平成29年10月28日 創造基礎B FW「インスタスポット作成実験」

長田区六間道商店街のレンタルスペースアスタくにづかにおいて、「人と人とをつなぐインスタスポット」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年)社会科学分野6班の生徒5名が、代表の合田昌宏氏のご支援のもと,インスタグラム向けの撮影スポットの作成実験を行いました。

デザインは最も実施したい「あいあいがさ」としました。
緑と黒のビニールテープにテンションを書けながら壁に貼りつけて幹を形作りました。本番では一筆書きでおこなうことを考えていますが,そのもとでの作成には苦心しました。さらに枝葉を付け加え,また傘の上に形づくるハートの中には,赤とピンクのグラデーションによるデザインとしました。

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完成後,傘の下の両側に椅子を置いてそこに生徒が座って,写真の試し撮りを行いました。実験とはいえ完成度は高く,満足の行くものとなりました。早速,SNSにアップロードすると,見た人からの反応がすぐにかえってきました。
今回の実験をもとにさらに改良を加えて,本番に向けて合田さんと相談の上すすめていきたいと考えています。

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<生徒の感想>

今回のフィールドワークでは、アスタくにづかのヨンバンカンニカイでインスタスポットのモックアップ(模型の作成)を行いました。黒と緑のテープで蔦を表現したり、切り取った赤いシート状の両面テープで花を再現したりしながら相合傘の形にしました。若者ウケするような良い物を作ることができ、近くを通りすがった方からも高評価を頂けたので合同庁舎にももっと良い物を作れるように今回の経験を活かしていきたいです。

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平成29年10月27日 創造基礎B FW「長田商店街店舗調査3」

長田神社前商店街にて、「どんどん広げろ!長田商店街イイとこプロジェクト」をテーマに研究している社会科学分野2班の5名が店舗調査を行いました。2名と3名の二手に分かれて同時進行で1店舗につき30分をめどに、自身で作成した評価表を基に店舗の外観調査と店主へのインタビューを行いました。本日は「岩井園芸」「モンブラン」「加島の玉子焼」「ながたや」「アイヨ堂書店」「お好み焼八洲」の6店舗にご協力いただきました。店舗調査はこれでいったん終了し、今後は調査結果をもとに店舗ごとの改善点を検討し、同時に店舗ごとのおすすめ商品を紹介する食べ歩きマップを作成していく予定です。

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〈生徒の感想〉

今回、私たちは長田神社前商店街で調査を行いました。商店街に若者を取り入れるため、どのようなところに目がいくのかなどを実際に商店街に足を運び、若者なりの意見を伝えるために行いました。3日間に渡り、約20店舗を訪れました。調査は実際にお店の方に直接お話を伺ったりしながら行いました。お店の方と話していると、そんな工夫をされていたんだ!などの驚きがたくさんありました。この時、多分私と同様に、お店が行なっているサービスや工夫に気づいていない人が多いんじゃないかとどの店舗でも感じました。これは、ぜひ、私たちが発信していくべきだと思うことがたくさんあったので、食べ歩きマップなどを通じてどんどん発信したいと思います。また、私たちが思っていた以上にすでに高校生が訪れているお店も多々ありました。この調査でたくさんの情報を集めることができました。この結果をしっかりまとめて、12月に予定している報告会で発表する予定です。

 

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平成29年10月25日 創造基礎B FW「インスタスポット設置の検討」

長田区六間道商店街のレンタルスペースr3において、「人と人とをつなぐインスタスポット」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年)社会科学分野6班の5名が、代表の合田昌宏氏からお話を伺いました。設置を考えているインスタグラム向けの撮影スポットについて,自分たちが楽しいと思えるアイデアをまず出すことから再考することとしました。数案を説明し,合田さんからの助言をいただきました。当初より実施したかった相合傘の案を,まずは実験的に実施することとしました。校内あるいは,合田さんの考える近隣での実施を目指して日程および場所の調整・確認を行い,それに向けて準備することとしました。

〈生徒の感想〉

今回r3へ伺い、合同庁舎の壁面のデザインや、インスタスポットとの兼ね合いについて話し合いました。こちらから提案したアイデア全てに対し実用を考えて下さり、アドバイスを頂きました。また、インスタスポットの仮設置に使えるかもとわざわざアスタくにづかの「ヨンバンカンニカイ」まで案内して下さりました。今回のご厚意に報いることができるようにまずインスタスポットの仮設置から出来るだけ早くやっていこうと思います。

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平成29年10月25日 創造基礎B FW「長田商店街店舗調査2」

