平成28年7月28日 ベトナム研修旅行5日目

ベトナム研修5日目、予定していたハロン湾クルーズでの活動(マングローブプロジェクト現場の視察、水上生活村訪問)は、悪天候のため中止となりました。午前中は5日目のホンガイ高校における交流会の準備として、ダンスや書道、本校の紹介などのリハーサルを行いました。

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午後はグループに分かれ、ハロン市の課題発見のためにまち散策を実施しました。デパートや市場、開発中のテーマパークなどを見学しながら、「観光業」と「環境」の視点で課題をみつけました。夕食のレストランで課題と「ベトナムに来てうれしいと感じたこと」を発表しました。課題として、道路の整備が進んでいないこと、遊園地や商業施設の建設が止まっていること、新しい施設なのに雨漏りがしていたこと、ゴミを水に流していたこと、店員の接客が丁寧でないことなどが上げられました。うれしいと感じたことは、ベトナムの方々の人柄がとてもいいことやよく挨拶をしてくれること、食事が美味しかったことなどでした。

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平成28年7月27日 ベトナム研修旅行4日目

ベトナム研修4日目、昨夜にA班とB班が合流し、午前中はハノイ郊外の陶器で有名なBat Trang村を訪れました。今回はバッチャン・コンサベーションというお店に行き、工房で陶器の絵付けの工程を見学し、次に店舗でアンティークの陶器の解説を聞き、鍋敷きやコーヒーカップなどをお土産として購入する生徒もいました。

午後は、住友ゴム(本社:神戸)のベトナム法人であるSumirubber Vietnam, Ltdを訪問しました。まず、工場の社員食堂で従業員の方々と同じメニューのランチをいただきました。次に、Sumirubber Vietnamの山本正文社長から工場概要の説明や住友ゴムの海外への事業展開について説明をしていただきました。Sumirubber Vietnamでは、OA向けゴム製品(ファインラバー製品)の加工・検査を行っており、顧客の海外進出や商品の低価格化への対応のために、住友ゴムの事業のうち加工・検査工程を海外に移転しており、「チャイナ・プラス・ワン」の相手としてベトナムに進出したそうです。また、Sumirubber Vietnamでは従業員1,013人に対し、日本人駐在員は3名の男性社員で運営しており、掲示物などで説明していただいたことは、これまで現地の従業員とともにさまざまな工夫をして親睦を深め、会社をつくってきたことがわかりました。続いて、リーダースタッフのHanh氏、Hong氏、Tuyet氏の案内で工場内を見学しました。6S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ(反復)・作法(習慣))を徹底し、合理的な生産管理と品質管理をしている現場を見ることができました。最後に質疑応答の時間を設けていただき、労働環境や労働シフトなどについて生徒から質問が出ました。さらに、Sumirubber Vietnamへの課題提起として、女子従業員の制服改善や親睦を深める行事の提案を行いました。

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Sumirubber Vietnamをあとに、ハイフォン市からハロン市へ移動しました。明日はハロン湾でのフィールドワークを予定していますが、台風が接近し、実施については天気次第となりそうです。

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平成28年7月26日 ベトナム研修旅行3日目(A班)

A班グローバルリサーチ受講生13名は、ベトナム最後の王朝グエン朝の都として栄えた古都フエの世界遺産を訪問し、ベトナムの歴史と文化に触れました。まず最初に、グエン朝王宮を訪れ、その建造物の美しさと敷地の大きさに驚きと感激を味わいました。実際に皇帝が業務を遂行していた場所や家族と過ごした空間を目の当たりにし、ガイドさんの説明や宮廷博物館の展示品に触れることで、王朝時代の一端を感じました。次に、中心部のドンパ市場を訪れ、現在のベトナム国民の生活に触れました。生活感があふれる場所で、食材から生活用品までいろいろな店が所狭しと軒を並べて商売をしているところを目の当たりにしました。続いて、フエ郊外へバスで30分ほど移動し、第12代皇帝が眠っている「カイディン帝陵」を訪れました。カイディン帝は1916年~1925年の9年間皇帝の座に君臨していましたが、幼少のころから病弱だったため、40歳のとき結核により死去し、その後は長男が13代保大帝として皇帝に就いて、1945年に長きにわたった阮朝時代に幕を閉じることになったそうです。西洋と東洋の両方の文化を取り入れた建造物が多く、仏教やヒンズー教の影響を受けた像も多数みられ、非常に神秘的な空間でした。風光明媚な場所に作られた豪華な帝陵の内側に触れ、ベトナムの歴史の流れや雅な文化を肌で感じることが出来ました。市内に戻り、昼食後、ショッピングセンターで土産を購入し、夕方の飛行機で2日ぶりにハノイに戻りました。明日からはB班と合流し、グローバル企業訪問やホンガイ高校との交流会など、後半の研修活動を行う予定です。

