平成29年10月9日「多文化フェスティバル深江」ボランティア参加

深江会館において、グローバルリサーチⅠ受講生(1年)4名と創造科学科1期生(2年)1名が、ボランティア活動として「多文化フェスティバル深江」に参加しました。地域の外国人の方や大学生と一緒に屋台の運営や記録を行いました。定住外国人を支援しているNPO法人の活動を理解する良い機会となりました。

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平成29年10月5日 創造応用ⅠL FW「高齢者施設訪問」

西区伊川谷において、創造科学科1期生(2年)の1名が、高齢者施設の「ゆいま~る伊川谷」を訪問しました。この施設は一般の方が利用できる食堂があり、実際に夕食時に訪問しました。訪問時には一般客はいませんでしたが、入居者の方々が、お話をしながら食べておられました。メニューも栄養バランスを考えてものが出されており、高齢者にやさしい食堂でした。

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平成29年10月4日 創造応用ⅠS 探究活動(4回目)

<数学>
本校学科準備室において、数学を選択した4名を対象に、本校教諭による授業を行いました。稲葉先生があらかじめ渡してくださったレジュメを元にしながら、演習問題を解き、理解を進めていきました。1学期の授業では個々のデータを集めた対象に関して平均や分散を考えましたが、今回は確率変数に対して定まる期待値を通して同じような数学的対象である母平均・母分散などの考え方について学びました。また、どのようにExcelを利用して計算や分析を行うのか、パソコンを各自で用いてやってみました。情報の授業で学んだこととは少し異なる形だったのか、少し戸惑う部分もありましたがすぐに慣れて操作を行うことが出来ました。

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<物理>
大阪大学大学院理学理学研究科物理系総合研究棟下田研究室において、大阪大学大学院理学研究科教授 下田正氏と共に、9月20日に集めたデータをもとに議論を行いました。データに関するアドバイスだけではなく、実験方法やデータ整理方法のアドバイスもいただき、今後の研究にむけて大変参考となりました。また、それぞれの班の最終的な目標を再度確認し、具体的にどういった実験を行っていくのか議論を行い、方向性を定めていきました。

<化学>
本校化学教室において、化学を選択した生徒6名を対象に、化学4回目の活動を行いました。神戸大学大学院理学研究科准教授 大堺利行氏に指導していただき、起電力をできるだけ正確に測定するために、できるだけ小さい抵抗を入れて電流を流す必要があることを指摘していただきました。また、電極の表面で起こっていると考えられるや嫌気的な泥を水溶液に入れる意味についても教えていただき、放電曲線を作成して電池としての性能を探ってみることを勧められました。次回は、電池の放電曲線を作成する予定です。

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<生物>
神戸大学大学院洲崎研究室を訪問し、生物を選択した生徒5名を対象に、神戸大学大学院理学研究科准教授 洲崎敏伸氏、並びに研究員小林真弓氏の指導を受けて実体顕微鏡と位相差顕微鏡によるミドリヒドラの形態と捕食行動を観察しました。まず、グリーンヒドラを培養液と共にスライドガラスに取り、カバーガラスをかけて、通常の形態を観察しました。その後0.1%酢酸溶液および、アルテミア補足による刺胞放出の促進を観察しました。通常の光学顕微鏡と異なり、位相差顕微鏡(総合倍率400倍、1000倍)では放出された多くの透明な刺糸を明確に確認することができました。アルテミア補足時に比べ、酢酸溶液添加の方が刺胞の放出が顕著に見られました。その後、次回訪問時に行う電子顕微鏡観察の方法について、説明をしていただきました。

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<都市工学>
本校HR教室において、都市工学を選択した生徒5名を対象に、先週の大阪大学訪問で指導を受けた内容を踏まえて、課題研究テーマの設定に向けての議論を重ねました。生徒は事前に話し合いをしており、景観の印象評価として下記のような方法で「美しさ」の条件を明らかにしたいという要望をまとめていました。

  • 海外研修等で生徒が撮影してきている写真の中で比較的「美しい」と思えるものを選ぶ。また、インターネット上で「美しい景観写真」のランキング上位のものを選別する
  • 上記の写真を並べ替えて写真のセットリストを作成する
  • 上記リストを用いてSD法による印象評価実験を実施する
  • 実験で得られたデータから「美しい」という印象と関連のある形容の要素を特定する

(仮説としては、「統一感のある」「ごちゃごちゃしていない」など)

また、美しい景観印象形成に向けて、「音楽分野」からと「美術分野」からの示唆をえるために2グループに分かれることを再確認し、それぞれでどのようなポイントに焦点化するかが議論されました。しかしながら、音楽でいえば「リズム」や「テンポ」等、美術でいえば「色彩」や「絵画作品」等、対象とする軸をどう設定すればよいかに困難さを感じ、結論には至らなかったです。さらに、「美しい」という評価軸も守備範囲が広すぎるのではないか、「美しさ」の中でも何かに焦点を絞った方が良いのではないか、という意見も出され、結論が収拾せぬまま終業となりました。来週までに各自で各自なりに考えをレポートに集約してくることになりました。

