平成29年9月22日グローバルリサーチⅡ FW「神戸国際コミュティセンター訪問」

神戸国際コミュニティセンターにおいて、「災害弱者」をテーマに研究しているグローバルリサーチⅡ受講生1班の4名が、同交流事業担当の中野真紀氏にお話しを伺った。神戸国際コミュニティセンターでは、日本語文化学習をサポートしたり、電話や同行による相談・通訳・翻訳業務、神戸国際交流フェアのような国際交流事業を行っている。神戸市における外国人サポートの現状や、「やさしい日本語ミニブック」、外国人のための生活ガイド「Good Living Guide」、「防災カード」についてお話をしていただきました。

IMG_7687 IMG_7695 IMG_7701 IMG_7704

〈生徒の感想〉

KICCに訪問したことで多文化共生が今まで以上に求められていることがわかり、日本政府も動き出していると知った。その中でKICCはやさしい日本語の無料教室、多文化共生、異文化理解のイベントの開催、市役所で配布される「living guide」の作成、公共機関への同行通訳など数々の取り組みをしていて私の班に必要な情報を多く得ることができた。私は特に「公助、自助、共助」の話が印象に残った。公助は政府が行うことだが、自助、共助に関しては私たちでもできることが多くあります。例えば自助はあらかじめ地震に関する知識を災害弱者が知っていること、共助は助け合える知人を作ることでより対応しやすいと聞き、自助のためにより多くの災害弱者に地震に関する情報を得てもらうにはどういった手段でそのように伝えれば良いのか、共助のためには異国の地で友人や知人を作れるようにする環境づくりについて考えるのが自身の課題だと思った。またこれは私の班の研究にも活かせると思うので早く探そうと思う。このフィールドワークに行ったことで新たな課題、他にも訪問すべき事業所、多文化共生の現状が知れたのでとても良い経験になったと思う。

外国人といっても色々な人がいて、日本語レベルはまちまちであり、その中でも全く使えない人は1%ほどだと聞き、思いのほか少なかったことに驚いた。KICCさんは市、区役所や裁判所などへの通訳はできるが民間には入ることができない(病院)、そのためにファシルがいるがお金はかかるのでどちらもお金に余裕のある人しか行きにくいと思った。上にも書いた通り、外国人のほとんどは日本語が少しは分かるのでその人たちはきっとやさしい日本語を使うのもあまり苦労しないと思う。だが多文化共生はみんなが暮らしやすくなのでのこり1%の人へどう対応していくか、また観光客への対応はどうするのかというところが課題であると思う。

カテゴリー: グローバルリサーチ   パーマリンク

コメントは受け付けていません。