平成29年10月1日 グローバルリサーチⅡ FW「神戸ベトナム人会 月見の会」参加

駒ヶ林公園において、グローバルリサーチⅡ受講生(2年)の5名が神戸ベトナム人会が開催する月見の会に参加しました。会長のオアンさんよりアオザイをお借りし、全員着用で参加しました。ベトナムの歌と踊り、獅子舞、ベトナム語教室の生徒との記念撮影など、様々な取り組みがなされていました。途中でベトナムのお月見で食べる月餅をいただきました。私たちはそのお返しに月見団子を優しい日本語で説明して食べていただきました。100名程度が参加していましたが、日本人は行政担当者2名、支援者3名、我々6名のみで、地域住民の方はいらっしゃいませんでした。あらためて、ベトナム人と日本人との交流は難しいということを実感させられました。

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平成29年10月1日 グローバルリサーチⅡ 実験実習「ベトナムと日本の野菜のポリフェノール含量測定実験」

兵庫県立大学環境人間学部において、「機能性植物の評価」をテーマに研究をしているグローバルリサーチⅡ受講者(2年)の2班5名が、同大学教授 村上明氏のご指導のもと、サンプリングとベトナムと日本の野菜のポリフェノール含量測定実験を行いました。

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〈生徒の感想〉

僕たちの班は、まず準備としてナス、キュウリ、ショウガ、ニンニク、コリアンダーの五種類の野菜をそれぞれ細かく刻みエタノールに一週間漬けて、成分を抽出してサンプルを作成しました。そして兵庫県立大学で、作成したサンプルをエタノールと水分を飛ばして濃縮し、没食子酸を指標として、色の濃さを数値化して吸光度を求めました。兵庫県立大学での実習で印象に残っているのは、実験用具の豊富さです。メタノールにサンプルの液を混ぜる作業があったのですが、サンプル液に粘り気があって混ざりにくかったときに、ボルテックスという内容液を攪拌する機械を用いました。学校にはそのような機械を見たことがなく、使ったこともなかったので、とても新鮮でした。また、ご指導していただいている村上先生から、大腸がんのがん細胞も見せていただくという貴重な体験もさせていただきました。僕たちがこのように大学の先生のご指導の下で、大学の施設をお借りすることができ、さらには豊富な実験器具に触れる機会を得ることができ、本当に恵まれているなと感じています。今行っている実験から、何か少しでも得て、この研究をやっててよかったと思えるようにしたいです。

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平成29年9月30日 創造基礎B FW「角野邸付近にてビラ配り」

長田区駒ヶ林の角野邸付近の防波堤で行われたアートイベントにおいて、「駒ヶ林アクアリウム~人を空き地とアートでつなげる~」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年生)1班の生徒2名が参加し、10月下旬開催予定のワークショップのヒントを得る機会にしました。最後に宣伝としてビラを配り、多くの地域の方々に参加してもらえるよう働きかけました。

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平成29年9月29日 RRE 講義「社会課題の解決と市民の役割 ~公害の事例から考える~」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科2期生(1年)40名を対象に、あおぞら財団研究員の栗本知子氏による「社会課題の解決と市民の役割 ~公害の事例から考える~」というテーマの講義とワークショップが行われました。今回は、2学期のRREのテーマである「環境問題」について、市民としてどのように関わるのかを考えるために、日本語での活動となりました。初めに栗本氏から西淀川公害について講義をして頂きました。続いて、グループに分かれ、市役所職員、被害住民、工場経営者、町医者、工場従業員、ジャーナリストで役割分担し、ロールプレイを通して環境汚染問題について合意形成をめざすプログラムを実施しました。最後に役割ごとにグループをつくり、同じ状況におかれた人同士で改善策は考えられないか話し合いました。

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〈生徒感想〉

「工場が原因だ」というはっきりとした証拠はなくても、他に原因がないので、工場に何らかの原因があると考えるのが妥当なのではないかと思う。でも一人で声を上げ続けても効果は得られないので、横のつながり(被害者同士、賛同意見)をつくっていくことが大事だと思う。〔市役所職員役〕

僕は被害住民の立場だったけど、医者や工場の立場の人の意見を聞いて、立場が変わると「こうであってほしい」という思いも変わってくるし、その意見をまとめて合意につなげていくことは難しいことだなと思った。それでもお互いの意見を尊重し、解決策を見つけることが大切だと思った。〔被害住民役〕

今日の話し合いと実際の議論は比べ物にならないほど困難なものであると思った。一番困るのは経済面だと思うので、根本的な解決を図るのならもう技術を発展させるほかないと思う〔工場経営者〕

