平成28年10月29日 創造基礎B 実践活動 「住民を繋げる染色体験~地域連携のために~」

神戸市長田区の駒ヶ林会館において、「住民を繋げる染色体験~地域連携のために~」をテーマに研究している本校創造科学科1期生(1年)の2班が地域住民とともに染色体験を行いました。駒ヶ林地区の子ども2名と保護者1名、芦屋地区の子ども3名と保護者2名に参加していただき、持参したTシャツをつかって染色を行いました。近所に生えているセイタカアワダチソウの葉を使った染料と化学染料をつかって赤、青、緑に染めていきました。続いて、Tシャツを裁断してエコバッグにリメイクしました。すべてのバッグにセイタカアワダチソウで染めた黄色のポケットを付けました。そして、2~3色を組み合わせて編み込み、バンダナも作りました。最後に子どもたちとの交流や保護者との交流の時間をもうけ、作ったものの感想などを話しました。

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〈生徒の感想〉

約半年間企画してきた染色体験を先日実施した。準備段階から多くの問題に直面し、企画の開催に辿り着けるか非常に不安であったが、当日は色んな方の支えもあり、染色体験を終えることが出来た。色々な困難や苦難があり、何度も辛くて投げ出したくなった事もあったが自分達が企画した活動に取り組んでもらっている参加者の姿を見たときは大きな達成感を味わうことが出来た。支えられながらも企画を終えることが出来、とりあえず安心している。今回の反省をしっかりと行い、今後に繋げていきたい。

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71回生_1年2学期_秋季定期戦

 秋季定期戦

 (熱戦の様子)

 

 

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平成28年10月26日 セミナー「わたしたちの難民問題2016」参加

神戸市青少年会館レクリエーションホールにおいて、本校未来創造コース2期生(2年)1名、グローバルリサーチⅡ受講生(2年)1名、本校創造科学科1期生(1年)4名が難民事業本部が主催する講演会に参加しました。講師は難民事業本部長の西岡淳氏で、テーマは「日本の難民受け入れの現状と課題」でした。2年生の生徒は難民問題をテーマに研究しており、難民を受け入れるにあたってどのような課題があるかを知ることができ、今後の研究に大いにプラスとなりました。1年生は今後の課題を選ぶ際の大きなヒントとなりました。

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〈生徒の感想〉

難民条約は国際的に時代遅れのものになっている。きっとそれは、世界中で問題になっていることだろうと思うが、だからと言って日本は改正されるのをただ待っていてはいけないと思う。改正されたとすると、今まで厳正に審査したからこそ不認定となっていたのに、改正によって同じ境遇でも認定になることもあるだろう。その間日本は何も変えていない。ただ規則に則って厳正に審査を行っただけだ。日本が自ら難民認定法(出入国管理および難民認定法)を変えて、人道配慮という不安定な立場より、条約難民という安全な立場を与えるべきだと思う。海外では認定から就労まで一貫して政府が支援している。日本では初めから最後まで課題が残っており、そもそも国民が難民のことをあまり重要視していない。しかし政府が何もしていないわけではないことはよく分かった。人の命に関わる問題も含むため、迅速な対応も必要だがそれにはお金がかかる。そのため、同時に、濫用者と難民を区別できるようにするなど、より低コストで支援していく制度を整えていかなければならない。

わたしたちの難民問題2016に参加し、難民事業本部本部長の方から、主に日本の難民の受け入れについての詳しい情報や現状を教えていただいた。特に難民認定制度の濫用の問題や難民条約が今の時代に追いついていないということには驚いた。日本は他国と比較すると難民の受け入れが非常に少ない。もっと受け入れるべきか否か。私はもちろん受け入れるべきだと思う。だが、今の日本は受け入れに向いていない。なぜなら、世論では難民を受け入れる必要はないという意見が多く、国や地域として難民への理解がし難い状況にあるからだ。定住したのち、住みづらければ来る意味がない。まずは日本全体が難民というものを知ることが大切だ。その上で、第三国定住先や避難先として日本という候補が上がり、難民の受け入れが増加することが望ましいと考える。それが日本の高齢化や人口減少の改善にも役に立つと一石何鳥にもなるのではないだろうか。今日のセミナーで新たな観点や意見を持つことができた。これからもっと難民問題に触れ、改善策などの考えを深めていきたい。

 

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平成28年10月24日 西大和模擬国連大会

大和大学において、本校創造科学科1期生(1年生)が西大和模擬国連大会に参加しました。この大会は昨年度より西大和学園高等学校主催で実施されており、今回の議題は「デジタルディバイド」でした。本校は南アフリカ共和国として参加しました。

