朝食はロティチャナイ

インド風のパン、ロティ。日本でも馴染みのナンと違って、もう少し薄く弾力があります。
テータリッの作り方も独特ですが、ロティの作り方も見ていて飽きません。
生地を伸ばして薄くなってくると、そこにクルクルと回す技が盛り込まれ、ひっくり返しては天板にひっつけることを繰り返しながら、最後には広げた生地をスピーディーに四角に折りたたんでいきます。
これを焼き用の鉄板の上に投入し焼いていく行程には作り手独特のリズムがあり、それだけで食指が動きます。
とどめには、焼きあがったロティを天板の上で水平方向に左右の手でバコンと叩いてつぶすのです。
このロティをちぎって様々な種類のカレーソースにつけて食べるのがロティチャナイ。
カレーソースも、辛いのから辛さ控えめのものまで店によっていろいろ。
写真のセットは、ロティチャナイとテータリッで合わせて約50円という安さ。
マレーシアでは朝食やおやつとして食べるのがポピュラーな食べ方です。

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ロティの作るところを見ているのも飽きません!