公害については今まで社会の四大公害病でしか学んだことがなかったのですが、今回もし自分が公害に関係あったらと考え本当に難しい議題だと思いました。もし自分の家族が病気になったら工場を憎むでしょうし、逆に工場で働いていたら責任はない!と言い張るだろうし、工場の操業を止めるというのも立場によるので、本当に難しいと思いました。ですがたくさん議論ができたので良かったと思います。〔工場従業員〕

市民が主張していくことが大切だと思った。「誰かがやってくれる」と思わずに、変えたいと思っている住民が協力すれば工場や市役所も動かざるを得ない状況になると思う。その場所に住んでいる人として責任があると思うので、私も私の住んでいる地域でそのような問題があったなら人任せにせず自分の意見を言い、自分から積極的に行動していきたいと思った。〔ジャーナリスト〕

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平成29年9月28日 イギリス研修事後学習

本校ゆ~かり館において、イギリス研修に参加した生徒(2年)10名が研修旅行の振り返りをし、来年度のイギリス研修参加希望生徒(1年)25名とともに座談会を行いました。また、研修中にお世話になった現地の坂出さんとテレビ電話を通じて研修の振り返りレポートを英語で発表しました。坂出さんからは英語で講評を頂き、イギリス研修を振り返る良い機会となりました。

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平成29年9月28日 創造基礎B FW「店舗評価シートの検討」

長田神社前商店街の洋菓子店エンゼルにおいて、「どんどん広げろ!長田商店街イイとこプロジェクト」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年生)2班の生徒3名が、長田商店街の店舗の課題と解決策提案のために作成した店舗評価シートの有効性の検討およびインタビューの練習を行いました。

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今回の調査を通じた反省を生かし、本番の調査に向け評価シートの内容を改善していく予定です。

〈生徒の感想〉

今回行ったフィールドワークの目的は、10月24日から行う、お店の見学に向けて試しにやって見たものでした。なので、今回のことから本番への改善点がいくつか見つかりました。まず、調査項目についてですが、始め私たちは5段階で評価し数値化するつもりでいましたが、実際お店を見て5段階で評価をするのは予想以上に困難なことでした。そのため、5段階で評価することをやめ、コメントとして残していく方向で行くことにしました。また、項目自体も、お店を見ただけでは分かりにくかったり、当てはまりにくいものもいくつかあったので削ったり足りたりしながら本番までに納得のいくものに作り上げたいと思います。今回の事前調査で分かったことを反映しさらなる高みを目指して行こうと思います。

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平成29年9月27日 創造応用ⅠS 探究活動(3回目)

<数学>
本校HR教室において、神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授 稲葉 太一氏にお越しいただいて、前回鉛筆を転がして行った実験を通して検定の考え方、特に棄却域の決め方について講義をしていただきました。棄却域の決め方として様々な考え方があることを学び、帰無仮説と対立仮説の立て方について教えていただきました。また、各自が考えているテーマについて少しずつですがヒントをいただいて、次回に向けて準備を進めています。

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<物理>
本校物理教室において、9月13日に大阪大学大学院下田研究室を訪れた際にいただいたアドバイスをもとに、実際に実験を行いました。ダイラタント流体班は、まずダイラタント流体の作成を行いました。片栗粉と水の比率を変えながら、ダイラタンシーを示す最適な資料作りに取り組みました。その後、シャーレにダイラタント流体を敷き、そこにダイラタント流体を滴下し、その様子を観察しました。砂時計班は、班員の友人等から砂時計を借り、それらの時間を測定しました。各砂時計に対して上下各10回ずつ時間を測定し、実際に販売されている砂時計の正確性を調べました。

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<化学>
本校化学教室において、化学を選択した生徒6名を対象に、本校教員による化学3回目の活動を行いました。前回の実験データを考察する中で、塩橋や負極の水溶液の影響を調べることを目的とした実験を行いました。まず塩橋を作成して使用し、昨年のデータとの比較を行ったが、塩橋の影響ではないことがわかりました。また、負極の水溶液をKClaqから同じ濃度のNaClaqに変えて電圧を測定したが、大きな変化は見られませんでした。しかし、持参した海水にすると、やや高い起電力が得られました。海水に含まれる金属イオンの影響も考えられるという結論に至り、次週は大堺先生に質問することになりました。