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平成28年7月26日 ベトナム研修旅行3日目(B班)

ベトナム研修3日目のB班(未来創造コース2期生20名)は、午前はハノイから車で1時間ほど離れた郊外のChu Minh村Vinh Phe地区にてフィールドワークを実施しました。Chu Minh村では、住民がSATREPSの指導に従い、公衆衛生の改善に取り組んでいます。まず、Chu Minh小学校で「薬剤耐性菌予防の交流会」に参加しました。小学生による歌や踊りの歓迎のあと、薬剤耐性菌についてのクイズ大会に参加しました(小学生68点、本校生64点、阪大院生64点)。薬剤耐性菌予防の方法が小学生によく根付いていることがわかりました。

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続いて、Vinh Phe地区の民家を訪問し、大阪大学大学院の住村欣範准教授の解説のもと、住宅や果菜園、家畜小屋などを見学しました。公衆衛生がどの程度実践されているのか、人の生活圏と家畜の近さ、抗生物質の使用状況などを観察しました。

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午後は、国立栄養院にて大阪大学大学院の院生の指導のもと、Vinh Phe地区における薬剤耐性菌の発生機構や食品管理の現状と課題について振り返りました。まず、今回訪れた民家の敷地内の住居、台所、便所、家畜小屋、果菜園、池などの配置を図示し、それに気づいたことをⒶ公衆衛生の視点Ⓑ薬剤耐性菌の視点Ⓒその他に分類して付箋に記入して配置しました。次に、①薬剤耐性菌の発生②薬剤耐性菌の蔓延③公衆衛生の不徹底の3つの大テーマから1つ選び、作成した図をもとに課題設定しました。そして、その課題についてどのような改善策があるか提案しました。発表に対して大阪大学大学院の平田收正教授と同住村准教授からコメントをいただきました。

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〈生徒の発表〉

1班:(課題)家畜と台所が近くにあり、池の増水時に水浸しになって薬剤耐性菌が蔓延する (提案)家畜を生活圏から切り離す
2班:(課題)台所が土足で、さらに家畜との距離が近い (提案)台所の入り口に柵を作り家畜が入れないようにし、土足は禁止する
3班:(課題)SATREPSの指導により、抗生物質の使用を急に停止すると薬剤耐性菌が残存してしまう (提案)抗生物質の使用を最後まで使用することを指導し、鶏の放し飼いを柵で囲い、糞の掃除をする
4班:(課題)トイレに蓋がなく、手洗い場がない (提案)家畜や畑から離れた場所に手洗い場を作る
5班:(課題)鶏小屋と畑の境界が曖昧で、菌が蔓延する原因になる (提案)下水道が整備されるのが1番だが、現状では小屋と畑の間に堀を作って水を流して遮断する

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70回生_2年_合唱コンクール(予選)

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70回生_2年_1学期_球技大会

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平成28年7月25日 ベトナム研修旅行2日目(A班)

昨日はハノイ発フエ行の飛行機の出発が1時間以上も遅れ、ホテル到着が深夜になったにも関わらず、グローバルリサーチを受講しているA班の13名は、疲れも見せず全員元気で意欲的に研修活動を行いました。朝から気温が30℃を超える猛暑の中、8時にホテルをバスで出発し、午前中はフエ市内の市場で漢方薬の薬草や、その薬草になる果物等を購入しました。フエ市内ではたくさんのバイクが走る道の横断にもチャレンジしました。指導していただいているフエ医科薬科大学のホアイ教授の自宅に招かれるというサプライズもあり、レストランでおいしくベトナム料理をいただいた後、フエ医科薬科大学の研究室で実習を行いました。購入した薬草や果物の成分分析を行う準備の実習を、ホアイ教授ほか研究室の皆さんから指導していただきました。実習後、フエ医科薬科大学の先生方の前で、兵庫高校の紹介ならびにSGHプログラムのプレゼンテーションを英語で行い、質疑応答も行いました。最後に、併設している介護士養成施設にて将来日本で介護士として社会貢献を希望しているベトナムの学生と交流を深め、実りのある研修を終えました。夕食もフエ医科薬科大学の先生方と一緒にベトナム料理を嗜み、食後には由緒ある喫茶店に連れて行ってもらいベトナムコーヒーをごちそうしていただくなど、いろいろな角度から生のベトナムに触れ、ベトナムを学んだ1日でした。

