平成29年10月14日 創造基礎B FW「ワークショップ準備」

長田区駒ヶ林地区の角野邸において、「駒ヶ林アクアリウム~人を空き地とアートでつなげる~」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年)社会科学分野1班の生徒2名が、再来週に行うワークショップの準備として空き地に絵を描くためのブルーシートを敷きました。ブルーシートの下に使われなくなった材木を置き、波に見立てるなどの工夫を施しました。地域の方々も手伝いに来て下さり、共同作業を通して生徒と地域の方々との交流もあり、とても有意義な時間となりました。

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平成29年10月12日 創造基礎B FW「商店街事務所訪問」

長田商店街事務所において、「どんどん広げろ!長田商店街イイとこプロジェクト」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年)2班の生徒4名が理事会に参加し、今後行う商店街の課題提言や食べ歩きマップ作製のための店舗へのインタビュー内容の検討や、協力して頂ける店舗を募っていただけるようお願いしました。次回のフィールドワークでは実際に商店街店舗にインタビューを行っていく予定です。

〈生徒の感想〉

今回のフィールドワークは私たちの聞き取りについて商店街の方々に説明することを目的とし、長田神社前商店街の理事会で10分程度の説明の後、20分程度の意見交流を行いました。

理事の方々から私たちが上げきれていなかったお店の名前などご意見をいただき、10月24日からのお店の見学についての日程調整等を行いました。また、吉川さんからもお菓子のお店だけではなく、おかずふぁくとりーさんをはじめとした軽食を提供するお店も食べ歩きマップ候補に適しているという意見をいただきました。

今回のフィールドワークでは商店街の方々からの生の意見もいただくこともできたので、これからの活動に活かしていこうと思います。また、次回のお店の見学では今回頂いたご意見も踏まえて活動していきたいです。

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平成29年10月11日 第8回高校生鉄人化まつり実行委員会(1)

長田区役所大会議室において、第8回高校生鉄人化まつり開催に向けた第1回実行委員会が開かれました。このまつりは、平成22年度に長田区主催の「第2回鉄人まちづくりイベント」に応募した本校総合科学類型1期生(創造科学科の前身)の提案が最優秀賞を受賞し、長田区に所在する高校のさまざまな活動発表の場としてが実施されるようになったものです。本校からは創造科学科1期生5名、育英高校からは生徒会3名、神戸野田高校からは生徒会4名が実行委員として参加しました。自己紹介のあと、役員決め、今回のテーマ、今後の大まかな予定について話し合われました。今年度の実行委員長は神戸野田高校と本校の生徒が共同で担うことになりました。次回会議は11月20日(月)を予定しています。

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平成29年10月11日 創造応用ⅠS 探究活動(5回目)

<数学>
本校学科準備室において、神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授 稲葉 太一氏にお越しいただき、前回の講義の宿題の答え合わせをしながら2次元確率変数についての理解を深めました。また、条件付き確率について、具体的な例を通して直感と実際に起こっていることとの間のずれについて、どのような説明をすれば理解しやすいかということを議論しました。また、各生徒が直接稲葉先生にメールを使って質問していったことについて、実際にExcelを使いながらデータの解析・回帰分析について実践していただきました。

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<物理>
本校物理教室において、各班が前回決めた実験を実施しました。ダイラタント流体班は、今後行っていく実験の厳密性を上げるために、試料として使用していくダイラタント流体の物性を決定しようとしました。しかし、前回と同じ比率で作成したにもかかわらず、前回と同じ性質を示さなかったため、この違いが生じた原因が何で、どう対処していくべきなのかを考えました。今回は、試料作りの難しさを感じ、最初に乗り越えるべき課題が生まれました。砂時計班は、ペットボトルを用いて砂の量と落下時間の関係を調べました。実際にしてみると予想通りにいかず、予想から外れる原因が何かを議論しました。その中で、ペットボトルの変形や砂が含む湿気などに原因があるのではと考え、次回に向けて砂を乾かすなど、実験を正確に行う準備を行いました。両班とも、実施したい実験を行うための事前準備の大切さに気付いた回となりました。

