平成29年2月11日 創造応用ⅠL・GRⅡ「第4回高校生『国際問題を考える日』」

神戸国際展示場2号館において、未来創造コース2期生(2年)9名とグローバルリサーチⅡ受講生(2年)2名が、G7神戸保健大臣会合推進協議会・兵庫県教育委員会・大阪大学・WHO神戸センター共催の第4回高校生『国際問題を考える日』に参加し、ポスターセッションにて発表を行いました。このイベントには、本校を含めたSGH指定11校(県内8校・県外3校)およびSGHアソシエイト指定2校を加えた、計34校、約600名が参加し、その内の25校、84タイトルがポスターセッションに参加しました。本校生が発表を行ったポスタータイトルは以下のとおりです。

《ポスタータイトル》

「ドイツにおける移民への教育と日本への展望」
「フィリピンにおけるデング熱とスモーキーマウンテン」
「若者と「イスラーム国」の関係について「イスラーム国」への参加防止における考察」
「企業のグローバル化と外国人雇用」
「ネパールの女性と教育」
「同性愛者と日本のこれから」
「日本の製造業とボリビアとの協力によるリチウムを用いた新産業について」
「災害に強いまちづくり~真野地区の事例を用いて考える~」
「カンボジアの教育の現状と課題」
「A Study to Promote Refugee Resettlement in Japan」(英語による発表)

イベントの詳細はこちら

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〈生徒の感想〉

ポスターセッションでは、自分と似たようなテーマを研究している人はいなかったものの、発展途上国における教育面の問題から学校の環境についてまで、人それぞれ違った内容の研究で非常に興味深かったです。今日は、自分自身も発表する立場で参加したのですが、少し緊張してしまいました。それでも、前日に練習していたおかげか規定時間の10分をはみ出すことなく自分の取り組んできたことについて話すことができたと思います。また、パネルディスカッションにおいては、自分と同じ学年の生徒が壇上でそれぞれの考えについてはきはきと述べていて、レベルの高さを感じました。会場から投げかけられた質問に対して、短時間で考えをまとめ、言葉にするというのは、すぐに真似できるようなことではないけれど、自分もこれから身につけていきたいと思いました。今日は大いに刺激を受け学ぶことのできた、充実した1日でした。

高校生だけでなく、企業や団体の方と交流ができ、情報収集ができた。一番印象に残っているのは基調講演だ。グローバル人材についてのお話があった。私はコースで学ぶなかで、求められているグローバルな人はどういう人なのか?という疑問を抱えていた。この講演を聞いて、その問いに対するヒントをいただけたように感じる。自分の研究だけでなく、もっと広い視野を持って世界を見たいと思った。またその講義のあとにブースやポスターセッションを回ったが、グローバル化が進んでいるのに知らない世界がたくさんあって、全然まだまだ身近なものじゃないんだなぁと感じた。だからこそ、もっと興味関心を持って活動に取り組もうと思った。自分の発表は途中で混乱しそうになったが、なんとかうまくいってよかった。的確な指摘もいただけたので、深みのある研究になるようにしていきたい。

大学の先生の話など、ためになる話ばかりで面白かったです。難しい話を高校生の僕らにもわかりやすいように、簡単な言葉に言い換えているのはすごいと思ったし、自分の発表にも取り入れたいと思いました。他の学校の高校生は、英語で発表や質問をしていてすごいと思いました。同年代の人がどんなことに興味を持ってどんなことを研究しているのかを知れて、面白い体験でした。1人で発表したのは初めてで、とても緊張していたが、発表の後に褒めていただいて嬉しかった。

今日の国際問題を考える日はとてもしんどかったです。そんな中でも、しっかり自分の研究内容をポスターで発表出来て、たくさんの方から話が上手だとか質問の対応が良いなど色々褒めていただいたり、今後の参考になるアドバイスを頂くことが出来て光栄でした。また、他の高校の研究の発表を聞くことで、自分の知識、好奇心に幅がでました。今日いただいた様々なアドバイスを元に、より良い論文にしたいと思いました。

