3年生 外部講師模擬面接

3年生就職希望者を対象に外部講師による模擬面接を行いました。

それぞれの受験先が決定し、履歴書に書いた内容について、より具体的に説得力をもって話せているか、あるいは質問への回答が明確で論理的であるかといった気づきの場になる模擬面接。

本校の教員で積み重ねてきた面接練習ではなく、外部の講師による面接練習とだけあって、緊張した面持ちの中にもひとつでも多くの収穫を得ようと真剣に取り組む様子が見られました。9月に入り、就職試験の解禁日まで残された日はわずかですが、今日確認したことをより自然にできるよう、所作はもちろんのこと、さまざまなシチュエーションでの面接練習に取り組んでいます。

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努力の成果が光る!表彰伝達式  新しい先生ようこそ!着任式

夏休み中も、多くの生徒が部活動や探求活動で活躍し、その栄光を称え、全校生徒の前で表彰が行われました。

農業クラブや部活動は「自分との戦い」です。暑い夏の日も、地道な研究や練習をどう続けるか、という自分自身の課題に打ち勝ち、見事な結果を残した生徒たちの姿は、全校生徒に大きな感動と勇気を与えてくれました。

また2学期は、新たな先生を迎え、新体制でスタートします。生徒一人ひとりが持つ力を存分に発揮し、輝かしい学校生活を送ってくれることを期待しています。

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2学期始業式 校長講話から~氷上高校生は素敵です~

夏休みが終わり、2学期がスタートしました。始業式では、校長先生が夏休み中の体験を元に、生徒たちへ「当たり前」の大切さを伝えました。

ご自身の体の治療で、リハビリ生活を送った校長先生。思うように体が動かせない中で大好きな読書をする、といった「当たり前」のことが急にできなくなったと言います。

「当たり前が失われるかもしれない不安を感じたとき、そのありがたさを痛感しました」と生徒たちに語りかけ、日々の生活にある「当たり前」は、実はとても尊いものだと話されました。

この氷上高校で挨拶から始まる日々があること、友人と笑い合えることなど、当たり前の日常に感謝の気持ちを持つ生徒が増えているところが、氷上高校生の素晴らしいところだと締めくくられました。

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2学期を迎えるにあたって ~夏の努力が実を結ぶとき~

8月も終わりが近づき、いよいよ来週から2学期が始まります。

今日は教職員対象の研修会が2講座ありました。2学期にむけて、先生方は真剣なまなざしで講義に臨んでいました。夏休みといえども、教職員にとっては「準備の期間」。研修だけでなく、授業の構想、教材の準備、行事の打ち合わせなど、校内は静かでありながらも、どこか慌ただしさが漂っています。

3年生は、就職・進学に向けて大切な時期。面接練習や履歴書・願書の準備に取り組み、進路実現に向けて一歩ずつ前進しています。部活動の生徒たちは、炎天下の中でも懸命に練習や試合に挑み、仲間とともに汗を流しました。 

また、農業高校ならではの夏の風景。野菜や畜産など、命と向き合う学びは、季節を問わず続きます。農場当番として、朝早くから作業に励む生徒たちの姿は、まさに「学びの実践」。その姿に心を打たれます。

夏休みは、生徒にとっても教職員にとっても、決して「休み」だけではありませんでした。それぞれが自分の役割と向き合い、努力を重ねた時間だったと思います。

2学期は、行事も多く、学びも深まる季節です。夏を越えて少し成長したみなさんが、元気な姿で登校してくれることを、私たちは心から楽しみにしています。

先生方も、暑さの中での研修や授業準備等、本当にお疲れさまでした。夏休み明け、生徒の笑顔にむけて、もうひと踏ん張りです。

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たんば子ども塾in氷上高校 

うどんづくり、手作りの竹器、ランチョンマットで彩りを添える

本校生徒が先生となって、小学生向けの体験講座が開催されました!今回のテーマは「手打ちうどんを作ろう」。生徒たちが、それぞれの科で学んでいることを活かして、楽しい企画をたくさん用意しました。