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<化学>
本校化学教室において、化学を選択した生徒6名を対象に、神戸大学大学院理学研究科准教授 大堺利行氏に指導していただき、化学5回目の活動を行いました。前回のアドバイス通り、金属の酸化による起電力の影響をなくすために電極にカーボンフェルトを用い、負極にKCl水溶液に泥を入れ、正極はKCl水溶液のみで起電力を測定し、放電曲線を作成しようとしました。しかし、0.1 V程度しか起電力を得ることができず、30分間通電しましたが、結局ほとんど起電力の変化を確認できませんでした。実験後、大堺先生と議論し、昨年の先輩のデータを生かし、次回は泥をいろいろな方法で腐敗させて嫌気的な泥を用いて、電池の放電曲線を作成することになりました。

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<生物>
本校生物教室において、光学顕微鏡と電子顕微鏡に関する基本的な知識を整理しました。さらにグリーンヒドラの餌として、アルテミアの孵化準備をすると共に、孵化したアルテミアの採取・洗浄をしてヒドラへ与えました。また、グリーンヒドラを用いて本講の実験室で行える探求活動の内容を検討しました。

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<都市工学>
本校資料室において実施しました。本日も、大阪大学大学院工学研究科より澤木昌典教授をお迎えしてご指導をいただきました。先週の課題として、研究テーマ設定の集約の方向として、個人個人で考えをまとめてくるように提示をしていたので、その考えをそれぞれで発表する活動から開始しました。景観印象と絵画・色彩の班メンバーからは、次のような意見が出ました。

  • 印象評価に用いる形容詞対の設定について、「明るさ⇔暗さ」と「美しい⇔醜い」の関連性への注目
  • 「配色」や「色数」に注目して色に対して持つ印象から美しいと感じる景観の形成への示唆を得る

景観印象と音楽の班メンバーからは、次のような意見が出ました。

  • 楽曲における「アクセントの置き方」や「楽器数」等に注目し、「美しさ」と「奥行きのある」という形容との関連を調査
  • 景観の美しさにおいて「統一感のある」に焦点化し、建物のスカイライン(高低)と楽曲のリズム・アクセントとの関連性を調査
  • 同じ楽曲で、編曲による印象の変化への注目

探究可能性の高い意見も見られ、澤木教授から1つ1つの意見に対して丁寧なアドバイスをいただきました。また、印象を表現する形容詞について、基本的な考え方の講義をしていただきました。概要は以下の通りです。

  • 大きな枠組みとしての「総合評価指標」とその指標に関連のあると考えられる形容詞の設定
  • 総合評価指標とその下位に位置する形容詞軍との関係性の仮説の立案

作業課題としては、前回大阪大学大学院訪問の際に体験させていただいた印象評価実験のデータを用いた演習をしてみようということになりました。作業シートの実験結果をエクセルに入力し、分析をして形容詞同士の関連を調べます。

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平成29年10月10日 創造基礎B FW「兵庫区青少年記者クラブ」

ユースステーション兵庫において、「やさしい日本語で外国人にやさしいまちへ」をテーマに研究している8班の生徒3名が、NPO法人こうべユースネット主催「平成29年度兵庫区青少年記者クラブ」第1回編集会議に参加しました。生徒は同法人 荒尾太介氏から主旨の説明を受け、これから青少年記者として活動する予定です。また、創造基礎Bのテーマについても取材をする予定です。

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平成29年10月10日 創造基礎B 自然科学分野「神大院生によるゼミ」

本校同窓会館ゆ~かり館において、本校創造科学科1期生(1年)を対象に、創造基礎Bの授業「神大院生によるゼミ」が行われました。前々回の授業で行われた神戸大学大学院人間発達環境学研究科の大学院生によるプレゼンテーションを参考に、各班で話し合った結果、今後進めていく研究のテーマが決定しました。今回は、各班にわかれて、大学院生の方から、研究内容について・事前に準備した研究内容についての質問の回答・具体的にどういった研究を行うのか、といった内容の授業をゼミ形式で行っていただきました。各班の院生とゼミテーマ(キーワード)は以下の通りです。

