露頭調査に行ってきました(自然科学部)

10月27日(日)、秋晴れの中、神戸の北区にある露頭を調査してきました。(露頭調査には、事前にその土地の地権者の許可を得て実施しています。)

今回は、本山南中学校と一緒に調査活動をしました。また、地層のガイド役として「神戸の植物化石を考える会」の山本さん、野外活動の安全面をボーイスカウトの上西さんの指導のもと2か所の露頭調査を進めました。

始めに露頭の概要を知るために周囲も含め地層をたどり、露頭観察から始めました。

午前中は、中学生グループは粒ぞろいの植物化石が取れている一方、高校生グループはなかなか化石を得ることができませんでした。そしてようやく午後過ぎぐらいから高校生グループでも徐々にとれるようになりました。

調査中に、お目にかかるのは、2,30年に1度と言われるぐらい立派な珪化木も見つけることができました。(地権者の方に寄贈しました。)

珪化木とは…樹木が原型を変えずに二酸化ケイ素(シリカ)という物質に変化することで化石化したものです。