- 午後は、石巻市日和山公園から震災復興の状況を確認したあと、宮城県南東部にある震災遺構中浜小学校を見学しました。
当時の井上校長先生に来ていただき、直接、お話を伺いました。
3/11に10mの津波が学校に押し寄せたが、子どもや教員全員が2階の屋根裏に避難し、一夜過ごし全員無事であった。3/9に大きな地震があり、津波が来たらどう避難するか再確認したこと。3/11は歩いて20分かかる指定避難場所への移動ではなく、2階屋根裏への避難を決断したこと。校舎新築の際、地盤を2m嵩上げしたこと。嵩上げがなかったら、屋根裏に津波が押し寄せたこと。嵩上げや階段など津波を想定して校舎が設計されたこと。などなど貴重なお話を伺いました。
今年の東日本日本大震災被災地支援活動では、コロナの関係で、疎遠活動など活動は制限されましたが、語り部さんからのお話、震災遺構の見学、東北大学生とのミーティングなど貴重な経験をしました。今回の研修の学びを今後に活かしてくれることを願っています。