1班 長濱ゼミ 高分子の解析

2班 丸嶋ゼミ 宇宙線観測

3班 邑上ゼミ 植物の繁殖戦略

4班 勇惣ゼミ 月面探査

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5班 冨田ゼミ DNA検出

6班 高島ゼミ 植物再生実験

7班 勝原ゼミ 数理生物学

8班 中野ゼミ 星の観測

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平成29年10月9日「多文化フェスティバル深江」ボランティア参加

深江会館において、グローバルリサーチⅠ受講生(1年)4名と創造科学科1期生(2年)1名が、ボランティア活動として「多文化フェスティバル深江」に参加しました。地域の外国人の方や大学生と一緒に屋台の運営や記録を行いました。定住外国人を支援しているNPO法人の活動を理解する良い機会となりました。

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平成29年10月5日 創造応用ⅠL FW「高齢者施設訪問」

西区伊川谷において、創造科学科1期生(2年)の1名が、高齢者施設の「ゆいま~る伊川谷」を訪問しました。この施設は一般の方が利用できる食堂があり、実際に夕食時に訪問しました。訪問時には一般客はいませんでしたが、入居者の方々が、お話をしながら食べておられました。メニューも栄養バランスを考えてものが出されており、高齢者にやさしい食堂でした。

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平成29年10月4日 創造応用ⅠS 探究活動(4回目)

<数学>
本校学科準備室において、数学を選択した4名を対象に、本校教諭による授業を行いました。稲葉先生があらかじめ渡してくださったレジュメを元にしながら、演習問題を解き、理解を進めていきました。1学期の授業では個々のデータを集めた対象に関して平均や分散を考えましたが、今回は確率変数に対して定まる期待値を通して同じような数学的対象である母平均・母分散などの考え方について学びました。また、どのようにExcelを利用して計算や分析を行うのか、パソコンを各自で用いてやってみました。情報の授業で学んだこととは少し異なる形だったのか、少し戸惑う部分もありましたがすぐに慣れて操作を行うことが出来ました。

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<物理>
大阪大学大学院理学理学研究科物理系総合研究棟下田研究室において、大阪大学大学院理学研究科教授 下田正氏と共に、9月20日に集めたデータをもとに議論を行いました。データに関するアドバイスだけではなく、実験方法やデータ整理方法のアドバイスもいただき、今後の研究にむけて大変参考となりました。また、それぞれの班の最終的な目標を再度確認し、具体的にどういった実験を行っていくのか議論を行い、方向性を定めていきました。

<化学>
本校化学教室において、化学を選択した生徒6名を対象に、化学4回目の活動を行いました。神戸大学大学院理学研究科准教授 大堺利行氏に指導していただき、起電力をできるだけ正確に測定するために、できるだけ小さい抵抗を入れて電流を流す必要があることを指摘していただきました。また、電極の表面で起こっていると考えられるや嫌気的な泥を水溶液に入れる意味についても教えていただき、放電曲線を作成して電池としての性能を探ってみることを勧められました。次回は、電池の放電曲線を作成する予定です。

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<生物>
神戸大学大学院洲崎研究室を訪問し、生物を選択した生徒5名を対象に、神戸大学大学院理学研究科准教授 洲崎敏伸氏、並びに研究員小林真弓氏の指導を受けて実体顕微鏡と位相差顕微鏡によるミドリヒドラの形態と捕食行動を観察しました。まず、グリーンヒドラを培養液と共にスライドガラスに取り、カバーガラスをかけて、通常の形態を観察しました。その後0.1%酢酸溶液および、アルテミア補足による刺胞放出の促進を観察しました。通常の光学顕微鏡と異なり、位相差顕微鏡(総合倍率400倍、1000倍)では放出された多くの透明な刺糸を明確に確認することができました。アルテミア補足時に比べ、酢酸溶液添加の方が刺胞の放出が顕著に見られました。その後、次回訪問時に行う電子顕微鏡観察の方法について、説明をしていただきました。