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平成29年10月2日 グローバルリサーチⅡ FW「ミャンマー料理店訪問」

新長田の丸五市場内にあるミャンマー料理店において、「企業の海外戦略」をテーマに研究をしているグローバルリサーチⅡ受講者(2年)9班の生徒3名が、追加の取材を行いました。生徒の質問に対して、ご主人が直接目の前でミャンマーの親戚の方に電話をしていただき、回答をしていだきました。ミャンマーの現状について詳しく聞けて大いに研究の参考になりました。

〈生徒の感想〉

ミャンマー料理店のTeTeに行かせていただくのは2回目でした。今回は、私たちのビジネスプランを完成させるのに必要な人口の数や村の名前などを、実際に家族の方に電話で聞いて頂けたりして、具体的な数字として得るものがあったのでとても貴重な時間になりました。他にも、医薬品を売ることが利益になるような話がいっぱい出てきて、自分達のテーマがどんどん実現可能だと思えるようなことばかりで本当に嬉しくなりました。単にプランであるだけではもったいない、実際にビジネスに繋げたい!と思いました。
これから収支計画をきちんと作って、エントリーシートを完成させて、ビジネスプランの最後の10組に残れるように必死に頑張っていきたいと思います!最後になりましたがサモサがとてもおいしかったです(^-^)

ミャンマーの村の様子、人口、薬の使用料など具体的な数字を聞くことが出来、とても参考になりました。また、今まで考えていた田舎だけではなく、ヤンゴンの郊外という新たに置き薬を置くことができそうな場所の情報も得ることができました。ビジネスプランとは別に、研究としては実際にミャンマー、ヤンゴンの郊外に日本の薬を持っていき、売ってもらうこともできれば、いいデータが出るのではないかと思いました。いよいよ研究の方も大詰めとなってきたので、頑張りたいと思います。

ビジネスプランの具体性を出すのに苦戦気味だったので、今回の訪問、インタビューはとても貴重な機会であった。 お話を聞いて、ミャンマーに目をつけたことはなかなか先見の明があると思った。税制度や販売基準等は日本と異なるがそれもある意味メリットであると感じた。医薬品のニーズは想像以上にありそうなうえ、様々な分野でニーズがあり、ビジネスチャンスがたくさん転がっているように思う。私たちはあくまでプラン、計画止まりだが本当に事業を起こしたくなった。また、ミャンマーを訪れたいという気持ちが高まった。どこまで突き詰めて作成するかは私達次第であるので残りの期間、しっかりと向き合っていいものを作っていきたい。

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平成29年10月1日 グローバルリサーチⅡ FW「神戸ベトナム人会 月見の会」参加

駒ヶ林公園において、グローバルリサーチⅡ受講生(2年)の5名が神戸ベトナム人会が開催する月見の会に参加しました。会長のオアンさんよりアオザイをお借りし、全員着用で参加しました。ベトナムの歌と踊り、獅子舞、ベトナム語教室の生徒との記念撮影など、様々な取り組みがなされていました。途中でベトナムのお月見で食べる月餅をいただきました。私たちはそのお返しに月見団子を優しい日本語で説明して食べていただきました。100名程度が参加していましたが、日本人は行政担当者2名、支援者3名、我々6名のみで、地域住民の方はいらっしゃいませんでした。あらためて、ベトナム人と日本人との交流は難しいということを実感させられました。

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平成29年10月1日 グローバルリサーチⅡ 実験実習「ベトナムと日本の野菜のポリフェノール含量測定実験」

兵庫県立大学環境人間学部において、「機能性植物の評価」をテーマに研究をしているグローバルリサーチⅡ受講者(2年)の2班5名が、同大学教授 村上明氏のご指導のもと、サンプリングとベトナムと日本の野菜のポリフェノール含量測定実験を行いました。

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〈生徒の感想〉

僕たちの班は、まず準備としてナス、キュウリ、ショウガ、ニンニク、コリアンダーの五種類の野菜をそれぞれ細かく刻みエタノールに一週間漬けて、成分を抽出してサンプルを作成しました。そして兵庫県立大学で、作成したサンプルをエタノールと水分を飛ばして濃縮し、没食子酸を指標として、色の濃さを数値化して吸光度を求めました。兵庫県立大学での実習で印象に残っているのは、実験用具の豊富さです。メタノールにサンプルの液を混ぜる作業があったのですが、サンプル液に粘り気があって混ざりにくかったときに、ボルテックスという内容液を攪拌する機械を用いました。学校にはそのような機械を見たことがなく、使ったこともなかったので、とても新鮮でした。また、ご指導していただいている村上先生から、大腸がんのがん細胞も見せていただくという貴重な体験もさせていただきました。僕たちがこのように大学の先生のご指導の下で、大学の施設をお借りすることができ、さらには豊富な実験器具に触れる機会を得ることができ、本当に恵まれているなと感じています。今行っている実験から、何か少しでも得て、この研究をやっててよかったと思えるようにしたいです。