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平成28年7月25日 ベトナム研修旅行2日目(B班)

ベトナム研修2日目のB班(未来創造コース2期生20名)は、午前はWHOベトナムを訪問し、大阪大学の大学院生と一緒にWHOスタッフから講義を受けました。まずDr Scorro Escalante氏からWHOベトナムがベトナム政府と協力してどのような持続可能な医療システムを構築しようとしているのかについてお話しをしていただきました。ベトナムでの課題として、二人っ子政策による急速な高齢化に伴う生活習慣病の増加、中間層増加に伴う医療サービスの質向上の要求、職業病、TPPに伴う医療のグローバル化などが上げられました。次にDr Emanuel Eraly氏からベトナムの僻地における医療アクセスの再構築について、医療の人材育成と同時にどのように医療従事者を配置するのかを紹介していただきました。そして、Dr Masaya Kato氏から感染症に対する予防や隔離など介入方法について、特に2003年のSARSをもとに迅速かつ有効な介入の重要性と2005年にまとめられた国際保健規則(IHR)の運用の必要性を教えていただきました。さらに、Dr Gawrie Galappaththy氏からマラリア感染のメカニズムやベトナムをはじめ東南アジア地域での改善の現状などについてお話しをしていただきました。最後に改めてEscalante氏から薬剤耐性菌(抗生物質に耐性をもつ菌)発生の背景について、抗生物質の自己投薬や半端な使用、家畜への不適切な使用を上げ、感染経路が院内感染と食品や環境を通した感染の2通りあることを教えていただきました。英語による講義で生徒は苦戦していましたが、大阪大学大学院の住村欣範准教授の解説を交えながら、WHOベトナムの取り組みについて概要を知ることができました。

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午後は国立栄養院において、SATREPS(薬剤耐性菌の発生機構の解明と食品管理におけるモニタリングシステムの構築)というプログラムのうち、多剤耐性菌(薬剤耐性菌のうち、多くの抗生物質に耐性がある菌)の調査研究とモニタリングシステムの構築の現状について講義を受けました。まず、日本のODAによって設置された検査機器を、スタッフや大学院生の説明を聞きながら施設見学しました。続いて、Ha Thi Tuong Van氏から多剤耐性菌のモニタリングシステム構築について英語で講義をしていただきました。まずモニタリンシステムは、多剤耐性菌の拡大メカニズムの解明と食品に含まれる多剤耐性菌の監視体制、モニタリングを遂行する人材育成を目的にしていることを説明していただきました。次にハノイ郊外のBaVi県Chu Minh村におけるモニタリンで明らかになった、多剤耐性菌のうちおもなものとしてESBL産生大腸菌の感染経路と、その菌がどの抗生物質に耐性を持つのかについて教えていただきました。そして、Chu Minh村で実施した衛生指導の教育効果について、また、ハノイ、ニャチャン、ホー・チ・ミンにおける2014年から2015年にかけての監視結果を話していただきました。ここでも大阪大学大学院の住村欣範准教授に解説をしていただきました。最後に院生に指導してもらいながら、本日の振り返りをしました。

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夕食後、タンロン水上人形劇場にて伝統芸能を見学し、ハノイ旧市街を自由散策しました。明日は、午後の講義にあったChu Minh村のVinh Phe地区にてフィールドワークを実施します。

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平成28年7月25日 ベトナム研修旅行2日目(B班)質問への回答

WHOベトナムのCommunicable Disease Group Coordinator加藤昌哉氏から生徒の質問に対する回答が届きました。

1)マラリアに効くワクチンが1つしかないと言っていたけれど、それに対してWHOではどのような対策を取っているのか。
Please see:Malaria vaccine development
WHO activities
Tracking the global malaria vaccine portfolio
The WHO Initiative for Vaccine Research (IVR) tracks all clinical and advanced preclinical malaria vaccine projects activity in spreadsheets; updates are posted on the IVR web pages. These spreadsheets are known as the WHO Rainbow Tables and are compiled with help from funders, sponsors and investigators around the world.