他の学校の同じ教育について研究している人たちが、対象はインドネシアだったけど似たような対策を考えていて、でも違うところもやっぱりあって、ほかの人の視点から見た考えを知ることができておもしろかった。質問された時、自分の中ではわかっているのに、言葉にするのは難しくて、人に伝えるって難しいと思った。また、昼に色々なブースを回った時に、初めて知ることがたくさんあって、とても良い勉強になった。自分が思っているより、色々な対策が様々な問題に対してあって、自分の知ってることはとても狭い範囲なんだと知った。また、もっと深く様々なことを知りたいと思った。

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平成29年2月8日 RRE 外国人留学生交流会

兵庫教育大学において、創造科学科1期生(1年生)38名が兵庫教育大学に留学している外国人留学生と教員研修生10名と英語を用いて交流会を行いました。お互いの自己紹介の後、高校生は「兵庫高校と神戸のまちの紹介」をテーマにパワーポイントを用いたプレゼンテーションを行い、留学生には「自国の所属大学または卒業高校・勤務校の紹介」というテーマで同様にプレゼンテーションをしていただきました。

留学生の出身国は以下の通りです。

カンボジア、フィリピン、メキシコ、ガーナ、ドイツ、台湾、韓国、中国

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プレゼンテーションについての質疑応答を行った後、留学生の方々が神戸や兵庫県を観光したときに直面したトラブルについてお話しいただきました。そして、その問題の解決策についてグループディスカッションを行い、その内容を班ごとに発表しました。

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最後に振り返りを行いました。

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〈生徒の感想〉

     Our group talked with a student from Ghana. He was really friendly, so we could speak English without hesitation. Through the discussion, we realize problems for foreign people in Japan. We thought solutions of these problems. Most Japanese people are shy and afraid of speaking English. It’s not a good habit. We have to change this habit and try to speak English. In addition, he told about English for us. He said, “Your presentation was great, so don’t say ‘I’m not good at English.’ Try to speak English every day. You can speak English.” I was impressed. I believe these words and make efforts.

     I thought that speaking English was very difficult before. So, I couldn’t answer questions well in the exchange meeting of the first term and the second term, either. However, it was not difficult today. My grammar might be wrong, but were able to try to communicate with a foreign student. When I was able to understand what the foreign student said, I was so glad. Through today’s interexchange, I learned that English is important. I had a very good time.

     We had a class to talk with exchange students from Cambodia. First, we presented him about Hyogo High School and Kobe city. After that he presented universities in his country. I think we were able to tell good points of Hyogo High School and Kobe City. Then, we discussed a problem in Japan for foreigner with him. He said that when he came to Japan for the first time, he was so surprised that most Japanese can’t speak English. And he made a mistake because all the letters in the supermarket were not English. We think it is because Japanese don’t have a chance to talk with foreigner in English. So, Japanese high school should give students more chance to use English such as today’s activity. We had a very valuable time today.

     As the first and the second exchange meeting, this time, I thought it was difficult for me to discuss in English and understand the foreign student’s presentation. However, I had a good time because I was able to make an effort to tell my opinions in English and we understood a trouble that foreign students experienced when they did a sightseeing. So, we came up with many solutions of the trouble. For example, we should be able to talk English and every station’s guidance must be written in English. I thought that we should solve these problems until Tokyo Olympics.

     My group interacted with a student who came from Korea.  At first, I was nervous, so I read my manuscript without making eye contact with her. I thought that it was a point for my improvement. So, I need to practice many times. However, I was glad to talk with her with my poor English. She said us “You are Japanese and your mother tongue is not English. So, you may speak wrong English. Foreigners just want to communicate with you regardless of your mistakes.” Hearing these words, I thought I would speak English more positively. Some members in my group could make eye contacts and speak willingly. I want to be like that.

     Today, we went to the Hyogo University of Teacher Education to interexchange with International students. It was the third time for us to discuss with them. Through this interexchange, I felt developments of me and our group. In the first exchange meeting in July, we discussed “existence of women”. Then, I couldn’t understand English and ask questions. However, this time I was able to understand English and ask some questions. In addition, it was very interesting to communicate in English. I am not good at speaking English, but I felt that the mind to tell others what I think important. Our group discussed with Tambogon Ricardo Sampilo from Philippines. He said that today’s interexchange is the best we’ve ever had. This word made us very happy. So, I want to learn English more. RRE class was very valuable experience for me.

