with a foreign student in Japan. I couldn’t speak English well but I was helped by foreign students’ kindness. So I could learn Ghanaian culture. It was fun for me to talk with a foreigner. We had a discussion about Japanese immigration issue. Albert (foreign student) said “Japanese population is decreasing now. That’s why Japanese economy is decreasing too. Immigration can be a solution to this problem. If immigrants come to Japan and get marry with Japanese and have more babies, Japanese population is increase and Japanese economy get better.” We were surprised to know that Albert was well informed about Japanese internal conditions.

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I think immigration problem is very difficult and complex. Japan’s work force is decreasing now. It will be bad. So, we should accept immigrants. But immigrants may make Japan’s peace bad. This is just the problem which has no answer. I thought Japan shouldn’t accept immigrants before this class, but I could see various opinion about immigration problem after the class. Especially, if we accept immigrants, they will bring foreign culture. This opinion made me wake up. I saw only Japan’s views of immigration problem. The press of Japan is always reporting bad news of immigration problem. So I couldn’t find this easy thing. However, there is the difficult thing I couldn’t find. It is difficult for immigrants to buy something in Japan. Japan’s prices are expensive. Immigrants will not be able to buy something Japanese want. What is more, Japan’s rent is also expensive for immigrants. Even 40,000 yen is very expensive for immigrants. Japan’s workforce for the future is very important. We should think and discuss this problem.

First we are totally against immigration policy because if Japan accepts immigrants, loss of Japanese culture by them, the public order get worse, terms of employment get worse and cost of social security increase. We thought them to be bad in Japan. But after discussion against immigration policy however, we think we should be friendly to foreigners. Because we noticed that the immigrant has influence that is good for Japan. For example, “new industry and service happens by cross culture”, “a wage falls down” and “increasing birthrate measures”. We thought these are very good for Japan.Beside Japanese respect each other in society. Japanese imitate each other’s good places and are good; I think that’s social. Therefore we thought that we might have to be improved to make the livable country. The foreign student said “classification of the garbage is difficult.” We thought that improvement was necessary there.

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The theme this time ‘Immigration Policies’ is very difficult. I had difficulty understanding and researching on them. I thought that Japan shouldn’t accept immigrants because I thought that Japan don’t improve the social environment to accept them. But my opinion and view were changed in this discussion. I actually heard the opinion from overseas student (our groups student is Chinese woman). I found that the viewpoint is different from our viewpoint. She said, “Japan has a good social environment.” I was surprised at that. I had thought Japan was hard for immigrants to live and work. She told us the environment in Japan is enough improved. However, she also said, “there is a case which immigrants work and work but there wage is cheap.” Their aim is learning a high technology but they can’t learn the technologies. Therefore, I thought the Japanese government must improve the social environment which they can work appropriately.

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平成28年2月23日RRE 「Japanese Immigration Policies and Public Opinion」発表

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、未来創造コース2期生(1年)が、RREの授業で「Japanese Immigration Policies and Public Opinion」というテーマで英語の発表を行いました。ディベートで出た賛否の意見をまとめ、各班で日本が移民に対してどのような態度や施策で対応すべきかを発表時間10分、質疑応答5分で行いました。

次回は兵庫教育大学の外国人留学生に来ていただいて、同テーマでワークショップを行う予定です。

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平成28年2月21日創造基礎A FW「グローバル寺子屋講演会」参加

大阪大学大学会館講堂において、総合科学類型4期生(3年)1名と未来創造コース2期生(1年)1名が、グローバル寺子屋薮中塾主催無料講演会「私たりのその先~世界に挑む若者へのメッセージ~」に参加しました。元外務事務次官・薮中塾塾長の薮中三十二氏からは、「脱日本的発想」でグローバル化への対応していくために、個を重視し発言・ロジック・目立つことが大切であると話されていました。元国連PKO武装解除担当官・日本紛争予防センター理事長の瀬谷ルミ子氏からは、世界の紛争に日本がどう向き合うのかを「選択肢」と「行動」というキーワードに沿ってでお話をされました。また、瀬谷氏はグローバルで活躍できる人材は、所属・役職を越えてボーダレスに行動できることが求められると話されていました。以下は生徒の感想です。

2週間ぶりに聞いた薮中さんのお話はやはり引き込まれた。この前の授業と同様に疑問や怒りを持ったり、議論しようとする力の大切さを感じた。瀬谷さんのお話のキーワードは選択肢と行動だった。現場の人だから感じることを教えていただいた。特に紛争は変化・進化し続けているのに、解決する側やそれを助ける側は変わっていなくて、追いついていないらしい。やはり変化する今、きちんとした対応力が求められていると感じた。その上で、心に引っかかったことは、2つある。1つ目は日本人が考える紛争に対する選択肢が少ない、ということだ。祈りの平和だそうだ。それを新しい平和構築を目指すようにしていかないといけない、と。現地の人は日本がどう復興したのか、など日本に期待や希望を抱いているらしい。瀬谷さんはそれが日本の希少価値を示していると話されていた。日本にしかできないこと、約70年の平和とともにできることがあるのだと驚いた。2つ目は教育だ。今回は教育について様々な意見を聞いたように思う。まず紛争地域の教育。瀬谷さんは、現地の子供たちは、教育を唯一人生を変えられる手段だと思っている、と話されていた。その言葉が印象に残っている。現地の教育を調べてみたいと思った。また質疑応答を聞き、実務的に学ぶことと、その他の方法で学ぶこと。そのバランスも今後の活動において大事だと思った。

瀬谷さんの紛争予防プロセス

1.現地の人に何を目指しているか説明

2.避難民の衣食住確保

3.心のケア

4.避難民キャンプの子供たちを守る

5.人材育成→警察・地域の住民の意識改善

6.再び紛争が起こらないように、異なる人種同士の交流 例:清掃活動(和解のための…と決して言わない)

7.住民が住民の力で地域が変化

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平成28年2月20日 創造科学科1期生 合格者説明会

未来創造コースが改編され4月からスタートする創造科学科1期生として、昨日2.7倍の難関を突破した40名が集まり、合格者説明会を行いました。内容は以下のとおりです。

1.校長挨拶   学校長  冨田 哲浩

2.創造科学科1期生としての心構え   創造科学科推進委員長  大澤 哲

3.創造科学科1期生へのメッセージ   京都大学理学部2回生  清山 功太郎

(総合科学類型2期生)

4.当面の日程と課題   SGH推進委員長   大前 吉史

5.先輩との交流会

未来創造コース1期生・2期生の先輩との交流会

例年通りの日程であったが、今年は総合科学類型4期生である現3年生で、先日発表のあった国公立大学推薦入試・特色入試・AO入試で合格した3名(東京大学法学部・京都大学教育学部・神戸大学発達科学部へ進学予定)が参加して、3年間の学びの成果を踏まえて創造科学科1期生にメッセージを送ってくれるというサプライズもあり、合格者の中学生も合格した喜びとともに、これから始まる3年間に期待を膨らませることができました。最後に、グループを作って恒例の先輩との交流会を開き、先輩が音頭を取って中学生の緊張を解しながら、未来創造コース、そしてこれから始まる創造科学科での高校生活についての話をしたり、中学生が抱いている期待や不安を聞いたり、質問に先輩が応えたりしながら、和やかな時間を過ごすことができました。また、今年は多数の保護者の方も来校され、交流会の時間には本校教員ならびに3年生や卒業生と話し合う機会を設けて、兵庫高校ならびに創造科学科について理解をしていただくこともできました。

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