長田神社前商店街にて、「どんどん広げろ!長田商店街イイとこプロジェクト」をテーマに研究している社会科学分野2班の5名が店舗調査を行いました。2名と3名の二手に分かれて同時進行で1店舗につき30分をめどに、自身で作成した評価表を基に店舗の外観調査と店主へのインタビューを行いました。本日は「鬼平コロッケ」「ういろや」「きねや」「菊水せんべい」「おばた」「味沢」「長田農園」「リボン」の8店舗にご協力いただきました。商店街での調査はあと1回行う予定です。

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平成29年10月25日 創造応用ⅠS 探究活動(6回目)

<数学>
神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授 稲葉 太一氏にお越しいただき、1つの母集団のデータ分析について、母分散が既知のときや未知のときに母平均を分析する手法としてχ二乗分布やt分布を利用して推定していく方法を学びました。そろそろ2学期半ばにさしかかってきたので、具体的にどのような対象を分析するかについて、各自が持ち寄ってきたテーマに関してどのような実験を試してみるのか具体的な方法の議論を進めました。記憶をテーマにした実験では、まず簡単な実験を試すことから始められるようにかなり詰めたところまで決めることが出来たので、最初に実際のデータを集めにかかることが出来そうです。

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<物理>
ダイラタント班は、前回の反省から、ダイラタント流体作成に使用する片栗粉を当初使っていたものに戻し実験を行いました。使用する流体の状態を確認した後、シャーレにダイラタント流体を入れ、そこにスポイトからダイラタント流体の滴を落とし、液面でどのような現象が起こるのかを観察しました。今回は、滴下する高さを変化させ、どのように現象が変化するのかを実験しました。砂時計班は、乾かした砂をふるいにかけ大きな砂粒を取り除き、ある大きさ以下の砂粒だけを用いて実験を行いました。ペットボトルとろうとを用いて、落下する砂の質量と、時間の関係を2つの作業班に分かれて実験を進めました。一方の班は、ある一定量の質量の砂を落としすべての砂が落下する時間を計測、もう一方の班は、一定時間の間に落下する砂の質量を計測しました。

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<化学>
化学6回目の探究活動は、腐敗させた泥を用いて放電曲線を描くことを目的に起電力の測定を行いました。泥を腐敗させるために、それぞれぬかと米を泥に混ぜたもの、両方混ぜたものの3種類を準備し、デジタルメーターで計測しました。最初にぬかで腐敗した泥を負極、正極にしゅう酸を用いて測定すると、通電直後は約0.3 vの起電力が8分くらいで急に降下し、放電曲線を描くことができました。しかし、以降の実験では負極の泥を変えることで、正極と負極が逆転するなど、不可解な測定値となり、泥の不純物の影響なども疑ったが、結論は出ませんでした。いずれにしても再現性がなく、なぜだかわからない結果となり、次回の授業で大堺先生からアドバイスをいただくことを考えています。

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<生物>
神戸大学洲崎研究室を訪問し、洲崎敏伸先生並びに研究員 小林真弓さんの指導を受けてグリーンヒドラの刺胞放出と捕食行動の電子顕微鏡観察の準備を行いました。特に、アルテミアを与えた個体と酢酸水溶液を与えた個体の刺胞放出に着目して、材料を調整しました。刺胞放出を位相差顕微鏡で確認した後、グルタルアルデヒドによる固定、オスミウムによる固定および固定液の洗浄を行いました。

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<都市工学>

本校HR教室において、指導担当と選択生徒5名で実施しました。先日の阪大訪問の際に体験させていただいた印象評価実験のデータ化とテーマ設定および仮説設定に向けての議論を行いました。自身が体験した印象評価実験の記録については、各自手許に持っており、入力様式(エクセルファイル)の作成を宿題としていたので、作ってきた様式に入力をしていく作業を行いました。地道な作業が想像以上であったようで、生徒らからは「たった5名分のデータでもこんなに大変なのか」という驚きと焦りの反応が見られました。。入力したデータをグラフ化すると、形容詞「美しい」と「統一感のある」「開放感のある」「あたたかみのある」に関連性があるのではないか、という仮説が立てられそうでした。しかしながら、方向性として考えている「音楽」や「色彩・絵画」との関連付けの議論になると、どうしても仮説設定に筋道がつかず、全員が納得のいく形には収まりませんでした。課題としては、それぞれの考えや根拠等に基づいて、実験に用いる景観写真と形容詞対のセット作りを提示しました。

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平成29年10月24日 創造基礎B FW「長田商店街店舗調査1」