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<都市工学>
本校HR教室において、都市工学を選択した生徒5名を対象に、先週の大阪大学訪問で指導を受けた内容を踏まえて、課題研究テーマの設定に向けての議論を重ねました。生徒は事前に話し合いをしており、景観の印象評価として下記のような方法で「美しさ」の条件を明らかにしたいという要望をまとめていました。

  • 海外研修等で生徒が撮影してきている写真の中で比較的「美しい」と思えるものを選ぶ。また、インターネット上で「美しい景観写真」のランキング上位のものを選別する
  • 上記の写真を並べ替えて写真のセットリストを作成する
  • 上記リストを用いてSD法による印象評価実験を実施する
  • 実験で得られたデータから「美しい」という印象と関連のある形容の要素を特定する

(仮説としては、「統一感のある」「ごちゃごちゃしていない」など)

また、美しい景観印象形成に向けて、「音楽分野」からと「美術分野」からの示唆をえるために2グループに分かれることを再確認し、それぞれでどのようなポイントに焦点化するかが議論されました。しかしながら、音楽でいえば「リズム」や「テンポ」等、美術でいえば「色彩」や「絵画作品」等、対象とする軸をどう設定すればよいかに困難さを感じ、結論には至らなかったです。さらに、「美しい」という評価軸も守備範囲が広すぎるのではないか、「美しさ」の中でも何かに焦点を絞った方が良いのではないか、という意見も出され、結論が収拾せぬまま終業となりました。来週までに各自で各自なりに考えをレポートに集約してくることになりました。

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カテゴリー: SGH(学科1期生), 創造科学科1期生 | 平成29年10月4日 創造応用ⅠS 探究活動(4回目) はコメントを受け付けていません

平成29年10月2日 グローバルリサーチⅡ FW「ミャンマー料理店訪問」

新長田の丸五市場内にあるミャンマー料理店において、「企業の海外戦略」をテーマに研究をしているグローバルリサーチⅡ受講者(2年)9班の生徒3名が、追加の取材を行いました。生徒の質問に対して、ご主人が直接目の前でミャンマーの親戚の方に電話をしていただき、回答をしていだきました。ミャンマーの現状について詳しく聞けて大いに研究の参考になりました。

〈生徒の感想〉

ミャンマー料理店のTeTeに行かせていただくのは2回目でした。今回は、私たちのビジネスプランを完成させるのに必要な人口の数や村の名前などを、実際に家族の方に電話で聞いて頂けたりして、具体的な数字として得るものがあったのでとても貴重な時間になりました。他にも、医薬品を売ることが利益になるような話がいっぱい出てきて、自分達のテーマがどんどん実現可能だと思えるようなことばかりで本当に嬉しくなりました。単にプランであるだけではもったいない、実際にビジネスに繋げたい!と思いました。
これから収支計画をきちんと作って、エントリーシートを完成させて、ビジネスプランの最後の10組に残れるように必死に頑張っていきたいと思います!最後になりましたがサモサがとてもおいしかったです(^-^)

ミャンマーの村の様子、人口、薬の使用料など具体的な数字を聞くことが出来、とても参考になりました。また、今まで考えていた田舎だけではなく、ヤンゴンの郊外という新たに置き薬を置くことができそうな場所の情報も得ることができました。ビジネスプランとは別に、研究としては実際にミャンマー、ヤンゴンの郊外に日本の薬を持っていき、売ってもらうこともできれば、いいデータが出るのではないかと思いました。いよいよ研究の方も大詰めとなってきたので、頑張りたいと思います。

ビジネスプランの具体性を出すのに苦戦気味だったので、今回の訪問、インタビューはとても貴重な機会であった。 お話を聞いて、ミャンマーに目をつけたことはなかなか先見の明があると思った。税制度や販売基準等は日本と異なるがそれもある意味メリットであると感じた。医薬品のニーズは想像以上にありそうなうえ、様々な分野でニーズがあり、ビジネスチャンスがたくさん転がっているように思う。私たちはあくまでプラン、計画止まりだが本当に事業を起こしたくなった。また、ミャンマーを訪れたいという気持ちが高まった。どこまで突き詰めて作成するかは私達次第であるので残りの期間、しっかりと向き合っていいものを作っていきたい。

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