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〈生徒の感想〉

今日は西大和主催の模擬国連に参加させて頂いた。そこでは私の英語力や発言力の未熟さや自己アピール力の低さがよく分かった。今回は初めての参加で、準備不足の参加であったため、中心となって動くことはできなかったが、周りのレベルは非常に高く、参加しただけで価値のあるものであったと思う。今回リーダーとなっていた参加者から私が見習いたいと強く思うことが1つある。彼らは沢山の国を巻き込んで1つの案を形成していっていた。2人で数十カ国もの国を巻き込んでいく姿をみて圧倒された。相手国の状況をとてもよく把握し、反対意見を促し、周りから厚い信頼を得ることができていた。これから先私に必要な能力であると思う。今回の一連の模擬国連に関する活動を生かし、来年に繋げていきたいと思う。

模擬国連大会に参加して、自分自身の英語力の低さを痛感した。周りの参加者の喋る英語が全然理解出来なかった。また、議論をする際、自国が置かれている立場や、国内の状況などをしっかりと理解できておらず、発言ができないままで終わってしまったことがとても心残りとなった。今回の経験を通して自らの伸ばすべきところ、他校よりも優れたところに磨きをかけ、弱点はしっかりと克服せねばならないと思った。次回参加する時には最高のパフォーマンスができるようになろうと思う。

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平成28年10月21日 創造基礎B 実践活動「ソースの挑戦」

神戸市長田区の丸五市場において、「ソースの挑戦」をテーマに研究している創造科学科1期生(1年)1班の生徒が、実践活動として、丸五ナイトアジア横丁に出店し、お好み焼き風おにぎり(商品名「このみちゃんの長田おにぎり」)の販売を実施しました。本校でおにぎりの下準備をし、店頭でソースを付けて焼目をいれました。ぼっかけが好評で、1時間で50個販売を目標としていましたが、40分で完売しました。次回、11月6日に本町筋商店街で開催される「鉄板こなもんまつり」にも出店する予定です。

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平成28年10月21日 グローバルリサーチⅡ ベトナム事後研究 「ベトナム産漢方薬の生理活性に関する研究 ~原材料との比較~」

本校学科コース準備室において、グローバルリサーチⅡ受講生のうち7名を対象に、兵庫県立大学環境人間学部 教授 村上明氏をお招きし、前回および前々回に行ったベトナム漢方薬とその起源植物の抗酸化作用・抗炎症作用の実験結果の解説とまとめの指導をして頂きました。
実験結果から気付いた点をまとめ、考察に結び付けるのに苦戦しましたが、全員で考えを述べあって、研究内容をまとめあげることができました。

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平成28年10月18日 創造基礎B FW 「ソースの挑戦」

新長田まちづくり会社において、「ソースの挑戦」をテーマに研究している本校創造科学科1期生(1年)の1班が、同社代表取締役社長 宍田正幸氏に「長田ソース」のキャラクターのストーリーと同ソースを使った新メニューを提案しました。ストーリーは長田ソースの女性キャラクターが長田ソースと出会うまで阪神・淡路大震災をからませた内容となりました。新メニューはお好み焼き風おにぎりの「このみちゃんの長田おにぎり」です。おにぎりにぼっかけを入れ、ソースを付けて焼目を入れました。10月21日に開催される「丸五アジア横丁ナイト」出店に向けて、長田ソースを提供していただきました。

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〈生徒の感想〉

今日のフィールドワークでは、新長田まちづくり会社を訪問し、宍田社長に私たちが作成したキャラクターストーリー案を見ていただきました。そしてご意見として「内容が現実味を帯び過ぎている」というお言葉をいただきました。もっと、誰もが親しみを持って愛せるキャラクターになるようにストーリーを変えて行く必要があると感じました。また、実際に販売する予定の商品の試食もしていただきました。こちらは、予想していたよりも美味しかったようでお墨付きをいただきました。班員で夏休みからメニューを考えて来たので「美味しい」と言われた時はとても嬉しかったです。これからはいよいよ実践活動に移って行きます。実際に予想することを超えるような問題や意外と困難なことなどが実践活動をする上で発生するかもしれませんが臨機応変に対応し、よい成果を出せるようにしていきたいです。

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平成28年10月12日 創造応用ⅠS 探究活動(5回目)

【数学】
本校の学科コース準備室において、神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授 稲葉太一氏による3回目の講義を行っていただきました。まず、2次元データと2次元確率変数の解説から始まりました。(ちなみに、数学Ⅰの統計の章で、これらの基礎的な内容はすでに学習しています。)さらに、散布図・正の相関・負の相関・標本共分散・標本相関係数・母共分散・母相関係数・確率変数の独立と無相関の関係などについて説明がありました。その後、数学選択者である2名の生徒の設定するテーマについて、時間をかけて検討を行いました。一人の生徒は、“サザエさんのじゃんけん”や“めざましじゃんけん”について、テーマを設定したいと説明し、もう一人の生徒は、まだテーマがはっきりと決まっていない状態でした。今後のテーマ設定とデータ採取についての計画を立てて終了しました。