     Today’s interaction with international students is the most interesting for me we have ever had. I introduced about “history of Kobe” and I was able to enjoy my English presentation. Foreign people have troubles while they did a sightseeing. He said that foreign people sometimes take a wrong bus and train because the same station is used by different buses and trains. Also, trains have different speed types. So, they get wrong bus or train. We should make more English signboards and gather people who want to support them. I was able to try to communicate with international student and ask questions. In this interaction, I felt speaking English is interesting for the first time. I don’t want to forget this experience.

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平成29年2月7日 創造基礎B 実践活動「長田デートで若者を呼び込もう!」

「長田デートで若者を呼び込もう!」をテーマに研究している本校創造科学科1期生(1年)8班が、実践活動として、新長田・駒ヶ林地区の下町風情の良さをPRする動画を作成しました。また、よりたくさんの人にPRするために、You Tubeに動画を投稿しました。

動画タイトルは「【駒ヶ林で】 恋ダンス 踊ってみた【逃げ恥】 」です。

動画へのリンクはこちら↓

ぜひ、見て下さい!

以下は動画のキャプションです。

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平成29年2月7日 RRE 「Let’s introduce attractions of Hyogo High School and Kobe city」

本校同窓会館ゆ~かり館において、本校創造科学科1期生(1年生)がRREの授業で、プレゼンテーションを英語で行いました(発表10分、質問準備3分、質疑応答5分)。3学期は、2年生で海外研修に行くことに備えて、兵庫高校と神戸市の紹介というテーマで、これまでパワーポイントのスライド作成や口頭発表の練習をしてきました。明日は兵庫教育大学を訪れ、外国人留学生にプレゼンテーションやディスカッションをする交流会を行う予定です。

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平成29年2月2日 創造基礎B FW 「ソースの挑戦」

オリバーソース神戸本社において、「ソースの挑戦」をテーマに研究している創造科学科1期生(1年)1班5名が、総務課係長 津田朝徳氏にオリバーソースのホームページに1班の取り組みの掲載を依頼するために訪問しました。1班はオリバーソースが製造している「長田ソース」を使って、お好み焼き風おにぎり「このみちゃんの長田おにぎり」を開発し、丸五ナイトや長田粉もんまつりで販売しました。今回、研究の経緯やおにぎりについて説明し、ホームページに掲載依頼と内容のアウトラインについて相談しました。偶然、同社代表取締役社長 道満雅彦氏からもお話を聞くことができ、同社の震災による影響やそこからどのように復興してしてきたかについて知ることができました。

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〈生徒の感想〉

今回のフィールドワークでは、オリバーソースさんに行きました。内容は、今まで僕たちが行ってきた研究活動の報告と、それをオリバーソースさんのホームページに載せてもらえないかの相談です。会社に着いたときに、まずびっくりしたのは、オリバーソースさんは会社自体もソースの匂いがすることです。近づくだけで、もう、すごかったです。話は順調に進んで、ホームページに載せてもらえることになりました。帰ろうとしたら、まさかの社長さんの話が始まり、ソースの歴史や、本の話など、面白い話がたくさん聞けました。今回のフィールドワークは、とても楽しく、有意義だったと思います。今後としては、ホームページの案を作ったり、オリバーソースさんとの話を進めていきたいと思います。

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平成29年1月31日 第7回高校生鉄人化まつり実行委員会(3)

長田区役所会議室において、創造科学科1期生(1年)5名が、長田区役所主催「第7回高校生鉄人化まつり」の実行委員として会議に参加しました。今回はポスター案の確認、屋台(模擬店)のメニューや実行委員企画などについて話し合いました。次回実行委員会は2月22日(水)長田区役所にて行われます。

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平成29年1月30日 創造基礎A 薮中三十二氏講義「グローバル人材育成」

本校同窓会館において、創造科学科1期生(1年生)40名を対象に、立命館大学特別招聘教授・外務省顧問の薮中三十二氏をお招きし、「グローバル人材育成~世界とロジックで対抗する~」というテーマで講義を行っていただきました。前半は、これからの時代におけるグローバル人材について。英国のEU脱退や米国第一の保護主義的政策を打ち出しているドナルド・トランプ氏の米大統領就任など、世界で反グローバリゼーションの動きが強まっている中、資源に乏しい日本こそグローバル人材が必要であること、そしてグローバル人材に必要な力として、「ロジック力」を中心お話ししていただきました。後半は、今後日本外交について。日米同盟を堅持しつつ、これまでの日本が培ってきた平和国家や技術立国のブランドを基盤に、中国などアジアの近隣国を巻き込んでどのような外交を展開すべきかついてお話ししていただきました。質疑応答の時間だけでなく、講義中にも薮中氏の語りかけに応じて多くの生徒が発言し、これからの日本外交について考えることができました。