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<生物>
本校生物教室において、グリーンヒドラの形態と行動を観察しました。材料となるミドリヒドラは神戸大学大学院理学研究科準教授 洲崎敏伸氏から分けていただいた個体を、本校でアルテミアを主な餌として増殖させた集団です。まず、各自で作成したminiスマホ顕微鏡をもちいて、プラスチックシャーレ内の個体を観察しました。次に、3%塩化ナトリウム溶液中でふ化したアルテミアを蒸留水で洗浄し、プラスチックシャーレ内のグリーンヒドラに与えて、捕食と採食の様子をminiスマホ顕微鏡と光学顕微鏡をもちいて、プラスチックシャーレ内の個体と刺胞細胞を観察しました。スマホ顕微鏡とipadを組み合わせると、触手の形態変化が明確にとらえられました。

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<都市工学>
都市工学を選択した生徒5名は、大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー専攻澤木研究室を訪問しました。最初に、修士2年生安野谷氏の指導により、SD法による印象評価実験の体験をさせていただいた。1枚の写真につき、1分間で18項目の形容詞対による直感的な印象を評価するという作業であり、研究テーマが決まったらこの作業の被験者を選定して作業を依頼しなければならないことがわかり、生徒らはデータ収集の方法の実感を持ったようでした。その後、澤木先生が来られ、全体でテーマの設定に向けて建設的な議論が交わされました。ディスカッションの結果、大きく2人・3人の2つのグループに分かれ、2人のグループは「景観印象と色彩・絵画の印象との比較」、3人のグループは「景観印象と音楽の印象との比較」に取り組むということになりました。また、最終的な考察結果の集約の形として、印象評価実験から得られた示唆に基づいた何か「印象のよい景観やインテリアデザイン等のモデルプラン」を提示しようという提案が出されました。

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平成29年9月27日 創造基礎B FW「長田駒ヶ林漁業体験ツアー」

長田区の駒ヶ林漁業会館において、「NAGATAおさかな天国プロジェクト」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年生)3班の生徒2名が、「第3回親子で楽しめる!長田駒ヶ林漁業体験ツアー」の実行委員会に参加しました。長田区役所からまちづくり課の田中課長と長岡氏、小林氏、駒ヶ林浦漁業会の三浦氏、長田港の尻池氏と一緒に次回イベントの内容について検討しました。また、校内発表会の内容を報告し、キャラクター作成やクイズラリー、漁師メシの実施などを提案しました。

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〈生徒の感想〉

今日の漁業体験ツアー第1回会議で、私たちが1番優先すべきことはクイズスタンプラリーに決まった。どのような質問をするのか、用紙の形式などを、次に区役所を訪問する10月中旬までに決めておく。優先順位はキャラクター「コマガー」についてだ。今出している案はタコだが、駒ヶ林ではタコは売り出していない。よって駒ヶ林で売り出せそうなチヌ、シラス、イカナゴ、エビ、ハリイカなどさまざまな生物で回キャラクターを作ってみることになった。そして、2番目は漁師飯についてだ。今のところチヌのアラ汁とタコ飯が候補にあがっているが、タコ飯は小学校の給食ででることがあるので、私たちはチヌのアラ汁がいいのではないかと考える。材料や費用のことがあることから、早めにメニューを決めて、漁業会や婦人会の方々に協力を頼みに行く。また、同じ班員がフィールドワークに参加しているので、あまり参加していない班員も参加できるよう調整する。

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保護中: 72回生_野外活動

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平成29年9月26日 創造基礎B 自然科学分野「神大院生によるプレゼンテーション」

本校同窓会館ゆ~かり館において、本校創造科学科2期生(1年)を対象に、創造基礎Bの授業「神大院生によるプレゼンテーション」が行われました。創造基礎Bは、前期は社会科学分野の探究活動を行ってきましたが、後期は自然科学分野のテーマについて、神戸大学大学院人間発達環境学研究科の大学院生とともに共同研究を行います。今回、同大学院 教授 伊藤真之氏と大学院生8名に来ていただき、ご自分の研究課題や、今後生徒と共に取り組む予定の研究内容について、プレゼンテーションを行っていただきました。以下は研究(あるいは今回の発表の)テーマです。

・植物生態学・数理生物学(博士1年)

・植物の繁殖戦略と進化(修士1年)

・耕作放棄地への管理再導入による植物再生実験(修士1年)

・環境DNA分析手法を用いた生態学調査(修士1年)

・星の観測(修士1年)

・振動分光法を用いた高分子材料(コラーゲン)の熱変化挙動の解析(修士1年)

・宇宙線観測気球実験(修士1年)

・月周回衛星「かぐや」搭載線検出器(ARD)による月面Po α線の解析(修士2年)

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大学院生の方々からの発表後、どのテーマに沿って研究を進めていくのかを各班で考えました。大学院生に質問をしながら、班員の考えをすりあわせて、研究したいテーマを絞り込みました。

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