平成29年10月1日 グローバルリサーチⅡ 実験実習「ベトナムと日本の野菜のポリフェノール含量測定実験」

兵庫県立大学環境人間学部において、「機能性植物の評価」をテーマに研究をしているグローバルリサーチⅡ受講者(2年)の2班5名が、同大学教授 村上明氏のご指導のもと、サンプリングとベトナムと日本の野菜のポリフェノール含量測定実験を行いました。

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〈生徒の感想〉

僕たちの班は、まず準備としてナス、キュウリ、ショウガ、ニンニク、コリアンダーの五種類の野菜をそれぞれ細かく刻みエタノールに一週間漬けて、成分を抽出してサンプルを作成しました。そして兵庫県立大学で、作成したサンプルをエタノールと水分を飛ばして濃縮し、没食子酸を指標として、色の濃さを数値化して吸光度を求めました。兵庫県立大学での実習で印象に残っているのは、実験用具の豊富さです。メタノールにサンプルの液を混ぜる作業があったのですが、サンプル液に粘り気があって混ざりにくかったときに、ボルテックスという内容液を攪拌する機械を用いました。学校にはそのような機械を見たことがなく、使ったこともなかったので、とても新鮮でした。また、ご指導していただいている村上先生から、大腸がんのがん細胞も見せていただくという貴重な体験もさせていただきました。僕たちがこのように大学の先生のご指導の下で、大学の施設をお借りすることができ、さらには豊富な実験器具に触れる機会を得ることができ、本当に恵まれているなと感じています。今行っている実験から、何か少しでも得て、この研究をやっててよかったと思えるようにしたいです。

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