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なお、この授業はNHKに取材されました。

〈生徒の感想〉

1.トランプ政権誕生、およびその後の政策についての意見

一番印象に残ったのが、トランプ氏が様々なことにTwitterで反応して思い付きで発言するということだ。トランプ氏の発言によってフォードが工場を国内に作ることにしたように思い付きでも大きな影響を与える。就任10日でこれだからこれからも世界中をひっかきまわすだろう。ただ、もとが商売人なので、きちんと彼にとってのセールスポイントを主張して、多少「花」を持たせれば、分かってくれるのではないかと思う。メキシコ国境の壁、イスラム圏からの入国制限、TPP凍結など、これまではやるとしても少しくらいは規模が小さくなるだろうと思われていた政策が次々に実行されていて世界の流れが大きく変わっていくことは間違いないと思う。

口調が強く、主張の発想が全然予想できないほど独自性が強いため、日本のメディアは日本人にトランプさんは悪い人というのを植え付けているように感じます。今日のお話の中でも、また、新聞ノートでも初めて知ることはたくさんあって、まだまだ学ぶことはたくさんあるなと思いました。まずは、次の会談で、アメリカとの同盟を今まで以上に、価値のあるものへ発展させることができれば、今回のトランプ政権誕生は、ピンチではなく日本のこれからについて深く考えるいい機会であると言えると思いました。

2.日本と中国の関係について、今後どうあるべきかの意見

中国とは友好的な関係を築き続けていくべきだと思う。日本が中国と対立してしまうと、薮中さんがおっしゃっていたように、ASEANと日本との関係が崩れ日本にとって様々な面で不利益なことが生じてくるだろう。それだけではなく、北朝鮮の問題にも対応していくのが困難になるだろう。今日の講演でアメリカと中国の関係が日本が考えているよりも良いということを初めて知った。日本が中国と友好的な関係でないと、中国の味方をするように、アメリカが日本との関係を弱めようとする可能性があるのではないだろうか。日本が中国との関係を悪くすることへのメリットはあまりないと思う。

やはり隣国であるという点で領土などの利権問題は友好関係を結ぶのに大きく響いてくると思う。中国のように領土的な大国は資源を重要視するのは必須だろうし、日本も資源の乏しい国であるので、資源の奪い合いになっているのは当然。しかし、講義にあったように日中東シナ海油ガス田合意(2008)が実現したようにロジックを活用して、改善に努めるべき。両国とも少子高齢化が進行するなど共通の問題を持っている。それについて協力するなど、同じ問題に取り組むことで、関係改善を図っていってほしい。トップは争っているが一般国民の行き来は活発であることから、仲良くなれないと諦めてしまうことが最も大きな問題であると思う。

3.「日本の指針」について、薮中氏の考えに対する自分の意見

日本にいたら日本が高品質国家として世界から信頼されているということはあまり実感できなかったが、私がアメリカにいたとき、びっくりするくらい日本への信頼度は高かった。そのようなことから、日本が世界を味方につけることはそう難しくないことだと思う。そこまでは薮中さんのおっしゃる通りだと思うが、私は日米同盟堅持を良いとは思えない。アジアの中心となる土地の提供を対価としているが、今ここでトランプ氏が納得しても、これから先また同じようなことにぶち当たってしまうと思う。アメリカと対等に話をすることができていないと思う。私は日本がどうやって自己防衛して世界と対等に話ができるようにしていくかということを考える必要があると思う。

確かにその通りだとは思うが、日本の防衛力整備にはどのような方法で防衛力を整備するかが重要である。ただ軍備費を増加させるというだけであったら周りの国々が刺激されるため、自衛隊の体制を整えるなどということをするべきだと思う。まだ中国との協力関係も2で書いた通り、しっかりと相手の立場に立って対話をするということが大切であると思う。また、日本は平和へのリーダーシップをとることが大切だと思うので、そういう面で頑張っていってほしいと思う。

