神戸地区3校合同防災研修会

令和5年8月20日(日)13:00より神戸市立御影公会堂にて、神戸地区3校合同防災研修会が開かれました。

この研修会は東日本大震災で甚大な被害を受け、実際に高校で避難所運営に携わった斎藤幸男先生をお招きして研修を行い、防災意識の向上を図ることを目的としています。

最初に先生から「災間を生きる君たちへ~想定外は人間のおごりである~」というテーマでご講演をいただきました。避難所運営は「正解ではなく成解を求める」ことである。マニュアルはあってもそれぞれの避難所にふさわしい組織は後から作られる。縦割りではなくWeb型の組織について教えていただきました。

次に、東灘、神戸、御影の高校生と地域の方々や先生方が班に分かれて避難所運営の課題と解決策についてワークショップを行いました。タブレットを活用して実際に対応に当たられた方々のユーチューブを視聴して考えるという形式で実施し、最後に各班で話し合ったことを発表しました。

はじめは遠慮しているためか、なかなか話が進みませんでしたが、だんだん打ち解けて活発にディスカッションすることができました。