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【化学】
本校化学教室にて行われた化学5回目の探究活動は、神戸大学大学院理学研究科准教授 大堺利行氏に来校していただき、ダニエル電池を作成し、データを取って放電曲線を作成する予定でした。実際に可変抵抗器を回路に挟んで電圧を測定しようとしましたが、ほとんど測定できず、その原因について大堺先生と議論しました。その結果、可変抵抗値が溶液抵抗値に比べて極端に小さいことだと考え、回路中に1kΩの抵抗を挟むと、約0.8 Vの電圧を測定できました。放電曲線を作成する予定でしたが、抵抗値が大きいためほとんど電圧変化が見られず、次回は正極・負極それぞれを変えることによって、電圧にどのような変化がみられるかを観測し、放電曲線を描く予定です。

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【物理】
大阪大学理学部物理系総合研究棟を訪問し、大阪大学大学院理学研究科教授 下田正氏と共に実験を行いました。ミルククラウンの突起の数について・ミルクの滴下距離・落下地点の液体の厚み・ミルク以外の落体物の形等のパラメータを一つずつ変化させて、それを二方向から撮影し、大型モニターに映してコマ送りしながら突起数を記録しました。この作業と並行して、得られたデータをエクセルで処理・グラフ化し、新たな発見が(未発表のものも含め)いくつかありました。今後、実験の精緻化と新発見の法則の定式化、それに至る検証実験等を行う予定です。道具が無い無いづくしの状況ながら、工夫と協力で長時間集中して、生徒全員よく頑張っていました。

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【生物】
本校生物教室において、5回目の探究活動を行いました。前回の神戸大学でのレクチャーを参考に、研究テーマを「ミドリムシの走性」に決定しました。走性について、本校教員による簡単な講義を受けた後、メンバーで具体的な実験内容を検討しました。重力走性において、物理的な現象と生物的な現象を見分けるための実験をどのように構築すればよいのか?客観的なデータ解析を行うための、条件設定をどのようにすればよいのか?など、実際の実験方法をイメージしながら検討を重ねていきました。

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【都市工学】
本校コンピュータールームにおいて、2名のペアごとに、事前に澤木先生と松本先生にご指導いただいていた研究テーマ案を考えました。現段階のテーマ案として、「高齢者が住みやすい街」「災害に強い街」があがっています。それぞれのペアで、課題について深く考えるために、細分化して、具体的な活動に移る準備をしました。「高齢者が住みやすい街」に関連する課題として「坂」「段差」「階段」「道幅」「信号」などをトピックスとして挙げ、それぞれ、どんなことを調査すべきか議論しました。「災害に強い街」に関連する課題として「地震」「火事」「津波」といった災害ごとに、どんな課題があるのかを探索しました。また、インターネットなどを活用しながら、先行事例の調査や、先日歩いた街の具体的な問題点をそれぞれの小テーマごとに考えました。このように課題を細分化するプロセスが、各自の考える課題の整理につながることも再確認できました。

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平成28年10月11日 創造基礎B 自然科学分野「神大院生ゼミ」

本校同窓会館ゆ~かり館において、本校創造科学科1期生(1年)を対象に、創造基礎Bの授業「神大院生によるゼミ」が行われました。前々回の授業で行われた神戸大学大学院人間発達環境学研究科の大学院生によるプレゼンテーションを参考に、各班で話し合った結果、今後進めていく研究のテーマが決定しました。今回は、各班にわかれて、大学院生の方から、研究内容について・事前に準備した研究内容についての質問の回答・具体的にどういった研究を行うのか、といった内容の授業をゼミ形式で行っていただきました。各班の院生とゼミテーマ(キーワード)は以下の通りです。

1班 磯野ゼミ RuBisCO

2班 勝原ゼミ 鳥類の生態

3班 冨田ゼミ 環境DNA

4班 山田ゼミ 霧箱のしくみと観察

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5班 勇惣ゼミ 月面探査

6班 舟木ゼミ 高分子

7班 黒田ゼミ 寄生虫

8班 鎌田ゼミ 生体計測(心電図)

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平成28年10月8日 グローバルリサーチⅡ ベトナム事後研究 「ベトナム産漢方薬の生理活性に関する研究 ~原材料との比較~」

グローバルリサーチⅡ受講生の6名が兵庫県立大学姫路キャンパスを訪問し、9月26日(月)に実施した抗酸化作用の実験に引き続き、抗炎症作用の評価を行いました。人間の炎症の原因である一酸化窒素に対して効果があるか実験を行いました。予想外の結果がでたりしましたが、学校にもどって分析し、発表に向けて頑張っていくことになります。

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