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平成29年1月29日 ワンワールドフェスティバル for Youth 実行委員会

関西NGO協議会 会議室において、「ワンワールドフェスティバル for Youth 2016」の実行委員を務めたグローバルリサーチⅡ(2年生)の生徒2名が、実施後のふりかえりの会に参加しました。同イベントは大阪国際交流センターにおいて延べ6000人が参加した高校生のための国際交流・国際交流のイベントで、本校生徒は広報やSDGsクイズを担当しました。実行委員として成長したことや各担当の反省点、ボランティアスタッフとの連携についてふりかえりました。

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〈生徒の感想〉

今日は反省会でした。各々で思うところは多かったものの、この半年間はとても充実した時間を過ごせたと思います。確かにに忙しかったけど、忙しかったなりの達成感もあったし、難しかったけど、難しかったなりの得られた知識もありました。自分は、今まで難民だとか、内紛だとか、スラムだとか、今までそういう一般的なみんな知ってるような浅い知識しか持ち合わせてなかったけれど、実行委員会に参加したことで、今まで知らなかった児童婚、CSR、SDGsというワード、内容、難民スゴロクや高校生活動家の存在など、得られたものは多かったです。そこで得られたものは、これからの学校でのSGHの活動や、この先大学に入った後の活動の中でも、自分に広い世界を与えてくれるような、そんな大事な経験ばかりでした。反省はたくさんあったけど、やってよかったです。

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平成29年1月29日 創造応用ⅠS「第9回 サイエンスフェア in 兵庫」

神戸大学統合研究拠点、兵庫県立大学神戸情報科学キャンパスおよび甲南大学フロンティアサイエンス学部の3会場において、第9回サイエンスフェア in 兵庫が開催され、本校未来創造コース2期生(2年)の理系選択者26名が発表者として、創造科学科1期生の理系選択者28名が来年を見据えた見学者として参加しました。サイエンスフェア in 兵庫とは、兵庫県内において自然科学の研究活動を実践している学校が一同に集い、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)校を中心に企画された大型イベントです。9月から実践してきた探究活動の内容を主体的にプレゼンテーションし、多くの高校生をはじめ、高校や大学の先生、さらには専門家からいろいろな指摘やアドバイスをいただき、改めて自分たちで進めてきた研究について振り返ることができました。他校の研究から学ぶべき点も多く、同じ県内の高校生が内容の深い研究を知り、互いに議論する姿も見られました。1年生は来年発表者として参加するイメージをつかめ、先輩の発表にも刺激を受けました。また、午後からは企業や大学のプレゼンテーションもあり、多くの世代で交流を深めながら、自然科学の研究を楽しく味わうことができ、非常に有意義な1日になりました。

今年度の発表テーマは以下のとおりです。

《ポスターセッション》

数学班 「サザエさんのじゃんけん予想」

物理班 「Milk Crown」

生物班 「ミドリムシの光走性 ~ミドリムシで文字を描こう~」

都市工学班 「長田区片山町の防災意識の実態 ―地域に密着した防災マップ作りー」 「斜面市街地のモビリティー」

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《口頭発表》

化学班 「ゼロ円電池つくってみた」

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〈生徒の感想〉

サイエンスフェアでのプレゼンを通じて、表の説明がわかりにくいなどの指摘を受けて、研究の課題が見つかりました。まだ十分な結果が出ていないので、今後は分析をもう一度しっかり行い、何か法則を見つけたいと思います。(数学班)

発表前には自分の伝えたいことがまとまっているつもりでも、いざ発表となると的確に伝えることができなかった。これは十分に理解できていなかったことが原因であると思います。最終発表では、より自分たちの理解を深めて、主観的に発表するのではなく、相手にわかりやすく伝えることを心掛けたい。(物理班)

他校の酵素に関する研究発表を見て、自然科学の研究が社会問題に繋がることを知り、面白いと思いました。プレゼンを通じて、自分たちの研究はまだまだ十分に進んでいないことがわかったので、今後計画的に実験し、本題の課題をこなしたいと思います。(生物班)

実際に発表することで、大事なところを中心に言わないと、何が本当に伝えたいことなのかが伝わらないことがわかりました。私たちの研究は、多くの人に関心を持ってもらうことが重要なので、文理融合の良さがにじみでるような発表をしたい。(都市工学班)