Providing a forum for malaria vaccine stakeholders
WHO IVR acts as the Secretariat to the Malaria Vaccine Funders Group, which was established to facilitate exchange of information and opinions among internationally active funding bodies for malaria vaccine development. The group enables a better coordination of ongoing and planned vaccine research activities, and identifies areas of research that can be supported in a complementary manner. In addition, IVR’s Malaria Vaccine Advisory Committee (MALVAC) is a scientific group of experts that meets regularly to address a specific theme.

2)マヌさんのプレゼンのヘルスセンターが密集しているところとそうでないところのスライドと、人口が多いところにヘルスセンターが少なくて、少ないところに多いというスライドはわかった。しかし、三枚目のスライドの意味がわからなかった。
The slides can be accessed:Ha Giang test map

About the last map, I think the students refer to the map where we actually combine density of facilities with density of population. The map then shows that in some areas of Ha Giang there is a strong concentration of facilities, but not of people. Hence, the facilities are not optimally being used.

3)ベトナムでは抗生物質を容易に手に入れることができるが、政府は規制したりはできないのか。また、村の人たちの抗生物質の扱い方や薬剤耐性菌についての認知度はどれぐらいあるのか。
For the first question, some information can be found in the following report:Antibiotic use and resistance in emerging economies
Drug regulation and supply
Half of all drugs consumed in Viet Nam are made locally and more than 50% of these are antibiotics. Most domestic producers are joint-stock companies, in which the State holds a 46.5% share. This partnership can complicate drug regulation.
The Pharmaceutical Law (2005) made antibiotics prescription-only drugs. Despite this, antibiotics continue to be dispensed without a doctor’s prescription. In 2007, the circular on Good Pharmacy Practice (GPP) was issued to improve the standard of pharmacy. GPP requires pharmacies to have proper facilities, monitor drug quality, record drug consumption and comply with the prescription-only regulations. However, GPP-certified pharmacies continue to dispense antibiotics to patient’s who do not possess a doctor’s prescription. Currently, there are no sanctions and as of March 2013 no pharmacy has been penalized for dispensing without prescription.
Several MoH departments issue these drug policies and are responsible for regulating private and public healthcare facilities. In 2006, 230 full-time health inspectors were employed to regulate over 39,000 pharmacy outlets. Given this discrepancy of greater than 150 outlets per inspector, it is understandable that despite legislation regulation of the national drug supply chain is weak.
Drug regulation and supply is also problematic at the local level. The MoH instructs all hospitals to appoint a Drug and Therapeutics Committee (DTC). The DTC is responsible for implementing MoH guidelines, establishing lists of commonly used drugs in their hospitals and advising on rational antibiotic therapy. Certain “reserved” antibiotics, should only be dispensed after consultation with the DTC. A recent MoH instruction requires hospitals to implement local guidelines for rational and safe drug use, monitor antibiotic prescribing, strengthen hospital pharmacies and train staff to improve knowledge of drug use. However, these requirements are often not met by hospitals.

For the second question, I believe JICA supported a KAP survey => they may have more information.
Last year, WHO supported AMR awareness week:WHO supports nationwide campaign to combat antimicrobial resistance

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平成28年7月24日 ベトナム研修旅行1日目

関西国際空港に集合し、ベトナム・ハノイに向けて出発しました。およそ4時間半のフライト後、日本のODAで建設されたノイバイ国際空港に到着しました。今日は大阪大学大学院に留学していたBui Manh Triさんに、ハノイの都市開発の課題についてまち歩きをしながら解説をしていただきました。まず、ホン河(紅河)支流で市内を流れるドリク河が生活排水等によりヘドロが浮いて汚濁している現場を視察しました。次に旧市街地の専業村のハンガイ市場を歩き、もともと扇子の専門店が並んでいたところが、仏具などに売り物が変わっていっている様子を見てきました。また、行政主導で建設されたハンザ市場では、地域に根差すことができず、盛り上がりに欠ける市場の様子を目の当たりにしました。さらに昔からあるドングスワン市場では庶民の市場としてたくさんの店舗が入っている現場を見てきました。

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A班はフエに向かい、明日からは兵庫県立大学の村上明教授とフエ医科薬科大学にお世話になり、生薬の実習や介護士育成の現場を視察します。

B班は明日からおもに大阪大学大学院住村欣範准教授にお世話になり、ハノイで薬剤耐性菌の現状と課題について学習します。

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