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平成29年9月30日 創造基礎B FW「角野邸付近にてビラ配り」

長田区駒ヶ林の角野邸付近の防波堤で行われたアートイベントにおいて、「駒ヶ林アクアリウム~人を空き地とアートでつなげる~」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年生)1班の生徒2名が参加し、10月下旬開催予定のワークショップのヒントを得る機会にしました。最後に宣伝としてビラを配り、多くの地域の方々に参加してもらえるよう働きかけました。

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平成29年9月29日 RRE 講義「社会課題の解決と市民の役割 ~公害の事例から考える~」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科2期生(1年)40名を対象に、あおぞら財団研究員の栗本知子氏による「社会課題の解決と市民の役割 ~公害の事例から考える~」というテーマの講義とワークショップが行われました。今回は、2学期のRREのテーマである「環境問題」について、市民としてどのように関わるのかを考えるために、日本語での活動となりました。初めに栗本氏から西淀川公害について講義をして頂きました。続いて、グループに分かれ、市役所職員、被害住民、工場経営者、町医者、工場従業員、ジャーナリストで役割分担し、ロールプレイを通して環境汚染問題について合意形成をめざすプログラムを実施しました。最後に役割ごとにグループをつくり、同じ状況におかれた人同士で改善策は考えられないか話し合いました。

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〈生徒感想〉

「工場が原因だ」というはっきりとした証拠はなくても、他に原因がないので、工場に何らかの原因があると考えるのが妥当なのではないかと思う。でも一人で声を上げ続けても効果は得られないので、横のつながり(被害者同士、賛同意見)をつくっていくことが大事だと思う。〔市役所職員役〕

僕は被害住民の立場だったけど、医者や工場の立場の人の意見を聞いて、立場が変わると「こうであってほしい」という思いも変わってくるし、その意見をまとめて合意につなげていくことは難しいことだなと思った。それでもお互いの意見を尊重し、解決策を見つけることが大切だと思った。〔被害住民役〕

今日の話し合いと実際の議論は比べ物にならないほど困難なものであると思った。一番困るのは経済面だと思うので、根本的な解決を図るのならもう技術を発展させるほかないと思う〔工場経営者〕

公害については今まで社会の四大公害病でしか学んだことがなかったのですが、今回もし自分が公害に関係あったらと考え本当に難しい議題だと思いました。もし自分の家族が病気になったら工場を憎むでしょうし、逆に工場で働いていたら責任はない!と言い張るだろうし、工場の操業を止めるというのも立場によるので、本当に難しいと思いました。ですがたくさん議論ができたので良かったと思います。〔工場従業員〕

市民が主張していくことが大切だと思った。「誰かがやってくれる」と思わずに、変えたいと思っている住民が協力すれば工場や市役所も動かざるを得ない状況になると思う。その場所に住んでいる人として責任があると思うので、私も私の住んでいる地域でそのような問題があったなら人任せにせず自分の意見を言い、自分から積極的に行動していきたいと思った。〔ジャーナリスト〕

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平成29年9月28日 イギリス研修事後学習

本校ゆ~かり館において、イギリス研修に参加した生徒(2年)10名が研修旅行の振り返りをし、来年度のイギリス研修参加希望生徒(1年)25名とともに座談会を行いました。また、研修中にお世話になった現地の坂出さんとテレビ電話を通じて研修の振り返りレポートを英語で発表しました。坂出さんからは英語で講評を頂き、イギリス研修を振り返る良い機会となりました。

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平成29年9月28日 創造基礎B FW「店舗評価シートの検討」

長田神社前商店街の洋菓子店エンゼルにおいて、「どんどん広げろ!長田商店街イイとこプロジェクト」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年生)2班の生徒3名が、長田商店街の店舗の課題と解決策提案のために作成した店舗評価シートの有効性の検討およびインタビューの練習を行いました。

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今回の調査を通じた反省を生かし、本番の調査に向け評価シートの内容を改善していく予定です。

〈生徒の感想〉

今回行ったフィールドワークの目的は、10月24日から行う、お店の見学に向けて試しにやって見たものでした。なので、今回のことから本番への改善点がいくつか見つかりました。まず、調査項目についてですが、始め私たちは5段階で評価し数値化するつもりでいましたが、実際お店を見て5段階で評価をするのは予想以上に困難なことでした。そのため、5段階で評価することをやめ、コメントとして残していく方向で行くことにしました。また、項目自体も、お店を見ただけでは分かりにくかったり、当てはまりにくいものもいくつかあったので削ったり足りたりしながら本番までに納得のいくものに作り上げたいと思います。今回の事前調査で分かったことを反映しさらなる高みを目指して行こうと思います。

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