発表して質問を受けることで、自分達の研究で足りないところ(電流を求めてエネルギーを考えるべきなど)を見つけることができた。今後はエネルギーにも目を向けながら、文系の人にも理解してもらえるよう、もっとわかりやすく説明できるようにしたいと思います。(化学班)

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平成29年1月28日 創造基礎B 自然科学分野「神戸高校との交流研究発表会」

神戸大学統合研究拠点コンベンションホールにおいて、本校創造科学科1期生(1年)40名が神戸高校総合理学科1年生とともに、合同交流研究発表会を行いました。兄弟校である両校の生徒が、互いに科学技術分野に関する探究活動について発表しあうことで、交流を深め、科学技術への興味関心を高める機会となっています。本校生徒は、創造基礎B自然科学分野の探究活動において研究してきた内容を、ポスターセッション形式で発表しました。当日は、これまで指導していただいた神戸大学の大学院生さんや両校の保護者の方も来られており、質問やアドバイスをする光景も見られました。今年の研究テーマは以下のとおりです。

《兵庫高校》

1班 「光合成酵素RuBisCOの環境による働きの違い ~日本と砂漠~」

2班 「野鳥が訪れる果実についての考察 ~KAKI ver.~」

3班 「環境DNAを用いた外来種の有無の研究 ~オオクチバスとブルーギルの場合~」

4班 「宇宙線の観測 ~天頂角分布の測定~」

5班 「月の地表の年代測定 ~クレーターカウンティングを用いて~」

6班 「髪の毛の傷み ~キューティクルで見るダメージ~」

7班 「寄生虫ハリガネムシの発育と色の関係 ~ハリガネムシは色で大きさが変わるのか~」

8班 「人間の本能を探る! ~心電図から読み取るヒトのストレスへの反応~」

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《神戸高校》

「粘菌による迷路実験」「タンポポの種類」「家庭用燃料電池を作る」「ミドリムシ特有の成分パラミロンの効能」「葉緑体の逃避運動について」「ダイラタント流体を用いた吸収剤の考案」「遠心力と植物の成長」「より滞空時間の長い紙飛行機の開発」「アロマで香るダニ退治」「色が変わるサイリュームの研究」

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発表後はお互いに健闘をたたえながら交流会を行い、兄弟校同士の交流を深めました。

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〈生徒の感想〉

1班 自分たちが進めた研究をいかに身近な事象に関連させるのかが重要なのかを知ることができた。語句の意味を再理解することから始めて、最終発表ではやわらかい言葉で説明できるようにしたい。

2班 今回の発表を通じて、難しいことをできるだけ簡単にして伝えないと聞いてもらえないということがわかった。最終発表では、難しいと言われないような、興味を持ってもらえるような発表をしたい。

3班 ポスターの作成を通じて、表やグラフの作り方が上達したが、発表を通じて人をひきつける工夫の必要性を感じた。最終発表では、わかりやすく見やすいポスターを作成し、質疑応答の対応力を上げたい。

4班 神戸高校の研究を知ることで、自分たちとはどのような点が違うのかを学ぶことができた。最終発表では、自分自身が持つ知識を増やして実験結果に結びつけ、質疑の時に受けた疑問を明らかにしたうえで発表に臨みたい。

5班 今回の発表を通じて、質疑応答の時間の使い方に課題が残り、もう少し補足説明を入れるべきであることがわかった。最終発表では、質問に対する準備をしっかりして、みんなに伝えていきたい。

6班 交流発表会を通じて、ポスター構成をどのようにすればより伝わりやすくなるのかを学んだ。最終発表はパワーポイントなので、より多くの人に向けてわかりやすく端的に伝えられるような資料を作って多くの人に理解してもらいたい。

7班 神戸高校のポスター発表から、実験に対する理解度がよく伝わってきた。最終発表では、原稿通りに言うのではなく流れだけを決めておいて発表し、今回の研究への思いを全てぶつけたい。

8班 今回の発表を通じて、実験項目の定義づけのあいまいさなど説明の足りないところがたくさん見つかり、たくさんのアドバイスもいただいた。最終発表会では、話せる時間もスペースも余裕があるので、できるだけ多く伝えたい。

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