食品ビジネス科の生徒が担当したのは、本格的なうどん作り。前日仕込んでおいた生地を包丁で麺切りする際には、小学生でも安全にできるように、当て木を使うなど、一つひとつ丁寧に教えました。はじめは少し難しそうにしていた小学生たちも生徒のサポートのおかげで、あっという間に自分だけのうどんを完成させていました。

生産ビジネス科の生徒は、竹を使って手作りの器作りを担当しました。口当たりがよくなるサンドペーパー(やすり)に一心不乱に取り組む子どもたち。自然の素材を活かした器は、それぞれ形が違って温かみがあり、うどんを盛るのにぴったりです。

さらに、生活ビジネス科の生徒は、廃棄野菜を使ったスタンピングでオリジナルのランチョンマット作りを企画。普段捨ててしまう野菜を使うことで、素敵な生活品に変わることに、小学生たちは目を輝かせていました。

今回、特に印象的だったのは、講座をサポートする生徒たちの姿でした。

安全に配慮しながら小学生に寄り添う優しい一面はもちろん、準備や片付けも率先して行う頼もしい姿が見られました。おかげで、講座は終始スムーズに進み、参加した小学生や保護者の方々からも「とても楽しかった」「また参加したい」という声がたくさん聞かれました。生徒たちも小学生とのふれあいから学ぶことが多く、この企画に参加してとてもよかったと話していました。

3つの科の魅力がぎゅっと詰まった今回の講座は、大成功のうちに幕を閉じました。参加してくれた皆さん、この企画を設定いただいた兵庫県青少年本部様、本当にありがとうございました!

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SPLASH‼丹波’25へ参加! 美術部・サッカー部

丹波青年会議所主催のイベント「SPLASH!!丹波’25」

美術部・サッカー部ともに初めての参加。「フェイスペイント」に挑戦した美術部は、専用の絵の具も、人の顔に描くことも、全てが初めての経験。老若男女を対象にデザインを考案し、部員同士で互いの顔に描き合いながら、来るべきイベントに備えました。

最初は筆運びが思うようにいかず、一つのデザインに時間がかかってしまうこともありました。しかし、「ありがとう」という感謝の言葉をいただくたびに、部員たちは勇気づけられました。お客さまの笑顔が、美術部員たちに力をくれたのです。イベントを終える頃には、みんな筆運びもスムーズになり、自信を持って描けるようになりました。

SPLASH!!丹波’25での「丹波うまいもん研究会」の模擬店出店は、サッカー部にとって地域活動の重要性を学ぶ貴重な機会となりました。

地域の方々と直接触れ合う中で、部員たちは単なる商品の販売にとどまらない、プロの仕事への意識を育みました。食を扱う責任として、衛生管理を徹底すること。お客様を待たせないよう、提供スピードを意識し、効率的に動くこと。そして、自ら積極的に商品の魅力を伝える広報活動を通して、地域を盛り上げる一員としての自覚を持つことができました。

この経験は、サッカーとは異なる視点から、協力し、課題を解決する力を養うきっかけとなりました。部員一人ひとりが、地域社会との繋がりの中で、自身の役割を考え、主体的に行動する成長を見せてくれました。

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恵みの雨 農場当番に吹く風

連日続いた厳しい暑さも、ここ数日の雨で落ち着き、農場に吹く風もどこか嬉しげに感じられます。生徒たちは、恵みの雨で潤った農場で、熱心に当番に取り組んでいます。

特にこの日は、氷上高校の代名詞であるブドウの収穫。中腰での作業に「腰が痛い」と嘆く声も聞かれますが、生徒たちの手は止まりません。ミニトマトの鉢植えでは、水やりをしても土がこぼれない、3年生の熟練した技術も見られます。シカに食べられてしまった小豆畑では、鹿対策と除草作業に奮闘。最初は「大変そう」と感じた当番活動も、今では「慣れました」と頼もしい声が返ってきます。

