平成29年12月21日、本日は全校生徒が参加した、防災講演会と避難訓練が行われました。
神戸市により、南海トラフ地震の際には、東灘高校は「避難できない場所」に指定されています。
つまり、国道2号線より北側まで「水平避難」することが必要になってきます。
そこで、東灘高校史上でもおそらく初めて「全校生徒の水平避難」をこの1年かけて計画しました。
1時間目
兵庫県立大学の宮本匠先生による防災についての講義がありました。
そのあと、各学年ごとにクラス単位で水平避難を行いました。
まず、3年生が深江大橋を渡った東側にある磯島公園に向けて移動しました。
3年生の8クラスの平均所要時間は「23.5分」でした。
次に、2年生の7クラスが神戸大学海事科学部のグラウンドに向けて移動しました。
2年生の7クラスの平均所要時間は「30分」でした。
また、2年生の1クラスはJR沿線沿いにある森公園に向けて移動し、所要時間は「36分」でした。
そして、1年生の6クラスが磯島公園に移動し、平均所要時間は「21分」でした。
また、1年生の1クラスは「深江大橋が落ちた」という想定で、深江大橋まで行った後折り返し、カインズの2階へ移動、所要時間は「36分」でした。
この経験を通じて、生徒たちが防災の意識を高め、災害が起きた時にどのように行動すればよいかということをより深く考えるようになってくれることを願っています。
この訓練に協力していただいた、警察、消防、地域の企業、住民の皆々様、本当にありがとうございます。