8月8日(水)本校生徒4名は、三木市社会福祉協議会のご協力の下、西日本豪雨により被災した、倉敷市真備町の災害ボランティアに参加させていただきました。
また、8月31日(金)神戸市の高校生、約45人と共に、公益社団法人Civic Force被災地NGOセンター様のご協力の下、東灘高校生4人は2回目の活動に行ってきました。
まず、倉敷市ボランティアセンターから「サテライト」と呼ばれる中継所へ向かいます。そこで、支援内容が記載された書類を受け取ったのち、徒歩で現場のご家庭まで向かうという流れです。
作業内容は、被災されたご自宅の各部屋内の壁を剥がすという作業でした。大きなハンマーを振り、ガンガン壁に打ち付け、ボロボロに崩れる壁土をかき集め土嚢に入れ、そしてまたハンマーで壁を崩し、かき集めの繰り返しでした。
炎天下の中での作業ではありませんが、室内の蒸し暑さも、激しく体力を奪います。ですので15分の作業、15分の休憩というサイクルで行いました。
我々も大変でしたが、本当に大変なのは、被害に遭われたご家庭の方々です。被害から1ヶ月近くも経ち、体力的にも精神的にもボロボロだと想像するのですが、私たちの前では努めて明るく、気丈に振る舞われ、共に作業されている姿を見ていると、できる限りのお手伝いをしなければと、感じました。
ボランティア活動を通して、また非日常の時(災害時)どんな事が問題になるのか、学校では何を準備し、整備しておく必要があるのか、少しだけ見えた気がします。
一緒に活動した別のグループの方々、厳しい作業にもかかわらず共に作業をさせていただき、ありがとうございました。
そして、被害に遭われた全ての方が、1日でも早く普通の日常を取り戻せますように。
生徒のひと声
もはや日本列島に住んでいる以上、どんな災害の当事者になっても不思議ではないと覚悟しておく必要があるように思った。