仲間と協力し、作物を育てる喜びと命の尊さを肌で感じる日々。汗だくになりながらも、当番をやり遂げた後のすがすがしい笑顔は、何ものにも代えがたいものです。

これからも、農業高校の熱い夏は続きます。

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8月7日(木)オープンスクール開催

 8月7日(木)、第1回オープンスクールを開催し、100名を超える中学生のみなさんにご参加いただきました。あいにくの天気で明け方には雨も降りましたが、終了時には晴れ間が広がり、気温もぐんぐん上昇。まさに夏らしい一日となりました。

今回のオープンスクールでは、26講座の中から興味のある講座を自由に選んで参加していただきました。講座は、国語・数学・地歴公民・理科・英語・家庭科・福祉・商業・農業など多岐にわたり、氷上高校の教職員がそれぞれの専門分野で工夫を凝らした内容を提供しました。

「ブドウの『甘さ』を『見て』みよう!」では、味覚ではなく科学的に甘さを測定する体験を通して、農業の学びに触れてもらいました。「数式で描こう」では、サイン・コサインを使った美しい曲線を描き、数学のアートに触れる時間となりました。「点字名刺をつくろう」では、押し花と香りを添えたオリジナル名刺づくりを通して、福祉の世界を体験しました。

参加者アンケートでは、在校生の対応について多くの好意的な声が寄せられました。「在校生の接し方がとても優しかった」「いきなりの質問にも、しっかり答えてくれた」「生徒同士も、先生と生徒もとても良い雰囲気だと感じました」氷上高校の温かく、協力的な校風が伝わったようで、私たち教職員もとても嬉しく思っています。

猛暑の中、開講式はエアコンの効いた教室で行いましたが、保護者や引率の方にはスライドが見えづらいなどの不便をおかけしました。ご理解とご協力に感謝申し上げます。

今回のオープンスクールが、参加された中学生のみなさんにとって、進路選びの一助となり、「氷上高校で学びたい!」と思っていただけるきっかけになれば幸いです。

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7月28日(月)3年生 就職ガイダンス

 3年生就職希望者を対象に就職ガイダンス(タスクールプラス主催)を開催しました。仕事や社会を理解する上での仕事選び(価値観)や会社選びのポイントなどを学び、また、会社作りにチャレンジしたり、応募者の強みを考え自己PRから志望動機につなげるなどのグループワークを通して、就職活動について理解を深めました。最後に模擬面接の練習を通して面接マナーを学びました。日頃の各自のたちふるまいなどを顧みて、面接について考えるよいきっかけとなりました。

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施設実習を終えて 〜失敗から学ぶ、未来への一歩〜

7月30日(水)から8月1日(金)までの3日間、丹波市内4か所の高齢者施設にて、介護職員初任者研修の一環として施設実習が行われました。

初めての現場での実習。生徒たちは緊張の中、これまで学んできた知識や技術を実際の介護現場で試す貴重な機会となりました。しかし、現実は教科書通りにはいかず、利用者の方との関わりがうまくいかなかったり、持ち物を忘れたり、「報告」「連絡」「相談」ができないなど、さまざまな「失敗」も経験しました。

しかし、そうした経験こそが、「学ぶ」ことの本質だと思います。失敗を通して、自分の未熟さを知り、社会人としての責任や準備の大切さを実感することができました。高校卒業後、あるいは進学後に社会へと羽ばたいていく生徒たちにとって、今回の実習は「社会人としての第一歩」を踏み出すための大切な時間だったのではないでしょうか。

介護の現場では、技術だけでなく「人を思いやる心」「相手の立場に立つ姿勢」「安全への配慮」「チームで支える意識」が求められます。実習を通して、生徒たちはその一端に触れ、介護という仕事の奥深さ、人と人とのつながりの尊さを肌で感じることができました。

今回の実習にご協力いただいた、施設の職員のみなさま、そして温かく接してくださった利用者のみなさまに、心より感謝申し上げます。みなさまのご指導とご支援が、生徒たちの成長を大きく後押ししてくださいました。

この経験を糧に、生徒たちが今後さらに福祉・介護の学びを深め、社会の中で人を支える存在として成長していくことを願っています。

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