長田神社前商店街にて、「どんどん広げろ!長田商店街イイとこプロジェクト」をテーマに研究している社会科学分野2班の5名が店舗調査を行いました。2名と3名の二手に分かれて同時進行で1店舗につき30分をめどに、自身で作成した評価表を基に店舗の外観調査と店主へのインタビューを行いました。本日は「はらだパン」「ほうらく堂」「餅屋大西」「おかずふぁくとりー」の4店舗にご協力いただきました。商店街での調査はあと2回行う予定です。

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平成29年10月24日 創造基礎B FW「河川調査とサンプリング」

新湊川において、創造基礎B(課題研究)で「環境DNA」をテーマに研究を行っている創造科学科2期生(1年)自然科学分野5班5名と6班5名が、調査と試料採集のために訪れました。神戸大学大学院生の冨田さんと高島さんのご指導を頂き、実習を行うための海や河川の調査および水のサンプリング方法やプラナリアの見つけ方を教えていただきました。5班は海や河川の水質調査を行うことで水に含まれるDNA量を測定・分析し、環境DNAを考察することで神戸市内の様々な種類の魚の分布や量などを調べていく予定です。6班はプラナリアの生態について調べていく予定です。

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平成29年10月20日創造基礎B FW「駒ヶ林まちあるき」

地下鉄駒ヶ林駅周辺において、「Happy Life Happy 長田 for シニア」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年)社会科学分野4班の生徒が、シニアにとって住みよいポイントを調べるため、実地調査を行いました。今回はレンタルスペースr3と丸五市場を調査しました。丸五市場では、「丸五アジア横丁ナイト屋台」の様子を調査しました。これらの調査をもとに、「地方創生☆政策アイデアコンテスト2017」に応募する予定です。

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〈生徒の感想〉

私たちは今まで、シニアに対して良いところを示して呼び込もう!という一方向からの考え方しか出来ていなかった。今回のフィールドワークでお話を聞かせてもらって、違う方向からの考え方に気づかせてもらった。今、バリアフリー・病院が多くある・店が多いという3点を主としてシニアの方にとっての良いところとしている。シニアというわけではないが主としている3点以外にも長田には、「子育て」という強い魅力がある。敢えて子育て世代にも焦点を当ててみることで、祖父母というシニアの方々が来てくれるかもしれない。これが、新たに気づかせてもらった着眼点だ。これが出来ると、シニアの視点からも、少し下の世代の視点からもアプローチが出来て、新長田南地区にシニアを呼びやすくなるかもしれないと思った。今回学んだことはこれだけではない。活動のことではないが、お話を聞かせていただく中で、先輩方の伝統というものを感じた。「兵庫校生だから」といって新長田の人々はいろいろなことを私たちにして下さった。忙しくても私たちに話をして下さった。これらのことを私は感じて、私たちもこの伝統を崩さないようにしっかりと長田のために活動していかなければならないなと感じた。

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平成29年10月14日 創造基礎B FW「ワークショップ準備」

長田区駒ヶ林地区の角野邸において、「駒ヶ林アクアリウム~人を空き地とアートでつなげる~」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年)社会科学分野1班の生徒2名が、再来週に行うワークショップの準備として空き地に絵を描くためのブルーシートを敷きました。ブルーシートの下に使われなくなった材木を置き、波に見立てるなどの工夫を施しました。地域の方々も手伝いに来て下さり、共同作業を通して生徒と地域の方々との交流もあり、とても有意義な時間となりました。

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平成29年10月12日 創造基礎B FW「商店街事務所訪問」

長田商店街事務所において、「どんどん広げろ!長田商店街イイとこプロジェクト」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年)2班の生徒4名が理事会に参加し、今後行う商店街の課題提言や食べ歩きマップ作製のための店舗へのインタビュー内容の検討や、協力して頂ける店舗を募っていただけるようお願いしました。次回のフィールドワークでは実際に商店街店舗にインタビューを行っていく予定です。

〈生徒の感想〉

今回のフィールドワークは私たちの聞き取りについて商店街の方々に説明することを目的とし、長田神社前商店街の理事会で10分程度の説明の後、20分程度の意見交流を行いました。

理事の方々から私たちが上げきれていなかったお店の名前などご意見をいただき、10月24日からのお店の見学についての日程調整等を行いました。また、吉川さんからもお菓子のお店だけではなく、おかずふぁくとりーさんをはじめとした軽食を提供するお店も食べ歩きマップ候補に適しているという意見をいただきました。

今回のフィールドワークでは商店街の方々からの生の意見もいただくこともできたので、これからの活動に活かしていこうと思います。また、次回のお店の見学では今回頂いたご意見も踏まえて活動していきたいです。

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