7月22日(火)から25日(金)までの4日間、特別養護老人ホーム松寿園、丹寿荘の職員の方をお迎えして、介護職員初任者研修の実技講義が行われました。これまで、テキストを使っての授業や友達同士での介護技術の練習を通して、介護の基本を学んできた生徒たち。今回の実技講義では、これまで身につけてきた知識や技術を改めて確認し、施設実習に向けた準備を行う大切な時間となります。
介護の現場では、知識だけでなく「相手の立場に立つこと」「安全への配慮」「チームで支える姿勢」が求められます。校内での学びを通して、そうした視点を持ちながら、技術の一つひとつに意味を見出していくことが、実習への自信につながります。
7月30日(水)から8月1日(金)までの3日間、丹波市内の4か所の高齢者施設にて施設実習が行われます。実習ではこれまで学んできたことを実際の現場で「現実」として体験することになります。利用者の方々との関わりの中で、教科書では得られない「気づき」や「感情」が生まれることでしょう。
この実習が一人ひとりにとって、福祉・介護という仕事の奥深さや、人と人とのつながりの大切さを実感する機会となることを願っています。介護の学びは、知識技術だけでなく「人を思いやる心」を育てるものです。 実技講義、施設実習を通して、より深い福祉の学びへとつなげていってください。












